まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

曇天は ねむの揺らぎも 居眠りも

2015年06月30日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は気圧の谷の影響で雲が広がっていた。夕方からは雨が降る見込みらしい。気温は21度から27度、湿度は90%から66%、風は3mから6mの南東の風が一時強かった。明日の7月1日は、低気圧や梅雨前線の影響で午前中は雨が降るらしい。その後は次第に高気圧に覆われてくるため、夜には晴れる見込みなのだとか。

 

 山の旧宅跡の草刈りが終われば本宅脇の草が伸びてきている。草刈りに追われる昨今ではないか。朝の曇っている間の涼しいうちに草を刈り払ってしまいたいと、今日も5時起きの5時半から作業開始。

 

 燃料タンクに混合油を満タンにすればおよそ1時間の作業になる。燃料が切れたら、今日はおしまいだぞ・・ということにしてエンジンを回した。

 

 ここは、厳密に言えば、元の旧道跡。私らが小学生の頃には、ここを歩いて通学をしていた。ところが、いつの時代にか、赤線のように町道が変更になって、この旧道は廃止された。結果は民有地になったらしい。法的に云えば、河川の岸になるのだと思う。でも、誰も、ここの草刈りはしないものだから、わが家が刈り払うしかない。

 

 けっこう、道幅のある道路である。

 

 ま、四の五の言わずに刈り払ってしまう。文句を言うても、誰もここの草を刈り払う人は居ない。

 

 刈った後はそのまんま。やがて枯れてしなびて干からびて腐る。

 

 この距離がけっこう長い。でも、眺めて居るばかりでは草は刈れない。とにかく、刈って刈って、刈り払うばかりだ。

 

 ほぼ1時間少しで燃料が切れた。そこで「ミッション・クリア」。今日は湿度が高かったせいか、少しばかり汗がにじんだが、シャワーを浴びるほどでもなくて着替えだけで済んだ。

 

 朝昼兼用の朝昼食。体重も68Kgから62.5Kgまでに落ちてきた。ビールだけでそんなにも体重が変化するんだろうか。

 

 今日は火曜日と云うことで、さぬき市前山地区にある「おへんろ交流サロン」での「俵札調査」の日である。俵札・・・というよりも「納め札」の調査というほうがわかりやすいかも。

 

 私は「PC担当」ということで、この渡辺会長とペアで、ホームページの更新とか、撮影された納め札の記録とかをやっている。多田先生という方がデジタルカメラで撮影した納め札の画像を、会長さんが読み上げて行くので、私がそれをエクセルシートに入力していくという作業。

 

 これが、そのデジタル画像。右が納め札である。左が記録表である。この記録表は、四国歴史学会会員の藤井先生が、納め札を解読して記録表を作成している。この納め札は、「印刷で、徳島県美馬郡」の方のものであることがわかる。渡辺会長が、年月日や氏名などを読める限り読んでくれるので、それをパソコンに入力していく。

 

 この志度町田淵家にあった俵からは江戸時代後期から昭和前期くらいのものが入っている。だから半紙を切ったものに手書きで書いてあるので氏名はほとんど書いてない。書いてあっても女性名が多い。

 

 女性陣は黙々とゴミの中から「納め札」、「護符」「お守り」などに分別し、それを整理し、ビニールファイルに挟んでいく。それを見て、藤井先生が記録表を作成するわけである。

 

 今日の掲示板はこれ。今日の話題とはなんら関係ないのだが、「今から一年もたてば、私の現在の悩みなど、およそ下らないものに見えるだろう。」というもの。サミュエル・ジョンソン (イギリスの詩人・批評家)の言葉らしい。何かを考えてイヤな気もちになった時、「このことは1年たったら忘れてしまうことではないか?」と考えると「忘れて(生活して)いるだろう」と思えることが多い筈である。どうせ1年後には忘れているようなことなら、今考えなくてもいいことかも しれない。少なくとも、ちょっと力を抜いて考えたほうがいいのではないだろうか。どうせすぐに忘れてしまうことなのだから・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


蓮の花 咲いてこぼれて 寺の庭

2015年06月29日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は17度から26度、湿度は82%から56%、風は1mから2mの北北東の風が少しばかり。朝方は肌寒いほどだった。明日の30日は、気圧の谷や梅雨前線の影響で雲が広がり、昼過ぎから雨が降る見込みらしい。

 

 ここが山の旧宅跡である。この中央から左手にかけて、昭和50年~平成16年まで、わが家があった。

 

 こういう家だった。今は草ボウボウになってしまっているが、ここがわが家だった。

 

 今朝は5時半からここに来て草刈りをやった。涼しいうちに草刈りを片付けておきたいなぁと思ったからだった。

 

 どこもかしこも草まみれになっているが、先月にも草を刈ったばかりだから、草はやりこい(柔らかい)ので草刈りは楽だ。ああいう竹も草刈り機でなぎ払ってしまう。

 

 ものの10分ほどでさっぱりとなる。

 

 朝の間、5時半から7時までの1時間半弱で草刈りはおしまい。刈ろうと思えば幾らでも刈る場所はあるが、刈るだけの気力がなくなってきた。おなかも空いてきたし。喉も渇いてきたし。

 

 そうそう、昨夜、これが届いた。ドローンのプロポ(コントローラー)である。このドローン本体とかこの送信機は外国製らしくて英語の説明が多くてチンプンカンプンである。これは、読者プレゼントだというのだが、奥方が「最近、引き落としが多いわよ」と怒鳴っていた。これも、一応はセットでお値段の中に入っていそう・・・。

 

 毎月1号ずつの予定が、最近のドローン事件の煽りを受けてか、3号ずつとか5号ずつとかになってきた。すると一ヶ月に20,000円とかの引き落としになるらしい。完成するのは来年の4月か5月かになる予定。

 

 で、10時を過ぎたので、お中元の注文にうどん屋さんに行って来た。うどん屋さんと云っても、ここでおうどんは食べられない。

 

 こういう、おうどんのギフトショップである。見るだけで目が点になりそうなおうどんばかり。

 

 さすがに、「そーめん」だけは固くお断りした。「さぬきの贈り物は、おうどんでしょ。そうめんなんぞ、失礼ですよ」などと、いかにも通ぶって云うのだけれど、受付嬢は、「変なおじさん・・・」と思った程度でにこりともしない。

 

 郵便局で、本が欲しいという方がおいでたので、二冊も三冊も買った本のうちの余った本を送っておいた。市役所では「国民健康保険限度額適用認定」の手続きをしながら、このメガネ屋さんへ。

 

 お誕生日記念の記念品を差し上げます・・・というハガキが来ていたので、その記念品を頂きに行って来た。この前には銀行さんからドンブリ鉢を頂いたばかり。

 

 片岡鶴太郎さんの小鉢らしい。

 

 銀行さんからもらったのはこちら。

 

 今日の掲示板はこれ。「花に雨が必要なように 人には涙も必要。あの日流した涙も 僕の花咲かせる」というもの。中原大道さんの言葉かな。本山興正寺の親鸞聖人750回忌の記念DVD用に作られた歌の歌詞らしい。人間にとってはうっとしい梅雨の雨だけれど、この梅雨の中で植物は一気にグングンと育って行く。雨が降らないと植物は育たないし、花を開くことも、実をつけることもできない。人間の、私たちの悲しみや涙も決して必要じゃないものではない。いつかかならず花開くための水となってくれるもの。そう考えれば必ず道が開けてくる筈ではあるまいか。

  

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


あじさいに 明日の行き場を 聞いてみる

2015年06月28日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、気圧の谷の影響で山間部などでは雲が広がっていた。気温は19度から27度、湿度は82%から56%、風は4mから1mの北西の風が一時強かった。降水量はゼロだった。明日の29日は、引き続き高気圧に覆われて、概ね晴れる見込みらしい。

  

