北海道新聞08年3月13日夕刊小樽版より。
画家の名前が知りたい気もします。
斉藤吉郎は小樽出身の彫刻家で、日展評議員だったそうです。
それにしても、小樽出身の美術家って多いですね。
絵はがきはどうして、美術館や博物館で売らないのかな。
あとの7点が何かは、実際に買ってきて確かめたいところですが。
小樽市内の傷んだ銅像を修復しようと、「小樽の像を守る実行委員会」(事務局・市民会館)が、銅像やモニュメントを描いた絵はがきを発売している。売上金を修繕費に充てる試みだ。
市内の銅像やモニュメントは雨などで浸食、劣化が進んでいる。修復の第一弾は小樽公園内の「少女の像」(1954年、斉藤吉郎作)。「少女の像」を見た市民会館の寺田龍吾館長が「像が泣いているように見えた」ことから思い立った。
寺田館長が知人の画家に頼み、市内8カ所の銅像やモニュメントを描いてもらった。絵はがきは「OTARU 『像』のある風景」として8枚組500円で販売。売り上げの一部を「少女の像」の修繕費用約20万円に充当する。
(中略)
市内には約百の銅像やモニュメントがあるという。今後、市民公募で銅像、モニュメントの絵画コンテストを開催。絵はがきとして採用し、修復を進める構想もある。
絵はがきは市民会館、市民センター、市公会堂で発売している。
画家の名前が知りたい気もします。
斉藤吉郎は小樽出身の彫刻家で、日展評議員だったそうです。
それにしても、小樽出身の美術家って多いですね。
絵はがきはどうして、美術館や博物館で売らないのかな。
あとの7点が何かは、実際に買ってきて確かめたいところですが。
市民らがお金を出し合って新しくブロンズ像を追加し公園設置したばかりです。
700万円くらいの費用がかかったそうですよ。
そして既に800万円くらい集まきっていたので余剰金も残っている計算になります。
修復作業よりも新設を優先する町なんですし、余剰金を修復へあてるという発想が出てこない町なのですから放っておけばいいんじゃないですか?
余剰金があるという話は初めて聞きましたが、あるのなら、修復に回すのは悪くないアイデアですね。
ただ、それはやはり浄財を寄せてくれた市民に、いちおう承諾を得なくてはならない案件だと思います。設置者は別なんだし。
野外彫刻にかぎらず、どんな施設や建物にも、ランニングコストというものが発生します。
これはバカにできない額なのです。
どうもそこらへんに対する思慮が欠けている例が多いような…。