まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

黙々と 一年の行く 不動堂

2014年12月31日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていたが、日本海を進む低気圧の影響で次第に雲が広がり、夕方を中心に雨や雷雨となる見込みなんだとか。夜は冬型の気圧配置が強まるため、雪の降る所もあるらしく、香川県では、「31日昼過ぎから強風や高波に、31日夕方から31日夜遅くまで急な強い雨や落雷に注意してください」と呼びかけている。気温は1度から15度、湿度は72%から34%、風は1mから4mの南西の風が少しだった。明日の1月1日は、冬型の気圧配置が強まるため雲が広がり、夕方から夜のはじめ頃にかけては雪が降る見込みなんだとか。今の暖かさからは信じられないのだけれど。

  

 早め早めに準備をしてきたものだから、今日の私の予定はまるでなし・・・。暖かいから何かをしなくては・・・と外に出ても、落ち葉を拾うくらいなもの。

 

 昨日、ヨモギ餅に餡こを入れようとしたら、みんなに反対されて、白い餅にあんこを入れておしまいにしたが、けいこばぁは、「せっかく、苦労をしてヨモギを集めたのに・・・」と不満でならないらしく、早朝から起きて餅つきの準備。そうして、念願のヨモギ餅ができあがった。私が丸めたからおかしな餅になってしまった。

 

 古い絵はがきを眺めていたらば、右の中程に薬の看板が見えた。何やら人の顔らしきものが見える・・・。

 

 どうやら目薬の看板らしい。今も白内障手術の後の目薬を三種類をさしているものだから、この看板が気になった。

 

 どうやら、この「大学目薬」の看板らしい。「大学目薬??」ということで調べてみた。大学目薬(だいがくめぐすり)は、日本の製薬会社・参天製薬が1890年(明治23年)より発売している目薬のブランド名。一般用医薬品(第2類)。参天製薬が現在、発売している目薬の中で「サンテ」ブランドを冠しない唯一の商品である。博士の肖像は明治期にドイツから渡日し医学を教えていたお雇い外国人、エルヴィン・フォン・ベルツがモデルという説もあるが、定かではない。(Wikipediaより)

 

 こういうものらしかった。私が子供のころに見たような記憶がある。これがプラスチック容器に変わったのは1960年というから小学生の頃はこんな容器だったわけだ。左が上で、ゴムがついていて、それをペコポコさせて目にさした。

 

 今でも、あのおじさんの写真がケースには印刷されている・・・。

 

 うちのおばあちゃんは、こんな貝殻に入っている薬を水で薄めて目を洗っていた。

 

 お昼は木村食堂(わが家)でのかけうどん。ま、奥方の手抜き食。奥方は餅つき器の片付けや後整理。台所の片付けや整理も大仕事みたい。

 

 わが家のお内仏の最終点検と総仕上げ・・・。

 

 すぐお隣にある「棚岩不動尊」も迎春準備ができている。今夜は年越しのおこもりがあるらしい。うちとこの自治会はほとんどが真宗なせいか、このお不動さんのお世話はしていないが、その北にある二自治会がお世話や運営をやってるので、今夜も、その集落からのお参りがあるとのこと。

 

 今夜の年越しうどんは「まかない野菜煮込みうどん」。夕方からは冷たい雨が降り始めてきた。明日は初雪になるのかも・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「年は唯 黙々として 行くのみぞ」という高浜虚子の言葉から。太陽と月は宇宙の旅人で、太陽は日没とともに闇の世界に籠もり、日の出とともに新たな生命を受ける。月も終わりの闇夜を「月隠(つごもり)」とか「晦日(みそか)」といい、新しい出発を「月立ち」とか「朔日(ついたち)」といった。太陽と月は「死」と「再生」をくり返して大晦日となる。年も古い生命を葬り、新たに生まれて新年となる。神社でお払いをし、寺院で除夜の鐘をつくのも、人々が罪を清めて新しい生命を迎えるための儀式だという。新年は月の生まれ変わりとともにやって来る。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

 


餅撞いて 総ての予定を 取り外す

2014年12月30日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は2度から13度、湿度は70%から52%、風は2mから4mの西北西の風が少しばかり・・・。明日の31日は高気圧に覆われて晴れるらしいが、日本海の低気圧や前線の影響で昼過ぎから雲が広がり、夕方は雨や雷雨となる見込みとか。夜は冬型の気圧配置が強まるため、雪の降る所もあるのだとか。

  

 さて、わが家では、毎年、この12月30日が餅つきの日となっている。子供の頃からの習慣らしい。それが弟や娘や奥方にまで伝染しているらしい。それはそれだが、奥方のけいこばぁが、「二階のお掃除も恒例よ。掃除機で掃除するのよ~」と仰る。調べてみたら、毎年の12月30日には二階部分に掃除機を掛けて、お布団を干してあると、過去のブログが証明している。

 

 仕方がないなぁと掃除機を掛けて掃除をした。おこたもこたつ布団もベランダに干して掃除機でしっかりと掃除をした。

 

 おかげで二階部分はすっきりとした。トイレも廊下もさっぱりとした。

 

 さっぱりとしないのはここだけ。ここはけいこばぁのアトリエ兼工房。パッチワークの布きれだの型紙だの、洋裁の端切れだの型紙だのが山盛りになっている。そこで、半ば、当てつけ気味に掃除をしてみた。飲みかけたサイダー水だの、使ってそのままのマスクだの、送られてきたインフルエンザ予防接種の申込書だのがそのまんま・・・。

 

 ここは三年前までは私のマシン室だった。ここにパソコンが四台も並んでいた。そこを洋裁用のアトリエに占領された恰好になった。ということで、20分ほどでこんなにすっきりとなった。

 

 それが終わると餅つきの支度に取り掛かった。娘家族三人がやってきてくれた。私の弟、三男のたっくんもやってきた。

 

 これは孫の「なぎちゃん」が窓ガラスに書いた落書き。「もち」が食べたぁぁい~」という気持ちを表現したもの。

 

 さぁ、餅米がふかしてできあがったぞ・・・というので、みんなは一斉にお餅造り。

 

 今はこうした機械でお餅をこねて作る。二年前には旧宅から石臼を運んできて餅つきをしたが、昨年・今年は、この機械撞きになった。

 

 で、アンなしのが一臼、あん入りが一臼のお餅つき。

 

 けいこばぁは、ヨモギ入りの草餅にしたかったようだが、みんなのブーイングを浴びて、あん入り餅は白い丸餅になった。草餅は正月二日の「正月礼」の前に、みんなでヨモギ餅を作ることになった。

 

 ま、ああだ、こうだと言いながらのお餅つきも無事終了。できあがったお餅は三家族で分けて持ち帰ることになった。

 

 最後の方になると大きさもあんこの量もいい加減になって、いろんな形のお餅になった。ま、みんなが持ち帰る分だからいいようなものだが。

 

 わが家用のものは仏壇用の鏡餅とかお供え用のお餅とか・・・。私はなぜだかお餅は食べないので、けいこばぁが食べる数個の餅があればいい。

 

 朝方には大霜になっていたおかげで。午後からは暖かい年末になった。

 

 お布団も良く乾いたし、適度な風も出てきたし。

 

 娘家族たちは旧宅のお墓参りを済ませたあと、午後の2時過ぎにはみんな一斉に帰ってしまった。最近は郵便も宅配便も素通りするばかりで、わが家には何も届けてくれない。

 

