イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

Sheppard復帰

2007-10-18 09:09:21 | イーグルス
 Lito Sheppardが練習に復帰しましたが、L.j SmithとBrian Dawkinsは練習を休みました。

 NYJ戦が終わった後にはあたらな怪我人は居ないと発表されたのですが、スポーツヘルニアで苦しんでいたL.Jが試合中に痛んでいたようです。腿の付け根の痛みの為にブロックをする事が出来ない状態のようで、CHI戦に出れるかどうかは不明です。ルーキーBrent Celekも頑張ってはいるのですが、NYJ戦で一回ブロックしてからパスルートに出るプレイの時にブロックで力を使い果たしたのか足がもつれてルートに出れないような場面も有りました。ゾーンの切れ目に入り込むのは下手では無さそうですが、下半身が弱くまだNFLでプレイするだけのエネルギーを蓄えてない印象で、まだまだL.Jとの力の差は大きいという事です。
 Dawkinsは週末に専門医の診断を受け、そのままリハビリ施設で治療を受けていたようです、首の怪我なので無理は出来ないでしょう。首を痛めていたTBのMike Alstottが無理をして出場した結果シーズンエンドになり、無理に使ったコーチと選手の間に溝が出来たと言う話もありますし、完治するまで様子を見る事になりそうです。先週と比べて少しは良くなっているが試合に出れるかどうかは分からないという事ですし、CHI戦も欠場する事になるのでしょう。
 
 CHI戦で最も気がかりなのはDevin Hesterのリターンです、ここ数年STのカバーが良くないですし今年も40ヤード位のリターンを毎試合出されています。キックオフのDavid Akersも脚力が落ちて落下地点と言う数字は変わらないのですが、滞空時間と言う意味ではかなりリターンしやすいボールを蹴る様になりました。そして、NFLのPとしてはルーキーのSav Roccaにリターンさせないようなパントを蹴れるのかが大きな問題になるでしょう。ベテランのDirk Johnsonを放出させるだけの飛距離を実戦ではまだ見せて居ません、対戦相手のPと同じような数字しか残せていないのですから経験不足のルーキーを抜擢したのは今の所(AkersのFG失敗を含めれば)失敗だったのではないかと思います。サイドラインに直接蹴り出すようなキックはラグビー系の選手ですから上手いとは思うのですが(オーストラリアンフットボールにタッチキックは無かった気もしますけれど・・・)まだサイズの違うボールに慣れていないでミスパントをしないのが精一杯とするならばHesterにボールを渡さない代わりに極端に飛距離の無いボールを蹴る事になるかもしれません。
 STのカバーが良くなくて、Akersのキックオフも数字には出ないところで悪くなっている、そして新人のRoccaはサイドラインに的確に落とす事が期待できない。CHI最大の得点源になりつつあるHesterのリターンTDが出る要素は十分過ぎるほどに有ります。フィールドポジションが悪くなっても取らせない方向で蹴らせるのでしょうが、ディフェンスに大きな負担を掛けることになるでしょう。

バイウイーク明けは9勝0敗

2007-10-16 10:27:24 | イーグルス
 バイウイーク明けの@NYJ戦は16-9で何とか逃げ切りました、これで2勝3敗になりました。

 オフェンスは本来のスターターが全員出場する事になり、Brian Westbrookが20回のキャリーで120ヤード、パスでも6回キャッチして36ヤードと素晴らしい活躍をし、Kevin Curtisは75ヤード独走のTDを含めて5回121ヤード、不振だったReggie Brownも6回89ヤードと今シーズン初めてエースレシーバーと呼べる仕事をしました。Donovan McNabbも35回投げて22回成功278ヤードでTD,INT共に1個と数字上はまずまずの成績をのこしています。
 この中ではBrownの復調がうれしいです、早いタイミングのクロスルートを落とし続けた今シーズンでしたがこの試合ではちゃんと取りました、このタイミングパスが通るようになると今までカバーされていた他のルートへのパスも通るようになると思っていました。試合中Curtisと左右を入れ替えてセットするなどBrownを立ち直らせる為の手を打った事も評価していいでしょう。
 McNabbは相変わらずスローイングフォームが不調時のままでした、この試合はこれまでポロポロ落としていたレシーバー陣がよく拾ったという感じです。NYG戦での12サックはOLも酷かったのですがMcNabbのフットワーク・判断の遅さも原因でしたが。この試合でもポケットから逃げ出すタイミングの修正は出来て居ませんでした。これ以上早く逃げ出すようだとパスが通らなくなってしまうのでしょうけれども、フットワークの衰えを自覚して逃げるコースを変更しなければなりません、今までと同じ事をしているつもりでも逃げ切るスピードはもう無いのですから。 
 OLは頑張りました、膝を痛めてNYG戦欠場したTRA、膝の内視鏡手術を受けたTodd Herremansもパスプロテクトでもらす事も少なく健闘しました。Shawn Andrewsは押し潰すプレイと全く押せないプレイと波が有ったのですが、ランの基点になりました。全体としてラン・パス両面でこの試合くらいの仕事をしてくれれば十分に勝つ事は出来ます、バックアップが使い物にならない現状では怪我無くシーズンを過ごす事が重要になります。

