まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

山の墓 猛暑の中に うなだれる

2017年07月31日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていたが、湿った空気の影響で大気の状態が不安定となるため、午後は雨や雷雨となる所があるらしい。気温は26.9度から33.9度、湿度は92%から72%、風はわずかばかりの北北東の風がそよいだ程度。明日の8月1日は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇り、雨や雷雨となる所があるらしい。

 

 昨日は、いとこの「三・七日」の七日まいりの日だった。初七日は禅宗のお寺でおつとめをしたが、「二・七日」からは自宅で・・・ということになった。お寺の本堂には冷房設備がない・・・ということだったが、お寺でお酒の飲み食いはちと、どうも・・・という方が近いのかも。

 

 少し前までは、こういうお仏壇だったのに・・・。

 

 ご本尊の阿弥陀様がいなくなり、お釈迦様になっていたり、脇掛けもなくなってしまったし、打ち敷きも変わったりと、お荘厳(しょうごん)が変わってしまった。

 

 これは、戦後の昭和30年代頃のものと思うが、真宗興正派の立派なお仏壇だったのに・・。

 

 お勤めも「開経偈」、「般若心経」、「達祖の章」などと、曹洞宗のお勤め。どうにもお尻の穴がこそばゆくなる。でも、故人の遺志なのだから仕方がない。私は、お経を読むものか、黙って聞いていればいいものか・・・。

 

 さて、これは、平成18年(2006)4月21日のウッドデッキである。まだ、工事中だが、この日に、このデッキは完成した。ウッドデッキ・バーベキューコンロ・芝生広場の三点セットが夢だった。

 

 こうして完成したデッキだったが、10年もすれば、あちらこちらの木材が腐り、穴ぼこができて危険になってきた。これは、造園業者さんの作品だった。上のテーブルやイスは私も作品だった。

 

 先日の父の日だったかに、弟たちにお願いして、腐った部分を解体してもらった。ただ、エアコンの室外機をどうにもできずに、その部分を残しておいた。

 

 工事をお願いした大工さんが、知り合いの電気屋さんに室外機の移転工事をお願いしたら、その前日に急死してしまったという。つまりは、私のいとこだったというお話。そこで、大工さん一人があれこれと工夫をして、無事解体してしまった。

 

 さすが、大工さんだし、若者のパワーはすごいと思った。で、早速に基礎工事に取りかかっている。外は真夏日の34度近い・・・。

 

 私は、相変わらず除湿モードで、パソコン三昧。例の「俵札調査」のまとめ部分。データー類の整理は終わった。

 

 俵の中に、お遍路さんからの納め札や祈祷札、御守りなどを詰め込むのは理解できる。しかしのかかし、こどもの習字の練習をした古新聞や牛の売買契約書や予防接種の案内状、借金の証文から薬の包装紙などの紙くずを詰め込んだのはなぜだ。ますます、パンドラの箱のような、謎の俵が印象的である。

 

 これが完成した当時の我が家である。平成18年の夏らしい。芝生の緑がきれいになった頃。

 

 今日の掲示板はこれ。「物事はうれしい前に決まって 心配事やら悲しいことがあるんです」というもの。町内の善楽寺さんの掲示板にあったもの。

 物事ってえものは、うれしい前にはきまって、
 心配事や悲しいことがあるんです。
 心配事や悲しいことから、
 うれしいことが生まれてくるもんですナ

 という「なめくじ艦隊」からの言葉。「なめくじ艦隊」ー志ん生半生記は古今亭志ん生さんの著作。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


晴れもせず 雨にもならず セミしぐれ

2017年07月30日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は26.8度から33.6度、湿度は92%から76%、風は1mから2mの北東の風が少しばかり。明日の31日は、引き続き、高気圧に覆われて概ね晴れるが、昼過ぎから湿った空気の影響で雨や雷雨となる所があるらしい。

 

 今日も朝から蒸し暑い朝になった。暑いのはいいのだが、この蒸しっとした空気では呼吸困難になってしまう。ということで、今日もドライモードのエアコンを動かせてのお勉強。

 

 昨日に続いて、画像ファイルの整理である。たくさんの紙くずを丁寧に開いて、それを電子ファイルに張り込んでいく。

 

 時々、読めない字や、見たこともない字に出会うので、手書き検索をやることになる。例えば、「攸」のような文字。通常の辞書では出てこない。これは、「ところ」という意味らしい。

 

 こうして、珍しい紙切れなどを記録しておくわけである。こどもの習字のお手本だとか、習字の練習したものとか、九九の覚え方とかというものもあったし、死亡通知の覚書とか領収書だとか通達だとか・・。

 

 時には、なんだかわからん物まで入っている。ま、紙であればなんでもかんでも押し込んだという印象。断片だとか意味不明のものは記録には残さない。

 

 新聞のきれはしとか、観光パンフレットみたいなものまで出てきた。

 

 こういう御札が多かった。宗派もさまざまで、浄土宗の御札も入っていたし、真宗の領収書も入っていた。天台宗から日蓮宗からと宗派もさまざま。お参りに行ったのか、誰かに頂いたものかは不明。

 

 画像ファイルも、今日でおしまい。残ったものがないか、忘れたものがないかを再確認。

 

 文字情報ファイルもできているし。あとは論文をどのようにまとめるか・・・だ。

 

 少しずつ、完成に近づいてきた。夏休みは始まったばかり。中身を確認しながら、作業を進めていくことになる。

 

  今日の掲示板はこれ。「出発は足下からなのに ひとはすぐ頭で歩こうとする」という平野修さんのことば。私達はものごとを起こすとき、ああだこうだと理由やら事実を並べ上げてからで行動を起こしたがらない。よく言えば堅実型というか理論武装型というか。悪く言えば、単なる「あたまでっかち」なのかも知れない。本当に歩き出しのは足の筋肉からなのだが、そのことには気づいていなくて・・・頭が先に行動してしまう。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたらいいね。


