静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

釣り実習3日目(遠洋航海実習 15日目)

2022年12月02日 09時16分22秒 | R4遠洋航海実習

12月2日 金曜日

遠洋航海実習も半分を過ぎました。以下、昨日の日誌です。

「今日は、活餌管理と昨日釣ったカツオの凍結シフト作業がありました。両方とも初めて行った作業で、不慣れな所もあるので早く作業に慣れるように、積極的に手を出していくようにしていきたいです。また、今日は一日のほとんどが魚見で終わってしまい、カツオを釣ることができませんでした。明日はカツオが釣れれば良いなと思います。乗船実習も半分ほど過ぎて、船内生活にも慣れてきて、気のゆるみが出てきたので、自分の行動を見つめなおして、気を引き締めて、残りの半分に望みたいと思います。この乗船実習でしか出来ないことや、学べないこともたくさんあるのでこれからも楽しみつつ1日1日を大切にし、頑張っていきたいと思います。」

           凍結シフト

            魚見

遠洋カツオ一本釣漁船のカツオは、主に生食用に鮮度良く保存するため、船上でブライン凍結が行われます。ブライン凍結は、-20℃程度に冷却した高濃度の塩水に魚を浸けて一気に温度を低下させる凍結法で、通常の冷却した空気を用いた凍結法よりも早く魚体の芯まで凍結することが出来ます。凍結シフト作業とは、芯まで凍った後にブライン液から取り出し、空冷庫に移す作業で、通常は漁獲の翌朝、操業開始前に行うことが多いです。 実習も半分を過ぎ、様々な作業にも少し慣れてきた頃だと思います。しかしこんな時に油断をすると怪我にも繋がりますので、もう一度、気を引き締めて実習に取り組んでほしいと思います。

AO式入学試験の第2回試験を12月26日(月)に実施します。願書出願は12月5日からです。 12月の週末見学説明会開催日は17日(土)、18日(日)です。平日の学園見学も受け付けています。年内12月23日までは対応可能です。詳細はホームページ(https://gyogaku.com/)でご確認ください!

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