 ディフェンスは序盤Thomas Jonesのカウンター(と言うより苦し紛れの方向転換)から何度も独走を許しました。TSNの予想でJavon Kearseを縦で無く横にランブロック(外に押し出す)してルートを切り開く事をNYJは狙うべきと書いてあったのですが、まさにそう言う形になりKearseの所に穴が開きました(これはKearseも悪いのですがその後ろを守るCris Gocongにも責任がありそうです)第1Qだけで90ヤード程度ランを出されましたが、その後Gocongの位置取りを修正した結果残り3Qで40ヤードとある程度抑える事に成功しました。
 試合前にDT2人とMLBが綺麗な三角形を作り続けている事が今シーズンランディフェンスよくなった原因と言う分析をしていました、Brodrick Bunkleyが良くなり押される事が減ったのも一因ですが、システム通りに動けるOmar Gaitherの健闘が結果を残しているようです。そして、GocongとGaitherがタックルするよりも穴を塞ぐ事を重視した動きをしてTakeo SpikesとSean Considineがタックルするようなシステムを今シーズンとって居ると考えます。この事がカウンターっぽい動きをされた時中央にLBが集まりすぎていて独走を許してしまう要因なのでしょう。

 パスディフェンスでは何故かSheldon Brownのサイドで勝負してきました、素直にWilliam Jamesの方をスピードで突くようなプレイをしてくれば良いと思うのですがそう言うのは一回だけでした。ブリッツ無しの場面ではパスラッシュも掛かって居ませんでしたしもっと長いのを投げてこられたらば危なかったかもしれません。ブリッツを入れる場面ではプレッシャーをかけ続けました、Jim JohnsonらしいCBブリッツでサックも奪っています。
 この試合でもConsidineらしいミスタックルもありましたし、決して良いディフェンスだったわけではないのですが、試合中に修正をすることに成功しました。TDを取られなかったですしプロボウラー2人を欠いている事を考えればディフェンスは良く頑張ったと言えるでしょう。

 Reno Maheが31ヤードPRを見せました、勝敗と関係ないところでこういうプレイを地味にやっているのが普段5ヤード程度しか返していないのに記録上良いPRのように見える魔法なのでしょう・・・。
 David Akersが41ヤードを2回全く同じように引っ掛けて外しました。風が強かった事、苦手の球場だった事を差し引いても2度同じミスをしてはいけません、最終的に7点差でしたし同点にされ逆転負けするような事になるような事が有れば大問題になるところでした。元プロボウラーですが脚力の衰えは隠せませんし、そろそろ次のKを探さなければならないでしょう。

勝つだけじゃダメ

2007-10-14 01:44:58 | イーグルス
 バイウイーク明けの試合では圧倒的な勝率を誇るAndy Reidですが、今シーズンはコーチ陣の指導力不足が問題になっています。これまで通りバイウイークでチームを立て直す事ができるかどうか、今回は結構不安です。

 ハンデは3,5点程度有利です、アウエイを考えれば戦力的にはかなり有利と見られています。
 USA Today 6-2
 ESPN 9-0
 TSN 9-1
 有利な時に負けるのを去年から続けていますし、圧倒的に有利と予想されてもあまり嬉しくないですし、これだけ負けても有利と予想される戦力は持っているはずなんですけどねえ・・・。

 予想通りLito SheppardとBrian Dawkinsのプロボウラー2人は欠場する事になりました。そこそこ頑張っているQuintin Mikellはまだ良いのですが、全くいいところ無しのWilliam Jamesが守るLCBには大きな不安が残ります。
 快速Laveranues Colesとスピードで置いていかれて苦し紛れのホールディングをしてしまうJamesのマッチアップが一番問題になるでしょう。Coles相手ですとSean Considineがダブルチームに行ったとしてもほとんど意味がありません、2人同時に抜かれるだけです。ここはパスラッシュを掛けてロングパスを封じ込めた上でダブルチームをする必要が有ります。逆サイドのSheldon Brownは今シーズン好調ですし大きな心配はしないで良さそうです。
 パスラッシュですが、2004年の7巡指名で全く使い物にならなかったAdrien ClarkeがLGのスタータに居るようです、Brodrick Bunkleyが対面ですしここは1対1で勝てるマッチアップだと思います。1対1で勝てそうなLTとLGの間かLGとCの間にもう一枚ブリッツを入れるようにすればパスラッシュは届くのではないかと考えます。ロングパスを投げる事を躊躇させる位のラッシュをかけるべきでしょう。
 しかし、NYJ側は基本的にはランで攻めて来るでしょうし、ランを止める為にブリッツを止めて2ギャップでラインコントロールをするようだと長いのが飛んでくることになります。通常体型のままランを止める事が重要です。Thomas JonesとLeon Washingtonのコンビはこれまでの試合不調ですが、不調のRBを生き返らせるのが得意なEaglesのランディフェンスですから油断は出来ません。特にこの試合は2年目のC Nick MangoldがDTの間をすり抜けてMLBを拾いに来るでしょう、Omar Gaitherを簡単に取らせるようだとDawkinsの飛び込みが無いですから中央を打ち破られてしまう危険が有ります、Mike PattersonにはDTではなくNTとしてC,RGの2人の面倒を見るような活躍を期待したいと思います。

