航海専攻の生徒である「長谷川 充輝」君が、二月に実施された海技士国家試験で、二級(筆記・航海)に初めて合格しました。
これは、50年の歴史がある学園始まって以来の快挙です。
学園では、将来の船長や機関長を目指すため、国家資格である海技士の筆記試験合格を修学中の大きな目標の一つとしています。

これまで、三級に合格者する生徒ですら年に2名程度であり、二級に合格したことは、本人の努力の賜です。
前回、10月の定期試験での三級の筆記試験合格も快挙でしたが、それを上回る快挙です。
今回は筆記試験の合格なので、今後、海技士免許を取得するには、まだまだ時間がかかります。
まずは三級の資格を得るため、大型漁船で3年の実務経験が必要となります。
本県の大型遠洋漁船の多くは、三~四級の海技士が船長を担っていますが、近年、遠洋漁船は大型化しており、新造船は500トン以上が増えつつあります。
こうした遠洋漁船で船長となるためには、二級海技士の資格(免許)が必要となってきます。
彼は将来、遠洋カツオ一本釣の船長となることを目指しており、さらに精進して夢がかなうことを願っています。
※ 中学卒業生以上(見込みを含む)を対象とした、一般入試後期試験を実施します。
願書の受付は、令和3年3月1日(月)から令和3年3月10日(水)までです(最終日の消印有効)。
詳しくは、ホームページ https://gyogaku.com/recruitment/
をご覧ください。
※ 学園の見学説明会の申し込みを随時受け付けております。
漁師になることを考えている方、学園に興味のある方の来園をお待ちしています。
詳しくはホームページ https://gyogaku.com/setsumei/
をご覧ください。