 涼しい間に山の旧宅の草刈りでもしようと思ったが、「日曜日くらい休めばいいのに・・」なんて考えると簡単にやめてしまう「自由人」でもあり、「優柔不断」な男でもある。別に、毎日が日曜日なのだから、ことさらカレンダーの日曜日にこだわる必要はさらさらない。

 

 で、アジサイもそろそろ最後かなぁということで、さぬき市多和兼割という所にあるアジサイ園にやってきた。案内看板には「6月上旬~7月上旬」と書いてある。まだ、来週あたりでもOKなんか・・・みたいなことで。

 

 期間中に大勢の人が来園したようで、山道がきれいに踏み固められている。出てきたタケノコやらワラビやらも、しっかりと踏み固められていた。

 

 このアジサイ園は入園無料で見学は自由なんだけれど、なぜだか「入園券」が必要。案内看板の説明では「入園者把握のため」と書いてあるが、全くの自由にすると、お客さん以外の方もどんどんと入ってきて、マナーが悪くなってしまうためだと思った。ここにあるのは、シャクナゲとかアジサイとかというデリケートな植物だから。

 

 町の人は、「山」にあるものは自然に生えたものだから誰の物でもないという意識があるらしい。だから、ワラビでもゼンマイでもタケノコでも、みんな、みんなの物だと思っている。だから、なんでも自由に持ち帰ってもいいと考えている。それは違うでしょ。

 

 こうして、八十八庵(やそばあん)の先代店長の井川さんが山を切り開いてサザンカ園やシャクナゲ園を作った。今、こうして、それらが花をつけるようになった。とにかく、この谷一帯がアジサイ園なのである。

 

 ガクアジサイや、西洋アジサイ、ヤマアジサイなど約1,500本の色彩豊かな大輪の花が、6月中旬~7月上旬に見ごろを迎えるという。満開のアジサイを愛でながら、遊歩路をゆっくり散策。女体山を借景にアジサイ園を上から臨むことができるのも大きな魅力である。

 

 ここは奥山ということもあってか、まだまだ花はきれい。来週あたりでも十分に楽しめると思う。

 

 アジサイ園の山を下りてきたのは10時前だったので、今日はここでのおうどんはなし。

 

 ぐるりと境内を一回りして帰途についた。次第に気温が上がり始めてきている。もう、今週半ばからは七月である。

 

 家に帰って驚いた。またしてもamazonから届いた本は・・・前にも買った本である。

 

 さらに、これも・・・。最近、私のオツムはおかしくなっている。どうして、同じ本ばかりを買うのだろう。それにだ、買った本は本棚に積み込んだまんまで読んだ形跡がない。読んだ記憶が無いから、またしても注文してしまうのかも知れない。むむむ・・・、重傷だ。

 

 今日の掲示板はこれ。「うかうか歩いていれば この道くもり ふと我にかえれば この道晴れてくる」というもの。煩悩によって、こころの目が曇っていれば歩いて行く道を迷い、ふと、心理に目覚めたら私の進む道が晴れてくるということだろう。別に「うかうか」と歩いているつもりはないのだけれど、「なんだかなぁ・・」と思う昨今ではある。明日にははっきりと進む道を見つけてこなければ・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


今日は今日 色に秘めたる 蓮の花

2015年06月27日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は気圧の谷の影響で雲が広がっていた。気温は24度から26度、湿度は80%から70%、風は2mから3mの西北西の風が一時強くて肌寒いほどだった。明日の28日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 最近、迷犬ごんが散歩に行かなくなった。途中の不動堂までは行くのだけれど、それから先へは身動きすらもしなくなった。サルがいるわけでもないのに、何かにおびえてうごかない。で、さっさと、自分の犬小屋へ帰ってしまう。なんだかおかしいなぁ。

 

 さて、FaceBookで、そろそろ、アジサイもおしまいだよ・・という告知を見かけたもので、大窪寺に行こうか、徳島に行こうかと迷ったのだけれど、今日はコッチだなぁと高松市西植田町に向かうことにした。

 

 こういう地図では、分かる人には分かるけれど、分からない人には全くわからない場所である。詳細にしすぎてもよくないかなぁと思うし、詳細でないとわからん場合もあるが、ほどほど・・・ということで。

 

 まだまだ、アジサイは咲いてはいるが、だいぶ、花に傷みがみえている。

 

 さすがに一時のような賑わいもなく、境内もアジサイ畑も閑静なもの。猫の子一匹、見当たらない。

 

 ハス畑ものぞいてきたが、大きい蕾でもこんなもの。来月に入ってからになるだろうか。

 

 でも、このアジサイ畑や境内の手入れは檀家さんがやるのだろうか。広い花畑だから手入れが大変だなぁと思う。それほどに広いお花畑なのだ。

 

 ここには、ハス池や、こうした睡蓮池もあって、今は睡蓮のかわいいお花がたくさん、咲いている。

 

 境内には萩やサクラもあって、まさにここは「花の寺」である。

 

 その後、三木町へ抜けて帰るつもりが、菅沢町という高松市南の山間部の集落に入ってしまって、そこから細い山道を下ってきて・・・という妙なドライブを経験して、なんとか帰宅。

 

 先日に草を刈ったお墓の周辺や、

 

 旧宅の入り口あたりを見て来たが、腰ほどまでもあった雑草は枯れていて、まるで掃除をしたようにさっぱりとなっていた。明日の日曜日は、その先の草刈りができればいいのだけれど。

 

 午後からは、またしても、「おへんろつかさの会」のホームページのリニューアル・バージョンを作る準備を始めてみた。

 

 とにかく、会長さんのOkが出ればいいのだけれど、なかなかに会長さんの意図したものにはなりそうもない。ま、できることから、コツコツとだな。

 

 今日の掲示板はこれ。「愛なき指摘は ただの文句」というシンプルなもの。これまた、どこの誰の言葉だったか定かではない。昨日の掲示板の続きにも思えるような内容だけれど、ああだ、こうだと意見を言ったり提言をした場合、確かに正しい意見や忠告であっても、そこに思いやりとか愛情とかがない場合、それは単なる「文句」にしかならない場合がある。そのことにも注意しておきたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


タチアオイ まだかまだかの 背比べ

2015年06月26日 | 時にはぼぉっ~とする時

  さぬき市地方は梅雨前線の影響で雲が広がり、雨が降っていた。気温は21度から28度、湿度は92%から89%、降水量は2mmから1mm程度、午前中は7mから11m前後の南南東の風が吹き荒れた。最高は14mの南風だった。明日の27日は、梅雨前線の影響で雲が広がりやすく、明け方まで雨や雷雨となる所がある見込みらしい。明日の夕方からは晴れるらしい。

 

 朝から激しい雨が降っていた。さすがに今日は草刈りは休みだなぁと、のんびりとした朝を迎えた。

 

 雨もよろしい、上がってもよろしいのだが、外に出かけるには面倒だから退屈と云えば退屈。そこで、本棚の整理をしてみたのだが・・・。

 

 この本、昨日、何気なく手にとって買ってきた本だけれど・・・。

 

 本棚をみれば・・・・なんとまぁ・・。「親鸞 救いの言葉」は、3冊+1冊で4冊に、「ブッダ いのちの言葉」が、2冊+1冊で3冊に・・・。なんというおばかさんをやっているんだろうか。そんなに、同じ本ばかりは読めないぞ。

 

 そう言えば、この本も、同じものが二冊、タブレット端末「ARROWS Tab」も同じ本が二冊・・・。これは、「加齢による老化現象」なのか、はたまた「認知症が進んできた」ものか・・・。情けないったらありゃしない・・・。

 

 ま、シャキっとするようなお天気ではないのは確か。でも、お天気がからりと晴れていても、気分的には「シャキッ」としないお年頃なのだけれど。

 

 もしや・・と思って、本日に買ってきたこの本を調べてみたら、この本も二冊目であった。同じ本ばかりを集めてどうしようというのだろうか。

 

