まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

枯れ葉降る 猫の背中に 犬の尾に

2017年12月19日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、気圧の谷や寒気の影響で昼過ぎにかけて曇り、雨の降る所がある見込みで、夕方からは次第に晴れるてくるらしい。気温は4.3度から9.1度、湿度は76%から56%、風は3mから6mの西の風が少しばかり。明日の20日は、高気圧に覆われて晴れる見込み。

 

 昨夜はあまりトイレに起きず、七時前までぐっすりと寝ていた。何の関係なんだろうか。水分の量には大きな変化はないし、食べ物だってそんなに量が変わる訳でもない。

 

 ところが、今日の血圧計はおかしい。78-34-12 とか、65-28-24 とか表示される。そんな血圧だと起きてられないだろうに。これを買ってからもう、1年を過ぎたからだろうと電池を交換してみたらば正常に戻った。113-65-66  107-51-64 という数字になった。

 

 で、今年最後の出勤日。前山地区活性化センターである。

 

 今日はいよいよ、男性3人、女性2人の計5人の参加になってしまった。作業は同じで、飯田家所蔵の俵札、それも納め札限定の解読作業である。年月日、願文、地名、氏名などを読み解く作業である。

 

 ノートPCの画面は小さいので、少し大きめのディスプレーを接続して、何人もの目で読み解くのである。

 

 読みやすい文字もあれば、なんじゃこれは・・・と思うものもある。全く、お年寄りの「脳トレ」ゲームみたいなもの。でも、私が予習をして行ったものだから、ずいぶんとはかどった。

 

 こんな風に整理していくのである。

 

 今日もたくさんのお遍路さんが休憩をしていた。私たちは、こういうおへんろさんにはノータッチ。私たちは「おへんろ文化」を研究し、それで観光ガイドする役目。お遍路さんへの対応は、「おへんろ交流サロン」の職員や館長さんがやっている。

 

 来週は年末ということでお休み。来年は三週目の16日が初出勤になる。

 

 当分は俵札も観光ガイドもさっぱりと忘れて年末年始の作業に打ち込む予定。

 

 我が家はクリスマスは関係ないので、はやくも玄関飾りはお正月モード。ありゃ。来年は「戌年」じゃないか・・。犬が見えないぞ・・・。明日、百円ショップをのぞいてみるか。

 

 玄関飾りも10年あまりも使い続けているもの。要は気分の問題。お正月が嬉しい訳ではない。「門松は 冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし」は一休禅師の歌だとされているらしい。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生は、一つのことで明るくもなれば暗くもなる。大切なのは、あなたがどちらを選択するかである」という、ジョセフ・マーフィーの言葉からである。たとえ一緒に同じ景色を見ていたとしても、実は人によって見ているものは違う筈。自分がなにを意識しているかで、景色はまったく違うものになるし、何をフォーカスして生きるか、で人生は良くも悪くもなる。選んでいるのはいつも自分。人生、毎日、いろいろあるけれど・・・。できれば、人の優しさや、あたたかいこころ、自然の美しさ、きれいな音楽・・・。自分が心地よく、幸せだと感じる物に焦点を合わせて、生きて行きたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


冬めいて ことば一つも 口に出ず

2017年12月12日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、冬型の気圧配置となっているため、西部や瀬戸内側東部を中心に曇り、雪の降っている所があった。気温は3.4度から5.9度どまり、湿度は70%から64%、風は4mから8mの西の風が強くて寒かった。明日の13日は、引き続き冬型の気圧配置が続くため概ね曇る見込みらしい。

 

 朝の田圃で氷が張っているのを見かけた。ようやくに冬らしくなってきたなぁと思った。

 

 まだまだ薄い氷で、靴の先で軽く踏むと割れてしまう氷だった。

 

 今日は火曜日と言うことで、恒例の前山出勤の日。大窪寺ガイドは3月まではお休みになる。3月21日の「柴燈(さいとう)大護摩供養」まで、公式にはイベントもガイドも勉強会もない。

 

 こんな寒い中でも、歩き遍路の方が何人か休憩をされていた。

 

 先週に引き続いて、飯田家の俵札にあった納め札の確認作業である。箸袋みたいな小さな紙切れに書いてある文字を全て読み解くのである。

 

 今日も女性陣3名と、私の四人がこちら側からディスプレーに表示された文字を解読するのである。真ん中の会長は画像の操作、左の中島先生がデーターの修正をしている。

 

 今回から、こうして「くずし字辞典」を使用して解読するようになった。

 

 このアプリは優れもので、手書き文字からでもくずし字を検索できるようになっている。

 

 ところが、どうしたことか、今日は20分おきにトイレに走る。それだけ冷える・・・ということだろうか。利尿剤が突然に効き出したということでもあるまいに。

 

 午後からは自宅で続きの作業になった。来週のための予習である。

 

 左が正面のメインのPCで、ここにエクセルで作ったデ-ターを表示し、右側のPCで画像を表示する。

 

 こういう具合に大きくしたり小さくしながら解読していくのである。

 

 それをエクセル・シートに整理していくのである。ま、できることからコツコツと。

 

  今日の掲示板はこれ。「「そのうちやる」という名の道を歩いて行けば、「何もしない」という名札のかかった家に行きつくことになる・というセルバンテスの言葉から。ミゲル・デ・セルバンテス・サアベドラは、小説「ドン・キホーテ」(Don Quijote de la Mancha)の著者として有名なスペインの作家であり小説家。スペイン語における世界的大文学者のひとりであり、同時代や後世の作家に多大な影響を与えたことでも知られ、シェイクスピアやチャールズ・ディケンズ、ハーマン・メルヴィル、ギュスターヴ・フローベール、ホルヘ・ルイス・ボルヘス、ジェームズ・ジョイスなど多くの文学者たちに影響を与えた。(参考文献:ウィキペア+Amazon.co.jp)

