◆ ズッコケ・・断トツでドカベンこと香川選手。普通にしていてもユーモラスなドカベンだが今はアピールポイントの打撃がダメダメ状態。豪快な打球を飛ばすのが売りのドカベンがオープン戦では凡打を繰り返し、穴吹監督に「なんぼ打っても投手の頭を越えないんやから話にならん」と言われる始末。「バットで打って3㍍のチョロなんてゴルフのパターだよ」と好きなゴルフの腕前はメキメキ上達しているが本職の野球では投ゴロの山を築くドカベンに山本打撃コーチも頭を抱えている。
◆ 大変身・・これ迄のノーコンぶりを返上して首脳陣を驚かせのが竹口投手。3月18日の近鉄戦で12球団一番乗りの完投勝利をあげたのだが、実は竹口投手はこれがオープン戦、公式戦を含めて初めての一軍戦登板だった。と言うのも竹口投手は制球に難が有りとても一軍で通用するレベルではなかった。試合中も竹口投手が打者の打ち気を外す誘い球を投げたらベンチでは「オイ、あいつがボール球を投げたぞ。捕手は正気なのか?」とヒソヒソ話。しかしベンチの心配をよそに終わってみれば猛牛打線を初回の1失点のみに抑えた。
◆ 酔っ払い・・ユニフォームに着替えてグラウンドに現れたとたん、周りの選手達にジロリと顔を覗き込まれた定岡選手。「何だ?俺の顔に何か付いてるか?」と聞くと「定岡さん、昨日は飲み過ぎたでしょ」と周囲はニヤニヤ。「馬鹿な事を言うな(定岡)」遊撃手復帰をかけて必死になっている時期に二日酔いでグラウンドに来るわけない、と言い返したが「でも酒くさいですよ」と信用されない。実は定岡選手は朝晩に酒風呂に入っていたのだ。浴槽に日本酒を入れて怪我をした右足首をじっくりマッサージしているのだ。
【 センバツ随想録:田口竜二 】
もう1年経ったんですね。今、思い出しても甲子園の土を踏んだ時の感動は忘れられません。でも夏の大会もですけどPLの桑田君に負けたのは悔しかったです。確かに実力では相手が一枚も二枚も上だったのかもしれないけど、後輩に負けたのが悔しくて。今年のセンバツは練習で忙しくて見られないけど桑田君には頑張って欲しいですね。母校の都城高が出場しないのは残念です。せっかく大阪の球団に入ったんですから出場したら応援に駆けつけたいと思っていましたから。
【 試される男:山村善則 】
穴吹監督から「今日も良い結果が出なければ下(二軍)だ」と言われて臨んだ3月16日の阪神戦、代打で出場した山村選手は伊藤投手から本塁打を放った。カウント2-1と追い込まれた後、伊藤投手が投じた直球を左翼席に叩き込んだ。「今は三塁を守っているけど僕は立石、池之上さんに次ぐ三番手。打たなきゃ使ってもらえないから必死でした(山村)」と危機感を滲ませる。穴吹監督はそんな山村選手の必死さを認めて18日の試合からは先発に起用している。僅かだが山村選手に一軍残留の希望の光が見えてきた。
【 投手コーチに聞く、今季の投手陣はどうなる? 】
聞き手…オープン戦開始当初の低空飛行から後半は尻上がりでしたね
河 村…2日・3日の西武戦は酷かった。コントロールの良い加藤は四球を連発するし、挙げ句は石毛にぶつけてしまい
本人も相当参ってた。藤本も力みよるし井上は11ヶ月ぶりのマウンドで本調子とは程遠い。お先真っ暗でした
聞き手…ところが後半は竹口投手が1失点完投など明るい話題もありました
河 村…竹口は昨秋のキャンプでサイドスローに変えてからひょっとすると使えるかも、と期待していました
聞き手…左の先発候補に竹口投手。あとは中継ぎの左腕不足の解消ですね
河 村…中条に期待しているんだが最悪の場合は左の中継ぎ無しで開幕しなければならない
聞き手…ベテラン勢は?
河 村…藤田は元気。森口は腰を痛めて出遅れてるが開幕には間に合いそう
聞き手…顔ぶれを見ると阪急、西武にも見劣りしません。ズバリ何勝できると思いますか?
河 村…60勝が最低ライン。そこから幾つ上積みが出来るかだな
聞き手…不安材料は?
河 村…やっぱり山内和の不在。中指の血行障害だから無理はさせない。夏場に戻ってくれればと考えている
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます