前日に実施した一本釣りの影響が、翌日は筋肉痛となったようです。
海況も悪く、漁場調査はできなかっとのこと。
しかし、船内作業はやることがあります。
主直(当番)の生徒から送られてきた日誌の内容は、下記の通りです。
「朝、起きたら昨日の操業の疲れが残っていて、腕の筋肉が張っていたり竿尻を掛けた太ももの内側あたりが痛かった。
海はあいにくの時化で甲板まで波をかぶったりして操業は行わなかった。
それでもシフトは予定通り行った。
ブラインに浸かったカツオを凍結庫に移す作業は重労働で、1本10kg近いカツオをブライン液の魚艙から取り出して、かごに3本入れては隣の魚艙に移す作業の繰り返しで膝を使わないと腰を悪くしそうな作業だった。
ブライン液の魚槽に入ったカツオは自然と浮いてくると思っていたけれど、数が少なくなってくると魚艙の中に梯子を降ろして、乗組員が中に入ってカツオを取り出していて、酸欠になったり落ちたりしたら無事じゃ済まない危険な仕事だと感じた。
自分の就職先もカツオ船なので、この航海実習で多くの事を学んでいきたい。」
とのこと。
実際の遠洋一本釣り漁船では、釣ったカツオやマグロは直ちに急速凍結して高鮮度を保ちます。
それには、釣った直後に生きたまま濃い塩水(ブライン溶液)で満たされた水槽に入れ、短時間で魚の中心部まで凍結させます。
数時間後、凍結できた魚は別の漁槽に移し替えます。
揺れる船内での移し替え作業は大変ですが、漁業現場ではこれも通常の作業になります。
※ 中学卒業生以上(見込みを含む)を対象とした一般入試前期試験が終了しました。
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