まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

霜月も 尽きて枯れ葉の 落ちる音

2018年11月30日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は7.4度から17.0度、湿度は88%から58%、風は1mから4mの西の風が少しばかり。明日の12月1日は、気圧の谷の影響で曇る見込みなのだとか。

 

 118/64-62 36.4°C-90% 65.5Kg 1021hPa,18°C,55% 今日は奥方がお休みなもので、午前7時前までぐっすりと寝ていた。

 

 ふと思いついて、朝ドラが終わったので少しばかり遠いホームセンターに行ってきた。

 

 時期的に鍋のコーナーである。でも圧倒的に土鍋が多いし、さすがにいろり鍋の需要はないものか、なかなかに見つからない。

 

 でも、少し小さいがそれらしいものが見つかった。

 

 ここも少し遠いが大きなスーパーに立ち寄ってお飲み物の調達もやっておく。メインは鍋料理らしいが、食材などは弟たちが準備するらしい。ま、一応、自分たちの飲み物・食べ物は準備することになっているが、私だけがなにも用意しないというのもおかしなものだから、缶ビールや清酒・焼酎・ウィスキー・ワインくらいは用意しておく。

 

 まぁ、夕方の17時ころからの忘年会らしいので1時間もあればおなかはいっぱいになる。で、19時ころからカラオケ大会になる予定。お酒もそんなには入らないと思う。

 

 帰ってからは、予備の冷蔵庫の電源を入れて飲み物などを冷やしておく。いつもは、食材などが冷蔵庫を占拠していて、ビールが冷えていない・・というクレームがいつもあったが、今回からは宴会時用の冷蔵庫があるので安心だ。

 

 で、買ってきたいろり鍋をかけてみた。少し小さいが、これで料理を食べるわけではないので大丈夫。メインは大きな食卓で食べる。で、予備として、おこたのテーブルでも食べられるようにする。

 

 実は、旧宅には宴会用の大きな囲炉裏がある。ところがこれが実に大きくて重いために移動できずにいるし、これを持ってきても置く場所がない。それが数年前の今頃、浮浪者が住み着いて、この囲炉裏で生活をしていたらしい。その時のおかゆだかなんだかが残っていて、洗うのも気持ちが悪いので、そのあたりのものすべてを捨ててしまったのだ。

 

 その頃の、思い出の一カット。

 

 一方、平成16年10月の23号台風の時、本宅は土石流に流されたのだが、奥方と母親の二人は、この母屋に逃げ込んで、この囲炉裏の明かりと暖房だけで一夜を乗り切った。燃やしたものは宴会用のお箸や割りばしで、あかりは娘の結婚式に使ったメモリアル・キャンドルだったという。文字通り、「いのちの囲炉裏」だったわけである。

 

 それを、この家に持ってきて使っているというわけである。この菅円座は、新築時のお祝いとして、いとこがプレゼントしてくれたものである。そのいとこも、もう亡くなった。

 

 今日の掲示板はこれ。「なんとかなる なるようになる なるようにしかならない 心配するな」というもの。一休和尚が弟子たちに残したとされる遺言が『大丈夫、心配するな、何とかなる』というものだった。トンチで有名な一休禅師のお話。一休禅師が亡くなる直前に弟子たちに、「この先、私が亡くなった後、本当に困り果てた時、これを開けなさい。それまでは絶対に開けてはならない」と巻物を遺して亡くなった。何年か後に、寺に大問題が持ち上がり、寺の存亡の一大事になった。弟子たちは、知恵の限りを尽くしたけれど、妙案を思いつかず、どうしようもなくなった。そのとき、一休禅師が遺してくれた巻物のことを思い出して、恐る恐る紐解いてみると、その巻物にはこう書かれていた。『大丈夫、心配するな、何とかなる』。 それを見た弟子たちは、あっけにとられ笑い出した。ほどなく、一休禅師がまるで見透かしていたかのように、どうしようもないと思われていた寺の問題は、見事に解決してしまったのだと言う。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


受診して 安堵ため息 親鸞忌

2018年11月29日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は10.5度から15.9度、湿度は88%から62%、風は1mから2mの西の風が少しばかり。明日の30日は、引き続き、高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 118/62-62 36.4°C-98% 65.8Kg 1018hPa,20°C,50% すっきりとした初冬の景色になってきた。体調はほぼ良好。

 

 今日は県立病院での予約診察日。予約時間は10:30-11:00。だから午前9時過ぎに病院に入った。ま、血液検査に1時間を要するので、9:30でもよかったのだが、たまたま、道路が混んでいなかったというか、信号機が順調に動いていたというか。少しばかり早く着いてしまった・・・という印象。

 

 だと、いきなり、「116番さん、中央処理室へお入りください」とのアナウンス。今日の私の受付番号は116番だった。で、いきなりの「検体検査」ということで採決された。今日は胸部X線検査も、尿検査もなかった。今月は一か月に二度目(11/1と11/29の二回)の診察だかららしい。

 

 さぁ、それからの1時間が待ち遠しい。その間にトイレに4回も行ったり、自販機でお茶を飲んだりと時間つぶしをするのだが、そういうときの時計は怠け者かあんまり動かない。

 

 これが私の担当ドクターの日浦ドクターである。平成19年の2月に「急性心不全」で緊急入院してからのお付き合いだから、もう、11年9か月余りもお世話になっている。だから、私のクセも性格も生活実態もお見通しの先生である。

 

 「あれ、体重が5Kgも減ってるじゃないですか。何かしましたか?」と、私の記録してある記録表を見ながらドクターが言う。「ええ、漢方の「防風通聖散」と、少し食べ物を変えましたが・・」と言うと、「じゃぁ、理想体重の60Kgまで落としましょうよ。あと、5Kgですよ。年末年始に食べ過ぎないようにね。それと飲み過ぎないように・・」で診察はおしまい。「今度は年末の27日の木曜日ですよ」。

 

 会計に行くと、「保険証は今月1日に拝見していますので、今回はいりません。それと、酸素圧縮機のリース料を頂いていませんので、本日、頂戴できますか」というので、「はい、用意してきましたが、何十万円要りますか」というと、「いえ、一か月分で結構です」という。「じゃぁ、来月は二か月分ですか」と聞くと、「いえ、来月分も一か月分です」という。

 

 前回の1日に支払わなかったし、19日の整形外科の診察の時にも支払わないし、今月も1か月分だけというのはおかしなものだと思っていたが、「そうだ、機械のリース料は1か月分。私が月に2度目の診察を受けたから二回、支払う必要があるのだと勘違いしていただけ。なんだか、おばかなお話だったということか。

 

 で、いつもの調剤薬局に行くと・・・。

 

 いつものように28日分のお薬が用意されていた。向かって右が漢方薬の「防風通聖散」で、左がこれまでの朝食後と夕食後の薬。昨年の今頃だと、27,800円くらいを支払っていたはず。毎月、薬代を支払うのに四苦八苦していたもの。それが今年からは二割負担になって18,000円ほどになった。ああ、それなのに、「あなたの制限枠はオーバーしていますから、薬代はいりません。」という。

