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真鍋庭園から帯広西部へ●十勝日帰りバスの旅(7)

2024年10月28日 19時07分00秒 | つれづれ日録
(承前)

 帯広の真鍋庭園を1周して、出口のカフェテラスでソフトクリームを頼みました。

 すこし陰になっているところに、見たことのある大きな絵が置かれていました。

 
 これは、2019年にNHKで放送された連続テレビ小説「なつぞら」で、主人公が高校時代、吉沢亮が演じる山田天陽(モデルは神田日勝)が演劇部の舞台の背景として描いた絵です。
 実際に筆を執ったのは、画家の村山之都さんだと思われます。
 
 真鍋庭園が「なつぞら」のロケ地となったことや、山田天陽がアトリエとして使っていた粗末な馬小屋が園内カフェテラスのそばに移設されていることは、わりとよく知られていると思います。
 
 しかし、ドラマの中で実際に使用された絵が、ここにあるとは!
 ちょっとびっくりしました。

 神田日勝の画風ではないし、だれの絵にも似ていない、かといって抽象画でも難解でもない、ほんとうに独自の画風だと感じます。
 
  
 カフェテラスの中にはほかにも、ドラマ中で使われていた馬の絵なども貼ってありました。

 ソフトクリームはふつうにおいしかったです。
 

 さて、来たときとは異なり、庭園の出口から北に向かって歩き「西5条34丁目」の停留所からバスに乗ります。

 ここから「72 大空団地線」に乗り、乗車38分、じつに32の停留所を経て「西21条2丁目」を目指します。
 
 札幌にたとえれば、札幌ドームから大通を経て発寒南駅あたりまで1本のバスで行くようなものなので、かなりの長旅です。
 
 
 車内は老若男女いろいろな人でそこそこ込んでいました。
 バスは競馬場(デメーテルの会場でした。なつかしい)の前を通り、白樺通りを西へと走ります。

 
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(この項続く) 


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