まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

しずけさを 春の足音と 思いたい

2010年01月31日 | 自然
 昨夜の満月がうそのように・・雨の一日になった・・。その雨も・・・一気に降って止んでしまう夏の雨とは違って・・一日中・・・こぬか雨のように・・・降ってはやみ、降ってはやみしながら・・・ずっと降り続いている・・。

 

 さて・・今日は奥方のけいこばぁがお休み・・。だから・・朝から・・・「ねぇ、おうどん食べに行こうよ~。お買い物にも行こうよ~」というのだからたまったもんやない。それだし、母のさっちゃんも・・「親戚のお仏壇参りができとらんので・・一月中には行かないと・・」というものだし・・。で・・、二言目には・・「何の仕事もやっとらんのだから、それくらいやってよ~」というのだから・・二の句が継げない。で・・・「運転手はぼくだ。社長はきみだ・・」ということになる・・。

 で・・ドラッグストアに行って・・歯ブラシだの歯間ブラシだの使い捨てカイロだのを買ったり・・・仏さんにお供えするパンとかを買うということで、町内の「うしおじさん」ちへ・・。

 

 「うしおじさん」て、知ってますかね~・・。本当は・・「大山牧場」っていうんだけれど、私の中学生の時の同級生の大山君がやってる牧場の・・パン屋さんというかお菓子屋さん・・・。牛乳とかヨーグルトとかプリンとかケーキとか・・。味は保証しますけど・・「まほろばさんに聞いてきた・・」とは言わないように・・。言うても・・相手にはされませんし、お安くもなりません・・。なにせ・・中学の同級生やからねぇ・・。卒業後は会ったことも話したこともないし・・。ま、私の本名を言えば覚えていてはくれてると思うけど・・、全くの保証はない。

 

 けっこう・・若い方は好みみたいで・・お買い物に来ているみたいだし、あちこちのお店とかにも出しているみたい・・。さぬき市の「うしおじさん」て、あるでしょ・・とかとよくいわれるけれど・・、何のPR料ももらってないし・・。

 

 この・・ログハウス風の建物が・・そのお店。お庭ではフリーマーケットをやってて、その子供だかが走り回ってにぎやかなことだ。こどもは雨でも雪でも平気だからね・・・。

 で・・、ついでに寄ったのがここ・・。

 

 これが・・昨日、お話した「弥勒池」から出てきたという「弥勒菩薩」・・。さぬき市指定有形文化財で、さぬき市大川町富田中というところの「石仏自治会」にある「西の岡会堂」。

 富田茶臼山古墳の後円部東端に「通り池」というのがあった。今は・・公園になっている。この池の西渚に庵があって安置されていたのがこの石仏で、池が埋め立てられ、公園になった後に現在地に移り、今はブロック建(二間四方)の堂内に安置されている。口碑に、ここの池を掘った際、この石仏が出てきたのでそれを祀ったといい、地名も「弥勒」と言っている。

 本尊の石仏は凝灰岩造りで、基礎台座、蓮座を置き、その上に安座しているが頭部は欠落しており、現在は別のものを据えている。膝も二つに割れており、手法はやや素朴であるが 大きめである。三道までの像高は97センチ、条帛(又は衲衣)の痕跡が残っている。

 直径76センチの蓮弁に結跏趺座しており、蓮華座のうち返花は蓮弁に比べて彫が深く 丁寧である。弥勒信仰の流行とか凝灰岩の石造物の建立から考えると中世以降の作であると思われ、この弥勒菩薩を中心として大日如来坐像、宝莢印塔などが安置されている。

 

 で・・・、またまた・・「手打ちうどん杉本」さんだ。「そんなに広島からのお客さんが喜んでくれたんなら、私らも食べないと・・」ということでお邪魔したが、つい、先日にも家族で食べに来たと思うのに・・・。

 で・・広島からのお坊さんが・・「かけうどんとしょうゆうどん」とか「かけうどんとぶっかけうどん」を注文すると、両方の味が楽しめる・・・という話をしたものだから・・、奥方とさっちゃんとは・・・「かけうどんとゆだめうどん」を注文して・・二人で分け合って食べてるの・・。それがまた・・おいしいというて・・。

 

 私は・・マイペースで、「かけうどん小」に油揚げを乗せて・・・280円のノーマル・メニュー。今日は少しばかり・・トッピングで変化をつけてみた・・。

 

 ま、そんなこんなで・・一月の最終日が終わってしまった・・。12分の一が早くも終わったて、感じやね・・。明日からは二月か・・・。しっかりとしないと・・あっという間に・・今年も過ぎてしまうんだろうね・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

倍賞千恵子「下町の太陽」

2010年01月30日 | 自然
倍賞千恵子「下町の太陽」


 今日は・・天気がいいし、奥方が泊り明けなもので、戻るとすぐにお休みになるものだから、お邪魔をしてはいけないと思って早めに我が家を出た・・。

 夕方から・・・朝の九時過ぎまで・・一睡もせずに・・利用者さんのお世話をするんだから・・疲れるし・・眠たいわね・・。だから・・ゆっくりとお休みできるようにと・・留守にするんだけれど・・。それが・・奥様は・・・「勝手に家を留守にして・・」と・・いうのだけれど。

 

 で・・、今日は・・久々に・・高松市三谷町の「情熱うどん・わらく」に行ってみた。ここも・・通るたんびにお客が少ないなぁと思いつつ・・心配しつつ・・。心配はせんでもいいのだけれど。

 ここは・・あの・・るみばあちゃんのお店・・「池上製麺所」で修行した店長さんがやってるお店だけれど、なんでか・・ここは・・一般店。だから・・流れも空気も・・・全く・・違う・・・。確かに・・・親の背中を見て育っても・・違う性格になるのは納得できるけれど・・・。あまりにも違いすぎると・・、「本当に・・親子?」って、思ってしまう。ま、どちらがいいのかはわからんけれど・・。

 

 るみばあさんちは・・一玉150円・・。それに天ぷらを載せるか、タマゴを載せるか・・くらいものだけれど・・、この「わらく」は豪勢なもんだ・・。お肉も載せぇの、わかめも載せぇの・・天ぷらも載せぇの・・。

 そういう路線にのっかって・・「肉わかめうどん」というのを注文した。肉うどんにわかめが載ってるみたいなもの。わかめうどんにお肉が乗ってるものか・・。似たようなもんだ。

 

 これで・・450円だ。少しばかり・・・お出汁が・・ぬるかったかなぁ・・。変な温度やなぁと思った・・。麺は確かにしっかりとしていたのだが・・、お出汁がぬるま湯みたいで・・・。何かの調合を間違ったのかしらん・・。それとも・・お年寄りだと思ってやさしくしてくれたのかしらん・・・。

 その後・・・県立図書館に行って・・咸臨丸関連の本を三冊ほど。三月半ば過ぎに・・「咸臨丸と塩飽」という演題で講演をしないといけない・・。その・・空気作りかな・・。雰囲気を幕末の江戸に向けないといけない。だから・・「龍馬伝」は御法度。ああいう・・別の空気に染まってしまうと・・塩飽水夫の素朴さとか実直さが濁ってしまう・・。

 

 「江戸でなにをしちゅうがやき・・」などという言葉に染まってしまうと・・「ほんだきんど、こんどはあぶなげなこうかいらしいけんのぉ・・」という・・塩飽の言葉がわからんようになるけん・・。

 

 最近・・朝ドラの「かつのしん」か・・。じゃない・・あの・・阿波弁というか・・「なになにしとう・・」という言葉が耳について・・。神戸の垂水とか明石あたりもそうかね・・、ああいう・・「なになにしとぅ・・」という言い方をする。「なになにしている」を・・「しとぅ・・」って言い方をする。高知では・・「しちゅう・・」やね。讃岐では「しとるけん」かな・・。そのあたりが・・・混乱するんだわ・・・。言語理解の崩壊。

 

 最近・・愛媛の・・なんたら兄弟の「松山弁」がお休み状態みたいだからまだいいが、ここに・・伊予弁が混じったら・・それこそ・・・どこの人間かいな・・と思うような言葉になってしまいそう。皆さんは・・そうはならんですかね・・。

 そういうときに・・、この倍賞千恵子さんの・・「下町の太陽」って歌はすがすがしくて・・きれいで・・・貧しいけれど・・清らかで・・・みたいな印象があるね・・。この歌が流行したのがいつだったか記憶にないのだけれど、昭和の三十年代じゃなかったかしらんね・・。気がついたらおしえてくださいな。

 この歌詞にある・・「よろこびもかなしみもうつすがらすまど・・」の意味がわからなくてね・・。わが家には・・・窓なんてものはなかったし、うつすがらすまど・・って、なんじゃろか・・・て。わが家には・・杉板の雨戸か障子しかなかったし・・・。

 だから・・・何か・・別の世界へのあこがれみたいなものもあったのかなぁ・・。この歌を聴くと・・・何か特別な世界へ引き込まれていくような・・・そんな感傷にひたったような気がする・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

春水が ゆっくり流れて 猿渡り

2010年01月30日 | 自然
 今日はまた、一段と暖かくてほっこりとする一日だった。我が家の梅の木にもようやく白い蕾が見えるようになった。

 

 私の住んでいるさぬき市に・・「みろく自然公園」というものがあって、先日だかに・・妙な水鳥がいる・・と書いたが、その池が「弥勒池」と呼ばれている。県道大内長尾線(通称・長尾街道)沿いの富田茶臼山古墳のすぐ南の丘陵地帯に、「弥勒上池」、「弥勒中池」、「通池(とおりいけ)今は埋め立てられてない」があり、その三つの池を総称して「弥勒池」と呼んでいた・・・。

 

 その昔・・・、この周辺から多くの石仏が掘り出されたことから、このあたりの集落を「石仏(いしぼとけ)と呼んでいた。その掘り出された石仏の中に弥勒菩薩もあったので、この池を・・「弥勒池」という名がつけられたとも伝えられている。

 この石仏は白粉石、つまりは凝灰岩で造られたもので、仏教排斥だか禁制だかで隠匿されたものだと伝えられ、この石仏を手厚く祀ったところ、池の工事が順調に進んだという。この池の築造年代は明らかではないが、宝暦五年(1755)の記録では「奥上池」となっており、三十七石という小さな池であったらしい。その後、有馬胤滋の努力によって、文政八年(1825)の隣村の松尾村砕石(われいし)谷からの掛井工事、およそ1,450間(約2,610m)、天保三年(1832)からの拡大修築工事が行われた。おそらく、このころから弥勒池と呼ばれるようになったらしい。しかし・・、水は、上池まで流れて来ず、漏水も多かったようで、「器があるが、水を盛ることができん・・」と、農民を悩ませていたらしい・・。

 

 その窮状をみた、富田中村の庄屋の軒原庄蔵(のきはらしょうぞう)が高松藩に願い出て、石穴(トンネル)工事を行い、山を貫いて隧道を掘り抜いたというのだ。ま、庄蔵さん一人でやった訳ではなくて、おおぜいの人が働いて・・掛け井手を造り替えたらしい。

 確か・・小学四年生の時の社会科の学習で・・このあたりの歴史とかを勉強したけれど、ムシロを敷いて・・そこに上向きとか横向きに寝そべって・・穴を掘った・・とかと教えられた。

 

 手ノミとげんのうひとつの時代に、なたね油のあかりを頼りに・・三ツ石山の下を掘り抜いて・・およそ105間(けん)およそ189mという大工事に、三年の歳月を要し、安政四年(1857年)に完成したと伝えられている。

 

 これが・・「弥勒石穴」の出口で、池の導入路の終端になっていて、今では石で擁壁や保護壁などで整備されている。また、国指定の文化財にもなっている。

 

 この・・池の導入部が、我が家のすぐ先にある・・。昔の「松尾村砕石谷」今の大川町砕石地区で、二級河川津田川上流になり、この少し奥、約一キロ上流に、県営大川ダムがあって、水量を調整管理している。

 

 この中央にある堰(せき)、つまりはダムのようなもので川の水をせき止め、右側の水門を経由して水路に流れ込む。通常は・・三月あたりに水路の掃除が行われ、弥勒池に導水され・・、田植え前の水田に流れ込むように運用されているらしい・・。

 

 で・・、これが我が家のすぐ横を流れる導水路・・。昔の・・掛け井手やね・・。今はしっかりとしたコンクリート製の水路になっている・・・。これが・・あの・みろく池まで流れ込む訳だ・・。

 
所在地は、さぬき市大川町富田中、池の堤高は 16.8m、堤の長さは 96m、貯水量は 37万1千トン、満水面積は 4.01ha、潅漑面積は 74haで町内最大の貯水池となっている。

じゃぁ、また。

み仏の ふところにもどる 初まいり

2010年01月29日 | 歴史
 今日は広島県の安芸教区のお坊さん方が現地学習会ということで、うちのお寺においでになった・・。前から何度も書いているように、うちのお寺には、妙好人(みょうこうにん)と言われるお念仏の信者さんの「庄松(しょうま)」さんという方ゆかりのお寺ということで、たくさんの方がお参りにおいでになる・・。庄松さんのことは・・私のHPの「庄松堂」をご覧くださいな・・。

 

 で・・この日は広島県から八名のお坊さんがおいでになられた。まずは・・「お仏讃」。重誓偈というお経をみんなでおつとめする。その後、うちのお寺の坊守さんがご挨拶と、このあたりの環境とか産業とかの概略をお話し、お寺の概要とかをお話して・・庄松さんの簡単な説明をする・・。ま・・、みなさん、庄松さんについてはよくご存じの方ばかりなもので、「庄松同行概論」・・・みたいなお話になる。

 

 その後、私も少しばかりお話をして・・書院でお茶をお出して・・ま、リラックスしてお話をする・・。で・・昨年から・・「まほろば工房」の事務員さん・・。うまくいえば・・「まほろば自然博物館」の学芸員・・をお願いしている「にゃんさん」にもお手伝いしてもらって、お茶やお菓子のお世話をしてもらって・・。

 

 これが・・その「にゃんさん」ここでも・・時々・・コメントされてる方。私のもう一人の師匠(こういう言い方は適切ではないけれど、若いころからお世話になってる築後先生)のネットワーク・・「だいご」でお友達になった「にゃんさん」と、「山寺の和尚さん」が今回おいでになった会のお世話役・・・というつながりで、今日のおまいりになったもの。

 この「にゃんさん」も、お西(西本願寺)で得度された尼さん。だから・・道服(本当は「ふほう」ていうんだけれど、漢字がわからない)・略袈裟姿でお世話してくれた・・。というよか、無理にお願いしたんやけれど・・。

 

 その後・・お寺から西におよそ四キロほどの所にある・・「小砂説教所」に向かう。私とにゃんさんが先導して・・、ワンボックスカーに乗った八人を誘導して・・。ここには、庄松さんのお墓があるもので、ここにも立ち寄って・・ということで。

 

 ここでは、私が全てのお扉を開いて・・讃仏偈というお経でのおつとめ。ま、ブログをごらんになってる方に蛇足ながらの説明になるけれど、こういうお勤めは・・ご本尊さまの「阿弥陀如来」に対してのおつとめであって、決して、「庄松さん」に対してのおつとめではないので念のため・・・。

 

 で・・、その次は・・「さぬきうどん」ということでセルフのお店へ。お客様のご「要望」で、セルフ方式のマイナーお店・・・ということで「穴場的」なうどん屋さんへご案内。普通の一般店のおうどんならば、どこででも食べられる・・ということで、普通の人では見つけられないようなお店ということで、「手打ちうどん杉本」さんへ。

 

 最初はとまどったらしいけれど、どうにか皆さん、ちゃんと注文できて、トッピングもできて、お会計もできたようです・・。

 

 私は・・一番簡単な「かけうどん小」にお揚げを載せて・・280円。あっさりとしたお味でさっぱりとこなして・・。

 

 ま、説明不足もあったし・・と、反省することは多いけれど、まぁ、一通りご案内ができ、皆さんも満足されてお帰りになられたようで一安心・・。やれやれですわ・・・。

 

 お店の脇の川土手に咲いていた蝋梅がかすかに春の香りを漂わせていた・・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

霜柱 ようやく見たぞ 土手のはじ

2010年01月28日 | 自然
 今日は空き瓶の収集日なもので、昨日のうちに片づけて集積場に運んでおいたが、はやり・・冷たいものに触れると・・・右手がしびれて動かなくなる。やはり・・カテーテルの手術をしないといけないのかなぁと思ったりする。右手が動かなくなるってことは・・著作とかブログとか・・生活一般でも困ることになるなぁと・・。

 

 で・・、今日は雨の朝になった・・・。久々の雨かなぁとも思ったし、これが本当は雪になるはずなのになぁとも思った・・・。最近は・・雪も珍しくなったしなぁと・・。で・・、雨の中、ポチの散歩に行ったが・・・冬場の風景には変わりばえがしない・・。

 で・・・少しばかりご用があって、東かがわ市引田まで行ったもので・・、少し早いかなぁとは思ったが、10時半過ぎに・・朝昼兼用のおうどんになった・・。

 

 ここには・・看板の大釜があるが、そのように・・「釜揚げうどん」がおいしいのだそうだ・・。というか、おいしいのだ・・。で・・、それを食べに入ったのだが・・。

 「冬季限定!しっぽくうどん」という言葉に引きつけられて・・・「冬季限定しっぽくうどん」と復唱してしまった・・・。アホやねぇ・・。最近は・・「しっぽくうどん」中毒みたい・・。まぁ・・そういう中毒はないんやけれど・・。

 「しもうたなぁ・・・」と思ったけど・・しょうがないわな・・。

 

 こういう感じで・・大根だ里芋だニンジンだのと・・てんこ盛りのおうどんだ・・。釜揚げもおいしいし、かけうどんもおいしいのだろうけれど、こういうおうどんもまた・・季節的にはおいしいと思う・・。ま、人それぞれぞれだけれど・・。お肉は・・鶏肉みたいな感じやった・・。お肉も食べなれていないもので・・・さだかではないのだけれど・・(頼りにならないうどん報告レポートやね)。これでお値段は450円。ま、納得のお値段かね。

 

 その後・・、ホームセンターとか大型電気量販店とかに寄って・・。でも・・欲しいものばかりで困ってしまうね・・・。

 その困っているものの中に・・「ウイルスチェック」のソフトだけれど・・。三台まで使用可能ってソフトなのに・・三台目で・・「登録済です」とか出て・・10分ごとに「更新してください」ってメッセージが出る。思い余って・・それを削除して、新しく買ったソフトを入れたのに・・・。
 
 

 今度は・・「更新権がありません・・」っていうの・・。なんなの・・これって。これではまるきり使えない。ソースネクストって、こういう会社なのかね・・。今日は・・これで半日が消えたわさ・・。

 ま・・、怒ってばかりもいられない。

 広島県から・・・うちのお寺におまいりに来られる方がおいでになる。今日は・・神戸経由で淡路島に行って・・・。明日の朝に・・うちのお寺においでになる。その準備。

 お寺の坊守さん(お寺の奥さん)と打ち合わせし、お茶くみほかで・・にゃんさんにもお願いし、小砂説教所の確認ほか・・。

 

 その間に・・けいこばぁから・・「灯油をふた缶」を買っておいてね・・。二階の全部屋に掃除機をかけておいてね。お布団も干しておいてね・・」「缶ビールも一箱買っておいてね・・」という注文をこなして・・。

 

 そうそう・・住宅減税の証拠書類を・・・けいこばぁが捨ててしまったんだと・・。その再発行も私が申請しないとあかんというので、税務署まで行ってきた・・・。

 なんだかんだと・・「主夫」も大変なものなんだ・・・。ぽちにも夕方の散歩に夕食のエサやり・・ほか・・、なんだかんだと。世の中の奥さんもそうしたものやろうかね・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。 

工事場に つらら垂れている 影法師

2010年01月27日 | 自然
 昨年の今頃は・・・五時半起きで・・そのまんま・・顔も洗わずに・・会社に出かけていたように思う・・。朝の道路が混む前・・、信号機が点滅している間に・・高速道路並みの100キロほどで・・一般道を駆け抜けて・・・高松の職場まで・・30分ほどで走っていた・・・。通常だと・・・一時間は優に超える距離だけれど・・。そういうことの連続の毎日だった・・。

 

 それがだ・・・。昨年からは・・・六時起きになり・・六時半起きになり・・七時起きになり・・・最近は・・七時半過ぎまで寝ているようになった・・・。ま、途中で・・五時過ぎには起きてラジオを聴くのだけれど・・またも寝てしまっていて・・・。

 うちの奥方が・・・早くに寝るものだから・・つられて・・私も・・八時半とか九時前とかには寝るようになって・・・。全く・・・寝てばかりいるような気分にはなるね。田舎だと・・何も予定もないものだから・・・寝るしかないような気になって。テレビだって、そうそうは楽しい番組をやるわけではないし、興味深い番組があるわけではない。

 連続ドラマは一回でも見逃すと意味がわからなくなるし、第一・・ドラマっていうのは見続けないと意味がわからない・・。そういう・・根性がないのかね・・。

 

 で、今日は全くの予定がないもので・・けいこばぁの運転手・・。けいこばぁのお友達との会食・・。この娘さん・・「のりちゃん」ていうんだけれど・・。少し前に・・同じ歯医者さんにお勤めしていた仲間らしい・・。そう言えば・・・私もこの娘さんとは・・早い時期から島に一緒に行ったり・・サツマイモを掘ったりと・・すっかりと娘みたいなもんだね・・。

 

 このお店・・ガストっていうお店だけれど、見ていれば・・・おじちゃんとか作業員風の男性とかがどんどんと入って来る・・。こういうお店っていうのは若い家族連れとか・・若い娘さんが使うお店だとばかり思っていたんだけれど・・。

 「へぇ・・・おじさんがね・・」みたいな・・。私ひとりだと・・恥ずかしくて・・こういうお店には入れないね・・・。だから・・毎日・・うどん屋さんばかりに通っているわけではないのだけれど・・。

 

 で・・今日のお昼は・・けいこばぁのおごり・・で、私の貯金から・・・(なんじゃ、それは)。

 

 で・・、ここまで来ても・・おうどん・・。ミニおうどんと・・ねぎとろどん・・。どんぶり物とのセット。私は早々に・・そこを出て・・ホームセンターを見て回ることに。女性陣のお話にはついていけない・・・。

 たまには・・奥様サービスみたいなものかなぁとは思ったけれど・・、なかなかに、そういうサービスも難しい・・。「女の世界」というのもなかなかに険しくて・・・厳しくて難しいものらしい・・。女の戦いも・・・ねぇ・・。

 

 ようやくに・・・我が家の東側の河川工事も終わったらしい・・。大型重機も運び出されたし、工事用の道路も撤去されて・・・以前の姿に戻されたよう・・。

 

 でも・・、ここにいた・・魚やカニやなまずは・・どうなったんやろうかね。重機や工作機械に押しつぶされたんやろうか・・。それとも・・事前にどこかに避難したんやろうか・・。そういうことが少しばかり気がかりになった。ま、そんなに私が心配するほどのものでもないのだけれど、普段に・・見慣れていた生き物が・・・全く・・見えなくなってしまうとね・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。 

薄氷 報恩講の お声明

2010年01月26日 | 民俗
 今日は・・高松興正寺別院で行われた・・「報恩講」におまいりしてきた。

 「報恩講」というのは、私たちの浄土真宗の開祖「親鸞聖人」さまの御命日の法要やね・・。親鸞さまが亡くなられたのは・・1262年の11月28日だとされているらしい・・。その御命日に法要をするのが本当なんだけれど、全国で一斉にその日にすると大混乱になるし、お寺もお坊さんも・・檀家さんも大変やから・・各地で分散して法要をするようになったらしい・・。

 

 特に・・浄土真宗には・・「真宗十派」といって、西本願寺・東本願寺・仏光寺・興正寺・・などという・・それぞれの流派がある。だから・・昨年の十一月あたりから・・全国でそれぞれぞれに・・報恩講が営まれてきたらしい・・。おそらく・・この高松が最後になるんじゃないのかなぁ・・。

 

 この手前の緑の衣の人が「楽:がく」と呼ばれる人たちで、オーケストラというか、楽団やね。この人たちの楽器の音によって、法中(ほっちゅう)と呼ばれるお坊さんが立ち、歩き、座り、合掌し、礼拝し、読経する・・。時にはこのように「合唱隊」にもなる。正式には・・「お清明(しょうみょう)」という・・節のついたお経を読むのだけれど・・。

 で・・、この・・正面に・・紫の衣に赤い袈裟を着けた方がいるが、これが・・我が派のご門主さま。真宗興正派のご門主・「華園本顕上人」さまという・・。

 


 で・・奈良県からおいでの清教寺の西本先生の御法話・・。「出会い・ふれあい・おつきあい」・・。今回のご法座のテーマ、「見える世界と見えない世界」のお話やったかな・・。

 私たちの目は・・前は見えるが後は見えない。暮らしぶりも・・上は見えるが下は見えない。精神的に・・外面は見えるが内面は見えない。見える世界と見えない世界があるというお話・・。この黒板に書かれた数字は・・親鸞さまが生まれた年と亡くなられた年・・・。

 これから見ても・・90歳のお年ということになるね・・。

 

 で・・いきなり・・なんだこれは・・。

 これは・・ご坊さんのお隣にある・・勝法寺の高松保育園の園児によるお遊戯・・。「雨まき紋次郎」だって・・・。雨を降らさないと野菜が死ぬし、大雨になるとみんなが困るし・・みたいなお話のお遊戯・・。

 

 あと・・まりと殿さまという・・・なつかしい童謡の披露・・・。「てんてんてまりの手がそれて。。」ていう・・あの童謡・・。あと・・「報恩講の歌」とか・・。

 それが終われば・・・おとき。お接待・・・。

 

 今回は・・「しっぽくそば」におにぎりほか・・。しっぽくうどんは得意なんだけれど・・なんとも・・「しっぽくソバ」とはね。でも、文句を言う訳にもいかないもんだから、ありがたくいただくことに・・。普段だと・・・ご飯ものも食べないのだけれど、進められて・・・このおむすびも三個も頂いて・・。しかも・・残っているからと・・おそばも・・頂いて・・。南無阿弥陀仏・・・。

 

 で・・、午後からの・・昼座・・。

 やはり・・別院の法要ていうのは・・格式があるっていうか・・お作法がきちんとしてるというか・・。見事なもんだなぁと思う・・・。本山で行われているお作法・・「厳式」ていうんだろうけれど、お坊さんの立ち振る舞い、雅楽の演奏・・お声明(おしょうみょう)、読経・・・すべてが・・・見事・・・。

 で・・法要が終わったあとで・・・。

 

 ご門主さまのお言葉・・。華園本顕上人・・・ていう方なんだけれど、うちのご門主さまだ。世が世ならば・・天皇陛下みたいな方か・・お殿様みたいな方やろうね・・。今では・・「社長」なんだろうけれど・・。
 
 この社長の訓示を・・幹部一同・・社員一同が・・・承って・・・みたいなことで・・、法要が終わった・・。

 ま。語りつくせない部分はあるのだけれど、今日はここまで。

明日、また、会えるといいね。


 

身を丸め 猿が大根 抱いてゆく

2010年01月26日 | 自然
 先日に、島の周囲にはびこっている・・パンパスグラスのような、オギのような、竹のような植物は何というものか・・・ということを書いたが・・・。

 鐡五郎さんから・・「ダンチク」だと教えてくれた。はじめて聞いた名前だった・・。

 

 最初に・・このさぬき広島にやってきたころには、かわいい植物やなぁと思っていたが、16年もたてば・・・それが・・恐怖にも思えてきた・・・。伐っても切っても・・・払っても、折っても・・猛威をふるって・・どんどんと大きくなってくる。

 

 まだ・・我が家の敷地内までには侵入してきていないが、それも時間の問題かもしれない。この・・我が家の前に広がっているものも、ブロック塀の中だけで勢力を広げて繁殖しているが、それがどうなのかもわからないし、我が家の背後にも幾つかの株が見える・・。

 

 このダンチクは・・関東地方以西の本州~南西諸島から台湾・中国・インドから地中海沿岸にまで分布する大型の多年草の植物で・・・高さ4mほどにもなるらしい。

 瀬戸内の暖地の海岸域に生育して、乾燥にもよく耐え、風にも強いようで、海岸の風衝地に群生していることがあるらしい。竹のような地下茎があって所々から地上茎を出す。茎は竹のように中空であり、丈夫で竹と同様に農業や漁業用の資材として利用された。

 1年目の茎に付く葉は長くて60cmほどになり大きいが、2年目の茎は枝分かれし、1年目のものに比べて小さな葉が密生する。秋に天高く、大きな花穂が形成されるらしい。

 

 ダンチクは「葮竹」と書かれ、イネ科の植物で、学名を「Arundo donax」とか「Giants read」といい、別名を「ヨシタケ」(蘆竹)というらしい。このダンチク(よしたけ)の「ダン」の語源については葭(カ)で、ヨシの意の音の読み違いではないかという。

 で、「葭」の音は、「カ」で、訓は、「あし」「よし」で、「葮」の音は、「タン」「ダン」で、訓は、むくげという木の名であるという。「葭」「葮」をこの様に並べて見た場合、一瞬どっちがどっちなのかその判断に戸惑うことだし、特に字の上手でない人が書いた場合は尚更区別ができなかったんじゃないか・・。 そこで、ある書物に「葭竹(ヨシタケ)」と書いてあったとしても、それを誰かが読み違えて「葮」と読み、「葮竹(ダンチク)」としてしまったものかもしれない・・・。

 島のおじさんが「よしがや」というていたのは、そういうことで考えてみるとあながち間違いではないが、「よしたけ」と「よしがや」では・・大きな違いになるのかも知れない。しかしのかかし・・最近の「暖竹」というのは・・どうかなぁという気にはなった。

 

 英名の「Giants read」ジャイアント・リードは、一般にアシの仲間をリードと呼び、クラリネットやサキソフォンなどの吹き口につける舌(リード)はアシからつくられるらしいが、このダンチクも利用されてきたらしい。また、ステッキや釣りざおをつくるのに利用されることもあるのだとか。

 

じゃぁ、また。

年賀状 読み返してみる 抽選日

2010年01月25日 | Weblog
 昨日のブログで、みろく自然公園のみろく池に変な鳥がいると書いたのだけれど、それをさぬき市の商工観光課に聞いてみた・・。

 

 その水鳥ですが、「バリケン」という鳥ではないかと思われます。
『バリケン(英: Muscovy Duck、学名:Cairina moschata)は、カモ目カモ科の鳥。南米産のノバリケンを家禽化したもの。「フランス鴨」、「タイワンアヒル」、「麝香アヒル」とも呼ばれている。食用家禽として日本に持ち込まれたが、あまり普及していない。飛行能力が残っており日本各地で逃げ出したものが散見される。羽の色は白一色から、黒が混じったまだら模様、ほとんど黒に白が混ざる程度のまで多様。眼からくちばしにかけた顔の部分に真っ赤な皮膚が見える。』(以上、Wikipediaから引用)

また、和歌山県立自然博物館様が開設されているサイトのようですが、わかりやす
いかと思います。

→ http://www.shizenhaku.wakayama-c.ed.jp/qa2-bariken.html

 なるほどねぇ・・。頭はにわとりで、足はアヒルみたい・・。「鴨の仲間」で検索しても出て来なかったんだけれどもね・・。

 

 

 で・・、そのみろく自然公園で見たという情報が届いているらしいから、これは本物らしい情報になる・・。しかしのかかし、外国から仕入れて・・それが捨てられたのか飛んできたのか知らないけれど・全国各地で繁殖してるっていうのは・・どうかと思うなぁ・・。

 あの島の・・カヤだか竹だかわからない植物もだけれど・・。

 

 話はころっと変わるんだけれど・・、昨日・・お年玉付き年賀はがきの当選発表があった・・・。会社をやめたこともあって・・・今年は70枚ほどしか届いていなかったので、あまり期待もせずにパラパラとめくってみたが・・・なんと・・・ゼロ枚。切手シートすら大外れ・・・。ま、期待はしていなかったんだけれど、なんだか少しばかりくやしいね。

 まったく・・クジとか抽選とかというものには当たったことがない。そのクセ・・役員とか当番とか動員とかになるとすぐに当たるんだけれどもね・・。お正月に・・弓の矢が少しばかり当たったことで、今年の当りは・・ノルマを越えたのかしらんね・・。俗に言う・・「ブニが済んだ・・・」のかも・・。

 

 さて・・今日は少し高松方面にお出かけしたもので、西植田というところにできた「麺通堂:西植田店」に寄ってみた・・。ここには・・・「しっぽくうどん」がない・・。仕方がないので・・「肉ぶっかけうどん小」を注文してみた。ここはセルフのお店なのだが、こういうメニューはほぼ完成品が出てくる・・・。ネギやおろしショウガをトッピングするのと、自分でテーブルに運ぶのと、料金前払いと、食べた食器を片づけるくらいのプチセルフになるね・・。

 

 こうして見ると豪華そうやね・・。ま、麺が少しやわらかいのと、お肉が少し硬いかなぁと思った・・・。それが逆だと良かったのかも知れないね。

 

 お店は普通の・・基本的なセルフ式のお店だから・・かけうどんとかだと・・おいしいのかも知れない・・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


着ぶくれる 客も半袖も いるうどん店

2010年01月24日 | 自然
 最近は運動不足だから・・・よくない夢を見るのかなぁと思いつつ・・毎日、約50分ほど・・四キロほどを歩いてはいるのだけれど・・。それでも・・寒い間は身体を動かす時間が少ないのだろうね・・・。

 それだし・・夜も浅い・・・8時半過ぎから寝たら・・・寝過ぎみたいなもんだよね。朝の・・3時過ぎには目が覚めてしまう・・・。早寝早起きというのも限度があるように思う・・・。で・・、朝からラジオを聞いたのだけれど・・日曜の朝の特集番組ではオペラ歌手の座談会では・・・頭が痛くなるような・・ソプラノの椿姫が・・・。これでは寝てなんぞいられない・・。また、ラジオを切って寝てしまった・・・。

 

 それはさておき・・さぬき市のみろく自然公園というところに・・奇妙な鳥が居る・・というので行ってみた。烏骨鶏が捨てられていて・・通る人に悪さをする・・という話を聞いていたので・・、烏骨鶏だと思って行ってみたら・・・。

 

 烏骨鶏が泳いでいる・・・。いや・・、烏骨鶏が泳ぐはずがないし、足には水かきがある・・・。これは・・烏骨鶏でもにわとりでもない・・・。じゃぁ、これは何なんだ・・。

 ここには・・白鳥がいる。鴨もいた・・・。でも・・野犬も居るし・・猫も居る。ここの水鳥も姿を変えてきたが・・・やはり・・白鳥は健在だった・・。

 

 さまざまな・・水辺の生き物・・。水鳥を調べてみたが・・・鴨でもかもめでもない、おしどりでもないし、鵜でもないし・・サギでもない・・、シギでもない・・。

 最近はどうしたんじゃろうか・・・。なんで、こんなにもややこしい事態に追い込まれたのだろうか・・。私の頭の中が・・・飽和状態になったんだろうか・・・。

 それはさておいて、今日のお昼も・・けいこばぁが・・「一緒に行くよ」という。「いや、私一人で行く・・」というと、「そういうのは家庭崩壊の元よ。だめだめだめ・・」というので、仕方なく・・家族三人で・・おうどんを食べに行くことになった。

 

 以前には・・「勝手に行ってよ・・」と言うてたのに、けいこばぁも・・お昼を作るのが面倒になったものだし、母のさっちゃんも・・邪魔くさくなってきたんやろうね。それで・・、私のうどん遍路にくっついていけば・・それなりのおうどんをあれやこれやと食べられるのを悟ったんやね・・・。

 私にすれば・・・こっそりと・・あちらこちらと・・歩き回っていたのに、家族を連れてぞろぞろと行くのは・・あまり好きでないし・・・。ま、悪いことはしてはいないのだけれど。

 

 この日は・・あちらは定休日、ここは開店前・・。ここは・・車が多いし・・ということで、あちらこちらをわざとウロウロして・・。ま、私はこうして苦労してうどん屋さんを探してるんよ・・みたいな技を見せて・・・。

 で、ようやくに・・木田郡三木町池戸(いけのべ)の「セルフの店みき」というお店に。ここも一応は・・セルフのお店。でも・・一般店のように・・テーブルについて待っていてもいいし、カウンターで注文してもいいし、料金も先払いでもいいし、後払いでもいいし・・。

 

 で・・私はいつもの・・「しっぽくうどん小」を・。これで・・320円。さっちゃんは・・最近は・・「ぶっかけうどん」、けいこばぁは「かけ小」そればかり・・。

 ま、こうしたサービスでは、それなりのお店に連れて行かないとあかんもんで、私にすればプレッシャーになるんだわ・・。自分で食べる分には・・まずくてもいいんだけれどもねぇ・・。家族に食べてもらうには・・それなりの味でないと・・「おいしくないのにね・・」とか・・「あんなお店に行ってるの?」とか言われるのがつらいし・・。

 

 ま、言うと言わないと・・春の足音は静かに近づいてきているように思う・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。  
 
 
 

寒氷 砕いて手水の 宮参り

2010年01月23日 | 自然
 昨夜というか・・今朝の夢見が悪くて・・朝方から眠れなくて困った・・。

 ご法事を頼まれて・・「ああ、ええよ~」と安請け合いしてお勤めを始めたら・・「聖典」という「経本」が真っ白なんだ・・・。「げげげ・・・」大勢のお客さんがいるのに・・さすがに・・ご法事のお経はそらんじてはいない・・・。

 「ちょっと・・」と、中座をして・・別の経典を取り出して・・お経典を開くと・・・やはり・・真っ白・・・。ま・・なんとかお経らしく読み始めたが・・・後ろから・・ざわめきが・・・。そりゃそうだわなぁ・・。幾らなんでも・・通常のお経は・・聞きなれているから・・間違ってるとわかるというもんだ・・・。大無量寿経が般若心経とごっちゃになったみたいなもんだから・・・。

 

 22日午前の衆院予算委員会で、自民党の茂木(もてぎ)敏充幹事長代理に「「朝三暮四」の意味を知っているか」と尋ねられた鳩山首相は、「よく知ってます」と前置きした上で、「朝決めたことと夜決めたことがすぐ変わるという意味で、あっさりと物事を変えてしまうことだ」と自信満々に「「朝令暮改」の意味を説明した。

 朝三暮四は、猿にトチ(どんぐり)の実を朝に3つ、暮れに4つ与えると言ったら猿が少ないと怒ったために、朝に4つ、暮れに3つやると言ったら喜んだという中国の故事。

 茂木氏は、前政権が昨年4月に成立させた補正予算の一部を、鳩山政権が執行停止した一方で、補正予算案に停止した事業を盛り込んだと批判する狙いで、朝三暮四の意味をただし、「朝と夕で数を変えることでごまかすということだ」と政府を批判したものらしい。そうした予算委員会では周囲からざわめきが起きたらしい・・・。そういう情景が夢になったような・・・。赤っ恥状態・・・。

 それから・・しばらくは眠れない・・・。でも・・なんだかんだと・・七時過ぎまで寝てはいたのだけれど・・。変な・・夢やったねぇ・・・。

 

 だから・・寝覚めが悪い・・・。

 というのも・・先日来の・・「竹」でもない「茅」でもない「茅萱」でもなく「荻」でも「ススキ」でもない・・あの植物は何か・・・。という・・疑問。で・・、市内にある本屋さんに行ってみた・・。しかしのかかし・・・「山野草」でもなく「野の花」でもなく「樹木」でもなく「里山の植物」でもなく・・・「果樹」でも「竹林」でもない・・・。調べようがないのだ・・・。観葉植物でもないし、庭園の花でも樹木でもない。海辺の植物でも水辺の植物でもない・・・。

 

 「青春時代は・・道に・・迷っているばかり・・」という歌があったけれど、老人になっても・・・迷い道・・いろいろ・・なんだな・・。

 それはそれとして・・。今日もあちこちと走った結果・・、このお店に落ち着いた。

 

 東かがわ市松原になるんだろうか、県立白鳥病院東にある「陣内うどん」さん。ここは一般店で・・お店に入って・・好きなテーブルについて待っていれば注文を取りに来る。

 今日は・・「梅若うどん」というものを注文した。ここのメニューも決まっていて・・そうそう・・珍しいものはない。だから・・少し趣向を変えて・・「梅若」というしゃれたものにしてみた。

 

 かけうどん(300円)にわかめが乗れば「わかめうどん」で350円。そこに梅干しが一個入れば・・「梅わかうどん」で・・400円。梅一個が50円もするんかね・・。ま、計算上はそうなんだけれども、わかめの潮の香りと梅の酸っぱさが混じって・・・、それはおもしろいっていうか、へんな・・・ていうか・・・微妙な味だったなぁ・・。

 ま・・、トッピングの妙・・・みたいなもんだろうか・・。

 

 ま・・、病院帰りというか、地元のおじさんやおばさんたちが気楽に立ち寄れるお店ではあるなぁと感じた。ご飯物もあるし、おでんもあるが、さすが・・天ぷら類は見えなかった・・・。セルフとは少し違うお店ではあるなぁと思った。

 

 ということで、今夜は・・お経を間違えずに読めるように(爆笑)・・早目にお休みすることにしますわ・・・。あんまり・・早く寝ても・・・またぞろ・・変な夢を見るしねぇ・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

みかんの花咲く丘 - 川田正子

2010年01月23日 | 自然
みかんの花咲く丘 - 川田正子


 今日の朝、NHKラジオを聞いていたら、滝田栄さんが出ていて、この「みかんの花咲く丘」をリクエストして・・、私も久々にこの歌を聞いた・・・。



 昨年の暮れに、塩飽の牛島に行ったのだけれど、牛島はかつて「みかんの島」と呼ばれたことがあった。島中にみかんの木を植えて・・「みかんの島」にしようとしたことが教科書に載った。

 みかんの島

 瀬戸内海の牛島・・・・といっても、いったいどこにあるのか、わからないかたも多いと思います。牛島は、四国の丸亀市のおきにある、周囲4キロばかりの小さな島です。
 牛島の近くには、たくさんの島があります。それらの島は、たいてい、みかんの島です。山のいただきまでかいこんされて、だんだん畑になっています。そこに、みかんの木がいっぱい植えられています。わたしたちの牛島も、そうしたみかんの島の一つです。
 ところが、牛島は、もとは、みかんの島ではありませんでした。戸数が50戸、200人ばかりの島の人々は、山林の間のわずかな水田にたよってくらしてきました。くらしはらくではありませんでした。
 それに、人口は年々ふえてきました。そこで昭和10年に、山にだんだん畑を開いて、みかんの木を植えることが始められました。初めは、数人の人だけで始められたことでしたが、やがて、みかんの木を植えるのは、島を生き返らせることだという考えが島じゅうの人の間にゆきわたりました。それからは、おとなも子どもも総出で働いて、毎年、毎年、みかん畑をふやしてきました。ことしも、3月に1500本のみかんの木を植えました。来年もまた植える予定で、今もかいこんが続けられています。わたしも、学校から帰ると、すぐ、つるはしをもって山へ出かけます。山をたがやすのは、なかなかほねのおれる仕事です。しかし、わたしたちのてつだいが、やがては島をゆたかにするのだと思うと、つるはしのひと打ちひと打ちにも力がこもります。
 わたしたちの牛島が島じゅうみかんの木におおわれる日も、遠くはないでしょう。

  「新しい国語」   昭和36年1月10日発行  東京書籍株式会社

 しかしその後、瀬戸大橋の工事やら高度成長時期に入り、人々は島を出てしまい、みかんの島は雑草に覆われ、つたに呑みこまれてしまい・・思い出と郷愁だけが残ってしまった。

 みかんの花が咲いている・・・。そんな歌がしみじみと思い出されたことだった。

じゃぁ、また。

ゆったりと 水流れている 水仙峡

2010年01月22日 | 自然
Twitterってツイッターって言うんだ。最近・・政治家が相次いで参入してるとかいう新サービス。鳩山さんがやり始めたというので人気が出てきたらしいけれど、鳩山さんのは総理らしくあらねばと・・チェックが働いていて面白くないらしい・・。

 私のブログにも「ジャンル」という項目があって、そこにはほとんどが・・「ささやき」になっている。つまりは・・「ツイッター」なわけだ。「大きな声では言えないけれど、小さな声では聞こえない」というのが・・、このブログを始めたきっかけだったし・・。

 

 かと言って・・そうそう・・情報発信ができるほどの情報は持ち合わせていないし、そうそう・・面白い話があるわけではない。だから・・「ささやき」で・・内緒話と言うか・・、まぁ、どうでもいい話ばかりだったんだけれど・・。

 それが・・・一日も休みなく続いて・・・今日で・・「1742日目」らしい。私が数えたわけではなくて、システムが計算してくれているらしい。ま・・飽きっぽい性格の三日坊主の私がよくもよくもだなぁと・・・呆れたりする時間・・。

 

 それはそれとして、今日は我が家でものんびりとした一日。ま、毎日が日曜日なのだから、毎日がのんびりとはしているのだけれど。メールの確認やらプリントアウトやら返信やら確認やら・・・。ブログの確認やら・・お友達のブログを回ってみたり・・・。

 そうそう・・この書斎のパソコンにはレーザープリンターが接続されているもので、必要な時にはすぐさま印刷ができる。普段には「節電モード」になっていて眠ったまんま・・。それが、メールとか、web上の気にいった事項はすぐさま印刷してくれてすぐにまた節電モードになる。賢いマシンやね・・。

 で・・、いつものおうどんタイムで出かけようとすると・・「一緒に行こうよ・・」と、けいこばぁが言いだして・・。で・・、さっちゃんも一緒に・・ということで・・町内にある「すぎもと」さんちに・・。

 

 けいこばぁは・・いつもの・・かけうどん小+天ぷらを二点。さっちゃんは・・ぶっかけうどん小・・。 私は・・しっぽくうどん小で400円。みんなで・・1080円であったような。つまりは・・かけうどんが180円。ぶっかけうどんが300円。天ぷらが二個で200円。しっぽくうどんが400円・・ということになるんかなぁ・・。

 

 けいこばぁはけいこばぁなりの、さっちゃんはさっちゃんなりの好みがあるもので、一緒には出掛けたくないのだけれど・・文句は言わないからというので連れて行ったのだけれど。「あそこは出汁が薄い」だの、「あそこは客層が悪い」だの。「あそこは・・麺が固い」だのと・・。文句を言わないのならば一緒に行ってもいいのだけれど、それぞれにわがままだからね・・。それが今日は・・、二人ともがおいしいおいしいと・・。なんじゃ、それは・・。ま、おなかがすいていれば・・どこもおいしいのだとは思うのだけれど・・。

 

 この・・広義のうどんの定義では「小麦粉に水又は塩水を加えて練って、細長くしたもの、但し押し出して作るものは除く」となるんだろうか。狭義では「小麦粉に塩水を加え、よくこね、熟成させた後、薄く延ばし包丁で切ったもの」になるんかなぁ・・。

 日本農林規格(JAS)は機械製乾めんについては、<<長径1.7mm以上3.8mm未満、短径1.0mm以上3.8mm未満がうどん、長径1.3mm以上1.7mm未満、短径1.0mm以上1.7mm未満をひやむぎ、長径及び短径を1.3mm未満でそうめん>>というように太さのみによる強引な分類を行っているらしい・・・。

 でも・・「切ったのがうどん」、「よりをかけながら順次引き延ばしたものをそうめん」というのが感覚的にいいし、太いのがうどんで、細いものがそうめん・・・というのは乱暴すぎるかな・・。

 

 そうそう・・先日に・・さぬき広島の「おかのうどん」でおうどんを食べたとき、店主の岡野さんが、「わたしは関東の人間だから、ラーメンがやりたいのよ」というてた。で、ラーメンの研究もやってるらしい・・。それがうどん屋さんだ。讃岐ではラーメンもいいが、やはり・・「さぬきうどん」を看板にやってれば・・それなりには食べていけるのかな・・。今は・・・ラーメンでもおそばでも、おうどんでも・・トッピングで勝負できるからね。「麺」+「出汁」+「トッピング」だからね。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。  

霜枯れて 野菜畑に はや夕日

2010年01月22日 | 自然
 昨日のブログを書いていて・・「あれ?」と思ったのだけれど、神戸のおじいさんとかけいこばぁが言うてた「パンパース」っていうのは・・「紙おむつ」のブランド名のことじゃないのかなぁと思った・・・。

 で・・これは・・?

 

 これは・・「パンパス・グラス」という熱帯の植物だそうで・・「草原:パンパス」に生える草・という意味らしい。活花とか観賞用に栽培される草らしい・・。

 

 で・・島にはびこっている・・この草は何なんだろうか・・。似ているようだけれどまるきり違う植物らしい・・。確かに・・穂は・・似てはいるがよく見ると少し違うし、茎も葉も根も違う・・・。島の人は・・「ちがや」と言うていたが、「茅」とはまるで違う・・。

 

 これは・・「荻:おぎ」というものだが、葉っぱや穂は似ているが・・・茎が違うし、根も違う・・・。根や茎は竹によく似ていて、上が「荻」のようなもの。竹で調べても、萱で調べても、ススキで調べても出て来ない・・不思議な植物。

 

 これは「芒:ススキ」だが・・、これは別物。島で異常繁殖し続けている・・この化け物みたいな植物は、最近になって、土建屋さんが運んできた土から繁殖を始めたようで、古来の島にはなかったものらしい・・。だとすれば・・帰化植物なんだろうか。ま、我が国の植物はほとんどが・・帰化植物らしいのだけれど。

 

 こういうものが・・・我が家の周囲にどんどんと迫って来る・・。竹枯らし・・・で退治できるんだろうか・・・。

 この植物を調べていて・・面白いものが目に着いた。「竹と笹はどこが違うか」というもの。たけのこが成長して・・皮を脱ぎ棄てるのが「竹」で、皮をそのままつけているのを「笹」というらしい・・。「へぇ・・」と思った。

 

 だと・・捨て矢に使った「矢竹」は、「竹」ではなくて、「笹」だったのか・・。笹というのは・・竹の葉っぱのことを「笹」というものとばかり思っていたのだが・・・。それだし・・七夕の「笹飾り」は・・竹の葉っぱ・・笹に飾りをつけたものだと思うし・・。「笹舟」というのは「竹の葉」で作った舟で、笹竹で作った舟ではないのだけれど・・。 

 また、「竹」と「バンブー」は同じなのか、違うものか・・・などと。確かに・・「竹」を英語では「バンブー」というらしいのだが、「竹」は地下茎で伸びるが、「バンブー」は株立ちするのだとか・・・。あ・・、我が家の前の竹のようなものは株立ちしてるから・・バンブーの仲間なんだろうか・・・。ますます・・わからんようになってくる・・。これが大きな丸い株になっているのだ・・。

 

  そういうことを考えていると・・・「土」と「泥」はどこが違うか。「砂」と「土」はどう違うか。「籾:もみ」と「米:こめ」はどこが違うか・・・などと疑問がわき出して来る。ふだん・・、何気なく意味も考えずに使っている言葉なんだけれども・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


生きている 実感そのままに みかん剥く

2010年01月21日 | 自然
 昨夜から雨になったらしい・・・。雨音とか雨だれの音もなぜか懐かしい・・・。そういう音に気付く余裕がなかったんだろうか・・・。それとも・・・新しいおうちでは雨だれなんて音がしなんだろうか・・・。ここの家は・・樋が外れていたりして・・雨だれがあちらこちらから聞こえる・・・。さすがに・・雨漏りはしないのだけれど・・。

 

 ※塩飽の島々では、あわびの貝殻にこうした字を書いて玄関に飾る。「七郎為朝御宿」と書いて、「うちには豪傑が泊ってるから、悪魔や怨霊は近づくなよ」という意味らしい。そういう・・遊びで飾ってある。

 だから・・・朝も・・八時前まで寝ていたような・・。のんびりとしたものだ。まだ、木曜日だというのにね。でも・・起きたら最後・・・、布団を片づけのぉ・・お風呂も片づけえの・・と・・帰宅準備が始まる。まぁ、そうは言っても・・毎度のことだから手なれたもの。

 

 ※これは・・「暁光庵」と刻まれた額・・。字を書いたのはけいこばぁのお父さんの元昭(寅衛)さん。刻んだのは千葉の「無邪鬼」さん・・。今でも健在の庵額である・・。

 自治会長さんと・・・島を出るのは12時40分と約束をしたもので、それなりに準備をする。自治会長さんも公用で丸亀に行くらしい・・。なかなかに・・に多忙な毎日らしい。そういう私も・・なかなかに・・・多忙と言えば多忙・・・。

 おそらく・・・自宅に戻れば・・・メールの山なんだろうなぁと・・思いつつ・・。束の間の自由時間か・・・。朝・・起きてから・・フェリーに乗る時間までの・・・あやふやな時間・・・。あれも片づけたか、ここも電源を切ったか・・みたいな・・確認と再確認と・・さらに確かめてみるような時間・・・。

 

  これが・・玄関脇に立てかけてある・・「破魔弓」というか「捨て矢」というもの。百々手まつりに使った捨て矢を・・いただいてきて、一年間・・玄関脇に立てかけて魔よけとするもの・・・。

 ま・・、「真宗的」には何の意味もないのだけれど、塩飽諸島の文化の継承みたいなことかなぁ・・。さぬき市の実家ではこんなこともできないけれど、塩飽の島々だからできることかもしれなね・・・。

 

 作年秋から草刈りボランティアした部分から・・我が家を見た風景だけれど、こういう景色も・・そうそうは見られない。今年の初夏になれば・・元通りの草まみれになってしまうのかなぁと思ったりする。所詮・・人間は自然の中に埋もれてしまうんだろうなぁと思ったりする。大自然の中の無力感かなぁ・・。自然の営みの中では・・人間なんてちっぽけなものだなぁとはおもってしまう・・。

 

 とりあえず、今日はここまで。明日、また、会えるといいね。

ツイッター

<script type="text/javascript" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>