静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

焼津漁協の見学 「海まき」の水揚げ

2016年05月27日 14時55分59秒 | 研修・見学
以前、ご紹介しましたように、焼津漁港は「特に重要な漁港である」特定第3種漁港です。焼津漁港内には焼津漁港と小川(こがわ)漁協の2漁協があります。一つの漁港内に2漁協があるのも珍しいですよね。

焼津漁協は遠洋漁業が中心で、所属船以外にも他県のカツオ船などが水揚げに来ます。カツオの水揚げは日本一です。
遠洋のカツオ漁は、主に一本釣りと旋網(まきあみ)です。
この日は、遠洋まき網漁船、通称「海まき」(海外漁場で操業するまき網漁船)の水揚げでした。


漁船登録番号がSOで始まるので静岡県登録であることが分かります。

冷凍されたカツオを、クレーンで陸揚げします。

このカツオは、主に鰹節や調味料の原料になります。
焼津市には、これらの加工場が多いことからカツオの水揚げ基地になっています。


【漁船登録番号】
漁船には、目立つところに登録番号が書かれています。
アルファベットの2文字は県名の略です。
SOは静岡県。東京都ならTK。鹿児島県ならKGです。
だいたい想像がつきますよね。
アルファベットに続く数字は漁船の大きさです。
海で使う漁船の場合
1 総トン数100t以上の動力漁船
2 総トン数100t未満5t以上の動力漁船
3 総トン数5t未満の動力漁船
となります。
海まき船ならSO1です。
大きな漁船でも、動力がなければ4になります。
港で漁船がいたら、確認してみてください。
焼津漁港には県外船もたくさん停泊していますよ。
コメント
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