11月の2日から奥方のわがままで、GoToキャンペーンに相乗りしての「フルムーン旅行」が終わろうとしている。
だから、この五日間は、いつものパターンと違う形式のブログになっている。そのフルムーン旅行も最終日五日目に入る。
指宿温泉の朝。指宿いわさきホテルを8:30分過ぎに出発。ここからはバス移動になる。
指宿から海岸沿いにバスで進み、鹿児島市内へ入り、児島市吉野町にある「仙巌園」に向かう。
バスが着いたのは、雄大な景観が美しい島津家の別邸「仙巌園」である。万治元年(1658)に島津家19代光久によって築かれた島津家の別邸であった。28代斉彬もこよなく愛し、篤姫など多くの人を魅了した。桜島を築山に、錦江湾を池に見立てた雄大な景観を楽しむことができる。およそ1万5千坪の広大な庭園には、四季折々の花々が咲き誇り、島津家の歴史を伝える史跡が数多く残されている。
また、平成27年(2015)には、「明治日本の産業革命遺産」として園の大部分が世界文化遺産に登録された。 園内には、鹿児島の郷土料理が味わえるレストランやカフェ、特産品を取り揃えたショップがあり、幅広い年代の方々に楽しめる。
尚古集成館(本館)は、慶応元年(1865)に建てられ、金属加工や蒸気機関の修理などを行っていた、現存する最古の洋式工場建築物。現在は、島津家の歴史や集成館事業を紹介する博物館として、江戸時代につくられた 薩摩切子や、工場として稼働していた当時の機械 など、島津家伝来の資料を中心に収蔵・展示している。
午前中はここでゆったりとした時間を過ごす。
JR鹿児島中央駅に13時過ぎに着き、13:34分発のさくら558号に乗る。いよいよ、最後の新幹線である。
できたら、この「みずほ」に乗ってみたかったのだけれど。
「さくら558号」には、およそ3時間半の乗車になる。一気に九州を縦断して、この旅も終わりに近づいてくる。
本音を言えば、すっかりと飽きてきた時期。もう、当分は新幹線や列車には乗りたくないという気分かも。
私たちは岡山駅で下車する。岡山駅には16:52分到着予定。
岡山駅からは一階に降りて在来線乗り場に移動する。
岡山駅からは「マリンライナー49号」に乗車。こういう所でもグリーン車指定席になっているが、そこまでしなくても・・・と思う。17:12分発。
JR高松駅には18:06分着。ここからは娘のお迎えで、自宅までは娘に送ってもらって帰宅する。
こうして、五日間の日本縦断の旅行は終わることになる。
じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。