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Dawkinsよりも大きな穴が開きました

2009-08-04 08:17:00 | イーグルス
 Stewart BardleyがACL断絶の怪我を負いました、2009シーズンは全休確定、2010シーズンに復帰出来るかも怪しいかもしれません。

 Lincoln Financial Fieldに3万人を集めて行われた公開練習中にBradleyは膝を怪我して退場し、MRI検査を受けています。今の所Andy Reidやチームスタッフから公式な怪我の状況は語られていないのですが、Bradleyの代理人が膝の靭帯の状況は損傷ではなく断絶と地元紙の取材に答えています。
 2年目の昨シーズン、スターター昇格と同時に無線を付ける事になりディフェンスの中央で重荷を背負わされました。しかし、重圧を撥ね退けて素晴らしいプレイを見せ、いくつかの専門家からMLBとしのファーストチームに選ばれ2009シーズンはプロボウルに選ばれるのではないかと期待されていた矢先の怪我になります。
 今後チームのメディカルスタッフから正式な怪我の状況、手術・リハビリ等の見通しが発表されるでしょう。代理人と違う情報が出てくる可能性も有りますが、ACL断絶となると2009シーズン中の復帰は諦めた方が良さそうです。

 チームのLB陣はBradleyのMLBとCris GocongのSLBは完全に固定済みでWLBをAkeem JordanとOmar Gaitherが争っている状況で、5番手以降のLBはST要員としてLBとしてはあまり期待出来ないメンバーになっています。2008シーズンMLBを1年務めたGaitherがWLBから戻ってくるのか、2年目を向えるJoe Maysが昇格するのかになるのでしょうけれど、6-4 255ポンドの大型MLB Bradleyと比べるとサイズで見劣りします。伸び盛りのプロボウラー候補の穴を埋めれる人材では無いでしょう、新任のSean McDermottにとって最初の試練になりました。

 FA市場に居るMLBを探すと3-4のILBで4-3のMLBが出来るかが怪しいですがSDを先日カットされたばかりのMatt Wilhelm、MIA時代に4-3のMLBでやれそうな印象が有ったMorlon Greenwood、SFでMLBとして働いてきたDerek Smith辺りが有力かと思います。またMLBが出来るかは不明ですがTBの顔であったDerrick BrooksもまだFAに居ますし、Napoleon Harris.Teddy LehmanもFA市場に居ます。
 基本的に大物を緊急補充するよりも生え抜きの若手選手を使いたがるReidの事なのでFAでの緊急補充が有るかは微妙なのですが、今回はサイズとスピードを兼ね備えDawkinsに代わる守備のリーダーになるべきBradleyを失ったのですからそれに見合うだけの補強をするべきだと思います。MLBでのスターター経験が有るGaitherを再コンバートすると思いますが、その場合に4番手のLBを誰にするのかという点でも補強は必要でしょう。

 なぜかDEのJustin Babinと契約したというニュースが有ります、HOUの元1巡指名で、典型的なスカウティングコンバインの40ヤード走で評価が上がっただけのハズレでした。なぜここでDEを補充するのかが全くもって理解出来ないのですが、OLBにコンバートでもするのでしょうか・・・


 去年のディフェンスで最も成長した若手であるBradleyを失いました、バックアップが全く用意されていませんし致命的なダメージになる可能性が高いです。どう穴埋めするのかに注目しますが、Gaitherを戻すだけで終わるのでしょう。