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


枯れもみじ 舞い散らかせて 郵便夫

2017年11月29日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、昼過ぎを中心に雨が降っていた。気温は11.7度から15.2度、湿度は87%から92%、風は1mから3mの西北西の風がすこしばかり。明日の30日は、南海上の前線の影響で曇り、昼過ぎから夕方にかけて雨の降る所がある見込みらしい。

 

 今日は朝から雨・・・。「雨がふります 雨がふる いやでもお家で 遊びましょう 納札(のうさつ)読みましょう さがしましょう・・・」

 

 右がメインのパソコンで、こちらには飯田家ほかのエクセルデータが入っている。右側には飯田家ほかの画像データが入っている。

 

 で、右側のPCに画像データを映し出して・・・

 

 正面のメイン・PCで、エクセル・シートを修正していく作業をやっている。ま、前山でやっている作業の予習みたいなものだ。

 

 こういうものは読みやすくて楽ちんだ。

 

 何の加減なのか、今日は血圧が正常だし、おなかの張り具合も気にならない。毎日、似たようなものを食べて飲んで、変わった行動もやってないのに・・・。

 

 昼からは年賀状の印刷をやってみた。ここんところ、血圧も高かったし、おなかの張り具合(腹水の貯まり具合)も異常だったので、まさかの入院などを考えると、早め早めに作業をやっておかねば・・・と考えている。

 

 ま、新聞や機関誌の原稿だって早くに10月あたりに「新年おめでとうございます」なんという記事を書くのだから、今頃、年賀状を書くのは遅いくらいかも知れない。

 

 毎年、同じような年賀状になるけれど、そんなに大きな変化のある毎日ではない。当たり前のことが当たり前に続いていることこそが尊いのだ。

 

 で、今年も98枚の年賀状ができあがった。あとは、一言コメントを書いていけば完成だ。

 

 今日の掲示板はこれ。「ゴミ箱とお仏壇を見ると その家がわかる」というもの。いつもの赤松先生の文字らしい。最近のおうちではゴミ箱を家の外に置いてあるのは見なくなったが、お坊さんはおうちの中にまで入っていくし、お仏壇にもお参りするからよくわかる。まさか、今の時期に、お正月の松がそのまま・・・というおうちはないだろうが、茶色になったお花は、わが家ではしょっちゅうある。特に母がいなくなってからは、そのまんまのことが多い。案外と、紺屋の白袴、医者の不養生、坊主の不信心、医者の若死に、出家の地獄、易者身の上知らず、学者の不身持ち、駕籠かき駕籠に乗らず、鍛冶屋の竹火箸、紙漉きの手鼻、髪結いの乱れ髪、紺屋の白足袋、左官の荒壁、儒者の不身持ち、大工の掘っ立て、椀作りの欠け椀 ・・・などというのは有名なことば。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


山茶花は 勇気凛々 今を咲く

2017年11月28日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていたが、湿った空気の影響で夜には曇るらしい。気温は8.2度から15.8度、湿度は94%から66%、風は1mから2mの東北東の風が少しばかり。明日の29日は、気圧の谷や寒気の影響で概ね曇る見込みらしい。

 

 今日も「小春日和」になるらしい。気持ちのいい朝だった。

 

 飽きもせずに、毎週火曜日はここ、前山地区活性化センターに出勤する。ま、お年寄りのふれあいサロンみたいなものだ。今日行く(教育)場所がある。今日、用(教養)があることはいいことだ。

 

 今日も、飯田家の納め札の確認作業。先に藤井先生がまとめた電子データと画像ファイルとを対比しながら間違いがないか、確認しているところ。今回は場所と名前を確認している。

 

 これは、谷蔵か兵蔵か・・・みたいなことだ。「ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い」みたいなことで、あの世で、「おいおい、おれは谷蔵ではないぞ!!」と怒っているかも知れない。

 

 その間にも、今週末の2日のイベントの打合せが入ったり、そのイベントのための保険屋さんが来て契約したりと忙しい。この左の方が「中島先生」。あとで出てくるので覚えておいて欲しい。

 

 帰りに銀行屋さんに寄って通帳記載をしておく。

 

 それを会計帳簿に記帳しておく。「俺たちに明日はない。キャッシュカードにも残はない」ようなことにならないために。

 

 それと、今月に必要な支出予定(赤字)を消して支出額を黒字で修正しておく。こうすれば、あといくら残っていればいいかが一目でわかる。

 

 さて、来年の行事として、この片桐先生の指導の下、旧へんろ道沿いの石碑・石造物を探して歩くツアーを予定しているらしい・・と、打合せをしていると、一緒に作業している中島先生が、先日の「へんろ研究会」の片桐先生の資料が欲しい・・と仰る。

 

 こういう、資料を作っておいた。すぐにやらないと完全に忘れ去ってしまうからだ。

 

 ま、ボケ防止にできることからコツコツと・・・。

 

  今日の掲示板はこれ。「またひとつしくじった しくじるたびに目があいて 世の中少し広くなる」という榎本栄一さんの言葉から。仕事で失敗したことは、とり返しのつかない嫌な気分に陥るもの。しかし、そのことによって自分というものが照らされ、気づかされて、自分中心の狭い世界が破られてゆくならば、この失敗でこんなことが教えられ、学ぶことができ、却って人生の味わいが深まり、世界が広くなったと気づかされて、そこに少しだけ広がった世界が見えてくる。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


