デプスチャート更新

　プレシーズンゲーム緒戦のNE戦を前にデプスチャートが更新されました。ファーストチームで目立つ異変は有りませんし、プレシーズンゲームの出来次第と思われる注目のポジションはこれまでと変化が有りません。
　
　若手では1巡指名Jeremy MaclinがWRのセカンドチームに入りました、もう1人のセカンドチームにはReggie Brownが入っています。ただ、ここはJason Avant.Hank Baskettを含めた4人が混戦で誰が3番手4番手を奪うのかは予想が難しいです。現在7番手評価ですが6巡指名のBrandon Gibsonもベテランの誰かをトレードしてでも確保したいと地元誌の評論家から高い評価を受けています。
　
　2年目のJoe MaysはMLBのセカンドチームですが、ファーストチームに名前が有るStewart Bradleyは今日手術を受けました。Bradleyの手術は成功して完治する見込みですがシーズン中の復帰は無さそうですしIR入りするでしょうからMaysが事実上ファーストチームと言う事になります。パスカバーが課題のMaysですが練習ではミスも多い代わりに失敗を繰り返さないと学習能力を評価されているようです。
　7巡指名のMoise FokouはこれまでWLBのサードチームでしたがSLBのセカンドチームへ昇格しました。パワー不足が課題のFokouにTEの相手が出来るのかは分かりませんが評価が高い事は良い事です。
　Bradleyの穴埋めが期待されるMatt WilhelmはMLBの4番手ですが近いうちに2番手に昇格すると思われます。

　2年目のJack Ikeguwounuはサードチームで5,6番手ですが、Dimitri PattersonとTrae Williamsの方がキャンプでは高い評価を目にします。スピード・クイックネス共に足りずマンマークではお話にならないとIkeに対する酷評も目にしますし残念ながらドラフト時のバンプコーナーでNFLでは通用しないと言う評価が正しかった可能性が高そうです。
　
　OLはShawn Andrewsの復帰時期が不明な事もありますし、現在試行錯誤中ですから評価をするのはもう少し先のほうが良さそうです。Jon RunyanがACLの執刀医から完治のお墨付きを貰いました、変に怪我を抱えているうちの主力組みよりも状態は良いかもしれません。ただ、Andy Reidは今すぐ獲得する事は考えていないようですし、他チームに行ってしまうような気がします。

　リターナーは去年と同じPRがDeSean JacksonでKRはDempsがファーストチームです。ここはMaclinとEllis Hobbsが昇格（と言うよりもファーストチームになる2人がリターナーを卒業）すると考えています。プレシーズンゲームで活躍して昇格する事を期待します。

　デプスの薄いDTにはルーキーFAでカレッジではDEだったJosh Gainesがサードチームに入っています。これまでDTコンバートの情報は目にしていない（サードチームなので見落としていた可能性も高いのですが）GainesのDTコンバートはDEが厚すぎる事も考慮すれば良い事だと思います。Penn StateではBUFの1巡指名Aaron Maybinをバックアップに置いてスターターだった時期も有るのですからチャンスが有れば開花する可能性も有るしょう。ドラフト時に6-1 259ポンドだったのを274ポンドまでバルクアップしているGainesですから本格的なDTには成れないでしょうがパスラッシュ用のDTをDan Kleckoから奪う事が出来るかもしれません。

　FAで抜けた分はFAで補充していますし若手が入り込む隙間は大きくありません。その中でルーキーが何人生き残れるか、その人数だけ戦力アップに繋がりますし若手の成長を期待してプレシーズンゲームを待つとしましょう。