![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/8f/dd8614fb5a91c6cede5e80f1b06c36f1.jpg)
今年で5年目を迎える「政和アートfes」に行ってきました。
政和地区は、そばで知られる幌加内町の、中心部より少し北側にあります。
会場は、2007年に閉校した町立政和小の校舎。近くでステンドグラスを手がける吉成洋子さんが中心となり、札幌で金工作家として活躍する娘の吉成翔子さんや同窓の道教大出身者が出品して、毎年夏に開いています。
最初の年は計11日間の開催でしたから、開催期間は長くなっています。
期間のうち、筆者が訪れた8月27日と翌28日は「メイン開催日」として、ワークショップなどが多彩に繰り広げられました。
(ちなみに、会期末の9月3、4両日は、幌加内町市街で新そばまつりが開かれます)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/5c/f4957710d5b0fd0141a58e4a9b60c835.jpg)
いちばん広いのは体育館ですが、それ以外のほぼ全ての教室や部屋が展示に使われています。
もともと翔子さんが作品置き場として用いていたこともあって、やや雑然とした感じのするところもあります(筆者は、少しごちゃごちゃしているぐらいのほうが好きなのですが)。
ちなみに屋外やグラウンドは展示がないようです。
以下、体育館に置かれた作品から紹介します。
吉成翔子さんの金工作品は、グループ展や道展などですでに発表したものが多いと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/03/9ded66d3ddb596a40a076c430dff72a4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/02/09306130b73a07e2066b522df5b73e64.jpg)
演壇の手前に置かれた球体は、師匠の佐々木けいしさんの作。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/bf/7cc876b5243448b05cdda32558650156.jpg)
演壇の壁面に、どんどんのびていく壁掛けタイプの作品。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/f9/309baec4eacb1ccd8cffb3022052b3ab.jpg)
吉成翔子さんが政和小学校に通っていたころの作品がそのまま壁に残っているのがおもしろい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/7d/41929f03636c1989eda13038c6b19f8f.jpg)
翔子さんの「歯車はぐるま」。とってを回すと、歯車がぎいぎいときしむ音をたててゆっくりと回転します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/7f/ac5028024a19bee579ae9e9c51319e80.jpg)
吉成洋子さんのインスタレーション「幌加内には二度雪が降る」。
上の画像は、その根元の部分。
「幌加内には二度雪が降る」の上半分。
バスケットボールのゴールを天井まで上げて、そこからつるしているので、相当な高さのある作品です。
幌加内に広がるソバの畑で、ふわふわと白い花が咲くようすを表現しています。
根元にいるのは、Fesのキャラクター「ワルジカ」。幌加内でも、エゾシカの食害が深刻なので、こんな名前がついていますが、キャラクターそのものはにくめない表情をしています。
それにしても、今回のFesで、開催地を意識した作品が、大きなものではこれだけというのは、ちょっともったいない気もします。
体育館以外に展示されている作品は別項で。
2016年7月30日(土)~9月4日(日)午前10時~午後5時、火・水曜休み
旧政和小(幌加内町政和)
□ http://seiwa-artfes.moo.jp/
【告知】政和アートFes 2014
【告知】政和アートFes2013
吉成翔子さんの関連記事
■あな展 吉成翔子 (2010)
■吉成翔子個展 (2010年9月)
■遠くを聴く この言葉で繋がる7人の世界 (2009年11月)
■金工時間 金属造形作家3人による展覧会 松田郁美・町嶋真寿・吉成翔子(2009年9-10月)
■金工展(2008年)=画像なし
・深川―幌加内―政和―名寄間に、旧深名線の代替バスが出ています。深川から1時間40分。名寄から1時間20分
・深川留萌道「秩父別インターチェンジ」から車で約53キロ
政和地区は、そばで知られる幌加内町の、中心部より少し北側にあります。
会場は、2007年に閉校した町立政和小の校舎。近くでステンドグラスを手がける吉成洋子さんが中心となり、札幌で金工作家として活躍する娘の吉成翔子さんや同窓の道教大出身者が出品して、毎年夏に開いています。
最初の年は計11日間の開催でしたから、開催期間は長くなっています。
期間のうち、筆者が訪れた8月27日と翌28日は「メイン開催日」として、ワークショップなどが多彩に繰り広げられました。
(ちなみに、会期末の9月3、4両日は、幌加内町市街で新そばまつりが開かれます)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/5c/f4957710d5b0fd0141a58e4a9b60c835.jpg)
いちばん広いのは体育館ですが、それ以外のほぼ全ての教室や部屋が展示に使われています。
もともと翔子さんが作品置き場として用いていたこともあって、やや雑然とした感じのするところもあります(筆者は、少しごちゃごちゃしているぐらいのほうが好きなのですが)。
ちなみに屋外やグラウンドは展示がないようです。
以下、体育館に置かれた作品から紹介します。
吉成翔子さんの金工作品は、グループ展や道展などですでに発表したものが多いと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/03/9ded66d3ddb596a40a076c430dff72a4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/02/09306130b73a07e2066b522df5b73e64.jpg)
演壇の手前に置かれた球体は、師匠の佐々木けいしさんの作。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/bf/7cc876b5243448b05cdda32558650156.jpg)
演壇の壁面に、どんどんのびていく壁掛けタイプの作品。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/f9/309baec4eacb1ccd8cffb3022052b3ab.jpg)
吉成翔子さんが政和小学校に通っていたころの作品がそのまま壁に残っているのがおもしろい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/7d/41929f03636c1989eda13038c6b19f8f.jpg)
翔子さんの「歯車はぐるま」。とってを回すと、歯車がぎいぎいときしむ音をたててゆっくりと回転します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/7f/ac5028024a19bee579ae9e9c51319e80.jpg)
吉成洋子さんのインスタレーション「幌加内には二度雪が降る」。
上の画像は、その根元の部分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/23/0828e3a3c1f4222e3f050cbf12339ccf.jpg)
バスケットボールのゴールを天井まで上げて、そこからつるしているので、相当な高さのある作品です。
幌加内に広がるソバの畑で、ふわふわと白い花が咲くようすを表現しています。
根元にいるのは、Fesのキャラクター「ワルジカ」。幌加内でも、エゾシカの食害が深刻なので、こんな名前がついていますが、キャラクターそのものはにくめない表情をしています。
それにしても、今回のFesで、開催地を意識した作品が、大きなものではこれだけというのは、ちょっともったいない気もします。
体育館以外に展示されている作品は別項で。
2016年7月30日(土)~9月4日(日)午前10時~午後5時、火・水曜休み
旧政和小(幌加内町政和)
□ http://seiwa-artfes.moo.jp/
【告知】政和アートFes 2014
【告知】政和アートFes2013
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■あな展 吉成翔子 (2010)
■吉成翔子個展 (2010年9月)
■遠くを聴く この言葉で繋がる7人の世界 (2009年11月)
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■金工展(2008年)=画像なし
・深川―幌加内―政和―名寄間に、旧深名線の代替バスが出ています。深川から1時間40分。名寄から1時間20分
・深川留萌道「秩父別インターチェンジ」から車で約53キロ
(この項続く)