 さすがにこの本は初めての本だった。とにかく、このソフトも欲張りというか多様性に対応するためか、複雑になりすぎて扱いにくくなってきた。今までのホームページ用には「クラシック版」で、初心者用には「SP版」で、新しい世代向けには「WordPress版」と盛りだくさんになってきた。盛りだくさんになったのに、説明不足だからお手上げになってしまう。

 

 とにかく、会長が「SP版で・・」と云うのだから、できるところまでは「SP版」で行くのだが、このまま、私一人が、「おへんろつかさの会」のホームページをメンテナンスしていくことは重荷過ぎる。会長と私とかの二人制とか三人制にしないと、もしものことがあれば大変だ。

 

 そのメンテナンス体制をどうやればいいのかが分からないのでアタフタとしている訳。ホームページの元データは確かに私のノートPCの中にある。あるのだが、どこにあるかが分からない。会長のPCの中にも確かにあるのだが、その場所がまるきり分からない。ジャストシステムのサーバーの中には確かに送信したデータがある。それを、自分のPCにバックアップしても、それは、SP版のソフトは読み込まない。そこが不思議なのだ・・・。

 

 さて、本棚の片隅から出てきた本の中にあった幕末年表である。これだと、近藤勇や坂本龍馬も出て来るし、

 

 勝海舟や榎本武揚も出て来る。これと塩飽年表を並べてパワポのスライドにまとめてみよう。もちろん、お話の中には近藤勇や坂本龍馬は一切と触れない。

 

 できないことは後回し。できることからコツコツと・・・。明日は明日の風が吹く。

 

 少しばかり雨が降ったので、隣の川は音をたてて水が流れている。自然増水というもので大騒ぎをするほどのものではない。奥方は野菜畑にはいいお湿りだと喜んでいる。

 

 わが家のアジサイもほどよい雨を受けて生き生きとしている。それにしても、昼前の南風は強くて、まるで台風のようだった。おかげで、トウモロコシとか背の高い野菜などは倒されてしまっていて、奥方が懸命に起こして回っているほどだった。

 

 今日の掲示板はこれ。「怒らなくてもいい時に 怒鳴っているいる人が多過ぎる 怒らなきゃいけない時に 黙っている人が多すぎる」というもの。この言葉、どこで見つけて、誰の言葉かも分からない。でも、納得して倉庫に収めてあったもの。確かに世の中は怒ってばかりいるなぁと思う。特にスーパーなんかのお母さんが子供に向かって怒っている、怒鳴っている。会社でも学校でも大きな声が響いている。その反面、怒らないと行けない時に黙っている人が多いのも事実。ほどほどってないのかねぇと思うときがある。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


梅漬けて 妻一日を 振り返る

2015年06月25日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は、はじめ晴れていたが、梅雨前線の影響で次第に雲が広がり、夜遅くには雨となるらしい。気温は22度から30度、湿度は96%から61%、風は1mから3mの南南西の風が少しばかり。午後からは蒸し暑くなってきた。明日の26日は、梅雨前線の影響で雨が降りやすく、昼前からは雷を伴う所がある見込みらしい。

 

 昨日は、この手前側のお墓の草刈りをしたのだが、今日はここから先を刈ることにした。この先は、このままでもいいと思ったのだが、手前がきれいになって、ここから先が草まみれでは不精者みたいに見えるなぁと思って元気を出すことにした。

 

 ここだって、五月の連休前にきれいに刈ったのに、一月もすればイタドリなどが伸びてこのザマだ。ま、時期が早いので草はやわらかい。

 

 朝の6時から7時半までの間、とにかく刈り払い、刈り払いなぎ払う。竹があろうと、木があろうと切って切って、切り払う。

 

 時にはこんなものがある。キノコの一種らしいが、こういうものも一瞬にして刈り払ってしまう。

 

 背丈の長いものだけを刈り払うだけでも景色が変わる。

 

 7時半を過ぎるとエネルギーが切れる。お茶ばかりも飲んでいられない。仕方が無いので「撤収」。若い頃には奥方がおにぎり弁当なんぞを持って来てくれたのだが、そんなもんを期待する方がおかしいのか・・・。

 

 天気予報では雨だと云うていたが、雨なんぞ降りそうにはない。

 

 で、今日もまた、香川県立図書館にやってきた。特に用事がなくても、ここに来ればほっとするというか落ち着くというか。ここが「こころの道の駅」みたいなものだ。

 

 平日の午前中ということで、学生生徒さんがいないもので静かで落ち着いている。自習机、閲覧席もガラガラ状態。

 

 私のよく立ち寄る「郷土コーナー」も静寂そのもの。今回は借りていた仏教書を返却して、また、新たに五冊の本を借りた。

 

 ま、一週間ほどでは読み切ることはできないが、とりあえずと選んだもの。活字の大きくて、空白の多い物を選んでみた。中身についてはわからない。

 

 帰りに本屋さんに寄って、ホームページビルダー関連のSP版解説書がないかと探してみたが、最近はホームページ関連の本はめっっきりと減った。減ったというか、売れないので置かないのかも知れない。普通のホームページ作成用のマニュアルとか手引き書とかはあるのだが、SP版やWordPressの本は少ない。

 

 最近はタブレット端末やLineやSNSなどが主流になってきて、ホームページを自作する人も少なくなったのかも知れない。今度は、二人で一つのホームページを管理する方法がわからない。クラシック版だと、自分のデータは自分で管理できるのだけれど、SP版はパソコンのどこに元データが保管されているのかがわからない。だから、データの共有ができないでいる。

 

 今日の掲示板はこれ。「どんなに辛くても生きること 幸せだけの世界はどこにもない」というもの。これはまた、なんとも突き放されたような厳しいお言葉であるが、時には「どうして自分はこんなに不幸なんだろう」と考える時がある。人からは幸せそうに見えても、本人にとっては辛い思いをしている時もある。でも、誰しも、楽しいことばかりが続くわけではないし、自分一人だけが辛いわけではない。それぞれに、皆、辛いことも楽しいことも抱えて生きているものである。辛いことがあるからこそ、それを乗り越えて、初めて幸せがわかるということもあるもの。やまない雨がないように、やまない風がないように、どんなに雨が降ったとしても、いつかは降りやんで晴れて来るもの。それと同じように、今は辛くても、あきらめずに生きていれば、きっと幸せにめぐり合うことだろう。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


あの頃の 色でありたい ねむの花

2015年06月24日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は気圧の谷や上空の寒気の影響で雲が広がりやすく、夕方は雨の降る所がある見込みらしい。気温は20度から27度、湿度は97%から69%、風は2mから3mの南の風が少しばかり。明日の25日は、気圧の谷や梅雨前線の影響で雲が広がり、夕方からは雨が降る見込みらしい。

  

 朝から天候はすっきりとしない梅雨空の下。とりあえず、昨日の宿題から片付けておかねばと、ホームページの「お問い合わせフォーム」の設定。

 

 こういう、フォームがあって、ここに用件やら名前、メルアド、電話番号などを記入して送信のボタンをクリックすれば、会長さん宛にメールが届く筈。取説を見ながら設定したのだけれど、会長さんには届かない。会長さんのアドレスが間違っているんじゃないかと、何度も書き換えてみたけれど届かない・・・。

 

 そこで、pdfマニュアルというのがあったので、それで調べてみたら・・・会員登録して、そこでメールアドレスを登録して「認証番号」というものを発給してもらわないといけないのだとか。つまり、管理者の部屋にログインして許可をもらわねばならないってことだ。そんなこんなで、悪戦苦闘して、どうにか、「お問い合わせフォーム」は開設できた。

 

 で、図書館で借りている本を読み切って置こうとしたとたんに携帯電話が鳴った。私に電話があるとは珍しい。出れば、しわく広島の「みちこ先生」からで、8月の中学生を迎えての講演会の件だった。「最近の中学生は幕末の歴史のことなんか分からないから、幕末の年表上に、坂本龍馬や吉田松陰やら近藤勇やらを登場させて説明して欲しい・・・」と仰る。

