実戦での動き次第

　Stewart Bradleyは11日に右膝の手術を受ける事になりました、Cornelius Ingramも近いうちに手術を受ける事になるでしょう。怪我人は相変わらず少なくないのですが回復する選手も居ます。Jason PetersとStacy Andrewsがライン練習に復帰しました、入れ替わるような形でTodd Herremansが足首と膝を痛めてしまい、LGにはNick Coleがファーストチームに入ったようです。
　Andy ReidがShawn Andrewsが開幕に間に合わない見込みと発表した事、Jon Runyanの健康状態をチェックした事を認める発言をした事でRunyan復帰の声が大きくなっているようです。しかし、Jon Jansenを放出しているWASがRunyan獲得に動いて居るという噂も有ります、Peters.Stacy.Herremansの3人が開幕に間に合うと考えているのであればShawnの復帰までを現在のファーストチームWinstom Justiceで賄い、Max Jean-GillesやNick Coleでバックアップする形を取りRunyan復帰の可能性は低いと考えています。
　他の怪我人はVictor Abiamiri.Trevor Laws.Matt Schobel.DeSean Jacksonが別メニュー調整中です。

　Brian Westbrookも予定されていた8月中旬の復帰を前に順調に回復しているようです、多分キャンプ中はボールを持つような練習はせずにゆっくりと調整をする事になるでしょう、ここで焦っても良い事は無いと思います。
　Westbrookが居ない間のファーストチームLeSean McCoyが課題と言われていたブリッツ対策で成長していると褒められています。Quintin Mikellのブリッツを2度完璧にピックしてQBを守ったそうで、Mikellは、McCoyが非力でQBを守れないなんてのは嘘だ。と能力を認める発言を（ルーキーへの配慮からか）しています。Sのブリッツではなく3-4のOLBを拾うパワーが有るかどうかを考えるとそうは行かないでしょうしパワーアップは課題として残るのでしょう。ランナーとしてはフルパッドでも鋭い動きを失わずに良い走りを見せているようですし、レシーバーとしても良い手を持っていると褒められています、プレシーズンゲームでどれだけやれるのかが本当に楽しみになります。
　Lorenzo BookerよりもEldra Buckleyに好意を持つ評価が多いように見えます。Westbrook-McCoy体制で行くのは確定済みですし、BuckleyがMcCoyを脅かすような動きをしているようには見えません。それでもプレシーズンゲームではかなりのプレイタイムを貰うでしょうし、そこでアピールすればRB/FB4人目（5人目）のイスを奪う事が出来るかもしれません。
　Leonard Weaverが好評なのは良いのですが、Kyle Eckelの名前をほとんど見ません。FBのスターターはWeaverに確定しているので仕方が無いのですが、EckelをRBで使うのかFBで使うのかすら見えてきません。ショートヤード要員でボールを持たせる役割を受け持たないならばEckelはFBの2番手でしょうし、カットされる可能性が高くなります。Weaverに1ヤード要員が出来るのか（とその時に誰がリードブロックをするのか）をプレシーズンゲームで試すのかもしれません。
　Westbrook以外はBookerとEckelがチーム加入2年目、McCoy.Buckley.Weaverは新加入です。プレシーズンゲーム次第で序列が大きく変わる可能性が有るユニットになります。