北海道美術ネット別館

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山本正道「森と少女(誕生・成就)」

2008年02月24日 20時27分45秒 | 街角と道端のアート
 北広島駅の構内にある大きな彫刻。1999年の作です。

 ひざをかかえるようにすわる少女と、背後の森との対比が興味深い作品です。生命というもののいとおしさを感じます。
 全体が風景のようなのも、従来の彫刻っぽくなくて、おもしろいですね。

 作者の山本正道さんは京都出身、神奈川県在住の東京芸大教授。
 ただし、父母が道内出身で、お子さんが酪農学園大に進学するなど、北海道との縁も深いそうです(北海道新聞2000年10月13日)。

 また、同年に、旭川市が主催する中原悌二郎賞を受賞。
 札幌の本郷新賞の審査員も務めているはず。
 札幌・芸術の森野外美術館に「こだま」が、恵庭・ユカンボシ川河畔公園に「時をみつめて」が、とうや湖ぐるっと彫刻公園に「風の音'92」 が、それぞれ設置されているそうです。
 全国的に有名なパブリックアートでは、横浜・山下公園の「赤い靴はいてた女の子」像があります。


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