 

 また、連合自治会長さんからは、「幕末の塩飽の歴史をおもしろおかしく説明して欲しい」との依頼もある。いったい、私はどんなお話をすればいいのだろうか。幕末の塩飽諸島史に、吉田松陰も坂本龍馬も近藤勇も登場しないのだけれど・・・。

 

 一応は、「幕末と塩飽諸島」というくくりの中で、咸臨丸やシルビア号や英国士官レキなどを交えたお話にしようかとは思っていたのに、吉田松陰やら近藤勇・・・か。うむ、うむ・・・・。

 

 頼みの綱の「塩飽史年表」にも、吉田松陰や近藤勇は登場しない。そこのところは「聞かなかったこと」にして、お話を進めよう。そうでないと、お話がでたらめになってしまう。まさか、おもしろおかしくを優先させて、アニメのようなお話にもできないし。

 

 で、一応、安永6年のペリー来航から、明治2年の戊辰戦争終結までの年表はまとめてみたし、そこに塩飽史を加えてもみた。しかしのかかし、このままでは、「おもしろおかしく」な、お話にはなりそうにもない。

 

 で、もって、7月31日が、倫理法人会のモーニングセミナーでの講演。その翌日の8月1日が、しわく広島での中学生相手の「幕末史」というのだから、頭のきりかえがうまくできるだろうか。それも、「おもしろおかしく」というのだから・・・。

 

 頭を切り換えるつもりで、山の旧宅に行って来た。山のお墓も草まみれ。気温は27度、湿度は87%と高かったけれど、しばらくの辛抱だ・・・ということで草刈りをやってみた。わずかに20分程度のものだった。少しは汗も出たけれど、シャワーを浴びるほどのものでもなかった。

 

 これで、7月のお盆までは大丈夫だろうか。月遅れの8月のお盆前にはまた、草刈りをしなければならないとは思うのだけれど。

 

 でも、67歳という年代は何の感慨もない。ただの通過点というくらいのもの。60歳、65歳、70歳という節目ではない、なんということのない67歳。これを、どう、楽しむかだな。

 

 今日の掲示板はこれ。「成功すればおれがした 失敗すればあれがした」という、久々の荒了寛さんの言葉から。こういう実例をいくらも聞いてきた。それで会社を辞めた人もいたし、自殺に追い込まれた人も知っている。けれど、さいわいなことに、私にはこういうことはなかった。ということは、成功もしなかったからだろうし、失敗もしなかったのかも知れない。そういう職場ではなかったのかも知れないし、まわりが、そういう環境にはなかったのかも知れない。それとも、すっかりと忘れてしまってしまった、遠い過去なのかも知れない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


アジサイに 心の渇きを ぬぐわれる

2015年06月23日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は気圧の谷や上空の寒気の影響で雲が広がりやすく、雨の降る所がある見込みらしい。昼過ぎからは雷を伴う所もあるらしい。気温は21度から27度、湿度は96%から71%、風は1mから3mの南の風が少しばかり。明日の24日は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がりやすい見込みなのだとか。

 

 今日も梅雨空で曇ったまんま。雨は降って来そうにはない。今日は恒例の火曜日だからお役目のある日。我が家から南に進んで、東かがわ市五名(ごみょう)地区からさぬき市多和に入って前山ダムまで下がって行った。

 

 今日もここ、さぬき市前山地区にある「おへんろ交流サロン」で「俵札の調査」が行われる。毎度のことで、耳にタコ、目にイカができるかも知れないが、初めての方用に少しだけ説明をしておく。

 

 四国遍路が回って行く霊場を札所というのには理由がある。霊場を巡拝するのに「同行二人」と書かれた札を納めて廻ったことから札所という名前になったとされている。お寺に行くことを札を打つというのも同様で、年月日、住所、氏名を書いた板(昔は紙が貴重品だったから板を使った)をお寺に打ち付けたもの。現在は紙札になってしまったが、古くは板や金属の板の札もあった。

 

 現在、最古の納め札とされているものが、愛媛県の四国霊場八十八ケ所第58番札所円明寺に残る銅板製の納め札で、江戸時代初期の慶安3年(1650)のものである。奉納者は伊勢国三宅郡出身で江戸日本橋材木町に住み、京都に移って明暦元年(1655)死亡した。この銅板の納め札は西国から、板東、秩父、六十六都廻国のあとに四国遍路に出た時のもの。「四国仲遍路同行二人 今月今日平人家次」と書かれている。この銅板の納め札は四国遍路納め札では唯一のもの。この納め札を発見したのは、大正時代に四国遍路の旅をしていたアメリカ人教授スタール博士であった。

 

 で、私たちも、そのようなお宝が混じっていないだろうかと、こうして毎週火曜日の午前中には集まって作業をやっているのである。とにかく、紙は貴重品であったようで、あらゆる紙類を集めていたようである。それを小型の俵に詰めて保管されていたので、「俵札」と呼ばれている。

 

 その中から、「納め札」だけを探し出して整理をしている最中である。

 

 お守り札だとか、伊勢暦、護符、掛け軸、借用書、会合の記録などという、あらゆる紙が渾然一体となって保管されてきたらしい。その中から、今は「納め札」だけを抽出している。

 

 一方、私はというと、会長さんの指示の元で「ホームページ担当」ということで、「おへんろつかさの会公式ホームページ」を更新する作業をやっている。今日は、「お問い合わせフォーム」の設定なんだが、これがまぁ、なんともうまくいかない。簡単なマニュアルしかないので、何をどうすればいいのかがわからない。それで悪戦苦闘をやっておった訳だ。普通のメールは飛んで来るのに、このフォームからのメールが届かない。

 

 ホームページビルダーという、ホームページ作成用のソフトなんだが、その最新版の19から、本来のビルダーを「クラシック版」とし、簡易操作でHPが開設できる「SP版」というのがついてきた。会長さんが、「これでやれ」というので、「SP版」で開設したのだが、簡易版だけに操作が少ないから身動きがとれない。

 

 これからの問題として、会員専用ページを開いて、そこで周知や案内をして、電子メールで参加人数を把握したり、意向調査などもやりたいのだという。今日はそんなことをやっていた訳だ。だが、いつまでも、SP版だけでは対応しきれないのではないのかなぁと心配になってきたところ。

 

 OA推進課だのINS推進課だのというIT部門の先端を走ってきたけれど、今となっては時代革新の波に遭難してしまいそう。

 

 今日も無性に眠たくなって、30分ほどの昼寝をしてしまった。アルコールを呑まなくなって熟睡できなくなっているのだろうか。先月あたりにはこんなことはなかったのに。やたらとお昼からは眠たくなってしまう。

 

 今日の掲示板はこれ。「あなたでなければできない仕事があるのです」というもの。これまた、誰の言葉かはわからない。それはそれとして、世の中にはいろんな人がいるもの。自分とは意見の合わない人、そもそも価値観の違う人、逆にとても気の合う人…。しかし、それは所詮「自分」という色メガネでもって分類しただけのことなのである。「その人にはその人にしかできないその時の役割がある」。自分や相手が位置するポジションには必然や偶然もあることだろう。代わりの人だっていくらでも居るかもしれない。でもその役割は、その人でなければなし得なかった…。そういう時と場合がある。人生は、そういうことの積み上げであるし、その繰り返しであった。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。 


老眼鏡 掛けて外して 梅雨の午後

2015年06月22日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は気圧の谷の影響で雲が広がっていた。夕方からは雨の降る所がある見込みなのだとか。気温は19度から24度、湿度は86%から72%。風は2mから3mの北北東の風が少しばかり。明日の23日は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、明け方まで雨の降る所があるけれど、昼前からは晴れてくるらしい。

 

