プレシーズンゲーム2試合目の`IND戦は15-23で負け連敗となりました。今週も怪我が多くファーストチーム候補8人が欠場しています。
最初のディフェンスであっさりTDを奪われます、パスラッシュが届かないのはメンバー不足で仕方がない面も有るのですが、短いパスと長いパスの組み合わせにディフェンスが分断されてしまいました。レッドゾーンに入られてからはDBが良いカバーを見せたのですが、RBへのパスでゴールライン前に進まれ、最後はディフェンスはどうにも出来ない完璧なパスを投げ込まれました。
次のオフェンスは3rd&1でパスを投げて失敗し3&OUTに終わります。そのパスを見逃してしまったのですが、なぜランで無くパスだったのかが理解できません。その前にディフェンスがロングドライブを許し建て直しの時間を与えなければならない時にショートのコントロールが悪いDonovan McNabbに投げさせるリスクをどう考えているのでしょう。ランで1ヤードが取れなくてもディフェンスのメンバーは納得出来るでしょうが、投げて取れなかった場合の精神的なダメージを軽視しすぎています。Jim Johnsonではなく新任のSean McDermottが指揮しているのですからこれまでと同じディフェンスの事など一切考慮しないプレイコールを続けてはいけません、その程度の事も考える事が出来ないAndy Reidがプレイコールを続けるようでは今年もオフェンスに一貫性を求める事は出来ないでしょう。OLが4人欠場していますが、INDのDLも2人ファーストチームを欠いていますし、OG-Cの3人は準スターターと言えるメンバーなのですから飛び込ませずに投げたのは馬鹿げています。
次のディフェンスも止まる気がしなかったのですが、Jason Babinのサックからファンブルをリカバーして敵陣24ヤードからのオフェンスとなります。4プレイで10ヤード進み敵陣13ヤードからの3rd&4でDwight Freeneyのサックからファンブルリカバーをやり返されてしまいます。King Dunlapには荷が重い相手ですがほぼ電車道で抜かれてしまいました、McNabbもサードダウンで必死だったのでしょうが最悪でも3点返したい場面でファンブルしてしまうのは状況が見えていないベテランとしては失格のファンブルでしょう。
そして、いきなりのロングパスを食らってしまい76ヤードを独走されます。誰が悪いのかと言われるとプレイコールになるのでしょう、レシーバーとDBの数が始めから合っていなかったです。ただ、Ellis Hobbsがショートゾーンに留まり、2人がディープに入ってきた時にハズレの方をマークしてしまうQuintin Dempsのセンスの無さはSean Considineを彷彿とさせるTDプレゼンターぶりでした・・・この子は足は速いしやられる時は他にも原因が有る(今回は2人突破されて1人で守るのはかなり難しい場面でした)のですが、それを凌ぐ事が出来ずにあっさりTDにしてしまうのは何かが足りないのでしょう。
0-14となってオフェンスはLeSean McCoyを左右に振りながら使ってきましたが有効ではなくFGが精一杯かと思って見ていた敵陣39ヤードからDeSean Joacksonへの一発が通りTDを奪いました。パスプロも持ちましたし、カバー2でSが2人残っている真ん中に入るルートで2人をスピードで千切ってのTDですしDeSeanのスピードが光りました。ロングだけは安定して投げるMcNabbの真骨頂とも言えるプレイですし、状況を読まないReidのプレイコールが生んだTDプレイでも有ります。
良くも悪くもReidとMcNabbに組ますと1ヤード取れない代わりに一発TDは有る、今年もそう言うオフェンスになるのでしょう。
ここでIND側はセカンドチームに移行します。こちらはもう1シリーズファーストチームがディフェンスをしてからセカンドチームに移行しました。
セカンドチームではTEへのカバーの甘さとランが全く出ない出そうともしないプレイコールの酷い凡戦となりました。ここで見るのを止めたのですが、セカンドチームで見るべきものは何も無かった印象です。