 今日の掲示板はこれ。「夢は見るものではなく叶えるもの 何をするにしても壁はある 壁にぶつかるからこそ一は頑張るんだと思う」というナデシコ女子サッカーの沢穂希さんの言葉から。『夢は見るものではなく叶えるもの』を座右の銘とするキャプテンの澤穂希(さわ・ほまれ)さんは著書の中で、こう述べている。「苦しい思いをすると、同時にもっとやれる自分が見えてくる。」「何をやるにしても壁はある。壁にぶつかるからこそ、人はがんばれるんだと思う。」「夢を抱くのに年齢もキャリアも関係ない。シンプルな習慣を少しプラスするだけで、あなたの夢がグッと近づく。」と語ってくれている。そして、「発明王」トーマス・エジソンは「我々の最も大きな弱点は、諦めることにある。成功するための最も確かな方法は、常にもう一度だけ挑戦してみることだ。」という名言を残している。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


やれやれと 今日の日記の 落ち葉焚き

2014年12月29日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は気圧の谷の影響で瀬戸内側を中心に雲が広がり、弱い雨の降っている所があった。気温は4度から12度、湿度は86%から56%。風は1mから4mの西の風が少し。明日の30日は、東シナ海に中心を持つ高気圧に覆われるため、概ね晴れる見込みらしい。

 

 今日は比較的暖かい朝になったので、庭先の片付けをやってみた。とにかく奥方はやったらやりっぱなし。植えたら植えっぱなし・・・。ま、働きながらだから無理もないと思えば、片付けも仕方がないかなぁと思いつつ。

 

 野菜の水やり用のホースを片付けたり、使ったネットや支柱を片付けたり・・・。雑草は抜いたら抜きっぱなし。包丁は使ったら使いっぱなし・・・。あきれながらのお片付け。

 

 奥方は奥方のご用があるらしく、玄関先にお花を活けてみたり、

 

 和室にお花を並べてみたり・・・。窓ガラスの掃除をしてみたり。ま、それなりに忙しそう。

 

 その合間に、柄杓の柄が取れたから直しておいて・・・と言うてみたり。

 

 ま、探せばいくらでもお仕事は出てくるもんだ・・・。

 

 ま、今頃になってバタバタしたって仕方がない。今年も残すところ、あと二日だと大騒ぎをしているが、そのあと二日で世界が終わるわけでもないし、人生が大きく切り替わる訳でもない。

 

 今日のお昼も仕方なく・・・おうどん。そしてメニューは・・・・

 

 いつもの「しっぽくうどん小」で420円だったか。冬場はこれが温まっておいしい。

 

 目が見えるようになったらやらねばならないこと。
 ①ホームページの移転・・・・OCNからピカラへの移転作業 2月28日までに
 ②おへんろの闇と影の編集作業
 ③山頭火の句碑探しの編集作業
 ④英国士官レキ研究の印刷製本と納本(県立図書館ほかへ)
 ⑤古川庄八研究の印刷製本と納本(県立図書館ほかへ)
 ⑥狛犬研究の印刷製本と納本(県立図書館ほかへ)
 ⑦しわく広島八十八ヶ所調査報告書の印刷製本と納本(県立図書館ほかへ)

 

 今年のお仕事の残りの反省というか、年頭の活動方針用の試案として思い浮かんだことなど・・・。

 

 わが家では毎年、30日に餅つきをする。だから、これから、餅米を洗って準備しなくては・・・。それが終わったらやれやれだ・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「すぐに広がる不足の心 すぐに忘れる感謝の心 心のけいこは繰り返し」というもの。どこの誰さんの言葉かはわからない。とかく私たちの心には不足の心が広がるものだし、感謝の心は忘れ去ってしまうもの。いかりやそねみやねたみやうらみの心もまた、私の心の繰り返し。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


冬戯れて 身動きもせぬ 不動堂

2014年12月28日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、午後からは雨が降っている。気温は1度から7度、湿度は88%から70%、風は1mから3mの南南西の風が少し。明日の29日は、低気圧や寒気の影響で雲が広がりやすく、昼過ぎまで雨の降る所がある見込みらしい。

  

 朝の間は晴れ間もあって、雨の降らないうちにと玄関回りの掃除をすることになった。山からの落ち葉が、わが家の玄関回りに吹きだまりを作っている。掃いても掃いても落ち葉は落ちるのだが、最近は枯れ葉もなくなったようで落ち着いてきた。

 

 「お正月が来るんだから、おうちの回りの落ち葉でも拾って片付けてよ~」という奥方の声で、しぶしぶと腰を上げた・・・という訳だ。今日は寒くもないし、風もないし・・・ということで。

 

 ほぼ1時間ほどですっきりと片付いた。ここがわが家の西側。あの柱のある場所が玄関になっている。

 

 こちら側が北面でコンクリートの基礎台が見える場所が勝手口。こちら側はけいこばぁの花畑で赤く見えるのはミニバラ。植えたら植えっぱなしだし、草も伸び放題だった。

 

 少しはこざっぱりとした感じ。

 

 こちら側が東面で芝生広場になっている。ここにも落ち葉がたくさん突き刺さっていたのだが、ここも熊手で掃き集めて処分した。

 

 南面はインロク(インターロッキング)処理で風が吹き抜けるからか、こちら側には落ち葉はない。

 

 けいこばぁが、シフト勤務で午前中いなかったもので、今日は木田郡三木町にある「手織りうどん滝音(たきね)」に行ってみた。11時前だったものでお客はいたが多くはなかった。

 

 で、ここに来ればこれ。「まかないぶっかけ小(一玉)の温いん」で530円。肉・ネギ・温泉たまご・あげ・かまぼこ・わかめ・レモン・おろし大根の8種類のトッピング。おろしショウガはサービス。

 

 午後からはけいこばぁと一緒にお墓へお花を活けたり、花材の竹を探したりしてから夕食の食材の買い物。この頃には雨が降り出している。買い物のメインは年末年始用の缶ビールの買い出し。350ml缶24本入りを4箱。

 

 大きなスーパーは人混みがすごいというので、小さなスーパーに行ったのだけれど、ここにはここの混雑があって、レジを通るまではしばらく待たされた。みんな考えが似てくるようだ。

 

 これも年末年始用に灯油を40リットル購入。在庫が20リットルあるので、お正月が終わるまでは充分そう。なにせ、夫婦二人だけだからそんなに多くは使わない。ついでにけいこばぁの車の燃料も補給しておく。

 

 午後からは本降りになってきた。

 

 今日の掲示板はこれ。「弱いから強くなれる 持っていないから何でも持てる」という城たいがさんの言葉から。この言葉で思い出すのは、30年ぐらい前に習っていた「構造力学」の先生が言った「頭を空っぽにしなさい」と言う言葉である。頭が空っぽと言うのはすべて無にしなさい、と言う禅の修業的な意味ではなく、先入観などをなくして素直になりなさい、と言う事であったと思って居るのだが。コップの水が一杯の状態であれば幾ら水をいれてもこぼれてしまう。頭の中が思い込みで一杯であれば幾ら勉強しても身につかないよ、と言う事だったのだと思っている。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


