1月23日
スマート水産業?
馴染みの薄い言葉ですので概要を
漁業の生産現場に、インターネットに様々な物をものをつなげるInternet of Things(IoT)や人工知能Artificial Intelligence(AI)技術を導入し、効率化などを図る取り組みのことをスマート漁業(水産業)とよんでいます。
漁業における先端技術の導入は常に行われてきています。
例えば、船内に超低温冷凍庫の設置、魚群探知機や船位測定装置の導入など様々な例があり、導入初期には先端技術を活用したものが、今では普通の装備となって普及しています。
スマート漁業もいずれは普通のものとなるように思いますが、インターネット技術や人工知能などの先端技術を漁業に導入すると言っても、どのようなものか想像することが難しいと思います。
そこで、定置漁業での導入事例についての授業を行い、スマート漁業の一端を生徒諸君に紹介することにしました。
授業を実施するにあたり、網代漁業(株)様と連携協定を締結しました。
網代漁業(株)様には、スマート漁業の全体像と定置漁業における先端機器導入例を紹介していただきました。
定置網に設置した魚探からの情報をインターネット経由で見ることができます。
魚探の反応により、魚種や入網量を想定できるそうです。
出漁前に想定できることで、氷の準備などを無駄なくできるようになり、魚価向上と経費削減につながります。
実際に操作して、魚探映像を確認しています。
いつもより真剣な顔つきに見えます。
スマート漁業についての授業は、今後も継続して行います。
基本技術から最先端技術まで、生徒諸君の技能と知識の向上につながるカリキュラムを導入していきます。
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