 

先日にも整形外科で処方してもらった湿布薬もタダでいただけた。何がどうなって制限枠を超えたんだろうか・・・。ま、ありがたいことはありがたいことなんだけれども。これで、この週末の忘年会にはお値段のするお酒が買えそう・・・わくわく。

 

 ドクターに毎回提出しているこのデータは、

 

 心臓病の患者さんに記入を勧めているこの手帳からである。ここに手書きで血圧や心拍数、自覚症状や薬の飲み忘れチェックなどを記入するのだが、いまさら手書きでもあるまいと、パソコンで記録するようにしてもう四年。その量は膨大になっている。それを今は整理中・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「むつかしいお経を読めと言われて、「庄松助くるぞよ、庄松助くるぞよ」と読んだという。」という、小砂説教所跡にあったお皿のことばから。

 上の一条は、勝覚寺の先代住職は庄松同行を非常に愛撫せられ居りしが、役僧の一人がそれをうらやま しく思い、一つ庄松を困らせて恥しめんとて、三部経の中の下巻を取り出し、庄松に向かい、「お前は有り難い同行さんじゃが、この大無量寿経の下巻の、ここ の御文を読んでみよ」と云えば、庄松の答えに、「庄松を助くるぞよ、助くるぞよとかいてある」と云われたと。

 

 *「五劫思唯の大悲の本願も、ただかかる自分一人の為の御苦労であった、勿体なや」と御開山親鸞聖人は喜ばれた。わが身一人に、如来の本願を受け止める無学で経の読めぬ庄松の獲信、「庄松を助くるぞ」と読む・・・。これ、真の大経読解でもあろう。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


迷い道 冬の日暮れの 速いこと

2018年11月28日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、午後からは雨が降ってきている。気温は11.9度から16.3度、湿度は94%から80%、風は1mから3mの北北西の数が少しばかり。明日の29日は高気圧に覆われて、概ね晴れる見込みらしい。

 

 122/68-60 36.4°C-97% 66.6Kg 1017hPa,18°C,54% 昨日のおうどんのせいか、まだおなかがゴロゴロとにぎやかだ。

 

 昨日、ブログ仲間の「お地蔵さん」から素敵なものが届いた。

 

 「これを飲んで元気になってネ・・・」というやさしいお心遣い。感謝感激雨あられ。早速、土曜日の「毎日が忘年会です、ボクの家」で、みんなでおいしくいただきます。

 

 昨日、奥方が、一枚、一枚、落ち葉を拾ったから、今朝の玄関先はこんなもの。さて、土曜日までもつだろうか・・・。

 

 さぬき市から高額医療費の支給があるというので、早速に手続きをしてきた。

 

 ま、これも保険みたいなものだから、支払ったうちの一部みたいなものだからと、手際よく処理しておいた。支払いは来年の1月4日なんだと・・・。遠いなぁ・・・。

 

 さて、この土曜日に我が家で「忘年会」をするという連絡が入った。例の兄弟会の忘年会である。で、今回は「鍋」だというので、カセットコンロを買ってきた。いや、我が家にだって、カセットコンロはあるのだけれど、10人以上にもなると、二台三台と必要になるかなぁと・・・。

 

 で、囲炉裏用の鍋を探したが見つからない。数年前の空き巣事件のとき、泥棒さんが鍋で煮炊きをして、そのまんまになっていたので捨ててしまったらしい。鍋がないのでは鍋料理にもならないではないか。

 

 そこで、こことか・・・、

 

 こことかで、鍋を探してみたのだけれど、

 

 こういう、すき焼き鍋しか置いてない。いまどき、囲炉裏用の鍋なんて必要ないのだなぁ・・。

 

 こういうものが欲しいのだけれど。

 

 今日のお昼も「ところてん」。おかげかどうかは知らないけれど、確かにおなかまわりはすっきりしたし、今朝の体重は、66.6Kgと、まぁまぁと体重になってきた。退院当時の62Kgにはほど遠いけれど。

 

 今日の掲示板はこれ。「幸せになりたいならば、『あのときああしていれば』と言う代わりに、『この次はこうしよう』と言うことだ。」という、スマイリー・ブラントンの言葉から。 スマイリー・ブラントンはアメリカの精神科医。うまくいかなかった結果を後悔する人と、そこから学んで次に役立てる人。同じ事を経験しているのに、考え方次第でその人の未来が変わってくる。後ろばかり振り返るのではなく、いつも前向きに進むことを意識したいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


山茶花は 勇気凛々 今を咲く

2018年11月27日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で曇っていた。気温は9.8度から17.4度、湿度は88%から70%、風は1mから2mの北西の風が少しばかり。明日の28日は、気圧の谷や湿った空気の影響で断続的に雨が降る見込みらしい。

 

 118/67-59 36.2°C-97% 66.8Kg 1020hPa,12°C,50% 今日は迷犬ごんとの散歩で200mを歩くことができた。もう、左足ひざの痛みはない。

 

 朝の間は、私のホームページの更新作業。ここは容量がほぼいっぱいまで使っているので、新しいことはできないから行事予定表の修正ばかりをやっている。

 

 で、早くも来年の一月の予定表ができあがっている。

 

 奥方は、山から飛んできた落ち葉を一枚ずつ拾ってはビニール袋に詰めていたが・・・。

 

 「ねぇ~ねぇ~じぃじぃ~。とっさん(義兄)連れておうどんに行かない~」とお休み中の奥方の声。最近、施設に慣れてきたものか、退屈になったものか、ほかの利用者さんに暴言を吐いたり、屁理屈を並べたり、大声を出すようになったと、施設側からクレームが届くようになった。そこで、気分転換に義兄を連れ出すことになった。

 

 案の定だ。奥方がどこかに行こうよ~と言い出した時には、奥方の車のガソリンがない時だ。私の顔で、私のカードで、私のカネでガソリンを満タンにしてちょうだいな~という合図でもあるらしい。

 

 「とっさん」というのは、奥方のすぐ上のお兄さん。その上に長男の「こーたろー」がいるが、ともに視力障がい者で鍼灸マッサージをやっていたが、高齢になったために廃業して、奥方のコネと尽力で、神戸から隣町の盲施設に預かってもらっている。

 

 そのとっさんを連れて、おでんのおいしいうどん屋さんに行くつもりが、今日はあいにくと火曜日で定休日だった。

 

 だから、もう一軒の奥方のお気に入りの「溜うどん」に行ってみた。11時半過ぎだったから、まだ、行列はできていなかった。これが12時を過ぎると長蛇の列になるお店なのだ。

 

 私は「温玉肉ぶっかけ小の温いん」をお願いした。

 

 とっさんには、「溜うどん小の冷」をお願いした。奥方はいつだって、どこだって、「かけうどん小」である。

 

 こういうお店だが、すぐにいっぱいになった。お昼までは家族連れが、お昼を過ぎると会社の同僚や仲間などが多くなる。

 