秋晴れて 地蔵の首に 手のひらに

2017年11月21日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は6.1度から12.0度、湿度は72%から62%、風は1mから3mの北西の風が少しばかり。明日の22日は、低気圧や前線の影響で曇り、昼過ぎから雨が降る見込みらしい。

 

 小春日和の朝になった。前山ダムを渡ってくる風も温かい。

 

 今日は火曜日ということで、前山地区活性化センターへの出勤日。今のところ、取り立ててのご用もないのだが、いろんな情報交換の場でもあるのでやってきた。

 

 今のメインの作業は、飯田家の俵札から出てきた「納め札」の読み取り作業。来春に「飯田家俵札調査研究報告書」を発行するので、最終的な確認作業である。私の「田淵家俵札調査研究報告書」は印刷に回されているとは聞いたが、まだ、発行したとは聞いていない。

 

 このようにして、大きなディスプレーに画像を表示して、複数の目で確認していく。左がデーター担当の中島先生、ディスプレーの後ろで画像を操作しながら読み上げていくのが渡邊会長。

 

 他人さんが書いた文字は読めないものが多い。右は「城下住人」だが、真ん中は二世安楽の筈だが「楽」には見えない。左の名前になると難しい。最後は「女」だと思うのだが・・・。こんなことを繰り返している。

 

 今日も外国のお遍路さんが何人か休憩されていた。

 

 お昼からは運動不足解消のために草刈りをやってみた。新しい草刈り機は一発でエンジンがかかって気持ちがいい。

 

 でも、やはり体調がおかしいようで、2mほど刈り飛ばすと一呼吸休まないと苦しくなる。今年の春先はそうでもなかったように思うのだが。食べる量も食べるものも変わらないし、飲むものも飲む量も一定なのに、だんだんと動きが悪くなっていく。

 

 だから、40分で済んだところが1時間20分もかかってしまった。休んでばかりいるような計算になる。

 

 隣町の電器店に向かう途中で、こんなものを見つけた。「山鳥」だと思う。キジだと顔が赤いのだが。

 

 今週末に「ガイド養成講座:大窪寺現地研修」があるので、ガイド用の資料を印刷するのに、プリンターのインクが少なくなったのだ。

 

 「プリンター インク無ければ タダの箱」今日も、そんなこんなで暮れてしまった。

 

  今日の掲示板はこれ。「今日もまた 人の死したること聞くも 驚きもせで 生きておる我」というもの。いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。だんだんと喪中欠礼のはがきが届くようになってきた。そんなハガキが届いても、「あ・・・」と思う程度でさほど驚きもしなくなってくる。「今日もまた、人の死したること聞くも、驚きもせで 生きておる我」。最近、芸能人や歌手やら俳優さんあたりが相次いで無くなっているが・・・さほど驚きもしないし、涙なんぞも出てこない。ましてや、この私が死ぬなんてことは考えてもみない現実・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


秋雨に 控えめ気味の 箸を置く

2017年11月14日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は前線や湿った空気の影響で雨が降っていた。気温は12.4度から15.8度、湿度は94%から62%、風は1mから6mの西の風が一時は強かった。明日の15日は、冬型の気圧配置となるため、概ね曇るらしい。

 

 今年の雨はよく降る雨だ。それに今年の冬は早いらしい。夏がなかったように、秋もないままに今年が暮れるのかも知れない。

 

 こんな雨の日にも歩き遍路の方が何組もやってきたし、外国の方も何名か休憩していた。玄関のブルーの雨具も歩き遍路の雨具である。

 

 ここが、お遍路さんの休憩場所である。手前は四国のジオラマ模型で、幅六メートルもある大きなものである。お寺の名前のボタンを押せば、そのお寺がどこにあるのかがわかる仕組みである。

 

 今日も飯田家の納め札の調査である。こうして、みんなで納め札を解読して、左端の中島先生がデータを修正していく作業である。

 

 右から、香川県綾歌郡、同行二人、ここまでは誰でも読めるのだが、左の文字が読めない・・・。いくらしても読めなかった。■■とするしかない。

 

 だいたい、パターンが決まっているので読めるのだが、こと、名前になると難しい。この赤札は、今のように回数で色が決まる以前の物で、特別な意味合いでの納め札だと思われる。

 

 このように、たまに、こうした赤札が見つかることがある。右から、「明治四十三年旧三月吉日」「奉納四国八十八箇所偏路中同行二人」「香川県三豊郡粟島 巳ノ年男」と書いてある。こうしたものばかりだといいのだが・・・。

 

 こうしたくずし字辞典や・・・、

 

 こうした、旧国名や旧郡部名表などを参考にしながら読み進めている。

 

 今日、会長から、市内の某中学校からの依頼で、「おへんろ交流サロン」での講話と、ここから大窪寺まで歩いてお遍路体験をするガイドと案内を頼まれた。というのも、これが12月1日(金曜日)で、

 

 つかさの主要メンバーは、翌日の12月2日(土曜)の屋島から志度寺までの案内とガイドのサポートに回るのである。そこで、大窪寺ガイド・チームに依頼が来たと言うわけである。

 

 そこで、この前田チーフ・ガイドに案内役とガイドをお願いしてきた。この方は、毎年、この中学生のガイドをやってきているので、快諾してくれた。私は万一に供えての伴走でサポートする。

 

  今日の掲示板はこれ。「朝の来ない夜はなく 乾かない涙もありません」という、やなせたかしさんのことばから。似たようなことばはいくらもある。「上がらぬ雨はなく、止まらぬ風もない」、山よりでっかい獅子は出ん・・し、春の来ない冬もない・・・。でも・・・不幸の絶えない世界は続くし、悲しみの絶えない社会は止まらない・・・。今が不幸のどん底だと思っても、やがてには、そんな悲しみや苦しさなんて忘れてしまえる日がやってくる。こんなに悲しくて仕方がないのにと打ちひしがれていても、そんな日々があったことさえ忘れてしまえる日がやってくる。生きてさえいれば、やがてにはどうにかなってしまうものなんだ。「この世で起きたことは、この世で片付いてしまう」。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


夏の日は 壊れた記憶を 結い直す

2017年08月26日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、西日本に停滞している前線の影響で曇り、雨が降ったりやんだりを繰り返している。気温は26.9度から32.0度、湿度は88%から60%、風は1mから3mの西の風が少しばかり。明日の27日は、前線や湿った空気の影響で概ね曇る見込みらしい。

 

 夜中だか明け方だかには、すごい雷鳴が響き渡り激しい雨が降ってきて、窓を閉めたり雨戸を閉めたりと大騒ぎ。締め切ると蒸し暑いので、少し開けたり、また、閉めたり・・・。おかげで少しばかり寝不足気味。

 

 関東地方や東北地方は31日だか35日だかの雨ばかり・・と言うとったが、讃岐は昔から雨が少なく日照り状態。久々の雨で野菜たちは大喜びの筈。

 

 「晴耕雨読」ではないが、夏休みの自由研究の最終仕上げをやっていた。できることから、コツコツと。

 

 昨日、気づいた、この句読点の「。」。あるとないとでは大違い。やっぱり、これがあるとタイトルが安定する。

 

 細かな所だが、中途半端な罫線があるのを・・・

 

 きちんとした罫線に修正したり。些細なことだが、コツコツと直しておく。

 

 こうした図表にも説明書きやどういうグラフなのかの紹介文を加えたり・・・。

 

 ここには、三台のプリンターがある。こちらは「インクジェット型」の三台。あと、本文印刷用のラインプリンターが別にある。このインクが切れてカラー印刷ができなくなった。

 

 で、隣町の量販店でインクを買ってきた。必要なときに限ってインクや用紙が切れるもの。ま、四台もプリンターがあれば、どれかが文句を言うものだ。

 

 で、上がキャノンのインク、カラーとブラック。下がブラザーのブラック。両方で6,350円。趣味と道楽にもカネがかかるものだ。

 

 帰りの山道でウリボーを見た。6匹もいるが、車が通っても素知らぬ風だ。まだ、恐ろしさを知らないお年頃なんだろうか。

 

 今日は曇っていて涼しいので、「ガリガリ君グリーンスムージ味」というものを食べてみた。この商品は、グリーンスムージー味のアイスキャンディーの中に、チアシードとシャリシャリとした氷の食感が特徴のグリーンスムージー味のかき氷を混合して入れたアイスキャンディーである。 少しばかり甘みがあって、でも、さわやかな味だった。

 

  今日の掲示板はこれ。「過去は追ってはならない、未来は待ってはならない。ただ現在の一瞬だけを、強く生きねばならない」というもの。出典は「仏教伝道協会編『仏教聖典』」からである。普通は「お釈迦様のことば」として紹介されている。以下、今日すべきことを明日に延ばさず、確かにしていくことこそ、よい一日を生きる道である。信は人のよき友、智慧【ちえ】は人のよき導き手である。さとりの光を求めて、苦しみの闇【やみ】を免れるようにしなければならない。信は最上の富、誠は最上の味、功徳を積むのは、この世の最上の営みである。教えの示すとおりに身と心とを修めて、安らかさを得よ。信はこの世の旅の糧【かて】、功徳は人の貴い住みか、智慧はこの世の光、正しい思いは夜の守りである。汚れない人の生活は滅びず、欲に打ち勝ってこそ、自由の人といわれる。と続いている。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


真夏日を 見つめ続ける カレンダー

2017年08月25日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は27.9度から34.1度、湿度は82%から71%、風は2mから5mの西の風が少しばかり。明日の26日は、西日本を南下する前線の影響で概ね曇り、明け方から朝まで雨となるらしい。

 

 朝から「カナカナカナ・・・」というヒグラシの声で起こされた。夏休みの最後の頃、宿題もできていないのに、もの悲しく泣き続けるヒグラシの声がせわしなく聞こえたものだった。

 

 昨日の夕方、このしめ縄用のワラを片付けていたら、急におなかが裂けそうに痛くなった。足のむくみもひどくなった。なんだ、なんだ、なんだ・・・。

 

 どうにか、ワラは片付けてしまったが、頭痛もするし、胸が苦しい・・。

 

 血圧を測ると、とんでもない数値が・・・。「あ・・・」と、気づいた。薬局で薬を処方してもらったまんまで・・・。

 

 飲むのを忘れてしまっていたのだ。すぐに、薬を飲んで安静にしていた。やがてのことに、「165-94-80」、「150-81-70」、「133-77-67」と、下がってきた。トイレにも行くようになった。こんなにも、薬がないと困るようになってしまったのか・・・。愕然とした。昨年あたりは、三日くらい、薬を飲まなくても平気だったのに。

 

 今朝のこと。唐突に、芝生の上に何かが落ちている・・・。近づいてみれば・・・。

 

 20センチ(しっぽから頭まで)はあるかというようなネズミである。どこから現れて、どうやって死んでしまったのか。唐突なネズミの死骸だった。ポチに見せたが相手にもしなかった。

 

 夏休みの自由研究の第二弾がこれ。これまでの成果を確認するために、両面印刷で印刷してみた。およそ80ページほどになった。

 

 それを、製本してみた。プロトタイプⅠである。

 

 なかなかにいい感じでできあがっている。ただ、写真が暗くなって見づらいのは仕方ない。

 

 お昼過ぎに、荷物が届いた。おいそぎ便で金曜日ということで、外出をせずに待っていた物が届いた。

 

 LED プロジェクターである。軽くてアンドロイド対応である。スマホにも接続可能らしい。

 

 今日はガリガリ君ではなくて、かき氷にした。

 

 今日の掲示板はこれ。「やるか、やらないかですよ、人生は。やればそれだけのものが返ってくるし、やらなければそのままですよ。」というもの。元プロ野球選手の桑田真澄さんの言葉らしい。行動すれば必ず何か変化が起こるし、そこから得るものがある。考えているばかりでは何も変わらない。どんな小さなことからでもいい、行動することから始めてみよう。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


蝉ひとつ ベランダで鳴く 空の蒼

2017年08月04日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は27.3度から33.6度、湿度は86%から75%、風は2mから4mの東の風が心地よかった。明日の5日は、引き続き、高気圧に覆われて概ね晴れるらしいが、湿った空気の影響で雨の降る所がある見込みらしい。

 

 暑いからと、エアコンの効いたお部屋で昼寝をしているばかりではおばかさんになってしまいそう。少しはお勉強でもしましょうと、瀬戸内海歴史民俗資料館にやってきた。

 

 夏休みだから、家族連れでお勉強にきている人もいるが、そんなに多くが来ている訳でもない。ここには古いものは置いてあるが、見ていて楽しいものではない。

 

 今回のお勉強はこちら。俵札の中にあった、由加山の「由加大権現」のお札である。ただ、残念なのは、お隣が「金刀比羅宮」の木札になっていること。これが、「金比羅大権現」だと、「両まいり」ということになったのだけれど。

 

 時代が明治なのが惜しい。江戸時代のものならば参考になったのだけれど。

 

 八幡宮に「牛王」も珍しいお札だ。

 

 これもついでに鑑賞しておく。以前に「お葬式」の展示をやっていた展示室。地震や津波、高潮災害などが発生した場合に、大切な文化産を救出する「文化財レスキュー」ために、どこに、どのような資料が保管されているかの調査をやっているらしい。

 

 これは、私たちのさぬき市教育委員会が保存している「貝ボタン」の材料とか、その製品など。私が保育園から中学校くらいまでは、町内のあちらこちらの工場で貝ボタンが作られていた。

 

 これが、貝から円形に削り出すボール盤。右の段々部にベルトが掛けられていて、速度を変えていた。本物の貝からプラスチック板に変わって・・・いつしかみんなやまってしまった。

 

 その頃の農家の内職がこれだった。私らは「こわ組み」と呼んでいたが、正式には「バッカンサナダ」と言うそうだった。これで麦わら帽子などになったらしい。

 

 丸亀市沖にある「しわく広島」からは、「石の島」の歴史を物語る石工の道具が出展されていた。真ん中上部にあるものは、広島で行われたトライアスロン大会の参加賞。これも島の石、「青木石」から作られている。

 

 今日も暑いからと、スイカを買って帰って、さぁ、食べようとしたらば・・・。

 

 私の帰りを待っていたように郵便屋さんが「チルド便です」とお中元の配達。今度こそ・・・とスイカに手を伸ばしたら・・・

 

 「佐川急便でぇぇす・・」と、カラオケの追加曲のカートリッジが届いた・・・。

 

  今日の掲示板はこれ。「夏たけて 掘の蓮(はちす)の花見つつ 仏のおしえ 思う朝かな」という昭和天皇の御製のお歌である。夏の訪れと共に、毎年思い出して胸を詰まらせる、昭和天皇の辞世のお歌として知られている。不治の病に苦しまれた晩年のある日、静かに詠まれたこの一首が 最後の辞世の歌となった。皇室の宗教は「神道」であるが、仏教にも深い関心を寄せておられたことがうかがえていたましい。ご存じの通り、天皇家は皇宮神道の宗家本元。その家元さんが蓮の花を愛でて、お釈迦様の教えを改めて知った・・・というお歌を詠まれている。キリストさんがお釈迦さんの説法に感激した・・・みたいなことだ。実に謙虚で誠実な人柄が偲ばれるではないか・・・。私たちにもそんな謙虚さや誠実さがあるだろうか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


うたたねを 赤いダリアに わらわれる

2017年08月02日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は26.3度から33.2度、湿度は86%から66%。風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の3日は、またも湿った空気の影響で概ね曇り、雨の降る所がある見込みらしい。

 

 奥方が「早出(はやで)」だということで目覚ましを掛けていたらしい。で、その目覚ましが鳴った頃には奥方はもう起きていたが、その時間がなんと朝の4時過ぎ・・・・。で、アラームを止めた筈なのにジリジリジリ・・・。うるさいセミだと思っていたがさすがにうるさい。目覚ましの後ろに、もう一つの目覚ましが。おかげで4時半には起こされてしまった。

 

 今日の朝。ようやくに夏がきた。湿気のない、さわやかで涼しい朝になった。「これだ、これだ。この空気だ・・・」と大喜び。

 

 ウッドデッキの基礎工事。前のデッキの印象が残っているのだろうか。以前と同じような形になってきた。

 

 朝方は肌寒いようなので、朝からバーベキュー。

 

 奥方に言いつけられていた「花オクラ」の花を取って冷蔵庫に。

 

 洗濯物を干して、お布団も干して・・・。久々の快晴だ。

 

 朝ドラが終われば、担当区域内のパトロール。でも、暑いからか、どなたにも会わない。まるで人がいなくなったような静けさ。

 

 その足で、スーパーに寄ったり、銀行さんや郵便局にも寄ったりして雑用をこなしておく。

 

 気温が高いからか成長も早いように思う。

 