ようように 荷物下ろして 暮れが来る

2014年12月27日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は3度から8度、湿度は74%から62%、風は1mから3mの北北西の風が少し。明日の28日は、はじめは高気圧に覆われて晴れるけれど、気圧の谷や湿った空気の影響で昼前から雲が広がり、夜は雨が降る見込みらしい。

 

 毎年のことだが、この時期になると「松の穂」を切って来て・・・と言われる。花材にするのだけれど、山奥に住んでいるのだが、意外とこの「松の木」がない。めっきりと「松枯れ」のためか松の木が見えない。いいなぁと思うと背が高くて届かない。これもいいぞと思うと人家の近くだったりする。

 

 こうした赤松は案外と採れるのだが黒松の枝のぴんとしたものは滅多にない。松の枝も、仏壇用とかお墓用とか生け花用とかと言われてもわからない。子供の頃から採っていたのだけれど、いつも適当に切って来て、いいところだけを使ってもらうわけだが、案外といいものがないらしい。来年はもっと少なくなりそうな気がする。

 

 これはシダなのだが、ウラジロの代用にする。こんな山の中だが、ウラジロというものは見えないのだ。

 

 玄関飾りはこんなもの。百円ショップで買ったものを組み合わせていて、これも毎年、使い回してすませている。黙っていればわからない。

 

 玄関飾りも百円ショップで買った物を飾ってある。これにも誰もが気をとめない様子。このヘルメットは防災用。私のヘルメットはマイカーに搭載中・・・。

 

 今日は松の枝を探してあちらこちらを走り回ってきたのだが、至るところでサルを見かけた。サルも正月準備に余念がないらしい。

 

 松の枝を採る時に気がついたのだが、愛用のノコが見えない。確か、数日前にお墓の掃除に行った時に使ったのが最後。車の中を隅々まで探したのだが見つからない。で、お墓まで行って、そこらじゅうを探したけれど見つからない。仕方がないから、ホームセンターでノコを仕入れて松の木探し・・・。全く、どんくさいことだ。

 

 ということで、久々に、この「うまい!、はやい!、やすい!」のお店に寄ってみた。こどもたちが冬休みに入ったので店内は家族連れでいっぱい。いなかの家族は休日になるとうどん屋で会食をする。

 

 中にはうどん屋でクラス会をやってる連中もいたりする。セルフのお店で、かけうどんの大でクラス会をすれば安上がりで健康的でいい。

 

 私は「うどん納め」ということで、豪勢に、「温玉肉ぶっけうどんの小の温いん」をお願いした480円だった。少々お肉は硬かったが、温泉卵とぶっかけ出汁がまろやかで食べやすかった。

 

 目の方も慣れてきたのか、少しずつ肩凝りや首筋の痛みも少なくなってきた。年が明けたら執筆活動や編集作業も始められるだろう。冬場の間にやっておきたい作業もある。

 

 今年もなんだかんだと言うてる間に、残すところ四日になった。ということは、五回寝たらお正月ということになるらしい。別にお正月が待ち遠しいわけではないのだけれど。

 

 ということで、今日の掲示板はこれ。「人生に定年はない 老後も余生もない 死をむかえるその一瞬まで現役。人生の現役とは自らの人生を悔いなく生きる人のことです」というもの。道元禅師からのメッセージからの一節。

安身立命(人生に定年はない)
人生に定年はありません
老後も 余生も ないのです
死を迎える その一瞬までは
人生の現役です
人生の現役とは
自らの人生を悔いなく生き切る人のことです
そこには「老い」や「死」への恐れはなく
「尊く美しい老い」と「安らかな死」があるばかりです

 http://tokunoshima.jpn.org/nanten/dougen.html

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


ナンテンが 明日の予定を のぞき込む

2014年12月26日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は冬型の気圧配置となっているが、次第に弱まっているため、概ね晴れていた。気温は4度から7度、湿度は68%から62%、風は3mから6mの西北西の風が吹いていた。明日の27日は、高気圧に覆われて、概ね晴れる見込みらしい。

  

 今日も良い天気だからとお出かけをすることになった。デジタル一眼を抱えて出かけたものの、時期的にはカメラを取り出すような風景にも出会わない。全体的に枯れた山、枯れた樹木、枯れた風景・・・。

 

 で、着いたのは今日もここ。東かがわ市入野山という地区にある「白鳥(しろとり)温泉」。平成の合併前の白鳥(しろとり)町が町営温泉としてオープンしたもの。同じように引田(ひけた)町は「翼山温泉」を営業した。大内(おおち)町はお風呂を作らなかったらしい。それが、平成の大合併で東かがわ市になってからは、「株式会社創裕」が両温泉を運営している。

 

 ここは、一回の入場料金400円を支払えば、一日、何度お風呂に入ってもかまわない。無料休憩所があって、そこで寝たり休憩しながら、一日中、ごろごろしてもかまわない。食堂もあるし、無料でお茶を飲むこともできる。自動販売機で缶ビールを飲んだり持って来たお菓子を食べるグループもある。

 

 で、1時間ごとにお風呂に浸かってのんびりするお年寄りが多い。70歳を過ぎたら、200円で一日いてもかまわない。

 

 短気な私はそんなことはしていられない。頭を洗って身体を洗って・・・30分もいられない。お風呂から上がれば電気マッサージ器で肩をもんでもらっておしまい。食堂がオープンするのは11時。その15分か10分が待っていられない。

 

 で、温泉から20分ほど走って、東かがわ市引田にある「手打ちうどん宮川」に寄ってみた。温泉のうどんは冷凍うどんだと思うので、やはり手打ちうどんがよろしかろうと、ここまでやってきた訳だ。

 

 というのも、ここにはちょっと変わったメニューがあるのだ。それがこれ。

 

 これは「巣ごもりうどん」というもので、とろろと掛け出汁がうまくマッチしてのどごしのおいしいもの。巣ごもり卵料理のうどん版。刻み海苔が刻み野菜の代用をするらしい。まるで、小鳥の巣の上の卵みたいではないか。

 

 さぬきではこれがあたりまえ。「一日一麺」、「うどんは別腹」。最近はそうは思わないが、現役当時はjこれがあたりまえだった。

 

 家に戻ると、クリスマスカードが届いていた。ブログ友人のにころこさんからのもの。いつもおおきにです。にころこさんには年賀状を送って置いた。

 

 迎春準備と言ってもこんなもの。100円ショップで買ったものを毎年毎年取り出しては並べるだけ。母がいなくなったら、なおさら、迎春準備も手抜きになってしまう。それでも、明日あたりには松の木とかウラジロとかナンテンとかを山で探して来なければならんのか・・・。

 

 子供の頃のような、お正月に対するわくわく感もないし、会社員時代みたいな年末年始の休みという開放感もない。毎日がゴロゴロ人生だから、正月休みはゴロゴロだ・・・という浮かれた気分にもなれそうもない。

 

 今日の掲示板はこれ。「何千ものろうそくは、一本のろうそくで灯すことができる。それでろうそくの命が短くなることはない。幸福も分かち合って減ることはない」という仏陀の言葉かららしい。何千ものろうそくも、一本のろうそくより火を得ることができる。それでいて、最初のろうそくの命が短くなることはない。(厳密にはそのろうそくが働いている間、ろうそくは短くなっているのだが)。幸福は共有して分け合っても、その幸福が損なわれることはない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


来て見れば ここにはここの 冬がある

2014年12月25日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、寒気の影響で瀬戸内側や山間部で雲の広がっている所があった。気温は6度から10度、湿度は70%から51%。風は4mから5mの西北西の風が冷たく吹いていた。明日の26日は、引き続き寒気の影響で雲が広がりやすい見込みらしい。

 

 夜だか、朝だかには強い風が吹き殴っていたようだったが、一人暮らしの気ままさで、焼酎をしこたま飲んでぐっすりと寝た。というのも、日本酒が全くなくなっていて、缶ビールも「無糖」とかいうへんてこりんな物が数本残っていただけ・・・。仕方なく、焼酎のお茶割りを何倍か飲んだ。

 

 朝、眼が覚めたのは6時半。まだ、外は薄暗かったが、起きて片付けを始めた。帰宅する船は8時35分発。空き缶や燃えるゴミなどをてきぱきと片付け、肉まんを3個、チンして食べた。コーンスープもお湯を沸かして注ぐだけ。

 

 手島・小手島(おてしま)を経由してきた「しわく丸」に乗ってしわく広島を出る。朝は30人ぐらいの人が乗っている。多くはお医者さんに行って、食材や犬のエサを買って帰る人たちだ。

 

 別に今日、帰らなくても特段の用事があるわけではない。

 

 シルバー川柳のように、「起きたけど 寝るまでとくに 用もなし」なのだ。風があると釣りにもならないし、テレビを見るだけならどこだって同じだし。寝るまで特に用もないのだったら帰ろうか・・・みたいなことだ。

 

 来年の4月までは行くことがないので、島の家の安全を確かめて、雨戸をきっちりと閉めて、ガスの元栓も閉めて戻ることにした訳だ。若い頃には寒くても釣りをしたり、山登りをしたりもしたけれど、最近はそんな元気も勇気も体力もない。

 

 今回は、この乗り場の前にある「市営駐車場」に車を停めたのだが、いざとなったら、駐車券がない。「大事な物だから・・・」と、どこかに挟んだような気がするが、それが何だったのかが思い出せない。病院の書類ケース、お薬手帳、荷物全部をひっくり返して、ひっくり返して・・・。ようやく免許証ケースの中から見つけ出して・・・。すると、今度は料金を支払うところで、千円札を受け取って呉れない。前後ろを逆にしても、裏表を逆にしても、お札を交換しても戻って来てしまう・・・。慌てると余計に機械が意地悪をする・・・・。

 

 ま、後続車はいないし、急ぐ旅でもないので、慌てることはないのだけれど・・・。

 

 奥方のけいこばぁが、「今日は夕方までお仕事だから・・・」と言うていたので、帰り道のここでお昼を食べることにした。朝の肉まん三個がつかえてはいたが、帳面を消すためだから仕方が無く、ここに入った。さぬき市長尾東にある「うどん亭いわせ」という一般店。

 

 で、冬季限定メニューの「しっぽくうどん」を注文した。580円だった。

 

 世の中はクリスマスだ、年の瀬だ、年末だとにぎやかな様子だが、うちんく(わが家)では全く関係ないことで、年の瀬も年末も関係ない。子供の頃には、すす払いだ、煙突掃除だ、落ち葉掃きだゴミの片付けだとやらされたけれど、ことさら、そんなことをする必要もない。一年間に溜まったほこりを払うたって、毎月、それなりに掃除をやってれば、そんなにほこりも溜まらない。

 

 溜まる物は・・・ビールの空き缶と焼酎の空き瓶とプリンターからはき出される紙くずくらいなもの。それだって、毎月まいつき、定期的にゴミ回収に出していたら、そうそうはたまらない。

 

 丸亀からの帰り道、トイレ休憩をしようと、とあるスーパーの駐車場に入ったら・・・駐車するスペースがない。薬代のために銀行のATMコーナーを覗いたら長蛇の列ができている。世の中は早くもお正月準備に入って居るのだろうか・・・。結局の薬局、トイレにいくのを我慢してわが家まで戻って来てしまった・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「幸せは自分で作る 不幸せも自分で作る 幸せも不幸せも 全く他人の仕業ではない」というもの。お釈迦様の前世を書いた仏典「ジャータカ」からの言葉とされている。確かに、幸せも不幸せも自分の心がつくるもので、全く、他人の仕業ではないだろう。確かに確かにお釈迦様の言う通りなんだろう。でも、トイレに行きたいのに駐車スペースがない。薬代を払いたいのにATMに人が群がっているのは私のしわざではない。そういう状況に置いても、「ああ、わたしはしあわせものだなぁ・・」と喜ぶほどには悟れていないとおもう・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


つわぶきの 黄色に明日が かかる島

2014年12月24日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 丸亀地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がっている。気温は1度から11度、湿度は88%から68%、風は1mから4mの西南西の風が少し。明日の25日は、冬型の気圧配置となるため、雲が広がりやすい見込みらしい。

 

 さぬき市の朝は大霜。あたりは真っ白で空気も冷たい。迷犬ごんは、こういう朝は大好きで走り回っている。ほら、そこにいるのが見えるだろ・・・。

 

 そのあたりの草はこのように真っ白。いよいよ、冬がやってきたんだなぁというような風景。

 

 私のおなかの中に腹水がたまっているので、このままだと今年のお正月は病院のベッドの上だぞ・・・と脅かされて、年末前の緊急点検・・・ということでの「予約診察」。ありがたいといえばありがたいし、はた迷惑と言えばはた迷惑。

 

 とにかく、病院は今週まで。来週の28日からは病院は「年末年始のお休み」に入るらしい。だから・・・どこもかしこも混雑のかたまり。私は9時半に病院に入ったのだが、患者さんは次から次へとやってくる。私は「予約診察」だから、予約時間通りに診察が済むと思って居るのに、なかなかに診察は進まない。

 

 空いている「レントゲン検査」はすんなりと通過したが、検体検査という採血では1時間も待たされた。この採血は、診察時間の1時間前くらいに呼び込まれるから早くに行っても待たされるだけ。でも、案外と混み合っていたりして、採血の結果が診察までに届かないというケースが多い。

 

 結局の薬局で、内科の診察が11時20分過ぎで、眼科の診察が終わったのは12時半を過ぎていた。内科の診察では、全体的に横ばい状態。眼科の検診では、「経過は順調」とのこと。このままだと、お正月はわが家で過ごせそう・・・・。

 

 眼科のほうも、内科と一緒で、来年の1月28日が予約診察。目薬も3本の内の2本は無くなればそれでおしまい。粘りのある1本だけが三ヶ月間点眼しなければならないのだとか。

 

 病院を出たら一目散で丸亀港に向かう。時間が時間だけにうどん屋さんはいっぱい。だから昼食なしで走る走る・・・・。丸亀港に着いたのは14時ちょうど。そこからスーパーに向かって走って食材の調達。広島行きのフェリーは15時ちょうどに出る。だから、乗船するのは14時45分が目途となる。まったく、慌ただしいことだ。

 

 この、「しわく丸」に乗ってしまえばこっちのものだ。かならず、確実に、「しわく広島」の江の浦港に着く。

 

 今回の島帰りは、島の家の最終確認。11月にお客さんが来たのだが、その後片付けとか戸締まり、ガスの元栓や換気扇のスイッチ確認という雑用。案外とガスの元栓を閉め忘れていて、ガスが自然になくなってしまうとか、お風呂やトイレの換気扇が回り続けていて電気代が高く付いた・・・という事例が幾つもあるので、その確認のため。

 

 目が見えるようになったので、ようやくにしわく広島に戻って来られた・・・ということだ。それにしても、このタンカーはどうしたんだろう。タグボートが押したり引いたりするのだが、一向に動く気配がない。けれど、香川のニュースでは、タンカーが座礁したという話は放送していない。

 

 来てみれば、室内はきれいに片付けてあるし、燃えるゴミも空き缶も空き瓶もない。ガスも元栓もしっかりと閉まっているし、換気扇が回っていることもない。状況を確認して、お風呂に入って、夕食を食べて・・・。明日の朝にはここを出る。

 

 今日の掲示板はこれ。「「×」だって、見方を変えれば「+」になる」というもの。誰の言葉だかはわからないけれど、ものごとは目のつけよう、考えようでどうにでもなるもの。「消極的」という人も、考えようでは「慎重な人」になることだってあるし、おばかさんみたい・・・と言う人が「明るくて活発的」と感じるかも知れない。ものごとには裏表があるのだから、一面的な判断だけでは無理があるかも・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


冬戯れて 身動きもせぬ 閻魔堂

2014年12月23日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は6度から9度という暖かさ。湿度は68%から58%、風は2mから4mの西北西の風が少し。明日の24日は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がりやすく、夜には雨の降る所がある見込みらしい。

  

 こういう穏やかな日にはウォーキングがいいなぁと、いつものダム一周2時間コースの散歩に出た。いい天気だと言っても日差しは弱く寒々しい。

 

 いつもの「県営大川ダム」。 津田川はさぬき市と東かがわ市の市境笠ヶ峰に源を発し、さぬき市大川町を北に流れ、さらに爛川(ただれがわ)、古川、栴檀川(せんだんがわ)を合流し、さぬき市津田で瀬戸内海に注ぐ流域面積 43.7km2、流路延長 15.0kmの二級河川。 大川ダムは、津田川総合開発事業の一環として、津田川流域の治水安全度の向上や流域における水不足の解消のために昭和38年度に完成した。私が中学3年生の頃だったと記憶している。

 

 こういう階段を昇って堰堤状に出る。高さは36m。有効貯水量64万トンの重力式ダムである。

 

 これがダムの堰堤頂上で、長さは124m。正面の建物がダム管理事務所。今は自動管理になっていると聞いた。でも、管理人はいるみたい。

 

 河口に向かって右岸は県道2号線、左岸はこのような管理道路になっていて、車両は通行不可。今はほとんど管理されていないので、一部は土砂で埋まったり、竹木の倒壊があったまんまで放置されている。

 

 水源方向から河口方面を見たところ。右岸が県道で左岸が管理道路。

 

 この水源にある橋の名前が「せんばづるばし」。昔、このあたりに「千羽が嶽」という岩山があって、旅人を助けたという伝説があった。その近くに住んでいた娘さんが、このダムができるときに、この橋の名を「千羽鶴橋」と名付けたという。その橋の名前から、橋の親柱にも折り鶴がデザインされている。橋の欄干にも千羽鶴がデザインされている。

 

 ま、そういうことで、目が見えるようになると、行動範囲も広がってくる。それだったら・・・と、旧宅周辺の草刈りでもやってみようか・・・ということで、午後からは旧宅跡に行ってみた。

 

 すると、わが家の入り口に、こんな不審車両が止まっていて、中に入れない。さてはまた、泥棒が侵入してきたのかと身構えたが、旧宅の中や物置周辺に人影はない。

 ① わが家の敷地内での自然薯の盗掘
 ② 松の木やウラジロなどの正月用品の採取
 ③ クリスマス用のツリーの採取

 時期的にはそういうことかなぁと考えたけれど、とりあえずは、私は私のお仕事をやらねば・・・ということで草刈りを始めた。

 

 で、旧宅跡地に向かう進入路周辺の草刈りと・・・

 

 正月用にお墓周辺の草刈りや雑木の処分などをやっておいた。これでお正月の準備は終わって、後は30日の餅つきだけ。こうしておけば、親戚の誰だかがお花を供えてくれるというもの。

 

 そうこうしていると、若者二人が川の中から現れた・・・。見れば、右手に網、左手にバケツを提げている。二人は魚を採取しているのだという。わが家の南の水源に向かって、右手を「津田川」といい、左側を「木村川」と言って、この川はわが家の個人所有の川である。川というか沢である。そこに、固有の魚が住んでいるという話は昔から聞いているが、それを見たことは一度もない。その魚を探しているらしい。

 

 ということは、その魚はわが家のものになるのだが、果たして鑑定やいかに・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「失敗して利口になる 挫折して強くなる 人生に無駄はないんだな」という荒了寛さんの言葉から。確かに了寛さんの言葉には「もっとも」と想うこともあるし、「なるほどなぁ・・」と想うときもある。でも、失敗しても利口にはなれないときもあるし、挫折して弱くなって寝込んでしまうときだってある。人生は無駄だらけだと想うときがどっさりとある。それが無駄だったのか、無駄でなかったのは、後になってみなければわかないのだぞ・・・と私は想う。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


吹き荒れる 風にゆだねる すすきの穂

2014年12月22日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は、冬型の気圧配置となっているため、瀬戸内側を中心に雲が広がり、雪や雨の降っている所があった。朝方はみぞれや粉雪が降った模様。気温は0.5度から6度、湿度は76%から54%、風は1mから7mの西北西の風が一時強かった。明日の23日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。 

 

 さて、高齢化・・いや、恒例化している「今年の私の十大ニュース」を時系列的に拾ってみた。拾ってみたが、今年はなんだかスケールが小さい。

 ①光工事が終わって通信環境が光通信になった。永年のNTTからピカラに切換

 

②京都本山での研修に想わぬ雪が。高速バスも通行止めに しかし、母の法要が迫っている・・・

 

③雪の中での母の二回忌法要。葬式の当日も想わぬ大雪になったけれど

 

 ④英国士官レキ研究会のまとめやら報告やらで一区切り

 

 ⑤白内障が進む中、辺路研究はおへんろの闇と影の部分を切り裂いていく

 

 ⑥辺路研究の合間に山頭火の句碑探しの旅。さぬき市内に実に70基以上の句碑がある

 

 ⑦鬱血性心不全で緊急入院 単なる生ビールの飲み過ぎで、腹水が溜まりすぎたもの

 

 ⑧おへんろつかさの会とボランティア活動に積極的に参加 四国遍路バスツアーにも参加中

 

 ⑨本山報恩講と右足の捻挫 足を引きずりながらのお勤めになった

 

 ⑩白内障の手術も無事成功

 

 というようなお粗末な私の一年。今年の私の漢字一文字は「劣」。体力も気力も記憶力も感性も「劣化」したなぁと感じた。今年の四文字熟語も「自身総失」。だんだん、私が私でなくなっていくような気分・・・。

 

 ということで、今日も東かがわ市にある「白鳥(しろとり)温泉」に行って来た。ゆず湯にでも浸かれば肩こりもほぐれるかなぁということで。

 

 今日は雪のせいか、寒さのせいか、意外とお客さんが少なかった。ここも県境が近いからか、徳島ナンバーの車が多い。その徳島から峠を越えて来られなかったのか、車もちらほら。お湯の中にもちらほら・・・。

 