ようやくに つくつく法師の お出ましか

2017年07月29日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、湿った空気の影響で概ね曇り、夜のはじめ頃まで雨や雷雨となる所があるらしい。気温は26.5度から32.3度で、高温が予想されるため、熱中症など健康管理に注意するよう呼びかけている。湿度は92%から80%、風は1mから2mの北東の風が少しばかり。明日の30日は、高気圧に覆われて概ね晴れるが、昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて雨や雷雨となる所がある見込みらしい。

 

 朝から湿気が多くて、少し奥にある山やダムがかすんでいて見えない。朝靄と言えば聞こえはいいが、むっとした湿気がまとわりついて気分が悪い。

 

 昨年の今日の写真がこれ。山をこうして削っていたのか。この時も、向こうの山はかすんでいて見えない。

 

 これが今朝の工事の終わった部分。

 

 さて、私の夏休みの自由研究。納め札以外の紙くずの整理をすることにした。前にやった、田淵家の納め札データの様式を使って、寒川家のお札などを整理してみる。

 

 まずは、六十六部廻国行者のお札から。こういう人たちもまた、お四国さんたちに混じって大窪寺を目指して歩いたのだろう。

 

 右側のPCには、お札の部分だけを切り出したものが入っている。左側のPCには原本の画像データが入っている。その原本を見ながら、管理番号、年月日、出身県、住所、記事などを参照しながら、右側のシートに整理し記入していく。根気のいる作業である。

 

 1700件全部をリストアップはできないし、意味もないので、珍しいもの、特徴的なもの、年代の入っているものなどを選んで貼り付けしていく。

 

 こういうリストも参照しながらの作業である。今日は13頁まで入力できた。

 

 しかしのかかし、いつまでもいつまでも、梅雨のような蒸し蒸しする日々が続くことだ。まるでサウナに入っているような我が家である。だから、終日、エアコンが除湿モードで動いている。

 

 この我が家を建てる時、ミョウガ畑を売ってもらった。お隣さんは、このミョウガを産直市場に出していたらしい。で、平成17年春に、この畑に我が家を建てた。大半のミョウガは重機で踏みつぶしてしまった。で、わずかに残った裏庭部分から、こうしてミョウガが生えてくる。

 

 午後からは、プリントアウトしてみて、ページの調整をしたり、誤字や間違いなども確認する。

 

 こうして、コツコツと、資料の山を盛り上げていくのである。

 

 我が家では、朝夕にヒグラシやツクツクボーシが鳴いており、たまにアブラゼミのジージーという声が聞こえる。カラスの甲高い声と、トーキョトッキョキョカキョカ・・と、ホトトギス、それにウグイスが思い出したように鳴いている。

 

  今日の掲示板はこれ。「よく噛んでみると はじめてその味がわかるでも、その味は人それぞれ 学びとはそんな食べ物です。」というもの。これまた、どこの誰の言葉かわからない。ただ、学びに限らず、肉だって魚だって、米だってうどんだって、よく噛んでみると、初めてその味が分かることが多い。噛みしめてみて、「ああ、こういうことだったのか・・」と思うことはいくらもある。でも、その味の感じ方は千差万別で、人の感覚次第、感じ方次第。同 じ店の同じうどんでも、「旨い」という人もいれば「こんなまずいものを」という人がいる。別に「学び」に限ったことでもないと思うのだけれど・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


借り物の いのち尊し 蝉の声

2017年07月28日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、湿った空気の影響で概ね曇りっていた。気温は26.4度から32.2度、湿度は90%から80%、ねっとりとした湿気がまとわりつくような気分だった。風は1mから3mの北東の風が少しばかり。明日の29日は、引き続き湿った空気の影響で概ね曇り、午後は雨や雷雨となる所があるらしい。

 

 今朝もねむたいような、おなかが張るようなだるい気分の朝になった。血圧も若干、高めだった。

 

 昨夜は父の47回忌の祥月命日のおつとめだった。で、来客は三男の「たっくん」一人になった。平日の仏事ではお仕事に出ている人は参加できないのも道理だ。

 

 だから、私たち夫婦と、弟の三人だけがおつとめをして、三人だけの会食になった。

 

 17時からのおつとめ、17:30からの会食、18:30からのカラオケ・・・。三人だから、回ってくるのが早い・・・。

 

 これが22時まで続いたのだから、よく歌ったものだった。で、バタンQ・・・で寝てしまい、目が覚めたのが5時半。弟はすぐさまに帰って行った。

 

 外は蒸し暑いので、室内でパソコン作業。例の「俵札」の調査報告書の作成をやっている。屋根裏にあった黒ずんだ俵の中には、さまざまな紙切れが入っている。これは、農会の品評会への出店心得・・・のようである。大正七年には、まだ、農協さんはなかったのか。

 

 大正七年というと、まだ、そんなに大昔ではない。それなのに、こんな難しい野菜の名前があった。ま、牛蒡は見たこともあるし、日本語辞書にも残っているが、「だいこん」や「にんじん」では、こんな難しい文字は出て来ない。

 

 この「かぶ」も、「さつまいも」も、「たいも」も見ない文字である。それだし、こんな文字は辞書にはないらしい。「たいも」も死語なのか、私の辞書にはない。「里芋」のことだろうか。わずか、99年前なのに、文字も大きく変わったみたい。

 

 今日のお昼は、昨夜の宴会の残り物と、このスイカ。昨日が「スイカの日」だったように思うが、そんなことを忘れて騒ぎ回っていたものだった。

 

 権現信仰・・・ということで、今日は「剣山大権現」と、「石鎚蔵王権現」のことを調べていた。

 

 こういう信仰は、噂に聞く程度で、全く未知の文化。すごい信仰があるものだと関心するばかり。

 

 これで、権現信仰の部はおしまい。さて、明日からは、その他の「神符」や「護符」に入ろうか。

 

  今日の掲示板はこれ。「時が来ればお返しせねばならぬ 財産も借りもの 命も借りもの」というもの。 人の命はいつかは尽きる時が来る。それは誰しも理屈ではわかっていることだろうが、俺は死んだ後にも財産を持っていくぞと言わんばかりに金を稼ぐことにあくせくしている人がいる。地獄の沙汰も金次第だとうそぶく人もいる。しかしのかかし、人は裸になって死んでいかねばならない。「無常たちまちに至るときは 国王大臣親じつ従僕妻子珍宝たすくる無し ただ独り黄泉に赴くのみなり」と『修証義』にあるとおり。大臣になろうが、資産家になろうが、それはこの世の中でしか通用しないもの。だからこそ「相続」とか「継承」という概念があるわけだ。逆にいえば、貧しくても、出世しなくても、何も悲観する必要がないというもの。その人はその人なりの花を、この世で咲かせることができれば、仏さまのものさしで言えば、「一所懸命に生きた、素晴らしい人生」なわけだ。だから、明るく、気楽に生きたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


音のない 川の流れや 合歓の花

2017年07月27日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、湿った空気の影響で概ね曇り。気温は25.4度から31.7度、湿度は88%から78%。風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の28日は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れるけれど、湿った空気の影響で、夕方にかけて雨や雷雨となる所がある見込みらしい。

 

 今日もすっきりとした夏の朝にはならず、相変わらずの梅雨の状態のまんま・・・。空気がどろ~んとして湿っぽくて重たい気分。

 

 そんな中でも若者は元気に働いている。電力会社に頼まれた「森林組合」の若者が電線にかかる若い枝を伐採中・・・。

 

 私も一時期はこういう作業車に乗って汗を流していたんだなぁと、時代の流れを感じてしまう。

 

 そんな若者を眺めながら、おじさんは相変わらずのパソコン三昧。例の「俵札」の画像の整理。変わったおふだや珍しいおふだを選び出している。

 

 こうした梵字は読まないことに決めている。はなから覚えようとしないのだ。これは単なる「模様」なんだと決めつけている。

 

 暑中見舞いがやってくる時期になった。そこで、お礼にと、私なりの暑中見舞いを作ったが、裏表を逆に印刷してしまったり、上下を逆に印刷したりとどたばた喜劇。

 

 全国の皆さんに、暑中お見舞い申し上げます。

 

 さて、今晩は、親父の祥月命日のおつとめをするのだそうだ。本当は8月の1日なのだが、弟がしばらく旅に出るので、繰り上げてのおつとめになる。親父は昭和45年に亡くなった。私が22歳の時だった。

 

 その頃は自宅葬で、親戚も多かった。暑い暑い時だったが、扇風機が一台か二台かくらいしかなかったと思う。私が夏休みをもらって神戸から戻った日がお通夜になった。あれから47年になるのか・・・。

 

 親父の若い頃の写真である。

 

 例年ならば、島の家で海を見て過ごしたものだが、今年は、そういう気分にもなれず、エアコンの効いた部屋で昼寝三昧で過ごしている。ずいぶんと体力的にも弱ったものだ。

 

  今日の掲示板はこれ。「朝起きて水をつかい 夜電灯を消して寝るまで世の中の無数の人のちからに助けられている私」というもの。いつもお世話になっている赤松先生のお寺にあったもの。自分の力でものごとをなんとかしようと努力しても、そこには自ずと限界がある。水でもガスでも灯油でも、ガソリンでも車でもフェリーでも、他人様の力を借りずにすむ物は何一つない。そんなみんなの力に感謝である。つまりは、人は生きているのではなく、生かされているということだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


夏草を 越えて毅然と 検針員

2017年07月26日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、前線や湿った空気の影響で概ね曇っていたが、午後からは晴れてきて夏らしくなってきた。気温は26.3度から30.5度、湿度は92%から68%。風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の27日は、湿った空気の影響で概ね曇り、昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて雨や雷雨となる所があるらしい。

 

 今朝はまた、数日前のように、寝不足のようにあたまがはっきりせず、何も考えたくなくなり、テレビのニュースも音ばかりで何のことだか理解できない。おなかが張って足がむくんで動きたくなくなって寝転んでみたが眠れない。

 

 家でゴロゴロしている訳にもいかず、気分転換の意味で、香川県立図書館に行ってみた。相変わらず、シャンシャンシャンというクマゼミの大合唱。

 

 午前中は湿気が多くて、メガネが使えない。車から降りたら真っ白に。図書館から出たら真っ白に曇ってしまう。図書館の中では老眼鏡でないと文字が読めない。老人ではないと思っているから老眼鏡など持っていないし。

 

 借りていた五冊の本を返却し、適当につかんだ五冊の本を借りてきた。

 

 内容を見たら、すでに何回も借りたことのある本ばかり。郷土資料というものは、そう多くはないから、毎度のことである。

 

 これまた、難しい本ではないか。中山城山先生の書いた「全讃史」という本。ま、じっくりと読んでみるか。

 

 帰りに銀行に寄ったり、スーパーに寄ったりするが、そのたんびにメガネが真っ白になる。それにはイライラが募りストレスが貯まる。梅雨明けしたじゃないか・・と、ついつい、愚痴りたくなってしまう。

 

 昼からは、昨日のガイド実習を通しての気がついたところ、修正すべきところなどを直しておく。鉄は熱いうちに打て。情報は消えないうちに記録しろ。覚えたことはすぐさまメモしろ。

 

 ところが、その情報を、どのファイルに修正するのかがわからんようになってくる。60あまりのファイルに記録したものだから、似たようなファイル名がたくさんあって。

 

 午後からは、湿度が下がったのか、おなかの張りも足のむくみも少なくなり、頭のぼんやり感も消えたし、何よりメガネの曇りが消えたので気分がよくなった。

 

 午後からはセミも鳴き出したりして夏らしくなってきた。

 

  今日の掲示板はこれ。「確かな一歩の積み重ねでしか 遠くへは行けない」というもの。メジャーリーガーのイチローこと[鈴木一朗]さんの言葉である。一歩、一歩、また一歩。亀のようにその歩みは遅くても、大地を踏みしめて、確実に前に進んでいけば、いつかは必ず頂上にたどり着くことができる。昨日の言葉の続きのようだけれど、目標に向かって進んでいくプロセスと、人生を歩んでいく過程とは同じだと感じたことだった。考えてみればくだらなような作業だけれど、今はただ、この作業をコツコツと丹念にやっていくしかない。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


堂々と 悩んで生き抜く 山の百合

2017年07月25日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、雨の降っている所があった。気温は26.9度から32.4度、湿度は90%から74%、風は1mから2mの北西の風が少しばかり。明日の26日は、引き続き気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇り、雨や雷雨となる所がある見込みらしい。梅雨は明けたらしいが、空気は梅雨のようなジメジメ、ジットリ・・・という感じ。

 

 さて、恒例の火曜日だが、今週はここに出張。例の、大窪寺観光ガイドのマニュアル作成グループで、現地確認とガイドの練習。9時にバス停に集合。

 

 秋の虫の聴講生。トイレ前の東屋でアメリカ人の娘遍路二人が野宿していた。

 

 このマニュアル片手に実証実験みたいな、ガイド練習講座である。

 

 右端の方が、おへんろつかさの会のチーフ・ガイド。ガイドの仕方、ポイント、要領などをコーチする。山門でのお作法、足の運びなども細かくチェックされる。お寺は公園やテーマパークではない。聖地であり、信心信仰の場であることを確認させることも。

 

 境内では、早くもセミがお亡くなりになっていた。

 

 こうして、交代でポイントポイントでガイドしてみる。なかなか、先生のようにはうまくいかない。

 

 なにせ、ガイドする相手は中学生からお年寄りまでとさまざま。中学生用、高校生用、若者用、お年寄り用などと注意すべき点まで教えてくれる。

 

 お山の中のお寺だから、自然は豊富。春の若葉、夏の深緑、秋の紅葉、冬の積雪・・・と、自然のガイドも忘れない。

 

 昼前に我が家に戻ってみると、室内でも34度・・・。思い切りメガネが曇り、汗が噴き出した。

 

 そんな暑い日の、しかも14時から15時にかけて、我が家の畑に立っている電柱で電気工事をして、トランス(変圧器)の交換をするという。だから停電になるという。それはダメじゃん、春風亭柱昇。

 

 だから、冷房の効いた、電機屋さんや大型スーパーで時間をつぶす。

 

 帰ってみると、まだ、工事をやっていた。仕方なく、担当地区内パトロールをしてきた。熱中症になりそうな人が多い地区。ぐるりと回ってきたが異常なし。

 

  今日の掲示板はこれ。「念仏は悩みをなくすのではなく 堂々と悩んでいける道である」という曽我量深先生の言葉からである。妙好人といわれた庄松さんはまさしく安心して悩むことができる道を見出された。「(悩みを)持ったまま」「邪険という角を持ったまま」、安心して堂々と悩 んでいける道しか、私たちがすくわれる道がないと仰せになったのは法然上人さん。そこには、いのちを我が物にして苦しんでいたことから解放された法然さん の喜びがある。思いどおりにならない状況のなかに、実は光輝く世界があるもの。法然さんは、「真宗の教えは立派な人になっていく教えではない。人間は愚か であるがゆえに、はかりしれないいのちからの呼びかけを常に聞いていかなくてはならないのだ」と言われている。この呼びかけを忘れて、自分の思いにとらわ れてしまうのが凡夫とよばれる私たちのあり方なのであろう。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


控えめの セミもいるのか 耳の中

2017年07月24日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇っており、昼過ぎからは雨や雷雨となる所があるらしい。高温が予想され、熱中症の危険が特に高くなる見込みなのだとか。暑さを避け、水分をこまめに補給するなど、充分な対策をとるよう呼びかけている。気温は27.1度から33.9度の真夏日。湿度は84%から72%、風は1mから2mの西の風が少しばかり。明日の25日も、引き続き気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇り、昼過ぎからは雨や雷雨となる所がある見込みらしい。

 

 ご近所さんの田圃でも、もう、稲穂がかぶいている。お盆明けくらいには刈り取るんだろうか。他人さんのものは何でも早い。

 

 小学生の頃に、「お勉強は朝の間の涼しいときにやっておきなさい」と言われ続けてきたのを思い出して、今日も夏休みの自由研究の「寒川家の俵札」のお勉強。

 

 資料の読み込みをしてみたり・・・、画像の選択をしたり・・・。

 

 どういうものを選んで解析するのとか・・・迷いながらの執筆活動。

 

 なにせ、コンテも企画もアイディアもなく進めている編集作業。データーを並べてから置き換える。「あれもいいなぁ」「これもいいかも」で進めていって、カット・アンド・ペースト。

 

 お昼からは、重い腰を上げてお出かけ。要は気分転換と少しの運動も兼ねる。ホームセンターコーナンの白鳥(しろとり)店。

 

 ここで、「スライド・バー・ファイル」というものを買った。先週だか先々週だかに、大窪寺ガイドマニュアルを作ってメンバーに渡してしまったのだった。

 

 このファイル、案外と便利なファイルで、薄いものなら、クリアーファイルで十分だけれど、20枚とか30枚とかになると、こちが便利。50枚くらいならばきれいにファイリングできる。

 

 今日の作業分をファイリングしておいた。

 

 用途ごと、科目別にカラーを変えておくと見やすくていい。

 

 ってことで、どんどんとページ数が増えていく。

 

  今日の掲示板はこれ。「ひと夏の いのちかぎりと セミが啼く」というもの。一般的には7月から10月頃にかけて見かけられるセミなのだが、暑さを倍増させる「ミーンミーン」や「シャンシャンシャン」という鳴き声や、ふいに命中する小便攻撃。煩わしさを感じつつも、夏の到来を実感する人も多いのではないだろうか。セミといえば夏の季語として、古くから松尾芭蕉などの有名な俳人や歌人の作品に登場したり、映画や小説の題材となってきた。元気な鳴き声のイメージがある一方、どこなく儚さが漂うのもその特徴。それは、「セミは地上に出てから1週間しか生きられない」ということが広く知られているからなのだろうが、実はこれ、ただの俗説に過ぎないらしい。愛知県の豊橋市自然史博物館学芸専門員・長谷川さんによると、「『わずか7日の命』」など、短命な生き物の代表のように言われるセミだが、実際には昆虫の中では長寿の部類に入るとのこと。クマゼミを例にすると、土の中で暮らす幼虫時代が5~6年。地上に出てきて成虫になってからも実際には、1ヵ月くらいの寿命があるという。「カブトムシの一生が、卵から成虫まで1年であることを考えると、およそ5倍の寿命です」と長谷川さんは言うのだと。私たちの持っている情報なんぞ、大自然の前では役にはたたないものらしい。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


愚痴もあり 言い訳もある 大暑かな

2017年07月23日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇り、雨や雷雨の所があるらしい。高温が予想されるため、熱中症など健康管理に注意するよう呼びかけている。気温は27.2度から30.6度の真夏日。湿度は88%から76%、風は1mから2mの西の風が少しばかり。明日の24日は、湿った空気の影響で概ね曇り、昼過ぎからは雨の降る所がある見込みらすしい。

 

 今日は暦の上での「大暑」らしい。大暑は二十四気の一つで、陽暦七月二十三日ごろに当たり、一年中で一番暑い時になるらしい。なるらしいが、今日はすでに蒸し暑くて熱めのお湯に浸かっているような気分になってしまう。

 

 だから、朝の間の涼しいうちにお勉強。七月に入って、例の「大窪寺観光ガイド・マニュアル作成プロジェクト」をやっていたので、休憩していた俵札の調査報告書作成のお仕事に戻った。

 

 で、この奇妙なご朱印は何だろうかと調べてみた。「○○ 本師如来 牛王」とは読める。いろいろと調べてみたら・・・。

 

  これは、「善光寺如来宝印」と呼ばれているもので、四国で一枚しか発見されていないものだという。それが、この寒川家の俵の中から二枚が発見されている。一字目は口ヘンに「僉」。「あぎとう」と読み、魚が水面に浮かび口をぱくぱくする様、を言うのである。まあ現代風の表現では「鯉パク」と言ったようなことか。そして次の字であるが、「印、もしくは仰」、私は一応「仰」と読みたい。池の鯉が餌を欲しがっている姿を想像すればよい。

 

 そういうことをまとめておいた。

 

 またまた、大権現である。備前國瑜伽山の瑜伽大権現である。ここも、神仏分離で瑜伽大権現は廃されて、蓮台寺がこれを引き取った。ここの本尊さんは、阿弥陀如来と十一面観音とが姿を変えて、大権現になったという。

 

 こちらが、由加神社本宮で、備前焼の鳥居と備前焼の唐獅子(狛犬)である。

 

 こちらが、由加山蓮台寺。ここには、「権現堂」という者が残されている。本尊は「十一面観音」である。

 

 お昼からは、奥方に頼まれていたお買い物で、さぬき市鶴羽にある「大塩水産」で釜揚げしらす」を買ってきた。

 

 夏の日差しの中、おいしそうに見えたものだった。

 

  こうした「生しらす」や「釜揚げしらす」が有名らしい。私もこれがあればビールがおいしいと思う。

 

 戻ってからも、俵札の原稿をまとめる一日になった。

 

  今日の掲示板はこれ。「一生懸命だと、智恵が出る 中途半端だと、愚痴が出る いい加減だと、言い訳が出る」という武田信玄のことばらしい。内容としては、いいなぁと感じたけれど、今一つ、すっきりしない。武田信玄作とされる言葉で有名なものには、武田節の中にも取り入れられた、「人は城 人は石垣、人は堀 なさけは味方 あだは敵なり」。江戸時代に武田信玄の功績をまとめた「甲陽軍鑑」の中に、信玄の歌として紹介されているが、ただ確証はないようである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


晴れきった 夏の昼間を もてあます

2017年07月22日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は25.8度から32.7度、湿度は86%から72%、風は1mから2mの東の風が少しばかり。明日の23日は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇り、昼過ぎからは雨や雷雨の所がある見込みなのだとか。

 

 天候のせいなのか、気圧のせいなのか、今日は体調がすこぶるいい。おなかの張りもなく、膝の痛みもなく、足のむくみもなく、眠くもないし、食欲もばっちり。

 

 朝イチで、アマゾンで注文しておいたお薬が届いた。飲み過ぎや食べ過ぎの時にいいそうだ。市内のドラッグストアには置いて無くて、「ネットで買ってちょうだい」と言われるのだ。

 

 で、早速、10粒をすくうスコップ二回分の20錠を飲み込んでおく。調子が良ければ効いているのだそうだ。

 

 で、俵札研究の続行・・・ということで、香川県と徳島県の県境付近にある「西照神社」に行ってみた。ここには、「西照大権現」がおまつりされていたが、明治の「神仏判然令」によって、ここは、「稲荷神社」になり、お隣の「大瀧寺」さんに移されたそうだ。

 

 ここの狛犬さんは有名で、お参りに来た母と娘に狼が襲いかかったとき、この狛犬が守って助けたのだという伝説がある。まさか・・とは思うが、桃太郎や浦島太郎みたいに素直に聞いておくことにしよう。

 

 こんなにひょうきんな顔をしとるのになぁ。

 

 で、こちらが、その、「大瀧寺」。四国霊場別格20番札所となっている。

 

 ほら、ちゃんと、「西照大権現」となっている。明治政府は、「仮に現れた、権現」というものが大嫌いだったらしくて、神社からは追い出してしまった。でも、ご真言がサマになっていないと思う。普通は、「おん・ころころ・せんだりなんたら」というのだが、ここは、そのまんまに「南無西照大権現」なのだから。

 

 空海さんがあえぎあえぎ登ってきて、ここで杖を立てて休まれた場所なのだとか。ふむふむ。

 

 午後からは、そのことを記事にまとめていた。

 

 でも、寒川家のご先祖さんは、このあたりまでお参りに来たものか、誰かに、ここのお札を頂いたものなのか・・・。

 

 今日は18頁ほどの報告書が書けた。

 

 三時のおやつは久々にスイカになった。石川県産と書いてあったが、意外とタネが少ない。でも、思ったほどにはおいしい食べ物ではなかった。

 

  今日の掲示板はこれ。「私が後悔することは、しなかったことであり、できなかったことではない。」という、イングリッド・バーグマンのことばから。ハリ ウッド女優、イングリッド・バーグマンの名言。私が中学だか高校だかの頃に勧められて見た、「誰がために鐘は鳴る」の主演女優さんだった・・・くらいか と。しかも内容は良く分からんと来ている。映画好きのひとには怒られそうな無知っぷりである。

 

 名言のほうは、実に素直で好感の持てる言葉である。できるできないは二の次で、とりあえずやってみて・・・、という前向きな姿勢が伺える。ただまぁ、普通のひとであれば、やってみたけどできなかったこと、というのも後悔の対象になるんじゃなかろうかと。そこを後悔せずに進んでゆこうとするところが、彼女の偉人たるところであり、この言葉の名言たるところなんじゃないかなぁと、思うわけなのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


七月や お空の雲の 高いこと

2017年07月21日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は湿った空気の影響で概ね曇り、東部を中心に雨の降っている所があったが、昼前からは晴れわたってきた。暑さを避け、水分をこまめに補給するなど、充分な対策をとるよう呼びかけている。気温は26.1度から33.4度、湿度は86%から70%、風は1mから4mの東の風が少しばかり。明日の22日は、高気圧に覆われて概ね晴れえるが、雨や雷雨の所がある見込みらしい。

 

 梅雨が明けたというのに蒸し暑い朝になった。気圧のせいか、妙におなかが張るようで息苦しいし、妙にねむたい感じがする。

 

 で、雨になって、さらに蒸し暑くなってきて・・・。

 

 思い出したように、例の「俵札」の資料を開いたものの、脳みそがゆだったようにオツムが働かない。

 

 目もかすむようで、全く作業が進まない。夜中に何度もトイレに起きるからか、眠たくて仕方がない。そこで20分ばかりのお昼寝をしたら・・・。

 

 じりじりとする暑さで目が覚めた。そこは真夏の風景に切り替わっていた。

 

 おなかが張るからか食欲もないし、ということで、野菜ジュースとトマトもどきでの昼食となった。おなかがパンパンに張ってくるし、右足の膝は痛むし、眠たいし・・・。胃薬を飲んで、また、昼寝。

 

 昼寝をしたら、少しは楽になったようなので、ホームページの更新をしておく。たいしたことがある訳ではない。

 

 私のお仕事用のポータルサイトである。暇なときに更新するので、ほとんど中身はない。リンクばかりで面白いサイトでもない。連絡用である。

 

 この徧禮を「へんろ」とは読まないと思うが、確かにふりがなは「へんろ」になっているぞ。

 

 このお墓の、向かって右には、「四国遍路道指南」で、「遍路」の字になっている。

 

 そんなことをぼんやりと眺めているばかりだった。

 

 来週の月曜日からは恒例のラジオこども科学電話相談が始まるというので、この本をアマゾンで買った。とても明るくて楽しい人なのだ、川上和人さんは。

 

 ということで、こんなタイトルにしてみた。(笑)。

 

 今日の掲示板はこれ。「己の分を知り その分を尽くせ」というもので、いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。安岡正篤一日一言 ~心に響く366の寸言~
    
http://www.chichi-yasuoka.com/ 発行(株)致知出版社

 【自 分 】

自分というものは良い言葉である。

ある物が独自に存在すると同時に、
また全体の部分として存在する、
自分の自の方は独自に存在する、
自分の分の方は全体の部分である。
 
この円満無碍(むげ)なる一致を表現して「自分」という。

われわれは自分を知り、自分を尽くせば良いのである。

しかるにそれを知らずして自分、自分といいながら、
実は自己自私を恣(ほし)いままにしている。
そこにあらゆる矛盾(むじゅん)や罪悪が生ずる。

そういえば、何でもないようで、
実は自分を知り、自分をつくすことほど、
むずかしいことはない。

自分がどういう素質、能力を天賦(てんぷ)されているか、
それを称して「命」という。
 
これを知るのを「知命」という。

知ってこれを完全に発揮してゆくのを「立命」という。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


突き抜けて 青空のある 俳句帳

2017年07月20日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は25.3度から32.6度、湿度は90%から71%、風は1mから4mの東の風がそよぐ程度。明日の21日は、引き続き、高気圧に覆われて概ね晴れるけれど、午後は雨や雷雨の所がある見込みらしい。

 

 梅雨があけたらしいが、なんとなく湿度の高い朝。朝からエアコンの電源を入れた。

 

 今日は全国的に木曜日で、明日からがこどもたちの夏休み・・・ということで、今日の内に図書館に行かなければ・・・ということで、香川県立図書館に行って来た。

 

 ここから先は「撮影許可」が必要。許可を頂いてまで撮影するような風景でもない。

 

 で、五冊の本を返却して、新たに五冊の本を借りてきた。でも、本のインクのにおいをかぐと、どうしてトイレに行きたくなるんだろうか。おしりがむずむずして、素早く五冊を選んで図書館を出る。すると、なんでもなくなるのはなんでだろ・・・。

 

 今日、借りてきたのは、この五冊。「香川の名宝展」「春日大社」「八坂神社」・・・。

 

 それに、「八坂神社の研究」と、「神職寶鑑」の五冊。例の「俵札の研究」に戻るため。一応、観光ガイドマニュアルは、一応、あそこまで。来週、現地研修をして、最終確認して提出の予定。

 

 これが、「神職寶鑑」。神職さんのマニュアルである。別に、神職さんになろうとするのでもなく、神職さんを調べたい訳でもない。

 

 狛犬研究の資料の確認である。

 

 しばらくは、お昼はカップ麺になる。管理栄養士さんからは、麺は食べてもいいが、スープは捨てること・・と言われている。これを、「迷犬ごん」にやると大喜びする。病気になるかと思ったら、余計、元気になるから不思議だ。

