太陽系が位置する天の川銀河(銀河系、Milky Way)の質量を、これまでになく正確に推定したとする研究結果が先日発表されたそうです(AFPBB NEWS)。計算には暗黒物質(ダークマター)の重量を含む最新のデータ群を使用したそうです。研究では、欧州宇宙機関(ESA)の宇宙望遠鏡「ガイア(Gaia)」と米航空宇宙局(NASA)が共同で行い、銀河系の質量を太陽の約1.5兆倍と算出した。過去の研究では、太陽質量の5000億倍~3兆倍という推定結果が得られていたそうです。結果の不確かさは、主にダークマターの測定に用いられる手法が異なることから起きていたそうです。電磁波を吸収したり反射したりしないダークマターは、宇宙の質量の90%近くを構成すると考えられているそうです。
https://www.afpbb.com/articles/-/3214779
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