 昨夜は山登りで疲れたのか、夕方の7時過ぎから寝てしまった。で、朝は6時前まで寝ていた。こんなに寝たのは久しぶりだが、なんだか一日中眠たいまんまだった・・・。

 
 今日は「夏至」らしい。確かに、一昨日は17時に夕食の宴会を始めたが、まだまだ明るすぎて雰囲気が出なかった。かと云って、雨戸を閉めてまで酒を飲む雰囲気でもなかったのだ。昨夜は曇っていたし、今日も曇っているから「夏至」らしい雰囲気は全くない。

 

 朝から昼から・・・景色はこのまんま。晴れもせず雨にもならず・・・。はっきりとしないところが「梅雨時」の風景なんだろうと思ったりして・・・。

 

 何がどうしたという訳でもないのに、なぜか眠たくて、けだるくて、物憂い気分。昼寝をしてみたけれど状況は良くならない。疲れが溜まるようなお仕事もお役目もない毎日なのだけれど。わが家のメダカは相変わらず元気。

 

 午前中のお仕事はこれだけ。25年度の興正学会で発表した「二十四輩さん」の関連資料と、27年度の興正学会で発表した「法然上人」の関連資料をそれぞれに製本して片付けた。なんでもかんでも手元に積み上げて置くわけにもいかないのだ。用事の終わった資料はライブラリーに保管しておく。

 

 今、こういう本を読んでいる。曹洞宗のお坊さんである、「酒井大岳」先生の「心があったまる仏教」という本である。単に活字が大きいのと、空白が多いので読みやすいかなぁと選んだ本である。ま、仏教をダシにした随想集である。

 

 こういうお坊さんである。そのお話の中に「梅の一生」というお話があった。このお話の中には、「語り文句」として、「梅の一生」という文章が登場する。

二月・三月花ざかり。うぐいす鳴いた春の日に、たのしい時もゆめのうち。五月・六月実がなれば、枝からふるい落とされて、きんじよの町へ持出され、何升何合はかり売り。もとよりすっぱいこのからだ、しおに漬かって辛くなり、しそに染まって赤くなり、七月・八月あついころ、三日三晩の土用ぼし。思えばつらいことばかり、それも世のため、人のため。しわはよっても若い気で、小さい君らのなかま入り、海や山にもついてゆく、運動会にもついて行く。ましていくさのその時は、なくてはならぬこのわたし。

 こういう文章があったんだ・・・と驚いた。

 一方、こちらは童謡である。 

 【作詞】不詳(補作詞 翔裕園)
  【作曲】宮川 博之

二月・三月花ざかり
咲いた咲いたよ 梅の花
うぐいす鳴いた春の日に
たのしい時もゆめのうち

五月・六月実がなれば
枝からふるい落とされて
きんじよの町へ持出され
何升何合はかり売り。
もとよりすっぱいこのからだ
しおに漬かって辛くなり
しそに染まって赤くなり

七月・八月あついころ
三日三晩の土用ぼし
思えばつらいことばかり
それも世のため、人のため
しわはよっても若い気で
小さい君らのなかま入り、
海や山にもついてゆく
運動会にもついて行く
ましていくさのその時は、
なくてはならぬこのわたし

九月・十月秋の日々
山はもみじやかえでが色づいて
里の庭々 秋の声
ふたたび 仲間は
おにぎりやシソに
巻かれて 旅に出る
わたしはさびしく樽の中

十一月・十二この月に
山には雪がちらちらと
里には木枯らし吹き荒れて
庭ではペッタンペッタン餅をつき
樽の中では ブルブルと
私はふるえて 年を越し

正月元旦年明けて
書き初め 羽根つき  コマまわし
家で家族が笑顔で雑煮たべ
梅の姿がふくらんで
花の香りを待ちながら
私は樽の中より おめでとう


『尋常小学読本巻五』所収の古い曲であるが、2003年頃に改めて手直しされ脚光を浴びた曲である。つまりは全く同じものである。ところが、この酒井先生は、この歌の方はご存じない。戦前から歌われていたのに、地方性もあるのだろうか。

 

 今日、迷犬ごんの散歩の時に、久しぶりにかたつむりを見た。普段から歩き回っているのだろうが、こちらが車で走ってしまうから目にしないだけなんだろうと思う。それだけ自然に遠くなってしまったんだなぁと思った事である。

 

 こういうバッタやキリギリスなども葉っぱの裏で暮らすようになった。まだ、虫の声は聞こえないが、確かに虫たちは活動を始めている。いつの間にかホタルは姿を消して、夏の虫、秋の虫の競演が始まるってことだ。

 

 私は今日は、のほほぉぉんと暮らしてしまったのだけれど。

 

 こうしたビワも、子供の頃には競って食べたものだが、最近はとんと見かけなくなった。このあたりにだって、ビワの木や葉っぱは見かけるのだけれど、こうした黄色い実が実っているのは見かけない。おそらく、実る前から、野猿が食べてしまうに違いない。役所からは「餌付けをしないでください」というお触れが回って来るのだけれど、別に意識して「餌付け」をしている訳ではないのである。

 

 わが家の睡蓮である。ようやくに肥やしが効いてきたのか花が開くようになってきた。ま、植えたら植えっぱなしで、育てているというようなものではない。

 

 今日の掲示板はこれ。「根無し草に花は咲かない。信念がなければ人生に華は咲かない」という松下幸之助さんの言葉からである。どんなに立派な茎を持った草であっても、根がなければ水や養分を吸い込むことができない。だから花を咲かせることはない。人間に置き換えると、どんなに立派な地位につき、どんなに裕福な状態であっても、心がなければ、心が腐っていたら、成功とは言えない。今は見かけ上成功しているように見えたとしても、いずれ朽ち果ててしまうだろう。人生に花を咲かせるには、たとえ見かけは小さな体であっても、自分自身の価値を見出し、価値を信じる力が必要である。それが信念というものに結晶化され、志という確固としたものに昇華する。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


六月の 風とは見えぬ 草の丈

2015年06月21日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 丸亀地方は高気圧に覆われて概ね晴れてきたが、午前中には雲も広がっていたし、一時的に雨もふったりした。気温は20度から28度、湿度は96%から65%、風は1mから3mの北北西の風が少しばかり。明日の22日は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がりやすく、午後は雨の降る所がある見込みなのだとか。

  

 昨夜は二人とも疲れていたのか、宴会は弾まなかった。で、早くに二人とも床について寝てしまっていた。で、今日は青木浦から心経山に登ることにした。

 

 朝方は曇ったり、雨が降ったり、晴れたりと目まぐるしく天候が変化していたが、回復の兆しが見えたので山に登ることに決めた。

 

 心経山は、平安時代に若き頃の空海さんが修行したと伝えられていて、山上には大師堂や巨岩がある。尾根伝いに王頭山からつながっていて縦走ができる。今日は、そこを歩いてみようと思ったのである。この心経山の高さは213mであるが、切り立った崖の上にあるので、もっと高いように思えてしまう。

 

 こんな山の上に、こうした石造物を運び上げて建てるというのも大変なことだし、お堂を建てると云うことも大変なことだなぁと思う。

 

 そこからは尾根伝いに、こうした道が開いてあるし、要所要所に案内看板も立ててある。

 

 心経山から見た「青木浦」の集落と埋め立て地。右奥に見えるのは「広島町・手島」、左奥に見える小島が「広島町・小手島(おてしま)」である。

 

 心経山から尾根を上がったり下がったりしながら進むと、王頭山(おうとうざん)に出る。ここは312mの高さがある。

 

 この王頭山には、こんな草の生えていないところがある。王頭山の山頂付近には、一つ一つが独特な形の巨石が並んでおり、異質で趣のある空間が広がっている。これを「王頭砂漠」と呼んでいる。

 

 ここだけ、岩盤が露出しているのである。

 

 王頭山から見たわが家である。白い軽トラも見える。

 

 王頭山から見た「江の浦集落」である。上の画像を参考に、わが家を探してみるといい。すぐにわかる筈。

 

 王頭山から下りてくると、家の掃除や片付けを済ませ、簡単な昼食を食べて、帰り支度をする。帰りは12時50分のフェリーボート「しわく丸」である。行きは良い良いだが、帰りはけだるい。