 ところが・・・である。うどん屋を出てすぐに、この「防風通聖散」が効き始めたようで、おうどんがおなかの中で運動会を始めたみたいで、ゴロゴロ、ギュウギューと大騒ぎ。奥方はそんなこととはつゆ知らず、「銀行によってちょうだい」、「郵便局で貯金してくるわ~」などとのんきなことを・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「またひとつしくじった しくじるたびに目があいて 世の中少し広くなる」という榎本栄一さんの言葉から。生きていれば必ず過ちを犯すもの。言ってはいけないことを言ったり、やってはいけないことをやったり、間違ったり失敗することもたくさんあった。問題はそのあとで、そのあやまちをどう受けとめるのかである。居直ったり、ふてくされたり、他人のせいにしたり、責任転嫁したりして事実から眼を背けるのが普通のありかた。だれを恨むことはないのだし、身から出た錆なのだとあきらめるしかない。現実を引き受けたところにしか真実はありえない。過ちを通して学ぶこと、気づくこと、目覚めることは多いもの。あやまちを通して人間は成長するもの。一つのあやまちによって、人生が大きく変わることもあるだろうし、出世コースからはずれることもあるだろうし、失脚してしまうこともあるけれど、しかし世間の評価とか、社会的地位の高いのが良い人生ではない筈。どう、いのちを輝かせて生きるか、悔いない人生を生き切るかである。あやまちは人間を、人生を決めない。あやまちのあとが人間を、人生をきめるもの。仕事で失敗したことは、とり返しのつかない嫌な気分に陥るもの。しかし、そのことによって自分というものが照らされ、気づかされて、自分中心の狭い世界が破られてゆくならば、この失敗でこんなことが教えられ、学ぶことができ、却って人生の味わいが深まり、世界が広くなったと気づかされて、そこに少しだけ広がった世界が見えてくるというもの。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


老僧は 満身創痍の 萩ススキ

2018年11月26日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は気圧の谷の影響で概ね曇っていた。気温は8.6度から16.8度、湿度は90%から62%、風は1mから2mの北西の風が少しばかり。明日の27日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 118/59-58 36.5°C,97% 65.4Kg 1022hPa,10°C,64% 左ひざの痛みはだいぶ解消した 体調はまずまず。朝からどんよりとした寒々しい空と空気。いよいよと冬めいてきた今日このごろ。

 

 最近の朝食はこんなもの。これより30分前には、「防風通聖散」を飲んでいる。この食後に、「朝食後」という薬を飲む。

 

 これには利尿剤とかも入っているらしい。

 

 さて、しばらくおざなりになっていた、「おへんろつかさの会:公式ホームページ」の更新をやっておくことにした。入院したり、退院したり、またすぐに入院したりと慌ただしかったことから、その場しのぎの修正や追加を繰り返していたので、今日は正規に整理したものにしたかった。

 

 これは当面する行事の案内だが、送られてきた文書をそのままOCRで読み込んで張り付けただけのもの。全く、読む気がしないページだった。

 

 それを、項目別にわけて読みやすくしておいた。

 

 10時になったのでお出かけをした。途中の銀行で20,000円を引き出してポケットに入れた。今日は月曜日ということもあって、15人ほどの行列になっていたので、すばやく片付けて出たものだった。

 

 で、お歳暮用というか、一年のお礼という意味を込めて、おうどんを送ることに決めている。ま、ここから送ると、そのデータが記録されていて、お中元時期にも案内状が来るので、そのデータを持って、ここに来ればそれで済む。

 

 で、会計をするために、ポケットから10,000円札を取り出して支払いを済ませた。で、次のスーパーで、ところてんや、ビールなんぞを買って支払いはお財布の中から千円札などで支払処理をした。その後、ポケットの中に10,000円札がないことに気が付いた。「ふん??10,000円だけ引き出したんだったかな・・」と、自信のない状況。

 

 あのスーパーは、私が買うからか、いつも数個ずつ補充しておいてくれるようになった。コンニャクゼリーや寒天ゼリーは必要なくなった。

 

 で、今日も昨日もところてんのお昼。これが体にいいのか悪いのかはまだまだわからない。でも、今のところは順調みたい。まだ、ところてんに切り替えて一週間余り。そんなに早くは効果は出ないと思うが・・・。

 

 そこへ、あのうどん屋さん「ふじめん」からの電話。「もしもし、お客さん、何かお忘れ物はございませんか」。「はいはい、忘れ物です。10,000円札を忘れてきました」ということで、受け取りに行ってきた。お代を支払うときに、ポケットから滑り落ちていたみたい。お店の中で良かった、よかった。

 

 午後からも、ホームページの更新作業。これは昨年度の活動報告がそのまんま残っていた。これも一年間分の活動報告だから相当な量になった。

 

 それを、今年分の活動報告に切り替えていく地道な作業。私はレイアウトやシステム設計をせずに、思い付きだけで画面を創っていくのでアバウトな画面になるが、それはそれで、生々しくていいものだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「ありがたいと思う心が 今日の幸福」というもの。どこの誰の言葉か分からないのだが、こうして生かされている毎日が有り難いし、こうして毎日が繰り返されていることがありがたい。そう思えることこそが、今日の幸福、今日の幸せなんだなぁと思う毎日なのである。「ありがたい」と思うことで、こちらから幸せに向かって歩んで行きたいものである。誰かさんの歌のように、「しあわせ」は向こうから歩いて来たりはしないのだから。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


山もみじ 三帰依文の 響きかな

2018年11月25日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は7.2度から17.0度、湿度は80%から58%、風は1mから3mの西北西の風が少しばかり。明日の26日は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 102/69-62 36.3°C-92% 65.7Kg 1010hPa.10°C.62% 左足膝痛み減少 歩行可能 体調はすこぶる良い

 

 一週間前には、70.2Kgまでいった体重がここまで下がってきた。防風通聖散のおかげなのか、ところてんのおかげなのか。おかげでおなかはすっきりとしてきたし、自分で靴下が履けるようにもなってきた。あと四日で県立病院での予約診察日になる。

 

 昨日は寝過ごしてしまって大失敗だったが、今朝は5時半に起きてスタンバイ。今回も、観光ガイド「おへんろつかさの会」設立10周年記念講演会ということで、お釈迦様のご子孫であるという、「スダン・シャキャ」種智院大学准教授をお迎えしてのお話だった。

 

 会場は、隣町にある「寒川農村改善センター」の二階大会議室だった。テーブルとかいすの準備のお手伝いでもと早めに出かけたが、午前中に会場設営は完了させたという話だった。

 

 私は力仕事は苦手なので「ラッキー!」と思ったが、それはそれでなんだかさびしいものが湧いてきた。

 

 渡邉会長のあいさつの後、大山さぬき市長の挨拶があって、講演会は13時半から始まった。

 

 うーん、渡邉会長も張り切っておるなぁと感心した。

 

 お釈迦様のご子孫だという、スダン・シャキャ先生は民族衣装での講演である。

 

 こういうお顔の方である。専門分野は 印度哲学(含仏教学). 研究テーマ, 密教を中心としたインド・チベット・ネパールの思想と儀礼の研究. 研究内容, 13世紀の初頭に滅んだサンスクリット語を基盤とするインド仏教がネパール仏教においてどのように受容され、変遷したかを明らかにしていくものらしい。

 

 お話は、ネパールという国のこと、民族衣装のこと、ルンビニ-のことなどを次々と話されたが、私の心に残ったのは、

 

 という、三帰依文の合唱だった。久々の、「ブッダーン~サラナーム~ガッチャンミー~」だった。若いころ、ネパールからの技能実習生「シャムさん」に教えてもらったのが最初だった。「ダンマーン~シャラーム~ガッチャン~ミー~」、シャムさんに会うと、かならず、この三帰依文が挨拶になった。「サーンガーン~シャラーナーム~ガッチャーン~ミー~」。シャムさんとは、これで帰りのあいさつになった。お寺で、これを合唱したことはない。

 

 お遍路さんは仏前において、「三帰」を唱和する。
 弟子某甲[でしむこう] 盡未来際[じんみらいさい] 帰依仏[きえぶつ] 帰依法[きえほう] 帰依僧[きえそう]続いて、弟子某甲 [でしむこう] 盡未来際 [じんみらいさい] 帰依仏竟 [きえぶっきょう] 帰依法竟 [きえほうきょう] 帰依僧竟 [きえそうきょう]と唱和する。

 会場は会員以外の一般の方の聴衆も多く、お寺さん風に言えば、「満堂」状態。どうせ、50人も集まればいいとこかなぁ・・・なんて話していたが、なんのなんの。私なんぞ、机も椅子もなくて立ちんぼ状態。

 

 お話は続くのだが、私はトイレが近いもので早々に会場を後にした。

 

 今日の掲示板はこれ。「人間に生まれた者は 必ず深い いのちの願いを 持っている 」という「和田稠(わだしげし)」先生の言葉から。いつもの町内の善楽寺さんのお寺の掲示板からである。人間が他の生物と異なるのは、「意味」を求めるということである。英語では「Why」(なぜ、どういう意味があるのか)という問いである。私達が今日まで生きてきたということ、その事実だけで自分の存在の意味を感じたりするが、「私がここにいる」ということの意味を求めるのが人間である。なぜ人間は意味を求めるかといえば、死があるからに他ならない。「他の動物にも死があるじゃないか」と思われるかも知れないが、私達はどこかで自分は「死のある生を生きている」ことを学んでいる。死に向かって生きているがゆえに、逆に生きていることの意味を問わずにおれないのである。「なぜ生きるのか」という問いである。死をどこで学ぶのかというと、自分の肉親、兄弟など縁のある方の死を通して、自分も死ぬのだと学ぶことがある。葬儀を重く、大切に勤めてきたのは、死を学ぶことを通して逆に「自らが生きている意味は何か」という問いが掘り起こされてきたからだとおもうのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


初霜に 勝手の違う 散歩道

2018年11月24日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は今季最低の4.8度から13.6度、湿度は78%から60%、風は1mから2mの北北西の風が少しばかり。明日の25日は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 124/64-60 36.3°C-97% 66.8Kg 1024hPa,8°C,42% 左足膝痛みあり、両足浮腫気味。

 

 今日は不覚にも7時半まで寝てしまっていた。かと言って、昨夜、遅くまで起きていたわけでもなく、20時半過ぎには寝たのだけれど。起きてみれば、足が動かない、身体が動かない・・・。エアコンまでもが動かない。動かないはずだ氷結していた。まわりは白い霜の朝になった。

 

 温まらないエアコンの下でガタガタと震えながら「チコちゃんに叱られる」を見るでもなく眺めていてはっと気が付いた。今日は、前山の「クリーン・ウォーク」の日ではないか。時計をみれば、もう、9時過ぎ・・・。作業は終わっているころ。

 

 毎年、夏と秋の二回、おへんろさんの通る道筋を、有志の方やボランティアの方や地元の方などが一斉に出てゴミ拾いをする日だった。私たちは毎回、この前山ダムを一周してゴミ拾いをすることにしている。今年もそのつもりだったのに、うっかりと寝過ごしてしまったではないか。

 

 早々と、喪中欠礼のはがきが届く。皆さん、律儀だなぁと感心する。私など、そのようなはがきは出したことがない。

 

 でも、外に出るのは寒そうだし、エアコンはまだまだ暖かくならないし・・・ということで、年賀状データの整理をしてみた。

 

 今年の出来事が整理できていないが、とにもかくにも、2月に入院して、心臓の開胸手術で僧帽弁交換手術とペースメーカー植え込み手術がメインのできごと。そして、その後の80日に及ぶ「胸水との闘いの日々」。

 

 ようやく退院できたのが、5月の中旬。その後は、溜り積もっていた作業を片付ける一方、今度は、溢れた胸水以外の水分がどこにたまるのかが不明・・・。いまだになぞのまんま。今年の年賀状がまとまらない・・・。

 

 気分転換にドライブに出かけたが、あたりはもう早くも冬の風景・・・。日差しが弱弱しくて寒々とする田舎の風景。抱えたカメラのシャッターが押せない。

 

 今日のお昼もところてん+カツ丼ミニを半分ほど。残りは迷犬ごんにプレゼント。おかげかどうか、体重は少しずつ減ってはきている。

 

 所属寺院に出かけてみたが、相変わらずがらーんとした伽藍境内。報恩講のご案内もまだない。

 

 今日の掲示板はこれ。「報ずべき 身を粉にもせず 親鸞忌」というもの。いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。報恩講の最後の最後にいただく「恩徳讃」。我々は何の気なくお勤めしていることが多いが、この著者の「恩徳讃」をいただく時の心構えが伝わってくる。決して驕ることないよう、自己を問いただすかのように書かれたこの句は、時も場所も越え、私に痛烈に問いかけてきた。福井県鯖江市在住の助田小芳さんの句である。

 

 この和讃を讃歌にしたものを「恩徳讃」といい、勝覚寺でも永代経や報恩講のときに皆で唱和する。この和讃の中で親鸞聖人は、「如来大悲」と「師主知識」という二つの恩徳に対する、自らの姿勢をうたわれている。「身を粉にしても報ずべし」と「骨を砕きても謝すべし」。どちらも出来ないことである。しかし、出来ないことをあえて「べし」とおっしゃっているということは、その恩徳ということが、いかに深いものであるか、そしてこの身に余るものであるかということを表しておられるのだと思うのである。それがこの「恩徳讃」である。しかしながら、「報ずべき 身を粉にもせず 親鸞忌」という句は、親鸞聖人が「べし」と二度も重ねておっしゃっている「恩徳」に背いてばかりいるこの私というものが、「恩徳讃」を歌うたびに見えてくるのだろう。そういうことで親鸞聖人には申し訳ないなぁと、逆に聖人に出遇っておられる方の句なのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


陽を浴びて 残り少なし かえでの葉

2018年11月23日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は7.9°から13.4°、湿度は66%から54%、風は3mから5mの西の風が一時は強かった。明日の24日は、高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。めっきりと冬めいてきた。昨日は「小雪」だと聞いた。

 

 108/58-68 36.3°C,97%,67.2Kg 1022hPa,18°C,65% 左足膝痛みあり 体調やや良し

 

 一週間前には90Kg越えだったが、やや正常に戻ってきた。退院直後の60.0Kgには、まだほど遠い重さだ。これらはほとんが水分と脂肪。排水処理が追い付いていない状況。

 

 さて、作業は昨日の続きから。まずは、テキストボックスの配列から。A4判二段四列に合うようにテキストボックスを並べていく。印刷しては確認し、調整しては印刷して位置決めをしていく。

 

 それに合わせて資料を張り込んでいって「下原稿」を作成する。

 

 それに合わせて、実際にテキストボックスに画像や文章を張り込んでいく。ここまでは、ごく普通のように作成できる。

 

 上段も、下段と同じ方向に作成していって、出来上がれば、テキストボックスを上下逆にひっくり返す。つまり、180°転回させるのである。

 

 上段にあるものを上下、逆にすると原稿ができあがる。

 

 思わず、「やったねぇ!」と、一人、Vサイン。

 

 で、中央に切れ目を入れると、ミニ・ブックの完成である。

 

 お昼前に、娘婿の「とおる君」がやってきたので、奥方と一緒に鳴門方面へお食事に出かけた。ま、祝日のお昼とあって、どこも満員御礼・行列多数のお店ばかり。そんな中、少し駐車場の空いているお店があったので入ってみた。

 

 ま、好きな海産物を好きなだけ選んで・・・

 

 こういうお店で焼いて食べる方式。バーベキューもOKだし、炉端焼きもOKだし、磯焼き、浜焼きも可能で、しかも定食もOkだというお店。

 

 奥方は、カキだのあわびだのと大盤振る舞い。

 

 しかも、その上に定食まで・・・。ダイエット中の私は半分も食べられずに、奥方や「とおる君」に助けてもらったわけ。明日の朝の体重が心配な私であった。

 

 今日の掲示板はこれ。榎本栄一さんの「終幕」という詩である。これほど簡潔で、力強く自らの「まこと」を見つめた言葉があるだろうか。私たちは日々「死ぬいのち」を生きている。誰もが自分がいつか死ぬことを知っている。

しかしながら、そこから目を反らせて知らぬ振りをしているのも私たちだ。なぜなら「死」を考えると、恐怖に押しつぶされそうになるからだ。この私が生きている価値がなくなるからだ。人生の「まこと」は「二度と繰り返せない」「誰にも代わってもらえない」「必ず終わりが来る」「その終わりがいつ来るかわからない」というもの。真宗の教えはこの「死ぬいのち」という真実を見つめるところにある。いのちの「まこと」が見えたとき、やらねばならぬ「生き方」のあり方が見え、そして「有ること難し」の人生を心の底から喜べるようになる。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


秋雨に 下手な童謡 口ずさむ

2018年11月22日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は低気圧や前線の影響で曇っていて、東部を中心に雨が降っていた。気温は9.1°から14.7°、湿度は88%から66%、風は2mから5mの北西の風が少しばかり。明日の23日は、高気圧に覆われて概ね晴れるらしい。

 

 108/58-68 36.8°-96% 67.8Kg 1014hPa,20°C,60% 左足膝痛み激しい。

 

 先日、香川県立ミュージアムに行ったとき、展示品鑑賞のマナーを書いたパンフレットをいただいた。折りたためば小さな本になっているが、開いてみれば普通のA4 版の用紙だった。

 

 なるほど、なるほど。こういう仕組みになっているのか・・・。

 

 つまりは、こういうことだ。

 

 中央に切り口をあければ、こうなるってことだな。

 

 それでは・・・ということで、お寺の参拝方法をネットからダウンロードしてきて、文字通り、カット・アンド・ペーストで、切り貼りしてみた。

 

 おお、うまくできたではないか。

 

 ぴったりと合わせてみれば、ミニ・ブックのできあがりだ。

 

 今日のお昼もまた、ところてんになった。仙台の幾ちゃんが、「こんにゃくゼリーはどうですか」というので、スーパーを回ってみたが、お菓子売り場なのか、「こんにゃく売り場」なのかと、ウロウロしてみたが見つけられなかった。

 

 ならば、糸こんにゃくに三杯酢でもいいのじゃないかとも考えたが、少しばかり躊躇してあきらめた。似たようなものだと思ったのだけれど。

 

 今日は天気が悪いせいか、気分が乗らない。左足膝がひどく痛む。じっとしていて、動きだそうとすると激痛が走る。いったん、歩き出してしまえばなんともなくなるのだけれど。確かに整形のドクターは、「異常ありません」とは言うたのだけれども。

 

 さて、問題はこれからだ。ここにイラストや文字を「張り込む」にはどういう手法がいいのか、特に、上の段は上下が逆にならないといけないのだし。うーん、今日は「思考停止中」だな・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「捨てるほどのものにかこまれて ほんとに欲しいものがみえない 」というもの。歌手・加藤登紀子さんが作詞作曲した歌「Revolution」の歌詞から。作詞:加藤登紀子 作曲:加藤登紀子  碧い海に かこまれた小さな国に 生まれふりそそぐ光の ぬくもりの中で平和な時代に育った  愛をはばむ 戦争もなく飢えて死ぬ人もいない 捨てるほどのものにかこまれて ほんとに欲しいものがみえない」

これはまさに私たちの心の叫びだろうと思う。右を見ても左を見ても、上を見ても下を見ても捨てるほどのものに囲まれて、欲しいと思うものは自由に手に入って、食べたいと思うものは好きなだけ食べられて・・・。でも、本当に必要なもの、本当に欲しいもは見えては来ない。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


秋暮れて 落ち葉ばかりを 拾うとき

2018年11月21日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は気圧の谷の接近により概ね曇っていた。気温は今季初の7.4度から15.2度、湿度は86%から59%、風は1mから2mの北東の風が少しばかり。明日の22日は、低気圧や前線の影響で昼前にかけて雨が降り、昼過ぎからは寒気の影響で概ね曇る見込みなのだとか。

 

 127/68-78 36.3-97% 68.1Kg 1022hPa 18°C 64% 膨満感なし 左足膝痛みあり 左手肘裏やや打撲痛。

 

 樹齢600年と言われる徳島県と香川県の県境に位置する大イチョウで、通称、「境目のイチョウはん」と呼ばれる。伝承では、戦国時代大阪の夏の陣を戦った侍が、徳川方の豊臣残党狩りを逃れてこの地に隠れ住んだが見つかり、この大銀杏の下で切腹して果てたと、ここの掲示板には書かれている。

 

 地上3m程で9本の枝に分かれて気根が幾つかに垂れ下り、ビロードシダが付着生息している。分岐付近に気根(乳)を垂らしていることから、乳神(ちちがみ)さんとしても古くから信仰をあつめてきたという。お乳の出ないご婦人は、わざわざここまで出向いてきて、この「イチョウはん」にお願いしたとかと聞いた。今ではそのようなご婦人は見かけない。

 

 幹囲は約7.82m、高さは約25mもあり、この大イチョウを北に越えると香川県へ入るため、徳島県との県境の目印となっている。昭和34年に県の天然記念物に指定されている。

 

 おりしもの東風で、ハラハラと扇形の葉っぱが舞い散っていた。

 

 偶然、見かけた「山鳥」のオス。カメラを向けたらすぐさま逃げられてしまった。

 

 食欲不振というか、体重増加というかで、無性に「ところてん」が欲しくなって探したが、時期的なこともあってかなかなかに見つからなかった。三軒目のスーパーでかろうじて見つけた「ところてん」。

 

 ところてん(心太または心天)は、テングサやオゴノリなどの紅藻類をゆでて溶かし、生成された寒天質を冷まして固めた食品。それを「天突き」とよばれる専用の器具を使って押し出しながら細い糸状(麺状)に切った形態が一般的である。全体の98~99%が水分で、残りの成分のほとんどは多糖類(アガロース)で、独特の口当たりがある。腸内で消化されないため栄養価はほとんどないが、食物繊維として整腸効果がある。中国地方以西では二杯酢あるいは三杯酢をかけた物に唐辛子を添えて食べる。

 

 香川県坂出市「八十場(やそば)」はJR高松駅から普通列車で25分ほど。地名は「八十八」や「弥蘇場」などとも表記され、駅前にある看板に記された地図を頼りに5分ほど歩けば、ところてん茶屋に到着する。冬の間はお休みのため、春になると、待ちかねたようにたくさんの人がやってくる。ここは、江戸時代からところてんだけを作りつづけている「清水屋(きよみずや)」というお店。

 

 実は、このお店には強力なパワースポット、はるか昔から湧き続ける伝説の霊泉があるとされている。約1900年前。南海で暴れていた悪魚を退治に向かった日本武尊(※讃留霊皇子との説も)と80人の勇者が悪魚の毒に苦しんだ時、童子が勇者達にこの泉の水を飲ませると、たちまち蘇生したため、「八十蘇場の清水(やそばのしみず)」と呼ばれるようになったといい伝えられている。また、平安時代末期、讃岐国に配流となっていた崇徳上皇が崩御した際、京からの使者が到着するまでの20数日間、この泉の水を遺体にかけ続けたところ全く腐敗しなかったとか言い伝えられている。

 

 この前、遍路道研修の時、イノシシ網に足をすくわれて転倒したが、その時にカメラのレンズフードが割れてしまったので、急遽、amazonさんにお願いしてあったら、早速にフードが届いた。

 

 全く、ドジになったものだとつくづくあきれるばかり。

 

 今日の掲示板はこれ。「歩き続けていれば、思いもよらぬときに蹴つまずくものだ。歩かずにじっと座ったままで蹴つまずいた人を見たことがない。」というチャールズ・ケタリング」さんの言葉から。チャールズ・フランクリン・ケタリングCharles Franklin Kettering は、アメリカ合衆国オハイオ州、ラウドンビル生まれの、農民、教員、メカニック、エンジニア、科学者、発明家、社会哲学家である。先日、私もイノシシ網に足をすくわれてつまずいたが、歩いて居れば、生きていれば、思いもよらぬときに蹴つまずくものだ。蹴つまずいたら起き上がればいいだけのこと。蹴つまずくのを恐れてじっと座ったままでは生きていけない。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


本を読む けだるさ超えて 冬の風

2018年11月20日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は10.1度から16.2度、湿度は82%から54%、風は1mから4mの西北西の風が少しばかり。明日の21日は、高気圧に覆われて晴れるが、夕方からは気圧の谷の影響で曇る見込みらしい。

 

 113/63-59 36.3-93 68.4Kg 1018hPa 16.0C 66%  左足膝痛みあり 膨満感なし

 

 奥方の仲間の留学生が手袋を欲しがっているので、安く買える場所はないかというので、今日は東かがわ市の手袋資料館に案内した。

 

 手袋産業120年を記念して2008年につくられた「香川のてぶくろ資料館」には、手袋に関するさまざまな資料が揃っている。プロ野球選手やサッカー元日本代表ゴールキーパー、世界的に有名なゴルファーやオリンピック銀メダルを獲得したフェンシング選手など、多くの有名選手の手袋を展示している。

 

 ほかにも資料価値の高い昭和5年に製造されたファッショナブルな手袋や特殊な手袋、高額の手袋など、思わず見入ってしまう手袋のほか、手袋産業に多大な功績を遺した先人たちの貴重な資料も展示してある。

 

 こちらのアウトレット店では、地元企業の手袋やバッグ、革小物などが格安で販売されていて、ファッション用手袋やゴルフ用手袋のほか、バッグや財布といった小物を販売しており、値段は市価の50%~90%OFFだという。ここで奥方は手袋を買って、留学生へのおみやげにするのだという。

 

 そこからは国道318号を南下して、東かがわ市福栄(ふくえ)から国道377号に入り西に進む。およそ30分ほどで、さぬき市多和兼割にある「大窪寺」に着く、平日だというのに多くの紅葉見物やお参りの人が列をなしている。

 

 この前の「ルンルン♪秋の紅葉となりきり遍路体験」でお世話になった「野田屋」さんに行くと、「今日も団体さんの予約が入っているので、お二階へどうぞ」というので、この正面のテント張りの上にある二階の喫茶室のような部屋に案内された。

 

 二階の部屋からは、大窪寺さんの紅葉がこのように見える。

 

 で、奥方が楽しみにしていた「打ち込みうどん」一人前である。これで850円。あとからきた三組の中年夫婦連れも皆さん、「打ち込みうどん」であった。

 

 熱いので、こうしておわんに取って食べる。お出しが甘くて濃くておいしかった。

 

 おうどんを堪能すると、紅葉なんぞには目もくれずに香川県道3号線を北上してさぬき市長尾に出る。途中の道の駅「ながお」でもトイレ休憩。

 

 スーパーマルナカ長尾店で食材を調達し、缶ビールも調達する。私はトイレ休憩。

 

 今度はさぬき市道を東進してさぬき市大川町へ。ここのガソリンスタンドで灯油を調達する。私が重いものを持てないので、奥方のいる日にしか缶ビールや灯油は買えない。そうして、お昼過ぎになって我が家の到着。これで、奥方様のお相手はおしまい。

 

 今日の掲示板はこれ。「不幸なできごとを肥料として人生を深める」というもの。いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。「人生を円相で考える」不幸なできごとを肥料として人生を深める 自分で自分を拝めるような生き方をする いつお迎えにきていただいても結構 どんな状況も正念場として受けて立つ おかれている場所はどこでもよい、そこでどう生きるか よく生きるとは「今はよくない」と気づくことなどのお話が書かれている。青山 俊董(あおやま しゅんどう、昭和8年(1933年)1月15日[1] - )は現代日本の曹洞宗の尼僧。愛知専門尼僧堂堂長。その著書「泥があるから、花は咲く」は、幻冬舎単行本(幻冬舎plusでの読書にはインターネット通信(オンライン)環境が必要)。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


あれやこれ 迷っている間の イチョウの黄

2018年11月19日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で曇っていた。気温は11.4度から16.8度、湿度は83%から65%、風は2mから3mの北西の風がすこしばかり。明日の20日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 寂しくもの悲しい秋の日が過ぎてゆく。

 

 大きな声では言えないが、小さな声では聞こえない。さて、昨日の昼下がりのことである。さぬき市多和竹屋敷・・・という地名の所がある。皆さんが歩いているところが昔の「へんろ道」で、その後、ずっと川沿いのたんぼ道を歩くのだが、最近は便宜上、この舗装された旧町道を歩くようになっている。実は、この町道と国道377号線との境目に、イノシシよけの防護策が張ってある。

 

 ま、こういうネットを張ってあるのだが、みんなが歩いてくるので、それを一旦外して、みんなを通してから元通りに閉めようとした。

 

 その時に、このスカート部分に私の靴が挟まって、私は小股すくいのようにアルファルトの道路面に叩き付けられた。「大丈夫、大丈夫」と気丈な返事をして立ち上がって、マイカーの中で深呼吸してお茶を飲んで気分一新したものだった。

 

 ところがである。わが家に戻ってみれば足が動かない。出血や骨折の痛みはない。

 

 左腕もすこしばかり傷を負っていた。考えてみれば、左半身が全身打撲みたいな印象。奥方に絆創膏を貼ってもらって夕食も食べずに寝てしまった。

 

 寝ている間はいたみもなく、膝も曲がるようで大丈夫かなぁと思っていたのだが。お昼前に「Teijin」という会社の方が、酸素圧縮機の定期検査に来た。もう、退院して半年になる。そこで、6ヶ月点検ということらしい。その方が、「それはすぐにでも病院に行ってくださいよ」と言うので、お昼から病院に行ってきた。

 

 実は、話せば長いことなのだが、数日前からおなかが張って、息苦しい。処方された薬は忘れることなく飲んでいる。それでも、とうとう、体重が70Kgを超えた。危険ラインだ。そこで、三食すべてを休んでいる。朝食はポチにやって、お昼のお弁当は食べずに残して奥方が食べている。夕食は食べずに寝る。でも、体重は70Kgのそのまんま。だから、ホントのところ、フラフラ状態。思考も停止中。

 

 足を引きずりながら病院に入って、レントゲン検査も入念にやってもらったが、「骨にも関節にも異常はありません」という診断。

 

 「奥様にも、異常はなかったから、安心してくださいと言うとってください。お土産に湿布薬でも要りますか」というので湿布薬を処方してもらった。「私の身体は、どないなっとるん?」異常はないといいつつ、「おなかはふくれる、体重は増える、足はむくむ。」異常はないといいつつ、「足は痛むし、びっこはひくし・・・」

 

 それでも、「病は気からというじゃない、病気と書いて。そう、おもうから、そう思うのよ」なんていう人が周りにはいっぱい、いる。これでも、これは「気の病」なんだろうか・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「大丈夫って言ってみる つらくて悲しいそんな日は 大丈夫って言ってみる」というもの。出典は「ちびギャラ3」絵と文(ボンボヤージュ)。ま、とりあえずは、それでいいかもしれない。余分な言葉は不要な気がする。とにかく、「大丈夫」って言ってみる。あれこれと考えても仕方がない。「大丈夫」「大丈夫」。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


もみじ燃え 今日もあたふた 日が落ちた

2018年11月18日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて晴れていたが、夕方からは気圧の谷が接近するために曇ってきた。気温は10.4度から17.4度、湿度は86%から67、風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の19日は、気圧の谷や湿った空気の影響で明け方まで雨が降るが、午後は高気圧に覆われて次第に晴れる見込みらしい。

 

 今日はさぬき市観光ガイド養成講座の5回目で、「へんろ道実地研修」の日である。9時前にさぬき市役所に集合して、貸し切りバスを使って、86番札所志度寺から87番長尾寺を経て88番大窪寺までの「旧へんろ道」を歩きながら道標やへんろ墓をたずね歩くものである。

 

 距離は長いが、多くは貸し切りバスでの移動になる。私は、歩き部分の伴走である。

 

 ま、こういう小型のバスを借り切って、スッタフ含めて12名の参加者だった。

 

 「四国遍路みちしるべ」を著した真念さんが建てた道標が志度寺さんのお庭にある。元はへんろ道沿いにあったものを道路工事の関係でここに移したものである。こういうものを丁寧に解析しながら訪ね歩くのだからたいへんだ。

 

 広瀬公民館脇にある墓地にある「へんろ墓」の説明である。江戸時代や明治初期のころのお遍路さんは行き倒れや栄養失調でよく亡くなった。亡くなったからと言って、みんなみんな、お葬式をしてお墓を建ててくれたわけではない。つまり、懐に大金を持っていた人だけである。

 

 お金をもっていない人や病気持ちの人は葬式もせずに埋葬して笠をかぶせ、金剛杖を突きたてて墓標とされた。病気持ちだと、こっそりと隣の村境まで運んで投げ捨てたという。

 

 お昼は、いつものここで昼食となった。

 

 私にもお弁当が用意されていたが、おなかの調子がよくなくて、半分も食べられなかった。体調はよくないのだが、寝ていてばかりでは気が滅入るばかり。みんなと明るく楽しくやっていれば気分も晴れるというものだ。

 

 今日の先生は、「香川遍路研究会」の渡邉達雄先生。すごくマニアックな先生で、山中にあるへんろ墓までことこまかくご存じなのだ。

 

 とにかく、へんろ道沿いにある石造物なら、お墓だろうが、道標だろうが丁石だろうが調べて調べて調べつくしている。それをお話してくれるのだから、頭の中がぼーっとしてくる。

 

 こうした道端にある「丁石(大窪寺までの距離を刻んだ石)」にも細かな解析がされている。

 

 歴史好きの方には楽しい講座だが、このころになると、飽きてきてよそを向く人も出てくる。この上に、大窪寺に通じる国道があるのだが、紅葉見物などで大渋滞になっていた。

 

 そして、今日のゴールはここ。大窪寺東墓地である。ここに、大窪寺周辺にあったへんろ墓を集めてある。こうして、朝の9時から始まった講義は、15時過ぎになってようやく終わった。一行はまた、貸し切りバスに乗ってさぬき市役所まで帰っていった。私はそのまま自宅へと向かった。

 

 今日の掲示板はこれ。「自分のこころが一番しまつに困る 承知せぬのは自分の心である」という曽我量深先生の言葉からである。本当にあわれみ、かなしみ、はぐくむということは計画しても出来るものではない。自分の心が一番始末に困る。承知せぬのは自分の心である。故に「おもうがごとくたすけとぐること、きわめてありがたし。」思うが如くなるということは世の中は一つもない。世の中は一から十まで思わざる如くに動くのだそうである。(曽我量深『歎異抄聴記』より)

