2万8000年前のマンモスの化石から採取した細胞核の機能が一部残っていることを確認したという研究成果がScientific Reportsに発表されたそうです(読売新聞オンライン)。マウスの卵子内で細胞分裂直前の状態まで変化したということです。今回、シベリアの永久凍土から、2010年に全身がほぼ完全な状態で発掘されたマンモス「YUKA(ユカ)」(メス、体長約3・5メートル)の筋肉組織などから細胞核を採取。マウスの卵子に注入したところ、43個のうち5個で、細胞分裂で核が二つに分かれる直前の状態になったことが観察されたというもの。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20190311-OYT1T50271/
https://www.yomiuri.co.jp/science/20190311-OYT1T50271/