パスラッシュ欠乏症は重症です、ブリッツをしようとすればオーディブル、セット時にすこしでも偏りがあればそこを狙われる、ギャンブルしてでもブリッツを入れるチームとすればディフェンスを読むManningとの対戦は難しいのですがこの試合ではブリッツを入れにくくするRBへの左右へのパスに振り回され、Quintin Mikellを上げて4-4に近いシステムを取れば欠点の短い外側のパス(4-4の時点で残る3人のDBはディープのゾーンカバーになり易い為、CBの目の前でも投げると簡単に通る事が多くなります)を狙われました。TE対策でもCris Gocongは良く動いては居ますがカバーは出来ていませんし、Joe Maysもカットに付いていけません。Stewart BradleyもTEのカバーは上手くなかったですが、それ以上の大穴が開いています。ここをどうにかしないとここを埋める事にディフェンス全部のバランスを崩す事になってしまうでしょうし、そうでもしないと止まらないで狙われる事になります。残念ながら解決策は見当たりません、Mikellにマークさせるにしても5-11ではサイズが足りませんし、MLB.SLBは運動能力で置き去りです。
オフェンスはOL崩壊中でどうにも出来ませんでした。IND側も2人DLが居ないのですからもう少しランを使って集めておいてからLBの後ろに投げるとか考えても良いのではないかと思いますが、そう言う事をReidは考えません。McNabbのボールセキュリティーの甘さも変わっていませんし今後もサック=ファンブルを覚悟してオフェンスを進める事になりそうです。
怪我人が多いのは事実ですし、Shawn Andrews以外は開幕に間に合う事になっていますし(手術した2人は除く)そうなれば何かが変わると期待したいのですが、それを考慮してもスーパーボウルを目指そうというチームではありません。ManningにBradyと2大QBとの連戦でMcNabbの荒さ・甘さが本当に目に付きました。JohnsonとBrian Dawkinsが居ないディフェンスに休息と対策を練る時間を与えようとしない自分勝手なプレイを続けるようではディフェンスが崩壊するでしょう。怪我人の影響は大きいでしょうが、チームとしてなんとかカバーしようとする動きが見られず淡々とやられ続ける試合を繰り返しました。Micheal Vickと遊んでいるような状況ではありませんし、来週はVickが出るのかと言った話題よりも他にやる事があるはずです。チーム全体が戦う集団としての闘志に欠けている気がします、ファーストチームがぶつかる3週目にまた酷い試合をするようだと怪我人が帰ってくる前にチームが崩壊してしまうかもしれません。
最初のディフェンスであっさりTDを奪われます、パスラッシュが届かないのはメンバー不足で仕方がない面も有るのですが、短いパスと長いパスの組み合わせにディフェンスが分断されてしまいました。レッドゾーンに入られてからはDBが良いカバーを見せたのですが、RBへのパスでゴールライン前に進まれ、最後はディフェンスはどうにも出来ない完璧なパスを投げ込まれました。
次のオフェンスは3rd&1でパスを投げて失敗し3&OUTに終わります。そのパスを見逃してしまったのですが、なぜランで無くパスだったのかが理解できません。その前にディフェンスがロングドライブを許し建て直しの時間を与えなければならない時にショートのコントロールが悪いDonovan McNabbに投げさせるリスクをどう考えているのでしょう。ランで1ヤードが取れなくてもディフェンスのメンバーは納得出来るでしょうが、投げて取れなかった場合の精神的なダメージを軽視しすぎています。Jim Johnsonではなく新任のSean McDermottが指揮しているのですからこれまでと同じディフェンスの事など一切考慮しないプレイコールを続けてはいけません、その程度の事も考える事が出来ないAndy Reidがプレイコールを続けるようでは今年もオフェンスに一貫性を求める事は出来ないでしょう。OLが4人欠場していますが、INDのDLも2人ファーストチームを欠いていますし、OG-Cの3人は準スターターと言えるメンバーなのですから飛び込ませずに投げたのは馬鹿げています。
次のディフェンスも止まる気がしなかったのですが、Jason Babinのサックからファンブルをリカバーして敵陣24ヤードからのオフェンスとなります。4プレイで10ヤード進み敵陣13ヤードからの3rd&4でDwight Freeneyのサックからファンブルリカバーをやり返されてしまいます。King Dunlapには荷が重い相手ですがほぼ電車道で抜かれてしまいました、McNabbもサードダウンで必死だったのでしょうが最悪でも3点返したい場面でファンブルしてしまうのは状況が見えていないベテランとしては失格のファンブルでしょう。