 

 今日の掲示板はこれ。「人の言葉は善意に取れ。その方が五倍も賢い・」というシェークスピアの言葉から。人からかけられた言葉を、プラスに受けとめられるようにしていこう。その言葉の真意はどうであれ、プラスに受けとめたほうが自分のためにもなる。イライラしてしまうような時には、自分を鍛える訓練だと思って意識してみよう。ウィリアム・シェイクスピア(William Shakespeare)はイギリス(イングランド)の劇作家、詩人。ストラトフォード
・アポン・エイヴォンの生れ。エリザベス朝演劇の代表的な作家で、最も優れた英文学の作家とも言われている。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


飄々と 生きる覚悟の タチアオイ

2015年06月20日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 丸亀市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がっていたが、午後からは空が明るくなって青空がのぞきだしていた。気温は19度から27度、湿度は94%から72%と蒸し暑くなっていた。風は1mから3mの北北西の風が少しばかり。明日の21日は、引き続き大気の状態が不安定となるため雲が広がりやすく、明け方にかけて雨が降り、朝まで雷を伴う所があるらしい。

 

 予定通り、5時起きの5時半から犬の散歩、6時過ぎにわが家を出て、丸亀市の弟の家に8時前に到着。洗濯機や食材他を積み込んで、8時半前に丸亀港に着いた。少しばかり早く着きすぎた。急がないときにはこんなものだ。

 

 9時25分のフェリー「しわく丸」に乗って「しわく広島に」に向かう。土曜日というせいもあるのか、わりと乗客は多かった。県外ナンバーの車も見受けられた。帰省客だろうか。

 

 10時10分に江の浦港着。そこから5分ほどでわが家に着く。5月上旬に、「お大師まいり」やバッテリー交換のために来たのだが、一ヶ月ほどで、こんなにも草まみれ。たしか、そのときにも草刈りをした筈なのに・・・。

 

 早速、弟は洗濯機の交換。実は、弟んちの長男が結婚することになって、独身用の洗濯機が余ったもので、この島の家に転送されてきたもの。ここの洗濯機も古くなったのか、水漏れがするようになったのだ。

 

 これがその新しい洗濯機。古いものは屋外で汚れ物を洗うために使うことにした。

 

 先月にバッテリーを交換した時、このポリタンクに穴が空いているのを発見してガムテープで補強したが、さいわいに、同じ物が調達できたので、部品の交換を済ませた。自動車の整備までやってのけるのだ。

 

 その後、花しょうぶ畑があるというので行ってみた。もう、花はおしまいの様子。先週あたりが見頃だったらしい。

 

 でも、まだまだ、きれいな花もしっかりとあった。

 

 この方が花しょうぶ畑の管理人さん。いろいろと花しょうぶについてのお話をしてきた。

 

 すると、おみやげにキュウリを千切って(もいで)くれた。「これを塩もみにするとビールがおいしいよ」というので頂いてきた。これが早速、夕食のおかずになった。

 

 ここには、いろんなお花が咲いている。だから、畑仕事で一年中が過ぎるそうだ。今は、真竹のタケノコが畑や道に生えるので、それを退治するのにやっきなのだそうだ。お手伝いしたいのだが、私もいろいろとあってね。

 

 トイレに用紙を補給したり、台所用品を格納したり・・・。持って来た物を片付けないと・・・。

 

 14時半からは草刈り開始。少しばかり暑そうだなぁと思ったが、やるしかないと勇気を出して草刈りを始めた。私が家の前を、弟は家の裏側を刈り始めた・・・。

 

 さすがに二人でやれば成果は二倍になる。あっという間に(でもないか・・)さっぱりとする。

 

 家の表側もすっきりとした。しかしのかかし、この時期だろうか、草刈りをすれば、バッタだのコオロギだのアブだのが草むらから飛び上がるからびっくりする。向こうさんも刈り刃で切られたくないから必死で逃げる。まるで、お鍋の中で油が弾けるみたいだ。

 

 これだけきれいにしても、誰もお客さんは来ない。今年の夏休みも予定は全く入っていない。ま、家の周囲をさっぱりとした・・・というだけだ。

 

 そうそう、中西先生が言うとったけれど、しわく広島の江の浦集落にあった「簡易発電所跡」がきれいさっぱりとなくなっていた。昭和27年から自家発電をした所だそうで、それでも、夜の10時になると電気は消されたそうだ。島に電気が通じたのは、昭和40年代になって、丸亀本土から本島経由で海底送電線が通じてかららしい。

 

 その後は、水道工事用の資材置き場などになっていた。こうして、懐かしい建物がまた一つ消えてしまった。

 

 今日の掲示板はこれ。「たった一つしかない自分を たった一度敷かない人生を 本当に生かさなかったら 人間に生まれてきた甲斐が無いではないうか」という、山本有三さんの言葉から。路傍の石に、この一節がある。
たった一度の人生だから、大切にしたい
たった一度の人生だから、やりたいことをやってみたい
たった一度の人生だから、夢をもって生きたい
たった一度の人生だから、出会いを大切にしたい
たった一度の人生だから、いっぱい幸せを感じたい
たった一度の人生だから、・・・
「たったひとりしかない自分を、
  たった一度しかない一生を、
 ほんとうに生かさなかったら 
 人間生まれてきたかいがないじゃないか」
は、まさに自分がこの世に生を受けた証しを、「どのように活かすか」の一言に尽きると思う。何も名を残すことが大切だとか重要だとは思わないが、誰も知らなくても良いから、「これは自分がやったのだ」という足跡だけは残したいもの。それが私の、「世界に一冊だけの本作り」「どこの本屋さんにも売っていない本作り」。そんなことを、67歳の誕生日に当たって、再確認するところである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


梅雨さなか アカディミックな 午後がある

2015年06月19日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、雨が降ったり止んだりを繰り返している。気温は19度から22度、湿度は92%から71%、風は2mから2mの北の風が少しばかり。まったく、梅雨そのものの一日になった。明日の20日は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がりやすく、夜は雨の降る所がある見込みなのだとか。

 

 雨は梅雨らしくしとしとと降っていて、土砂降りにはならなかった。それも、降ったり止んだり、降ったり止んだりを繰り返している。ま、農家の人にはありがたいのだろうし、学生生徒さんには困った雨なのかも知れない。

 

 さて、明日の朝から、島の家へ「洗濯機」を搬送するのだが、ものはついで・・・ということで、昨日は日本酒や焼酎や缶ビールなどの液体物を購入した。いつもは両手に提げるだけしか運び込めないのだが、今回は軽の乗用車を乗り込む・・・ということで、お荷物になるものを準備している。

 

 ガスレンジカバー・洗濯石けん・ボディーソープ・物干し台・風呂用洗面器・トイレットペーパー。ティッシュペーパー・サランラップ・CRC・殺虫剤・蚊取り線香・556・障子紙・網戸用ネット・ドレッシング・醤油・うどん出汁・・・・・お味噌から漬け物から梅干しから・・・。

 

 とにかく、島にはお店もコンビニも移動販売車も何もないから、全て、持ち込みになる。今日も1万円オーバーの買い物になった。これで、8月の夏休みまではなんとかなりそうだ。缶ビールも日本酒も・・・。

 

 島の家には、ムカデ・ゴキブリ・ハエ・小バエ・アブ・ブヨ・ヤブ蚊なども多いので、殺虫剤やはえ取り紙なども必要になる。でも、孫たちも中学生や高校生になったので、今年は島の家には来られない様子。だんだんと、島に来る人も減って来るのはさみしいが、いつまでも遊んでばかりもいられない。

 

 こういう液体も車でないと重くて提げては大変になる。この時とばかりにどんどんと仕入れてきた。

 

 生鮮食料品は、今夜、弟が買って置いてくれて、明日の朝の8時になったら、車に積み込む予定。

 