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


舞う落ち葉 戻らぬ過去の いとおしさ

2018年11月17日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて晴れていたが、気圧の谷や寒気の影響で夕方から曇ってきた。気温は12.0度から17.9度、湿度は88%から65%、風は1mから3mの北東の風が少しばかり。明日の18日は、高気圧に覆われて晴れるが、午後は気圧の谷の接近で曇る見込みらしい。

 

 初冬らしい冷え込みと朝露のきらめきはさわやかなのだが、どうにも身体が重くていうことをきかない。

 

 そこで、体重計に乗ってみたら、な、な、なんと、はじめて記録する70Kg超え。これは緊急入院状態だが、あいにくと今日は土曜日。ま、救急の場合はそんなことは言うておられないのだが、それだからと言って、呼吸ができないとか歩けないとかという非常事態ではない。単に体重が70Kgを超えた・・・というだけのこと。血圧や脈拍や体温にはなんら異常はない。

 

 ま、様子を見ることにして、三男の「たっくんち」で預かったおみやげを、次男の「よっくんち」へ届けたり、我が家の庭木の剪定をしたりと運動をしながら、水分を体外へ排出するように動いていた。

 

 さて、先日の大窪寺のイベントだが、あれこれと広報をしたし、各種HPなどでもPRしたのだが、ゲストさんの申し込みはわずかに二人で、実際に参加してくれたのは一人だけだった。いろいろと原因を考えてみたが、大窪寺の紅葉はさぬき市民にしてみれば珍しくもないのかもしれないし、一般の民衆は、おへんろのお作法なんぞ、どうでもいいことなのかもしれない。

 

 それだし、内容も似たり寄ったりで斬新さに欠けるのかもしれない。来年三月のイベントの内容も似たり寄ったりになっている。

 

 じゃぁ、ほかに何があるのかと調べてみたら、過去には、護摩山をめぐるコースがあったらしい。

 

 護摩山というのは、旧多和小学校の北にある変わった形の山である。昔、弘法大師が四国巡礼の際に、護摩山が異様な光を発しながら鳴動し、地元の人たちが恐怖におののいているのを見て、弘法大師はこの鳴動を鎮めようと、護摩山へ登ったという。そして岩場で護摩を焚き、麓の小庵(のちに一夜庵と呼ばれる)で一晩中祈り続け、鳴動を鎮めたそうである。また、弘法大師は、大窪寺を建立する場所を決めるにあたり、護摩山に登り、東の朝空を眺めたところ、紫色の雲が広がり霊気に満ちているのを感じ「あれこそ天与の地」と言って喜んだそうで、現在の大窪寺の奥の院がある場所に「大窪寺」を建てたと言われている。

 

 こういうコースもいいなぁと思ったことだった。

 

 私的には、「大窪寺の山頭火句碑巡り」とか、「大窪寺の文学碑散歩」というのも提案してみたいと思ったことである。

 

 それとか、「大窪寺の石碑・石仏巡り」もどうかなぁと思っている。案外と、こういうものを見ても何が何だかわからないままに通り過ぎているような気がする。

 

 これだって、なんで、こんなものがここにあるんだろうと、いぶかしげに眺めながら通る人たちが多い。

 

 春のシャクナゲ園散策と打ち込みうどん+大窪寺参拝とか・・・。

 

 夏のあじさい園散策とうちこみうどん+大窪寺参拝とか・・・。そんなことを考えながら、休養日を過ごしていたわけである。

 

 今日の掲示板はこれ。「裏をみせ おもてをみせて 散るもみじ」という良寛さんの辞世の句といわれる言葉から。そこはかとない悲しさと、ほのぼのとしたやさしさというのだろうか、良寛さんの飾り気のない人柄がよく出ているように感じられる句である。この句は、晩年に交流の深かった貞心尼という尼僧さんに向けられたものだといわれているが、自分の心の中の弱い部分も含めて全てを見せてきた人(貞心尼)に対して、何か肩の荷を下ろすような、そんな気持ちをがあったのかも知れない。また、一説には、この句は、もともと谷木因が詠んだ「裏ちりつ表を散つ紅葉哉」という句を良寛が作り直したもので、『はちすの露』に収録されているともいわれているし、『裏をみせ 表もみせて 散るもみじ』ともいわれている。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら。いいね。


落ち葉踏む けだるさだけの 旅の後

2018年11月16日 | 自然ありのままに

 丸亀地方は高気圧に覆われて晴れていたが、気圧の谷の影響で昼過ぎから曇ってきた。気温は9.9度から18.0度、湿度は84%から58%、風は1mから2mの北西の風が少しばかり。明日の17日は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇る見込みらしい。

 

 昨夜は弟と二人で、日本酒だ焼酎だウィスキーだのと、食べて飲んで大いに盛り上がった。話題は趣味のこと、新たな研究資材のことなどとたわいもないことで、政治経済の話は全く出ない。

 

 で、ひとしきり飲んで、おなかが一杯になればカラオケで歌いどおし・・・。20時前から22時過ぎまで、ほとんど一人で歌っているのだからたまらない。

 

 おかげで、こんなになっていた梅の木も、

 

 これだけになったし、

 

 こんなだったプラムも、

 

 これだけになった。

 

 家の表もさっぱりと切り込んでしまった。でも、来春になれば元通りになるからかなわない。

 

 で、切り取った枝や葉は、その日のうちに燃やしてしまった。生木だから燃えるかしらんと思っていたのだが、きれいさっぱり燃えてしまった。秋になって水分が少なくなっていたせいもあるのだろうけれど。

 

 岩陰では、まだ、つわぶきの花が残っていた。

 

 午後からは天候が悪くなるからという天気予報だったので、朝の8時35分のフェリーボート、しわく丸で帰ることにした。今回のオペレーションは完了している。

 

 今度の帰島は、12月20日の、海上保安庁による「英国士官レキの墓」慰霊祭である。「もう、終わった」「これで終わった」「これが最後だ」「もう、これが最終だ」と言いつつ、「英国士官研究会」の尻尾は離れてはくれない。今度こそ、これが最後になりますように。

 

 今日の掲示板はこれ。「この一年 悔いなしと散る 落ち葉かな」というもの。花には花の役割があり、葉っぱには葉っぱの役目がある。冬が近くなると、広葉樹などは広い葉っぱでは水分を発散させるので木が弱るために葉っぱを切り落とす。また、光合成能力の落ちてきた葉っぱでも植物は弱る。そこで葉っぱを捨ててしまう。紅葉はその前段階で変色するものらしい・・・。紅葉も落葉もお仕事を終えた葉っぱを切り離すことでおきる自然現象。これを悲しいと見るか、寂しいと見るかは人間様のこころのありようだけ・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えると、いいね。


ツイッター

<script type="text/javascript" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>