 普通はこんなものだと想うのだけれど、ここではゆずもちらほら・・・だった。

 

 今日の掲示板はこれ。「成長しようとしている人だけが壁を感じる」というもの。福島正伸の【夢を実現する今日の一言】より。目標も目的もない人には壁などありはしない。今日が終わればいい、それだけでは成長はあり得ないけれど、壁もまたあり得ない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


一つずつ 成果の見える 朝の霜

2014年12月21日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市の21日は気圧の谷や寒気の影響で雲が広がりやすく、夜遅くには雪や雨の降る所がある見込みらしい。気温は2度から7度、湿度は68%から51%、風は2mから5mの西の風が少しばかり。明日の22日は、気圧の谷が通過し冬型の気圧配置が強まるため、雲が広がりやすく、朝まで雪や雨の降る所があるとのことだった。

 

 現役時代には、「毎日が忘年会です。ボクの家」とかと豪語していたのだが、年金生活者になると、そんなことは夢のまた夢。忘年会の話も新年会の話もクリスマス会の話も全くない・・・。

 

 そんな中・・・、「つかさ勉強会と懇親忘年会」という案内が届いた。それは行かなくては・・・ということで、今年、唯一の忘年会に行って来た。でも、1時間半のお勉強会が待っていた。

 

 今日のお勉強は、「巡る人々、巡る信仰」というタイトルの「木食(もくじき)」上人と六十六部衆のお話。「木食」というのは、五穀・十穀(稲・畠稲・麦・小麦・蕎麦・粟・黍・蜀黍・稗・大豆・赤小豆・緑豆・蚕豆・豌豆・ささ豆・へん豆・刀豆・胡麻)を食べないという食物戒をしながら修行する人たちのこと。そういう戒律を持ちながら、勧進や作仏(さぶつ)しつつ、諸国を廻国する修行僧のこと。

 

 こういう生の木に造仏したり、丸太で仏像を彫ったりした。有名な「円空」も、この仲間だったらしい。だから、彼らは六十六部衆もしたり、秩父霊場なども回ったし、四国遍礼の札所巡りもしたり、小豆島霊場を開いたりもした。四国遍路の開祖みたいなことだった。

 

 こういう、木食修行僧が何人も讃岐やさぬき市あたりにやってきては、大黒さんやお不動さんを掘って残しているのだという。つまりは、昔は、木食修行僧も、六十六部衆も、四国遍路も、秩父観音霊場も・・・一緒くたの信仰であったらしい・・・。

 

 お勉強が終われば懇親会に移る。みんなで座布団の学習会から椅子席の懇親会場に模様替え。私たちの先生の「櫻谷和香権大先達」が、晴れて「「大先達」に昇進したという祝賀会。中央の男性は市原さん。お遍路の本を出版したというので、その祝賀会。右の女性は、「おへんろつかさの会の立役者」江崎さんの結婚祝賀会・・・という名目の忘年会。

 

 さぬき市長さんもお祝いに駆けつけてくれてのお祝いメッセージ。

 

 お食事は・・・・こうしたものでつつましく・・・。なにせ、会費が1500円なのだから、これでも豪勢なお食事だ。

 

 要は、みんなで食べればおいしく食べられる・・・みたいなことだ。もちろん、本物のビールから日本酒、ワインまで用意されているが、時節柄、お茶やノンアルコールビールとかウーロン茶なども用意されている。

 

 みんな、おへんろをキーワードにはしているが、想いも願いも夢もはさまざま・・・。宗派だってさまざまだし、考え方もさまざま。お遍路のお墓が専門の人も居れば、お接待にいのちをかけている人も居る。お遍路には全く興味はないが、みんなでわいわいと話ができるのがうれしいという人もいる。だから、この人たちの中には有名な人も居れば学術的に著名な方もいる。

 

 でも、そんな肩書きや垣根を感じないで交流できるのがうれしい。

 

 朝の9時の会場準備から始まって勉強会、懇親会・忘年会を終えたのが14時。みんなで一斉にお片付け。残飯整理からお土産造り、椅子やテーブルの片付けからモップがけまで。「赤信号 みんなで渡ればこわくない」みたいに、「後片付け みんなでやれば なんでもない」。あっという間に片付けが終わってしまう。そして、明日からはまたもや他人に戻ってしまう。

 

 木食(もくじき)上人というのは、そういう名前のお坊さんかと思って居たら、穀物や火を通した食事をしない修行僧の一団で、その中に、「行道」とか 「以空」とか「連業」とか「観正」とか・・・さまざまなお坊さんがいたのだということを知った。また、その人たちが、お寺を中興したり、再興したり、勧進したり、中には蓮如上人の像を作仏した人もあったという。

 

 宗門内でも学問もまた大事ではあるのだが、宗門外から見た学問もまた、大事なことだなぁと感じたことであった。

 

 今日の掲示板はこれ。「人は、いつか必ず死ぬということを思い知らなければ 生きていると言うことを実感することもできない」という言葉から。ハイデッガーという人の言葉らしいが、この言葉をそのまま、すなおに受け止めておきたいと想ったことだった。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


南天に 明日の予定を 聞いて見る

2014年12月20日 | 時には日々是日

 さぬき市地方は低気圧や前線の影響で雨が降っている。気温は6度から8度、湿度は92%から80%、降水量は1mmから5mm。風は3mから5mの北西の風が少し。明日の21日は、冬型の気圧配置となるため、雲が広がりやすい見込みらしい。

 

 目の調子はすこぶるいい。パソコン作業は裸眼でできる。テレビの画面も、こんなにきれいだったのか・・と思うほどだし、風景や落ち葉や雑草さえもくっきりと見える。痛みもかゆみも違和感も全くない。しかしのかかし、首筋や肩凝りは依然と続く。

 

 朝から雨だしなぁ・・ということでさんざん迷ったのだけれど、今日はここに行ってみることにした。

 

 香川県東部、東かがわ市引田(ひけた)にある「翼山温泉」である。ここは山の中にあるわけでも高い山があるわけでもないのに、「なんで翼山と言うのか」と思ったのだが、誰もそれには答えてくれなかった。

 

 ま、こういう雰囲気の「公衆浴場」で、「温泉」ではない筈。聞いていれば徳島弁が多いし、駐車場の車を見れば、徳島ナンバーが多い。ま、こういう時間帯だから、中高年のおじいさんやおばあさんがほとんど。そういう私も、さぬき市の温泉に入らずに、こんなところまで来るのだから似たもの同士なのかも。

 

 こちらは椅子席の休憩室。コミックコーナーやゲームコーナーもある。ここは若者用みたい。

 

 こちらは畳敷きの休憩室。寝転んで世間話に夢中になっているおばあさんたちがいた。自販機で缶ビールを買ってきて飲みながらの世間話だった。私は奥のマッサージ器で肩をもんでもらったが、あんまり効き目はよくなかった。

 

 入浴料は大人で400円。昔は町営だったのだけれど、東かがわ市になってからは「創裕」という会社が運営を委託されているみたい。

 

 FaceBookの大道さんが、来年の予定表を記入したとブログに書いていたので、その真似をして、来年の予定を記入してみた。単なる「目標」みたいなもので、集落の出事や島のおまつりなんぞの行事予定がほとんど。私個人の予定なんぞ一つもない。

 