 これだけ積み込んだら、何ヶ月も生活するようだけれど、実質は1日ちょっと。一泊二日と云うても、朝の10時10分から、翌日の12時50分までだから、あっという間だ。その間にやらねばならないことはたんとある。すばやく片付けておいて、あとは「私の誕生祝い」。誕生祝いって云うても、弟と二人だけだ。みんな、お仕事があって、仕方がない。

 

 本当に今回は雑巾からガスボンベからと、まるで新生活でも始めるみたいなお買い物。ま、今回の品物は、あっても困らない物、あれば便利な物を中心に選んである。

 

 それだし、島の家は「生活の場」ではないのだから、普段の生活用品はなくてもいい。無くてもいいとはいいつつ、歯ブラシだのひげそりだのトイレットペーパーだというものは必要になる。そのあたりの線引きが難しい。いや、それだって、本当に必要かと言われたら、なくても、どうにでもなるのだけれど。

 

 その合間に講演会の原稿書き。こういう場合の原稿は、ワード文書で、しかも原稿用紙仕様で印刷されている。写真真ん中から左。これを、あえて、市販の原稿用紙にリライト(書き写す)する。そうすれば、ストーリーとか、言葉というものが頭に入る。「読み・書き・語れ」という部分である。そうすれば、講演会の言葉が流れるようにあふれ出す。

 

 今年の島の予定はあってないようなもの。6月は明日明後日のみ。7月は15日の病院の検診が終われば、あとは30日まではフリー。海の日(7/20)あたりからが一次の夏休みの予定。8月は8/1~8/2が中学生への夏期講座(咸臨丸とレキ墓関係)が予定。あと、8/12から8/16がお盆の二次の夏休みの予定。お盆が終われば・・・10月の秋祭りまで用事は無い。

 

 今夜は少し早めに寝て、明日は6時には犬の散歩を済ませて、6時半前にはわが家を出る。フェリーの予約も済ませておいた。往き(下り)は9時25分丸亀発の「しわく丸」で、江の浦に10時10分着。復路(上り)は6/21日12時50分江の浦発しわく丸。13時35分丸亀港着。

 

 今日の掲示板は軽めにこれ。「ころんだら、起きればよい。」というもの。ころんだら、起きればよい。 鬼塚喜八郎「失敗の履歴書」より。鬼塚喜八郎は、毎年新入社員を前にして、古代から近代へ引き継がれたスポーツマン精神の5か条を、いつも声高らかに読み上げていた。「そして、ここに新たな条項をひとつ、加えたい。」と云って、 
 「(第六条)
 スポーツマンは、ころんだら、起きればよい。 失敗しても成功するまでやればよい。」を、追加した。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


有り余る 雲を睡蓮 よけて咲く

2015年06月18日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は梅雨前線や湿った空気の影響で雲が広がり、雨の降っている所があって、一日中、降ったり止んだりを繰り返していた。気温は20度から21度、ほとんど温度変化のない一日だった。湿度も94%から89%と変化なし、降水量は0mmから2mm、風は2mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の19日は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、朝までは雨が降りやすい見込みらしい。

 

 朝から雨だったもので、することも行く所もなくて、とりあえず、ここ、香川県立図書館にやってきた。借りていた本を返却するためなのだが、ついでについでにと、これまた、何冊かの本を借りるのが習慣になっている。今回も五冊を返却して五冊を借りてきた。深い意味も理由も無い。

 

 今回は仏教書を五冊。良寛さんや一休さんのお話しである。眠くならない程度のお話がいい。親鸞さんや蓮如さんのお話はどうにもこうにも止まらないほど眠くなる。

 

 さて、この、SOTECのノートパソコン、2010年の夏にコーヒーをこぼしてしまった。そこで大慌てで、ドライヤーで乾かせたところ、キーボードが溶けて盛り上がって二次災害で故障してお蔵入りになっていた。ところが、思い出したように取り出してきたら、この通り、動くではないか・・・。

 

 ご覧のようにキーボードは使えないので、市販の別のキーボードやマウスを繋いで使ってみた。なんとか動くようだが、ワードやエクセルは消えてしまっているし、パワーポイントも使えないし、メールのアドレス帳やインターネットのブックマークも消滅しているし。

 

 で、この電源コードが行方不明・・・。あれこれと繋いでみたが、太さが違っていて使えそうもない。近くの電気屋さんや大型量販店をのぞいてきたが、適当な電源アダプターコードがない。コネクターの太さが太くて入らないのだ。

 

 そのうちに、やっぱり、暴走を始めて止まらなくなった。やっぱり、自動復旧をする筈がない。壊れたものは壊れたまんまなのだ・・・。うまくいけば、けいこばぁの練習用機械にでもなるかなぁとぬか喜びをしたが、ダメなものはダメなのだった。

 

 何度やっても、ダメなものはダメだった。それでは・・ということで、再び、量販店に行って、「自分の誕生日祝い」に軽いノートパソコンを買おう・・・と意気込んで出かけたが、安いものは頼りないし、薄型小型ならば「タブレット端末」があるし・・・ということで、さんざん悩んだあげくに、やっぱり、やめにした。もう少し待って「10(テン)」になってからでもいいじゃないのかと・・・。

 

 ということで、20日の私の誕生日祝い用のアルコール分を調達した。日本酒・冷酒・焼酎・ノンアルコールビールに普通のビール・・・。全部で1万円を超えた・・・。これを、島で兄弟二人では飲み切れそうにない。

 

 ということで、6月20日(土曜日)の朝6時過ぎにわが家を出て、綾歌町の弟ん家で洗濯機や食材を積み込んで、9時25分のフェリー「しわく丸」に乗る。10時10分にフェリーは江ノ浦港に着く。その後、洗濯機の交換作業や掃除機の交換などをする。島の洗濯機も古くなって水漏れをするようになったし、掃除機は壊れてしまって割り箸で補強しているし・・・。

 

 天候にもよるが、家の周囲の草刈りも欠かせない。わが家の草刈り機も持参して、二台の刈り払い機で二人で一気に草刈りをするつもり。そうすれば、1時間ほどで終わってしまう。その後は風呂に入って宴会だ。宴会だ、宴会だ、大宴会だ・・・。

 

 私も、この日までは自粛してきたのだから、この日ばかりは祝賀ムードで飲み放題の食べ放題・・・。また、22日からは禁酒モードに戻るのだけれど。

 

 今日の掲示板はこれ。「樹は光に向かって伸びていく その本能の美しきかな」というもの。 とある日めくり法語集からの言葉である。樹木に限らず、植物はみな、光に向かって伸びて行く。それが自然のあるべき姿。

 

  先日に紹介したこのヤシの木。基礎台が砂の流出で傾いてきているのに、頭はまっすぐに伸びようとして曲がっている。その向こう側も同じ・・・・。とにかく太陽の方向に向かって伸びて、少しでも多くの光を浴びて光合成をしたい・・・と願っている。それが生物の本能のたくましさ、美しさ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


青蛙 飛べぬまんまに 日が落ちる

2015年06月17日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がっていた。夜遅くには雨の降る所があるらしい。気温は19度から27度、湿度は97%から62%、風は1mから4mの南南東の風が少しばかり吹いた。明日の18日は、梅雨前線上の低気圧が四国沖を東進するため、雨となる見込みらしい。

 

 さて、最近はアルコールを飲まなくなったせいか、寝付きが悪い。で、朝方も良くない夢で起こされてトイレに起きて・・、そのまんま朝になることも多い。だから、今朝も4時半起きになった。でも、すぐに、5時になって5時半になる。ということで、朝からHPの更新作業。

 

 今年の7月分、8月分、9月分の行事予定表を早くも組んでいる。講演会も7月、8月、9月、10月とほぼ毎月ほどに予定が入っている。それに、法話会が飛び込んで来る勘定。

 

 おへんろつかさの会のホームページ更新用データについて、会長に報告用のデータ作成とかも朝の間にこなして、メール送信しておく。できることから、こつこつと・・・。

 

 で、今日の予約票を確認すると、9時からドクターの診察が予定されている。だと、その前に胸部レントゲン撮影、さらに手前に採血と採尿・・・。だと、8時過ぎには病院に入らないと・・・ということで、7時半にはわが家を出発。こんなに早いのは初めてだ・・・。

 

 とは云うても、再来受付機は午前8時でないと動き出さないし、レントゲン室だって、8時半にならないと機械が温まらない。それに、従業員は8時半からの勤務のようだし・・・。

 

 今日は朝食なしで採血だったもので、採血が終われば野菜ジュースを飲んで一呼吸。そうこうする間に、「31番さん二診にお入りください・・」のアナウンス。ホントに9時過ぎである。今日は早すぎ!!