 

 さて、夏場恒例の、この膝の痛みだ。虫さされでもなく打撲でもない。この時期になると、なぜか、こういうことになる。

 

 で、念のために、病院にやってきた。昨日、看て貰えば良かったのだが、水曜日は外科は「手術の日」ということで、全てのドクターが休診だった。

 

 午前中は外来患者で超満員になるので、午後からを狙ってきた。「冷えたんでしょうね・・」という一言でおしまい。一日のほとんどをエアコンの中にいるからなのか・・・。

 

 お安い、温湿布薬を買って貼った。「お年」になると、身体のあちらこちらにガタが来る。ドクターに「お年のせいでしょうね」と言われぱなし。

 

  今日の掲示板はこれ。「傲慢になったり卑屈になったり 一喜一憂している我が人生」というもの。いつもお世話になっている町内の善楽寺さんの掲示板にあったことばから。あの人の奥さんはきれいで優しそうだから幸せな家庭だろうなぁとうらやんでみたり、あの人は大きな会社の社長さんだから優雅な生活をしているんだろうなぁと考えてみたりするけれど、他人より優れている人が幸せか・・・というとそうでもない。その人たちも自分と同じで、傲慢になったり卑屈になったり一喜一憂してるのである。世の中に幸せだけの人なんていないのだし、不幸だけの人もまたいないのだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


梅雨明けて 確かな明日が 見えてくる

2017年07月19日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていた。高温が予想されるため、熱中症など健康管理に注意するよう呼びかけている。気温は26.0度から31.8度、湿度は88%から70%、風は1mから2mの東北東の風が少しばかり。明日の20日は、引き続き、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 きょう(19日)、高松地方気象台は「四国地方が梅雨明けしたとみられる」と発表した。平年や昨年と比べ、一日遅い梅雨明けである。朝一番に、大窪寺観光ガイドマニュアル(案)を、メンバーの一人宛に郵送しておいた。メンバーには入っているのだが、お仕事の都合か、交通事故の関係なのか顔を出さないのである。

 

 最近は、ドクターの診察が11時からのことが多い。だから、今日もここに着いたのは9時半過ぎだった。この時間帯になると、早い人は終わって帰る人が多い。

 

 だから、待合室もこれこの通りで、採血などの検体検査なども座るとすぐに番号で呼ばれる。

 

 それが終われば、整理検査室という部屋で心臓の超音波検査。年に二回程度、この検査がある。

 

 検査は痛くもかゆくもないが胸のあちらこちらを触られるので、なんとなく気分が悪い。それに、肺活量の検査なのか、大きな声で、「大きく息を吸い込んで・・・吐いて吐いて吐いて吐いてまだまだまだまだ・・」と叫び続けるのが気になって仕方がない。

 

 で、今日の検査では、血圧とか血糖値とか肝臓の数値とかは変化なしだが、心臓の肥大化が進んでいるのだとか。そうなると、弁が正しく動作しなくなるので、もう、薬では対応できないので外科手術になるそうだ。そうなると、この病院では対応できないらしい。

 

 ま、当面は様子を見るしかない。でも、これだけ科学が進んできているのに、「もはや、薬では対応できない」というのは納得できんのだが・・・。

 

 で、銀行でお金を下ろして薬局でお薬を調合してもらう。

 

 来月はお盆があるとかで、36日分とかでこんな金額になった。合計42,680円!!。

 

 少し前には、いくらも飲み忘れがあったのに、最近は飲み忘れは全くない。それだけ、薬を飲まないと苦しくなってきているんだろう。

 

 薬代の残りで、お茶やかき氷や・・・

 

 ガリガリ君ソーダ味なんぞを買った。

 

 今日の掲示板はこれ。「明日死ぬかのように生きよ 永遠に生きるかのように学べ」というマハトマ・ガンジーさんの言葉から。いつもの赤松先生のお寺の掲示板にあったもの。マハトマ・ガンジー[Mohandas Karamchand Gandhi] (インドの政治家・民族運動指導者・宗教家、1869~1948) 。
 原文はこうである。
Live as if you were to die tomorrow.
Learn as if you were to live forever.

 今日が人生最後の日だったとしたら、どうやって過ごすだろう。悔いが残らぬように一日一日を精一杯生きる!今という時間を精一杯に生ききる。学ぶ事には、これでいいということはない。最後の瞬間まで、学ぶ姿勢が大事だ。『富嶽三十六景』で有名な浮世絵師・葛飾北斎は享年90歳と長命だった。死を前にした北斎は、「せめてもう10年、いや、あと5年でもいい、生きることができたら、わたしは本当の絵を描くことができるのだが」と嘆いた。この偉大な絵師は、最後の最後まで修業をし、学び続けていたのだという。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


ほとぎす 梅雨明け時期は まだまだか

2017年07月18日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で東部を中心に雨や雷雨となっていた。気温は26.2度から30.0度、湿度は88%から72%、降雨量は2mm/hから13.0mm/hと台風並みの激しい雨が降った。風は4mから7mのこれまた台風並みの強風が吹き荒れた時があったが、夕方には青空が見えるようになってきた。明日の19日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 激しい雨が降る中、お約束だからと、今日も前山に向かった。毎週火曜日は「前山出勤」の日なのである。

 

 一時は、雨で車の天井に穴が空くかというような土砂降りやら、激しい雷鳴やらで、「これでは遭難してしまうかも・・」と思うような激しい雨が・・・。

 

 でも、前山おへんろ交流サロンに着くと、すっかりと落ち着いていて雨もあがったみたい。さすがに、今日は歩き遍路の姿はなかった。

 

 で、ここに出勤するメンバーも通常に出勤してきた。

 

 先週に出された不明な点や追加の情報などを皆さんに配って見て頂いた。ま、あれこれと、修正事項も出てきた。その都度、修正していくしかない。

 

 今日は、秋のツアーの話で、「大窪寺まで歩くおへんろウォーク in 大窪寺」のプランの確認やらキャッチフレーズ作りなどがメインになってしまった。秋の紅葉シーズンに、旧おへんろ道を歩いて、門前のうどん屋さんで打ち込みうどんを食べる・・というプランである。