 お昼からは、またしてもサウナ風呂状態になってきた。その暑い中、大工さんは頑張ってはる。

 

 私は湿気があると呼吸できないので、除湿モードでお勉強。

  

 奥書、前書き、参考文献、後書きなどの定型ものもまとめておく。残るは主題論文のみ。それが肝心なんだけども。

 

  今日の掲示板はこれ。「口が濁れば愚痴になり 徳が濁れば毒になる」というもの。いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。意思が濁れば意地になり、口が濁れば愚痴になり 徳が濁れば毒になる。ああ、意地になってたな。意地にとらわれて、ちっとも子ども達のことを考えていなかった。子ども達のためのつもりの言葉が、いつの間にか愚痴ばかりになっていた。知らぬうちに心が濁ってしまっていたんだ。徳のつもりが独りよがりになっていた。独りよがりの人生観・教育観なんて、子ども達にとってみればはき出すしかない毒にすぎないじゃないか。でも、「ダメ」も濁りがとれれば「タメ」になる。子供を思っての「ダメ」も、濁りがとれれば「タメ」になる。親だって父親だって、もちろん先生だって、ダメ、ダメと言わずに、こどもの「タメ」になるような言葉を用意したいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


とめどなく 葉月八朔 蝉時雨

2017年08月01日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れるが、気圧の谷や湿った空気の影響で大気の状態が不安定となるため、夜のはじめ頃にかけて雨や雷雨の所があるらしい。気温は26.9度から33.4度、湿度は94%から74%、風は1mから2mの北西の風がわずかばかり。今日で19日連続の真夏日になるらしい。明日の2日は、高気圧に覆われて概ね晴れるらしい。ようやくに夏らしい青空が見られるだろうか。

 

 相変わらずの湿気の多い、蒸しっとする朝になった。奥方が今日は早出だからと、昨夜は20時前から寝たために、私はリビングでエアコンをかけたまんまで寝たからか、どうにも今日は体調不良。

 

 昨日、大工さんが基礎工事をしたところ、落ち葉だの紙くずだのとゴミが出たので処分しておいて・・・と言われていたので、朝の涼しいうちに処分することになった。

 

 大きな声では言えないけれど、小さい声では聞こえない。ま、朝からバーベキュウーでもあるまいに。

 

 今日は全国的に火曜日の筈。でも、今月は前山への出勤はお休み。だから、県立図書館へ行ってみた。毎日毎日、我が家に閉じこもってパソコンばかりではストレスがたまる。

 

 図書館の庭はシャンシャンシャン・・というものすごいセミの洪水・・・。

 

 今日から、「NHK夏休みこども科学電話相談」に川上和人さんが「鳥」の部の回答者で出演している。「鳥だからって、飛び回っている訳ではない。普段は地上を歩いたり、枝や電線にとまったり、休んだりしている。鳥が飛ぶのは敵に襲われたり、エサを探すときだけだ」という話は妙に納得した。

 

 どうにも、図書館は落ち着かない。本を見るだけでトイレに行きたくなってうずうずしてしまう。だから、そのあたりにあった本をつかんで借りてしまう。で、後で後悔することになる。

 

 表題がいいなぁと借りたものの、中身は広報誌をまとめたものだった。で、俵札に関する情報はどこにもなかった。確か、この資料館にもいくつかの俵札があったはずなのに。

 

 午後からは、相も変わらず、俵札の情報の整理。でも、本音の所、少しばかり飽きてきた頃。かと言って、こう、暑いと、出掛けようという気にもならない。昼寝をしたり、お茶がわりにビールを飲んだりしてぐうたらを決め込む。この夏休みの自由研究だって、提出期限がある訳でもない。

 

 気分転換にホームページの更新をしておく。今日から8月だというのに、9月分がまだできていない。だからと言って、9月にもたいした予定はまだ入っていない。

 

 こうした予定表を記入しておいても、見ることを忘れて失敗することが多い。最近は昨日のことも思い出せないことがある。そこでブログを開いて、「あ、そうだった・・」と思い出すことしばしば。

 

 川上和人さんのタイトルをもじってみたが、誰にも受けなかった・・・(泣)。

 

  今日の掲示板はこれ。「一本の鉛筆があれば 八月六日の朝と書く 一本の鉛筆があれば 人間のいのちと私は書く」というもの。松本善三作詞 佐藤勝作曲 美空ひばりが歌った「一本の鉛筆」という歌からである。朝日新聞の投書欄「声」にたびたびこの曲についての投稿が載っているという。時々、この歌は聞くことがあるが、改めて歌詞を読んでみて感激した。昭和49年8月9日の第一回広島平和音楽祭で実行委員長の古賀政男さんの プロデュースで書き下ろされたものという。 その後、昭和63年の第15回広島平和音楽祭でも歌っている。62年に福岡で倒れて緊急入院。63年4月の東京ドーム公演で不死鳥のように復活し(白いフェニックスのような衣装が印象的だった)、翌年2月からツアーを再開したものの、2月7日の小倉公演の終了後に倒れて、6月24日に帰らぬ人となった。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


晴れもせず 雨にもならず セミしぐれ

2017年07月30日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は26.8度から33.6度、湿度は92%から76%、風は1mから2mの北東の風が少しばかり。明日の31日は、引き続き、高気圧に覆われて概ね晴れるが、昼過ぎから湿った空気の影響で雨や雷雨となる所があるらしい。

 

 今日も朝から蒸し暑い朝になった。暑いのはいいのだが、この蒸しっとした空気では呼吸困難になってしまう。ということで、今日もドライモードのエアコンを動かせてのお勉強。

 