 これまで1勝同士の対戦です、勝つ事も大事ですがバイウイークで何をどう立て直してきたのかを見せる必要が有ります。負けたらシーズン終わりですし、買ったとしても内容の薄い試合では意味がありません。叩きのめす必要は有りませんが、これまでの無残な戦いから何を修正したのか見せた上で勝利することが必要な一戦でしょう。

オフェンスはスターター全員出場です

2007-10-13 09:20:20 | イーグルス
 怪我人の状況は大幅に改善されています、TRA,Brian Westbrook,L.J Smithが出場する予定になり、膝の手術を受けたばかりのTodd Herremansも出場可能のようです。12サックを浴びる惨劇を繰り返さないで済むでしょうかれど、全員完治したとは言えないようですし試合中に悪化したと判断されればすぐにサイドラインに下げる事になるようです。
 Lito Sheppardは練習には参加しているもののまだ完治とは言えない為にNYJ戦は欠場する可能性が高そうです、足首を痛めたGreg Lewisも欠場濃厚です。首に痺れが出ているBrian Dawkinsはチームを離脱して専門医に診断を受けているようです、選手生命だけでなく引退後の生活にも影響が出る可能性がある首の怪我ですし最悪の場合には引退する可能性もありそうです。
 
 怪我を負っているとは言え、オフェンスはスターターが全員帰って来ました。Donovan McNabbの膝は(多分)今シーズン中には良くならないでしょう、動けないMcNabbは普通のQBですが、スポーツヘルニアを我慢しながら投げていた2005シーズンも動けないまま投げ続けました、OLが守ってあげれば動けなくてもやれるのは実証済みです。TRAがVictor Hobsonのブリッツを押さえてくれるでしょう、NYG戦で大穴が開いたLGとCの間にブリッツを入れてくるでしょうから常にFBを入れて対処させた方が良さそうです、3WRセットを使うよりもMcNabbに精神的な余裕を与える事が重要です。
 Westbrookが欠場したNYG戦で100ヤードラッシュを見せたCorrell Buckhalterと復帰したWestbrookのコンビでランオフェンスを構築する事も必要になります。3-4システムですからC Jamaal JacksonがNTに入る元1巡指名Dewayne RobertsonをコントロールすればShawn Andrewsが中央を破壊する事が出来ます、そしてFBがILBを拾えばランをコンスタントに出す事が可能でしょう。パスの長短でディフェンスを翻弄するのがWCO本来の形なのでしょうが今のEaglesにそれが期待できないですし、ランを出してから長いのを投げるパターンで押し切る事を考えた方が良さそうです。

3人復帰

2007-10-11 09:06:28 | イーグルス
 5人のスターターを欠いたNYG戦から10日が過ぎ、怪我人のうち3人が戻ってきました。

 腹筋を痛めていたBrian Westbrookとスポーツヘルニアの手術を受け一度は試合に復帰したものの怪我を再発させて再手術を受けたL.J Smith、そして右膝の捻挫で一ヶ月欠場を続けているLito Sheppardは別メニューですが練習に参加しました。Sheppardはまだ痛みもあるし無理して復帰する事はしたくないとNYJ戦は欠場することを示唆しています。
 3人復帰したという事はまだ2人復帰していないと言う事になります、TRAとBrian Dawkinsがまだ復帰して居ません。TRAの膝がまだ回復していないという事はOL崩壊の元凶Winston Justiceがもう一度出場する事になりそうです。同時に膝の内視鏡手術を受けたTodd Herremansも欠場する事になりそうです、OLの左側2人は2年目のJusticeとMax Jean-Gillesがスターターとして出る事になるでしょう、12サックを浴びせられたNYG戦の悪夢をもう一度見させられる事になるかもしれません。同時にパワー不足のJustice,フットワークが付いてこないGillesですしランで押す事も計算できません、パスプロテクトではDonovan McNabbの背後を守れないでしょうし、ランは右サイドしか来ないと読まれてしまうでしょう、去年のドラフトで1巡指名が予想された好素材2人に期待はしたいですが、結果を出すだけの実力は無いと考えます。

 L.Jが復帰した事はNYG戦で再三入れられたブリッツ対策に役立ちそうです、ブリッツと入れ違いにショートエリアでパスを受ける事が出来ればブリッツを入れにくくすることが出来るでしょう。不振のReggie Brownのカバーを軽くする事が出来るかもしれません、Brownが生き返る可能性も有ります。
 練習に参加していないDawkinsですがNYG戦に出る可能性は有りました、首の怪我で痺れが残っているという事で練習をしていないのでしょうが、試合には出てくる可能性がありそうです。幸い代役のQuintin Mikellが頑張っているので無理に復帰を急がなくても良い様な気もしますし、負けたらプレイオフ進出の可能性がほぼ無くなるバイウイーク明けのNYJ戦ですし強行出場する事になると予想します。