静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

カッター訓練

2016年05月18日 13時21分48秒 | 実習
海上でのカッター訓練が始まりました。
この時期は、屋内の実習より、海の上の方が気持ちが良いってもんです。
さて、カッターは構造は簡単な船ですが、それを漕ぐのは大変です。
櫓(オール)はやたら重たいし、並んで漕ぐので息を合わせなければ櫓と櫓がぶつかります。


指導教官の笛に合わせて、大きな声を出して漕ぎますが...うーん...

想像以上に大変だったと思います。

【カッター訓練の意義】
カッター訓練は水産系の学校ではお馴染みであることをはご紹介しました。さらに言えば、防衛大、あるいは海洋スポーツ少年団でも行います。
実際の海難事故の際に、この訓練がどれだけ役に立つかは、いろいろな考えがあると思います。でも、カッター訓練が広く行われているのは、それなりの意味があるからです。
気持ちを一つにして、成果を出すことにより人間的に成長するために、適した素材だからではないでしょうか。

小学生を対象にした、30人31脚の大会があります。
あれも、クラス全員が努力したことが、個人の成長につながる意義があるんでしょう。
コメント
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