 昨日に続いて、画像ファイルの整理である。たくさんの紙くずを丁寧に開いて、それを電子ファイルに張り込んでいく。

 

 時々、読めない字や、見たこともない字に出会うので、手書き検索をやることになる。例えば、「攸」のような文字。通常の辞書では出てこない。これは、「ところ」という意味らしい。

 

 こうして、珍しい紙切れなどを記録しておくわけである。こどもの習字のお手本だとか、習字の練習したものとか、九九の覚え方とかというものもあったし、死亡通知の覚書とか領収書だとか通達だとか・・。

 

 時には、なんだかわからん物まで入っている。ま、紙であればなんでもかんでも押し込んだという印象。断片だとか意味不明のものは記録には残さない。

 

 新聞のきれはしとか、観光パンフレットみたいなものまで出てきた。

 

 こういう御札が多かった。宗派もさまざまで、浄土宗の御札も入っていたし、真宗の領収書も入っていた。天台宗から日蓮宗からと宗派もさまざま。お参りに行ったのか、誰かに頂いたものかは不明。

 

 画像ファイルも、今日でおしまい。残ったものがないか、忘れたものがないかを再確認。

 

 文字情報ファイルもできているし。あとは論文をどのようにまとめるか・・・だ。

 

 少しずつ、完成に近づいてきた。夏休みは始まったばかり。中身を確認しながら、作業を進めていくことになる。

 

  今日の掲示板はこれ。「出発は足下からなのに ひとはすぐ頭で歩こうとする」という平野修さんのことば。私達はものごとを起こすとき、ああだこうだと理由やら事実を並べ上げてからで行動を起こしたがらない。よく言えば堅実型というか理論武装型というか。悪く言えば、単なる「あたまでっかち」なのかも知れない。本当に歩き出しのは足の筋肉からなのだが、そのことには気づいていなくて・・・頭が先に行動してしまう。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたらいいね。


ようやくに つくつく法師の お出ましか

2017年07月29日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、湿った空気の影響で概ね曇り、夜のはじめ頃まで雨や雷雨となる所があるらしい。気温は26.5度から32.3度で、高温が予想されるため、熱中症など健康管理に注意するよう呼びかけている。湿度は92%から80%、風は1mから2mの北東の風が少しばかり。明日の30日は、高気圧に覆われて概ね晴れるが、昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて雨や雷雨となる所がある見込みらしい。

 

 朝から湿気が多くて、少し奥にある山やダムがかすんでいて見えない。朝靄と言えば聞こえはいいが、むっとした湿気がまとわりついて気分が悪い。

 

 昨年の今日の写真がこれ。山をこうして削っていたのか。この時も、向こうの山はかすんでいて見えない。

 

 これが今朝の工事の終わった部分。

 

 さて、私の夏休みの自由研究。納め札以外の紙くずの整理をすることにした。前にやった、田淵家の納め札データの様式を使って、寒川家のお札などを整理してみる。

 

 まずは、六十六部廻国行者のお札から。こういう人たちもまた、お四国さんたちに混じって大窪寺を目指して歩いたのだろう。

 

 右側のPCには、お札の部分だけを切り出したものが入っている。左側のPCには原本の画像データが入っている。その原本を見ながら、管理番号、年月日、出身県、住所、記事などを参照しながら、右側のシートに整理し記入していく。根気のいる作業である。

 

 1700件全部をリストアップはできないし、意味もないので、珍しいもの、特徴的なもの、年代の入っているものなどを選んで貼り付けしていく。

 

 こういうリストも参照しながらの作業である。今日は13頁まで入力できた。

 

 しかしのかかし、いつまでもいつまでも、梅雨のような蒸し蒸しする日々が続くことだ。まるでサウナに入っているような我が家である。だから、終日、エアコンが除湿モードで動いている。

 

 この我が家を建てる時、ミョウガ畑を売ってもらった。お隣さんは、このミョウガを産直市場に出していたらしい。で、平成17年春に、この畑に我が家を建てた。大半のミョウガは重機で踏みつぶしてしまった。で、わずかに残った裏庭部分から、こうしてミョウガが生えてくる。

 

 午後からは、プリントアウトしてみて、ページの調整をしたり、誤字や間違いなども確認する。

 

 こうして、コツコツと、資料の山を盛り上げていくのである。

 

 我が家では、朝夕にヒグラシやツクツクボーシが鳴いており、たまにアブラゼミのジージーという声が聞こえる。カラスの甲高い声と、トーキョトッキョキョカキョカ・・と、ホトトギス、それにウグイスが思い出したように鳴いている。

 

  今日の掲示板はこれ。「よく噛んでみると はじめてその味がわかるでも、その味は人それぞれ 学びとはそんな食べ物です。」というもの。これまた、どこの誰の言葉かわからない。ただ、学びに限らず、肉だって魚だって、米だってうどんだって、よく噛んでみると、初めてその味が分かることが多い。噛みしめてみて、「ああ、こういうことだったのか・・」と思うことはいくらもある。でも、その味の感じ方は千差万別で、人の感覚次第、感じ方次第。同 じ店の同じうどんでも、「旨い」という人もいれば「こんなまずいものを」という人がいる。別に「学び」に限ったことでもないと思うのだけれど・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


借り物の いのち尊し 蝉の声

2017年07月28日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、湿った空気の影響で概ね曇りっていた。気温は26.4度から32.2度、湿度は90%から80%、ねっとりとした湿気がまとわりつくような気分だった。風は1mから3mの北東の風が少しばかり。明日の29日は、引き続き湿った空気の影響で概ね曇り、午後は雨や雷雨となる所があるらしい。

 

 今朝もねむたいような、おなかが張るようなだるい気分の朝になった。血圧も若干、高めだった。

 