そして、いきなりのロングパスを食らってしまい76ヤードを独走されます。誰が悪いのかと言われるとプレイコールになるのでしょう、レシーバーとDBの数が始めから合っていなかったです。ただ、Ellis Hobbsがショートゾーンに留まり、2人がディープに入ってきた時にハズレの方をマークしてしまうQuintin Dempsのセンスの無さはSean Considineを彷彿とさせるTDプレゼンターぶりでした・・・この子は足は速いしやられる時は他にも原因が有る(今回は2人突破されて1人で守るのはかなり難しい場面でした)のですが、それを凌ぐ事が出来ずにあっさりTDにしてしまうのは何かが足りないのでしょう。
0-14となってオフェンスはLeSean McCoyを左右に振りながら使ってきましたが有効ではなくFGが精一杯かと思って見ていた敵陣39ヤードからDeSean Joacksonへの一発が通りTDを奪いました。パスプロも持ちましたし、カバー2でSが2人残っている真ん中に入るルートで2人をスピードで千切ってのTDですしDeSeanのスピードが光りました。ロングだけは安定して投げるMcNabbの真骨頂とも言えるプレイですし、状況を読まないReidのプレイコールが生んだTDプレイでも有ります。
良くも悪くもReidとMcNabbに組ますと1ヤード取れない代わりに一発TDは有る、今年もそう言うオフェンスになるのでしょう。
ここでIND側はセカンドチームに移行します。こちらはもう1シリーズファーストチームがディフェンスをしてからセカンドチームに移行しました。
セカンドチームではTEへのカバーの甘さとランが全く出ない出そうともしないプレイコールの酷い凡戦となりました。ここで見るのを止めたのですが、セカンドチームで見るべきものは何も無かった印象です。
パスラッシュ欠乏症は重症です、ブリッツをしようとすればオーディブル、セット時にすこしでも偏りがあればそこを狙われる、ギャンブルしてでもブリッツを入れるチームとすればディフェンスを読むManningとの対戦は難しいのですがこの試合ではブリッツを入れにくくするRBへの左右へのパスに振り回され、Quintin Mikellを上げて4-4に近いシステムを取れば欠点の短い外側のパス(4-4の時点で残る3人のDBはディープのゾーンカバーになり易い為、CBの目の前でも投げると簡単に通る事が多くなります)を狙われました。TE対策でもCris Gocongは良く動いては居ますがカバーは出来ていませんし、Joe Maysもカットに付いていけません。Stewart BradleyもTEのカバーは上手くなかったですが、それ以上の大穴が開いています。ここをどうにかしないとここを埋める事にディフェンス全部のバランスを崩す事になってしまうでしょうし、そうでもしないと止まらないで狙われる事になります。残念ながら解決策は見当たりません、Mikellにマークさせるにしても5-11ではサイズが足りませんし、MLB.SLBは運動能力で置き去りです。
オフェンスはOL崩壊中でどうにも出来ませんでした。IND側も2人DLが居ないのですからもう少しランを使って集めておいてからLBの後ろに投げるとか考えても良いのではないかと思いますが、そう言う事をReidは考えません。McNabbのボールセキュリティーの甘さも変わっていませんし今後もサック=ファンブルを覚悟してオフェンスを進める事になりそうです。
怪我人が多いのは事実ですし、Shawn Andrews以外は開幕に間に合う事になっていますし(手術した2人は除く)そうなれば何かが変わると期待したいのですが、それを考慮してもスーパーボウルを目指そうというチームではありません。ManningにBradyと2大QBとの連戦でMcNabbの荒さ・甘さが本当に目に付きました。JohnsonとBrian Dawkinsが居ないディフェンスに休息と対策を練る時間を与えようとしない自分勝手なプレイを続けるようではディフェンスが崩壊するでしょう。怪我人の影響は大きいでしょうが、チームとしてなんとかカバーしようとする動きが見られず淡々とやられ続ける試合を繰り返しました。Micheal Vickと遊んでいるような状況ではありませんし、来週はVickが出るのかと言った話題よりも他にやる事があるはずです。チーム全体が戦う集団としての闘志に欠けている気がします、ファーストチームがぶつかる3週目にまた酷い試合をするようだと怪我人が帰ってくる前にチームが崩壊してしまうかもしれません。