宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、探査機はやぶさ2が、小惑星リュウグウの地表面にクレーターを作る世界初の実験を、4月5日に実施すると発表したそうです(読売新聞オンライン)。はやぶさ2から衝突装置を分離し、金属の塊を発射して地表面にぶつけるそうです。5月以降にクレーターかその周辺に着地し、風化していない地下の新鮮な試料の採取を目指すそうです。はやぶさ2は2月22日に最初の着地を行い、地表面の試料の採取にも成功したとみられています。クレーター作製実験では、リュウグウの破片が多数発生して探査機が損傷する恐れもあり、次の難関として成否が注目されているそうです。7月頃には探査ロボットを投下し、11~12月に地球へ向けて出発。試料を地球に届けるのは2020年12月となる見通しとのことです。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20190318-OYT1T50187/
https://www.yomiuri.co.jp/science/20190318-OYT1T50187/