 

 だから、血液検査の結果なんぞ出ていない。せっかく、楽しみにしてきたのに・・。そこで、血液検査の結果が出るまで待ってもらうことにした。それでも、9時40分には結果が出た。肝機能は正常になっているが、Γ(ガンマ)ーGTはまだ210・・。上限値は75だから、もう少し頑張らねば・・・。でも、先月は540だから半分以下にはなっている。このままだと、夏休み頃には正常値になればいいなぁとは思っているが・・・。

 

 今日は、「アジやサバなどの青物の魚の煮付けが足りない」と言われた。骨のある魚は面倒だから食べないのだが、「ドコサヘキサエン酸」などが悪玉コレステロールを退治するので多めに食べるように言われた。仕方がないから食べるようにしなければ・・・。

 

 で、会計は5、400円ほどだった。その上にお薬が12,000円になる。

 

 病院の帰りに、文房具屋さんに寄った。ここも久しぶりのお店だ。これからしばらく講演会が続くものだから、その原稿書きや修正作業を行うための筆記具を補給するため。

 

 「大人の鉛筆」は「B」、シャープペンシルも「0.9のB」という太字用。ボールペンは「ジェットストリーム」の0.7や1.0という太字のもの。それの赤と黒を用意している。こうした太字で楽に書けるものを選んできた。これは2,000円ほどだった。

 

 で、久しぶりにここのおうどんになった。さぬき市津田にある「羽立(はりゅう)」という一般店。11時をはるかに過ぎていたが、ほど良い混み具合だった。

 

 ここは、カウンター席しかない。でも、一人や二人ならばどこにでも割り込める。

 

 今日は珍しく天ぷらうどん。これで550円だった。

 

 今日の掲示板はこれ。「なんとかなる なるようになる なるようにしかならない 心配するな」というもの。一休和尚が弟子たちに残したとされる遺言が『大丈夫、心配するな、何とかなる』というものだった。トンチで有名な一休禅師のお話。

 

 一休禅師が亡くなる直前に弟子たちに、「この先、私が亡くなった後、本当に困り果てた時、これを開けなさい。それまでは絶対に開けてはならない」と巻物を遺して亡くなった。何年か後に、寺に大問題が持ち上がり、寺の存亡の一大事になった。弟子たちは、知恵の限りを尽くしたけれど、妙案を思いつかず、どうしようもなくなった。そのとき、一休禅師が遺してくれた巻物のことを思い出して、恐る恐る紐解いてみると、その巻物にはこう書かれていた。『大丈夫、心配するな、何とかなる』。それを見た弟子たちは、あっけにとられ笑い出した。ほどなく、一休禅師がまるで見透かしていたかのように、どうしようもないと思われていた寺の問題は、見事に解決してしまったと言う。
 
 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


雨の日は 雨を見ている 信号機

2015年06月16日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は梅雨前線の影響で雲が広がり、雨の降っている所があったし、一日中、小雨が降っていた印象であった。気温は21度から24度、風は2mから3mの南南西の風が少しばかり。明日の17日は、湿った空気の影響で雲が広がるし、梅雨前線が北上するため、夜遅くには雨が降る見込みらしい。

 

 この梅雨時になると、テレビもラジオも「梅雨ですからじっとりとしますね」とか、「梅雨ですからジメジメしますね」などと言うけれど、昔の日本家屋じゃなくなって久しいから、そんなに「じっとり感」とか「ジメジメ感」などしなくなっている。ましてや、エアコンだの空気清浄機などが働いていて、梅雨だって爽快な今日この頃なのである・・・。

 

 さて、今日は恒例の火曜日ということで、さぬき市前山にある「前山おへんろ交流サロン」にやってきた。

 

 ここで、今年いっぱい、おへんろさんの納めた「納め札」の調査をやっている。この納め札は、歩き遍路さんが通る遍路道沿いの旧家の屋根裏にあったもの。江戸時代後期から昭和の初めまでの何代もに渡って蓄えられた貴重な遍路資料なのである。

 

 こうした、小ぶりな俵に、とにかくあらゆる紙を詰め込んである。お守りから子どもの書道の練習帳から借用書や会合の資料、掛け軸の切れ端から護符や神札など実にさまざまな紙ゴミの山なのである・・・。

 

 一見、ただの紙くず、ゴミに見えるこれらの紙くずも・・・。

 

 霧吹きで水分を与えてやれば、これ、この通り・・・。中から貴重な「納め札」が出現する。これが、「天明」とか「寛政」とかの、1780年代から1800年代のものだと一同は狂喜乱舞する。「文化・文政」の1800年代から1830年代でも躍り上がって喜ぶ・・・。お遍路という文化が一般に普及したのは江戸時代後期からだとされているからである。

 

 で、今日も黙々と、紙クズの中から宝物を選び出す作業に打ち込んでいる。まずは、「奉納・・・」と書かれた紙クズを見つけること。それが「納め札」である可能性が高いからである。なお、お寺や札所に納められた「納め札」は「お焚き上げ」と称して焼却されてしまうので、記録的には全く残らないし、残してはくれない。

 

 このあたりは、護符・お守りなどが残るばかりだが、まだまだ棄てさせてはもらえない。

 

 発見された「納め札」は、こうしてファイリングされて、「納め札 一枚、手書き、伊予国越智郡、文化三年 どこの誰兵衛・・・」などと記録される。

 

 それを、デジカメで撮影して電子ファイリングされると同時に、

 

 エクセル・シートにそのデーターが記録されていく。今は、そういう作業をやっている。その、PC作業が、私の担当になっている。

 

 で、この暮れから来年にかけて、この納め札展示会を行う予定である。それまで、この地道な作業が続けられる訳である。

 

 さて、今日も会長から「ワードプレス(WordPress)」という、新しいシステム導入についての相談があった。この前に、すこしばかり本を買って勉強をしたのだけれど、チンプンカンプンで概要すらわからない・・・。とにかく、ホームページと電子掲示板と電子メールが一緒くたになったものらしい。

 

 で、帰りに本屋さんで手頃な本を選んで買ってきたのだけれど、戻ってみれば同じ物が本棚に・・・。全く、もったいないことなんだが、仕方が無いものは仕方がない。こういうことって、何度もあることで、本棚に同じ物が並ぶことは珍しくなくなってきた。

 

 雨は激しくなったり、小降りになったりと、一日中の雨になってしまった。

 

 今日の掲示板はこれ。「山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし」という種田山頭火の言葉から。山頭火の句は何とも淋しい、悲しいという言葉が、実に多いことか。山口県防府の大地主の家に生まれ、父は村の助役を務めたが、妾を持ち芸者遊びに夢中になり、これに苦しんだ母は山頭火が10歳の時に、自宅の井戸に身を投げた。井戸に集まった人々は「猫が落ちた、子供らはあっちへ行け」と山頭火を追い払ったが、彼は大人たちの足の間から母の遺体を目撃し、心に深い傷を残した。のちに僧侶となって行乞(ぎょうこつ)の旅を続けることになった山頭火は、白布に巻いた母の位牌をふところに偲ばせて歩き続けた。山頭火の句の底流には悲しい思いがひそんでいたことは案外と知られていない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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