 こちらは、私のホームページにある「2015年イベント情報」も似たようなもの。集落内の行事は外すことができないし、例年、決まった行事だから無視することもできない。なにせ、11戸だから参加しなかったらすぐに目立ってしまう。「どしたんなら・・。入院でもしたんやろか」ということで大騒ぎにもなってしまう。

 

 そそ。最近は「年の瀬」という言葉をあまり聞かなくなったが、たまにラジオなんぞで「年の瀬」という言葉を聞くと、「あれ・・・」と思ってしまう。「年の瀬も押し迫って・・・」などと言うのだけれど。

 

 この「年の瀬」の「瀬」とは、川の浅いところ、流れが速い、急流、激流個所の事で、船で通るのが困難な場所を指しているとの事らしい。由来としては、年末のたまった支払いを行う困難さを、川の瀬に例えて表した語句とのこと。昔は支払いは盆と暮れの二回で、ふだんはつけで買い物をしていたらしい。たまった支払いをしなければ年を越せない、支払いをすると食事代が無くなる、暖をとる薪代が無くなる、死んでしまう、という危機迫った状況を表現しているとの事。支払いはしなければならんが、支払えば食べられないし寒さで死んでしまうかも知れない・・・というような、切羽詰まった状態のことだったらしい。今では考えられないような話なんだけれど・・・。

 

 でも、そう言われれば、私が子供の頃に、年末に支払いができないからと牛小屋から牛を連れて行った・・・とか、耕耘機の支払いができないからと耕耘機を引き上げられた・・・という話を聞いたように思う。でも、農家から牛や耕耘機を持って行かれたら、来春には田んぼを耕すことができなくなるので、農家にすればいのちを断たれたのと同じ事だなぁと思った。

 

 今日の掲示板はこれ。この時期になれば出て来る言葉で、いつもの赤松先生のところにあったもの。「人生一生 酒一升 あるかと思えば もう空か」。のんべえの自分には、とても分かりやすい法語だ。まだたくさんあると思っていたお酒のビンが、いつの間にか空っぽになっていく。身をもって実感できる事実である。時の流れはひとときもとどまることはない。私たちの生は確実に終わりに向かってすすんでいる。時間には限りがあるのだ。だから本当に急がなければならないことを、きちっと見定めて急ぐのだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


無骨さを 真似ていきたい 霜の朝

2014年12月19日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市の19日は、はじめは高気圧に覆われて晴れていたが、気圧の谷の影響で夕方から雲が広がるらしい。気温は氷点下4度から7度、湿度は76%から63%、風は2mから3mの西南西の風が少し。明日の20日は、四国の南海上を東北東に進む低気圧や前線の影響で、昼過ぎにかけて雨が降る見込みらしい。 

 

 さぬき路は氷点下4度という珍しい冷え込みよう。だから、あたりは霜で真っ白け・・・。

 

 迷犬ごんの水もがちんこに凍って、縦にしてもこぼれない・・・。東日本の方や北海道の人からすればどうってことのない光景だが、南国四国では珍しい光景。

 

 こんな画像なんぞ一冬探したって滅多には見られない。こんな田舎だって、土の見える場所が少ないのだから。

 

 ようやくに車に乗れるようになったから・・・と思っても、いざとなったら行く場所がない。所属寺院には昨日に行ってきたし、図書館に行っても年末年始を前にして読書でもあるまいしと思うし・・・。で、ここに行って来た。知る人は知っているが、知らない人は知らない場所。

 

 こんなお墓がここにはある。「釈正真信士墓」と刻んである。だから、上の看板の意味がわかる。庄松同行は讃岐の国大川郡丹生(にぶ)村土居(現・香川県東かがわ市土居(どい))に生まれて、父を谷口清七といい、真宗興正派の同市三本松にある海暁山勝覚寺の門徒であった。世にも稀な信者で、頑愚無欲で一生涯を独身で暮らし、東西に遊化し、よく人を諭したと言われている。その庄松同行の法名が「釈正真」という訳である。

 

 ”親鸞聖人は、自分のなきがらは加茂川の魚に与えよ”と仰せられたではないか。「庄松は墓石の下にはいないぞ」である。しかし、庄松の墓があるのは、御同行による報恩謝徳のはからいである。御恩報謝の念仏と同じである。決して追善供養のためではない。

 

 ここが「小砂(こざれ)説教所跡」と呼ばれているところ。、この地区の真宗の道場であり、昔の集会所であった。ここが、今では「正真講本部」となっており、庄松同行の情報発信源ともなっている。 石段を登り切った左手にあるのが鐘楼。その先に墓石がいくつかあるが、その中に一段と高くなって花が供えられている石碑が「庄松同行の墓」で、「釈正真信士墓」と刻まれている。 没年は明治四年三月四日と刻まれており、他面には、大同行 俗称 谷口庄松 丹生村 と刻まれている。

 

 これが、その内部。中央に阿弥陀如来が安置されていて、その左手に庄松さんをおまつりしてある。

 

 これが庄松同行の肖像画らしい。

 

 これが、有名な「本寂上人」の赤い衣を引っ張って「兄貴、覚悟はいいか」と迫った場面。

 

 これは、字の読めない庄松が「聖人一流章」を逆に読んでいる話。庄松同行に関する資料がこうして奉納・安置・展示してある。

 

 今日は大霜の朝だったもので、日中は気温もぐんと上がったのだけれど、日陰や室内にいると底冷えのする冷たい一日になった。こうして少しずつ冬へ冬へと進んでいくようである。

 

 今日の掲示板はこれ。説教所にあるお皿に書かれている「庄松いわく また生えにゃよいがのう 角があるまんまと聞こえなんだか」というもの。京都から名僧と評判の御使僧が来られたので、庄松さんもお参りしていた。すると、お説教を聞いていた隣の人が、涙を流して「いやぁ、今日のお説教はありがたかった。おかげで日頃の邪見の角が折れたわいなぁ・・」とつぶやきながらお念仏するのを、そばで聞いていた庄松さんの一言。「また、生えにゃよいがのぉ。わしは角があるままのお助けと聞いたがのぁ」と・・。「煩悩を断ぜずして涅槃を得る」という他力の大悲におまかせしてみると、悪業煩悩の角があるままお助けに預かっている悦びがある。凡夫のままに救われていく世界を庄松さんは感得されていたのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


枯れ落ち葉 今日の思いを 締めくくる

2014年12月18日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は冬型の気圧配置となっているため、瀬戸内側を中心に雲が広がり、雪や雨の降っている所があった。気温は0度から5度、湿度は71%から65%、風は6mから4mの西の風が吹いたり止んだりの一日になった。明日の19日は、高気圧に覆われて晴れるけれど、気圧の谷の影響で夕方からは雲が広がる見込みらしい。

 

 さすがに一週間も顔も洗わず、髪もあらわずだと頭や顔がかゆい。蒸しタオルで頭や顔を拭いたのだけれど、どうにもらちがあかない。皮膚はかさかさだし、まぶたが粘って重たい感じ。ウェット・ティッシュやぬれタオルなどで顔などを拭いたけれど、それでもすっきりとはしない。

  

 で、久々に、自分の運転で県立病院にやってきた。朝の8時過ぎだから職員もまばらだし、普通の診察は9時だから患者さんの車も少ないし、人影は少ないし。私は8時半の診察だから、少し早めにやってきたというわけ。

 

