Jaqua逮捕

　Matt Wilhelmの加入で立ち消えになったと思われたJason Babinも1年契約で加入しました。Babinは2004年のドラフトでHOUに1巡で指名され最初の3年間で13サックを記録した後にSEAにトレードされました。去年はKCにシーズン途中加入し7試合で31タックル2サックを記録しています。6-3 267ポンドのDEでドラフト時には40ヤード4,58の素晴らしい記録で3巡程度だった評価が一気に1巡候補になり、個人的に2巡で取れるなら是非欲しい選手と目をつけていました。29歳ともう若くは無いのですが、シーズン4サック程度を記録できるパスラッシャーです。似たようなのが山盛り居るチームでどう使うのかが見えてこないのですが、OLBとしてパスラッシュ時に入れるのかVictor AbiamiriのDTコンバートを計画しているのかもしれません。
　Jeremy Maclinの加入と共に3人ロスターに加わった分、3人がカットされました。分厚いWR陣からMarcus Thigpen、人数は余っているCBからCourtney Robinsonがカットされたのは順当なのですが、今最も手薄なポジションであるDTからJervonte Jacksonがカットされています。STLから加入したWillie Williamsが良かったのかもしれませんし、Trevor Lawsの怪我が治り通常練習に復帰した事で必要ないと考えたのかもしれません。それでも他にカット出来る場所が有ると思います。。

　
　MLBのスターター争いに加わると予想されたOmar Gaitherですが今の所WLBの2番手のままでニッケル時のファーストチームLBのようです。Joe Maysがファーストチームに入り、新加入のWilhelmとスターター争いをする事になるようです。
　4-3のMLBから3-4のILBへのコンバートは守備範囲が狭くなる事もあり、比較的簡単にコンバート可能です。スピードが落ちたベテランMLBがILBになるのが上手くいくのはDLが少ない分リードブロックを捌くパワーとテクニックが必要になる代わりに守備範囲が狭いと言うILBの特性にマッチするからでしょう。逆に3-4のILBから4-3のMLBになるのはスピードの点で難しいです、特にベテランが真っ先に衰えるサイドステップの軽快さ（守備範囲の衰え）を解決するのは容易ではありません。
　そう言う意味でWilhelmがMLBとして活躍する姿を私は想像し難いのですが、獲得した以上は活躍を期待する他有りません。私が知らないだけでWilhelmが動きは良いがパワー不足でILBに向かないと言う選手ならば良いのでしょうけれど、そう言う選手は使い道が有るのでカットはされないでしょうね・・・


　キャンプ地で有るLehigh大で交通違反によって警察に呼び止められたJaqua Parkerがマリファナを所持していた為に逮捕されました。Todd Herremansも同乗していたようですがHerremansは逮捕されなかったようで、Parkerもすでに保釈されています。
　NFL選手と言う事を除けばそれほど重大な事件でもないのでしょうが、出場停止を課せられる事になるでしょう。Mike Pattersonがオフシーズンにマリファナ所持で逮捕された時には注意だけで済ませたAndy Reidですが、キャンプ中を考慮するとカットする所までは行かないでしょうがチーム内での処罰をする事になると考えます。