静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

49期生、初日の授業

2018年04月11日 13時26分39秒 | 学園紹介

入学式を無事に終えた49期生。
寮で荷物を片付けます。
県庁から入学式に来ていただいた中平局長、高瀬課長も生徒一人一人に声をかけてくれました。


そして、最初の寮の食事。
まだ、みんな食べるのが遅いです。
最初に食べ終わったのは私でした!
私はご飯が少ないので、早いのですけど、まあ、それでもね。
徐々にスピードアップをするようにお願いしました。

午後は生徒証や試験の申請に使う写真を撮影。


それから、自己紹介をしてもらいました。
特技が「逆立ち」という人が2名いて、さっそく披露(ひろう)してくれました。


さらに屋外で、整列と点呼の練習。
学園では点呼が毎日あります。練習しているうちに、だんだん大きな声が出るようになりました。
もっと、元気な声で走っている船の上でも聞こえるような声を出してもらいますよ。


最後は、旗の掲揚と、たたみ方の練習。
これは週番の仕事になります。


いろいろあって、生徒には目が回るような初日だったと思います。
お疲れ様でした。

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp


 園長のつぶやき
昨日は私も午前中は来賓やマスコミ(地元の静岡新聞にはカラー写真付きで紹介されました)の対応で目が回る忙しさでした。
今年の49生ですが、体格はすごく良いですが、精神面でも「しっかりしている」という印象です。
昨年の48期生は、とにかく明るいて、ちょっと落ち着きがない気もしました。
毎年、なぜかカラーが変わります。不思議ですね。

とは言っても、例年同じですが入学してくる生徒は本当に色々です。
学力も、体格も、意欲も様々です。
だから、生徒間で競争させることはなく、一人一人が成長することを目指します。

我々は全員を漁師に育てなくはなりません。
それには「より多くの漁師」と「より優秀な漁師」の二つの目的があります。

最近は、優れた人材が学園に入学してくれるようになりました。
その中に、単純に良い漁師ということを越えて、将来の漁業界を背負うことが期待できる人もいます。
そんな優秀な人材を一人でも多く輩出(はいしゅつ)することが私の野望です。

まだまだ、48期生がどう成長するかわかりません。
でも、きっと私の期待に応えてくれる人が育ってくれるはずです。

コメント
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