 

 さて、この看板だが、お大師堂が完成した図だが、便所もないし、寶杖堂も原爆の火もないし、修行大師の前に、ミニュチュアのお大師さんがずらりと奉納されていたものもない。私はこの頃、何をしていたんだろうかと考えていた。昭和58年、9年頃といえば・・・。

 

 昭和58年といえば、おしんが大ヒットした年であり、ロッキード事件で田中角栄に実刑判決がおりた年。59年にはグリコ森永事件のあった年。民営化前の電電公社最後の年だった。そういう年にお大師堂ができたのか・・・。

 

 仁王門ができたのが平成2年だと言われている。この頃は、「パソコン通信担当」とか、「OA推進担当」とかという職場にいた頃。

 

 東西ドイツが統一したり、

 

 ソ連が崩壊したり、バブルがはじけた頃・・・。そういう時期に、あの巨大な仁王門が作られたのか・・・。その頃は、オフコンのセンター管理ということで、マシン室で寝泊まりしていた時代。大窪寺の動きなどは眼中になかったのかも。

 

 私が子供の頃に遊びに行った大窪寺は、今の「二天門」から「本堂」に向かう、まっすぐな参道だけだったような気がする。今の納経所がお大師堂だった時代。自分史年表と対比してみれば、ああ、そうだったのか・・・みたいな感想をもったことだった。

 

 今日の掲示板はこれ。「生きるということは 思い通りにならないということが はっきりとわかることです」というもの。真宗大谷派の「祖父江文宏」先生のことばである。この言葉を残された祖父江文宏さんは、長年、児童養護施設「暁学園」の園長を勤められた方だという。祖父江さんは子供を尊重し、「子供」と言わず、「小さい人」と呼んでおられたそうで、体を張って虐待をうける子供を保護してこられた、その姿勢は子供たちに伝わり、子供たちから親しみをこめて「園長すけ」と呼ばれていたとも聞いている。この掲示板の言葉は、その祖父江さんの姿勢をつらぬく芯のようなものではないかと思っている。この思い通りにならないからこそ、人は苦しみ、悩み、怒り、泣き、わめいて、暮らすのだ。それが「生きること」だからである。そのことをはっきりとわかれば、悩みも怒りも悲しみもそねみもやわらかくなるというのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


ひと会えば あついあついと いうばかり

2017年07月17日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は26.3度から32.3度、湿度は86%から73%、風は3mから7mの西の風が少しばかり。明日の18日は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れるけれど、気圧の谷や湿った空気の影響で、夜のはじめ頃にかけて雨や雷雨の所がある見込みらしい。

 

 早くも今日は従兄弟の初七日である。で、東かがわ市東山にある「曹洞宗如意山寶光寺」さんに向かった。曹洞宗のお寺さんは初めてである。

 

 980年頃というから今から1000年も昔からのお寺らしい。ここは、知る人ぞ知る・・・というお寺らしい。

 

 ズラリ並んだ子安地蔵である。このお地蔵を借りて帰り、抱えて寝ると、「こどもができる・・」ということで有名らしい。待望の赤ちゃんが生まれた人は県内外問わず大勢おられて、北は北海道、南は九州から来られている程、有名らしい。中に入ると50体ぐらいの大小さまざまなお地蔵さまがおられる。子供のいない夫婦だったので、ここにお参りに来たのがきっかけだったのかも知れない。

 

 本堂脇にある庭園で、江戸時代後期ごろの形式だという。

 

 お参りの人は30名ほど。こどもさんが数名いたので、もう、夏休みかなぁと思ったけれど、今日は「海の日」ということで休日らしい。サラリーマンの頃には楽しみだった「海の日」も、今となればどうでもよくなった休日である。

 

 平服でお包みなしでおときもなしでお気軽に・・・ということだった。私は、奥方が「お弁当を忘れたので届けて欲しい・・・」ということだったので、おつとめが終わるとお先に出た。

 

 毎週、ここで七日まいりをするのだという。はてさて、どうするかな・・。

 

 これが、新しく作られた納骨堂らしい。いとこは、ここに入れて欲しいということで生前予約をしていたらしい。それだし、両親や祖父母たちも、ここに納めるのだそうだ。子供のいない夫婦だから、後をみる人もなくなるのだから仕方がないのかも知れない。

 

 でも、こういうお寺に、おじいちゃんやおばあちゃんにお参りに来る・・・というのも気分的に落ち着かない。阿弥陀さんがいないのだから、手の合わしようがないというもんだ。

 

 お昼から、弟んちへ野菜を届けに行ったのだが、どうにも眠たくて仕方がない。そこで、トイレ休憩を兼ねて、ここで一休みすることにした。

 

 すると、プラモデル展をやっているというのでのぞいてみた。

 

 おお、ファルコン号じゃないか。こうしたものがたくさん並べてあった。

 

 こちらはスペースシャトル。

 

 最近、少子化のせいか、プラモデルを置いているお店がなくなった。探せばどこかにあるのだろうが、めっきりとお店も品数も減った。

 

  今日の掲示板はこれ。「何が起こるかわからないのが世の中  何をしでかすのかわからないのが自分」というもの。つくづく自分への自戒の意味も込めて。意味は少し違うけれど、「諸行無常」という言葉がある。仏教から生まれた四文字熟語で、「諸行」は、この世の一切の事物や現象。「無常」は、この世の中の一切のものは常に移り変わり、永遠不変のものはないということから、この世のいっさいの現象は常に変化・消滅して絶えないという意味である。人生は諸行無常だと言われてきた。 何ひとつとして同じ状態が保たれるということは絶対になく、毎日、毎日が変化しているので、何時、何が起こるかわからない。世界各地で思わぬことが起きている現代。 たとえば、今が不幸な出来事があっても、その状態が一生、不変に続くことはなく、逆に幸せな出来事でも、その状態が一生不変に続くことはありえないのだと心得ておくべきだと教えてくれているのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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