 昨夜は父の47回忌の祥月命日のおつとめだった。で、来客は三男の「たっくん」一人になった。平日の仏事ではお仕事に出ている人は参加できないのも道理だ。

 

 だから、私たち夫婦と、弟の三人だけがおつとめをして、三人だけの会食になった。

 

 17時からのおつとめ、17:30からの会食、18:30からのカラオケ・・・。三人だから、回ってくるのが早い・・・。

 

 これが22時まで続いたのだから、よく歌ったものだった。で、バタンQ・・・で寝てしまい、目が覚めたのが5時半。弟はすぐさまに帰って行った。

 

 外は蒸し暑いので、室内でパソコン作業。例の「俵札」の調査報告書の作成をやっている。屋根裏にあった黒ずんだ俵の中には、さまざまな紙切れが入っている。これは、農会の品評会への出店心得・・・のようである。大正七年には、まだ、農協さんはなかったのか。

 

 大正七年というと、まだ、そんなに大昔ではない。それなのに、こんな難しい野菜の名前があった。ま、牛蒡は見たこともあるし、日本語辞書にも残っているが、「だいこん」や「にんじん」では、こんな難しい文字は出て来ない。

 

 この「かぶ」も、「さつまいも」も、「たいも」も見ない文字である。それだし、こんな文字は辞書にはないらしい。「たいも」も死語なのか、私の辞書にはない。「里芋」のことだろうか。わずか、99年前なのに、文字も大きく変わったみたい。

 

 今日のお昼は、昨夜の宴会の残り物と、このスイカ。昨日が「スイカの日」だったように思うが、そんなことを忘れて騒ぎ回っていたものだった。

 

 権現信仰・・・ということで、今日は「剣山大権現」と、「石鎚蔵王権現」のことを調べていた。

 

 こういう信仰は、噂に聞く程度で、全く未知の文化。すごい信仰があるものだと関心するばかり。

 

 これで、権現信仰の部はおしまい。さて、明日からは、その他の「神符」や「護符」に入ろうか。

 

  今日の掲示板はこれ。「時が来ればお返しせねばならぬ 財産も借りもの 命も借りもの」というもの。 人の命はいつかは尽きる時が来る。それは誰しも理屈ではわかっていることだろうが、俺は死んだ後にも財産を持っていくぞと言わんばかりに金を稼ぐことにあくせくしている人がいる。地獄の沙汰も金次第だとうそぶく人もいる。しかしのかかし、人は裸になって死んでいかねばならない。「無常たちまちに至るときは 国王大臣親じつ従僕妻子珍宝たすくる無し ただ独り黄泉に赴くのみなり」と『修証義』にあるとおり。大臣になろうが、資産家になろうが、それはこの世の中でしか通用しないもの。だからこそ「相続」とか「継承」という概念があるわけだ。逆にいえば、貧しくても、出世しなくても、何も悲観する必要がないというもの。その人はその人なりの花を、この世で咲かせることができれば、仏さまのものさしで言えば、「一所懸命に生きた、素晴らしい人生」なわけだ。だから、明るく、気楽に生きたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


音のない 川の流れや 合歓の花

2017年07月27日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、湿った空気の影響で概ね曇り。気温は25.4度から31.7度、湿度は88%から78%。風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の28日は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れるけれど、湿った空気の影響で、夕方にかけて雨や雷雨となる所がある見込みらしい。

 

 今日もすっきりとした夏の朝にはならず、相変わらずの梅雨の状態のまんま・・・。空気がどろ~んとして湿っぽくて重たい気分。

 

 そんな中でも若者は元気に働いている。電力会社に頼まれた「森林組合」の若者が電線にかかる若い枝を伐採中・・・。

 

 私も一時期はこういう作業車に乗って汗を流していたんだなぁと、時代の流れを感じてしまう。

 

 そんな若者を眺めながら、おじさんは相変わらずのパソコン三昧。例の「俵札」の画像の整理。変わったおふだや珍しいおふだを選び出している。

 

 こうした梵字は読まないことに決めている。はなから覚えようとしないのだ。これは単なる「模様」なんだと決めつけている。

 

 暑中見舞いがやってくる時期になった。そこで、お礼にと、私なりの暑中見舞いを作ったが、裏表を逆に印刷してしまったり、上下を逆に印刷したりとどたばた喜劇。

 

 全国の皆さんに、暑中お見舞い申し上げます。

 

 さて、今晩は、親父の祥月命日のおつとめをするのだそうだ。本当は8月の1日なのだが、弟がしばらく旅に出るので、繰り上げてのおつとめになる。親父は昭和45年に亡くなった。私が22歳の時だった。

 

 その頃は自宅葬で、親戚も多かった。暑い暑い時だったが、扇風機が一台か二台かくらいしかなかったと思う。私が夏休みをもらって神戸から戻った日がお通夜になった。あれから47年になるのか・・・。

 

 親父の若い頃の写真である。

 

 例年ならば、島の家で海を見て過ごしたものだが、今年は、そういう気分にもなれず、エアコンの効いた部屋で昼寝三昧で過ごしている。ずいぶんと体力的にも弱ったものだ。

 

  今日の掲示板はこれ。「朝起きて水をつかい 夜電灯を消して寝るまで世の中の無数の人のちからに助けられている私」というもの。いつもお世話になっている赤松先生のお寺にあったもの。自分の力でものごとをなんとかしようと努力しても、そこには自ずと限界がある。水でもガスでも灯油でも、ガソリンでも車でもフェリーでも、他人様の力を借りずにすむ物は何一つない。そんなみんなの力に感謝である。つまりは、人は生きているのではなく、生かされているということだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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