 カメラの設定が変わったのか、いつもより画像の高さが高い。一週間前に白内障の手術を受けた人たちは、この8時半からの診察前の時間帯に検査を受けるらしい。

 

 で、眼に直接お湯が当たらないように注意すれば、入浴も洗顔も洗髪もOKだと言われたので一安心。次回の検診は内科検診と同じ24日になった。術後の経過は順調らしいが、私の場合は、左目の充血が気になるらしい。そりゃ、そうだ。パソコンの叩きすぎだもの・・・。

 

 診察が終わったのは9時前。こんなに早くに病院を出るのは初めて。これから、どうやって時間を過ごそうか・・・。うどん屋さんには早すぎる。電気屋さんも早すぎる。本屋さんの開店も10時から・・・。ホームセンターが9時から開店だからとホームセンターをぶらついて時間つぶし。

 

 防寒用のネックウォーマーとか手袋とか、お遍路さん誘導案内用のライトとかを買って、時間がきたのでうどん屋さんに入った。さぬきのセルフ系のお店は11時から14時までが営業時間。一般店は10時開店とか10時半開店とかもあるけれど。

 

 冬場のおうどんは「しっぽくうどん」がおいしいと思う。野菜の具がしっかりと煮込んであってあたたまっておいしいし、野菜の出汁がうっとりとするほどにおいしい。

 

 11時過ぎだと、多くはこんなもの。11時半あたりからが混み出してくる。中には11時前から行列ができるお店もあるにはあるけれど。

 

 ドクターのOKが出たのだからと、東かがわ市入野山というやまあいの集落にある「白鳥温泉(しろとりおんせん)」に行ってみた。ここだと人影も少なく、のんびりと入れるだろうと思ったから。本当に山の中の静かな温泉・・・というかお風呂。単純硫黄冷鉱泉で、妙にぬるぬるした感触のお湯。昔は川の中におさるさんが入って休んでいたのだという。これを「樫の木湯」というらしい。

 

 早速に、頭から洗い出したのだけれど、洗っても洗っても泡がたたない・・・。一応、お坊さんらしく、髪は短めでさっぱりとしている筈だし、手術前には念入りに頭も顔も洗った積もりだし・・・・。六回目あたりで、ようやくに泡が出始めて、七回目でようやくに洗髪らしい泡になった。身体だって似たようなもので、「そんなに身体は汚れていない筈なのに・・」と思った。きっと、洗剤が薄いのか、お湯がシャンプーやボデーソープになじまないのかも・・・。

 

 湯上がりには、このマッサージ機で全身をマッサージし、肩から首筋ももみほぐしてもらったが、機械の調子が悪いのか、私の身体が疲れているのか、ほとんどマッサージの効果はなかった・・・。明日、再度、チャレンジする予定。

 

 でも、これで眼の方も一段落。あとは養生の日々が続くばかり。待てば海路の日和あり。

 

 今日の掲示板はこれ。久々に訪れた正行寺さんの門前にあった赤松先生の掲示板。「いたずら(徒ら)に過ぎし月日のしのばれて 殊更(ことさら)をしき(惜しき)年の暮れかな」という、新渡戸稲造先生の言葉から。いよいよ今年も終わろうとしているが、過ぎ去ったこの一年に何をすることができたかと静かに振り返ってみると、昨年と同じく、やはり後悔すべきことが多いのではないだろうか。しかし、悔いることは改めることのはじめなので、来年の暮れには、まさか同じ後悔をすることはないとは思うのだけれど、極悪非道のこの身であるから、来年も又、同じような後悔をしているのかも知れない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


南天の 紅さに勇気を もらう朝

2014年12月17日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は強い冬型の気圧配置となっているため雲が広がり、雪や雨の降っている所があった。気温はマイナス1度から2度どまり。湿度は64%から58%、風は5mから7mの西の風が吹き荒れていた。明日の18日は、冬型の気圧配置が続くため、雲が広がり、昼前にかけて雪の降る所があるらしい。

 

 昨夜から山沿いは雪だ、大荒れだと言うてた割に、わが家の周辺は穏やかなもの。

 

 わずか3mmほどの氷が張ったり・・・・

 

 粉雪状のものが落ちている状態。なんだ、なんだ、これだけのものか・・・。

 

 さぬき市の気温は氷点下1度。それにしては寒くもないし、雪が降る天候でもない。

 

 それでは・・・と、さぬき市長尾から前山経由の多和方面に向かってみた。さすがに県道には雪はないが、周囲にはうっすらと白い雪が・・・。

 

 旧の多和小学校。何やら大がかりな工事が行われている。このあたりにあった、校門碑と山頭火の句碑もどこかに片付けられてしまった。農村公園のおへんろ休憩所もテーブルに刻まれていた山頭火の句碑も姿を消してしまった。まさか、捨ててしまった訳ではないのだろうが、少しばかり気になった。

 

 どうやら、道路拡張工事みたい。学校のあたりは狭い道路だったものを、閉校に関連して学校用地を国道377号線に吸収して拡幅するみたい。おへんろさん用の観光バスも多くなってきているし。

 

 雪が降ったからと、「うれしげに」山道を走っていたのだけれど、旧槙川分校跡地からUターンして戻って来た。お遍路さんを乗せた観光バスはぐんぐんと進んで行くが、これくらいの雪をみたのだからと戻ってしまった。

 

 さぬきの人はノーマルタイヤだから無理はしないし、「うれしげ」にしたら後悔をすることになる。「うれしげに」は讃岐弁で「自慢そうに」とか「生意気に・・」というような意味。

 

 午後からはホームページの更新作業。もう、来年の年間行事予定表や2月分、3月分の行事予定表の掲載をやる時期になった。つくづく、時の流れの速さに驚くばかり。それにつれて、不要なものやリンク切れになったものを削除しながら身辺整理。来年1月にはOCNというプロバイダーから「pikara」というプロバイダーに移転しなければならなくなっている。

 

 眼の方は元のように見えるようにはなったけれど、明日の検診で洗顔や洗髪ができるかどうかが問題。左目に痛みやかゆみや違和感はないが、未だに充血はおさまらず、兎のような赤い眼をしたまんま・・・。ま、パソコンは控えめ気味にやり放題、テレビは見ないが、お酒は控えめ気味に飲み放題・・・では出血も収まらないか・・・。

 

 しかしのかかし、いつまでもいつまでも寝てばかりもいられない。今日も県道のバイパス道路を時速80Kmから90Kmで走ってみたが、恐怖感も違和感も湧いて来なかった。眼はしっかりと見えて居るのだが、夜になると、首筋や肩の筋肉あたりが痛くなるのは眼のせいなんだろうか・・・。

 

 今夜から明日にかけても冷え込んで寒い夜になりそうだという天気予報。早めにお風呂に入って、温かくして寝るとしようか。

 

 今日の掲示板はこれ。「喜びも悲しみも苦しみも 総て人生の彩り」というもの。NHKの朝ドラの「マッサン」。あのウィスキー造りのドラマが視聴率がいいらしい。そのほかのドラマとかでも同じ事だけれど、苦しみや悲しみや喜びがなかったなら、あんなドラマは成立しないし、誰も見ようとは思わない。怒りやそねみや疑惑や「いけず」や意地悪がなければ、テレビドラマや映画や演劇や舞台は存在しないのだ。それら、全てが人生の彩りなのである。そう、考えたならば、苦しみや悲しみもまた、いとおしいではないか。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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