まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

肩の荷を 下ろす霜月 暮れにけり

2017年11月30日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、南海上の前線や湿った空気の影響で曇り、夕方まで雨の降る所があった。気温は10.8度から15.4度、湿度は86%から70%、風は2mから5mの西の風が少しばかり。明日の12月1日は、寒気の影響で概ね曇る見込みらしい。

 

 今日も一日曇っていて肌寒い一日になった。

 

 で、昨日の続きで、飯田家の天井につり下げられていた俵の中に入っていた、古い納め札を解読していた。こういう画像ファイルを見ながら・・・

 

 メインのパソコンで、データーを記入していく地道な作業である。次回は、大窪寺ガイドグループの勉強会があるので、私の分を予習しておいてお渡しして参考にしていただくという算段である。

 

 こういうものでも、慣れてくれば読めるから不思議である。

 

 このように、エクセルシートに整理してある。これを来週の火曜日にお渡しして参考にしてもらうという寸法である。今回はHグループの1番から111番まで。

 

 お昼からは、私のグループの勉強会の資料確認。メインはこの熊野観心十界曼荼羅を絵解きしながら地獄を勉強するというものである。

 

 こういうものである。

 

 で、その次に「賽の河原」ということで、「地蔵和讃」をお勉強する。

 

 勉強すると言っても、こうした紙芝居を使って、こどもたちに命の大切さを教えるもので、明日、行われる中学生の学校ボランティアなどで使用するもの。地蔵和讃そのものを覚えたりはしない。これもパワポで作ってある。

 

 これは、ほかの講演会で使ったものを再利用して、「逆打ち遍路とは・・」という復習みたいなもの。

 

 これも、ほかの講演会で使った物をリメイクして再利用。

 

 五条袈裟の変化とか・・・

 

 五条袈裟を変に使っているものとか・・・。お遍路さんのかけている「輪袈裟」と、お坊さんの「輪袈裟」はどう違うのか・・みたいなお話も。

 

  今日の掲示板はこれ。「高い山はゆっくり登れ」というもの。私はものすごく短気なのである。じっとしているのが嫌い。ぼんやりしているいのが嫌い。待っているのが嫌い。それで、イライラしてついつい焦ってしまう。焦って滑って転んで痛い目を見る。早く結果を見たい、早く結果を知りたい・・・そんなこんなで急いでしまう。急いで転んで痛い目を見て反省しても、後悔先に立たずである。今日も、そんな一日であったような気がする。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


枯れもみじ 舞い散らかせて 郵便夫

2017年11月29日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、昼過ぎを中心に雨が降っていた。気温は11.7度から15.2度、湿度は87%から92%、風は1mから3mの西北西の風がすこしばかり。明日の30日は、南海上の前線の影響で曇り、昼過ぎから夕方にかけて雨の降る所がある見込みらしい。

 

 今日は朝から雨・・・。「雨がふります 雨がふる いやでもお家で 遊びましょう 納札(のうさつ)読みましょう さがしましょう・・・」

 

 右がメインのパソコンで、こちらには飯田家ほかのエクセルデータが入っている。右側には飯田家ほかの画像データが入っている。

 

 で、右側のPCに画像データを映し出して・・・

 

 正面のメイン・PCで、エクセル・シートを修正していく作業をやっている。ま、前山でやっている作業の予習みたいなものだ。

 

 こういうものは読みやすくて楽ちんだ。

 

 何の加減なのか、今日は血圧が正常だし、おなかの張り具合も気にならない。毎日、似たようなものを食べて飲んで、変わった行動もやってないのに・・・。

 

 昼からは年賀状の印刷をやってみた。ここんところ、血圧も高かったし、おなかの張り具合(腹水の貯まり具合)も異常だったので、まさかの入院などを考えると、早め早めに作業をやっておかねば・・・と考えている。

 

 ま、新聞や機関誌の原稿だって早くに10月あたりに「新年おめでとうございます」なんという記事を書くのだから、今頃、年賀状を書くのは遅いくらいかも知れない。

 

 毎年、同じような年賀状になるけれど、そんなに大きな変化のある毎日ではない。当たり前のことが当たり前に続いていることこそが尊いのだ。

 

 で、今年も98枚の年賀状ができあがった。あとは、一言コメントを書いていけば完成だ。

 

 今日の掲示板はこれ。「ゴミ箱とお仏壇を見ると その家がわかる」というもの。いつもの赤松先生の文字らしい。最近のおうちではゴミ箱を家の外に置いてあるのは見なくなったが、お坊さんはおうちの中にまで入っていくし、お仏壇にもお参りするからよくわかる。まさか、今の時期に、お正月の松がそのまま・・・というおうちはないだろうが、茶色になったお花は、わが家ではしょっちゅうある。特に母がいなくなってからは、そのまんまのことが多い。案外と、紺屋の白袴、医者の不養生、坊主の不信心、医者の若死に、出家の地獄、易者身の上知らず、学者の不身持ち、駕籠かき駕籠に乗らず、鍛冶屋の竹火箸、紙漉きの手鼻、髪結いの乱れ髪、紺屋の白足袋、左官の荒壁、儒者の不身持ち、大工の掘っ立て、椀作りの欠け椀 ・・・などというのは有名なことば。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


山茶花は 勇気凛々 今を咲く

2017年11月28日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていたが、湿った空気の影響で夜には曇るらしい。気温は8.2度から15.8度、湿度は94%から66%、風は1mから2mの東北東の風が少しばかり。明日の29日は、気圧の谷や寒気の影響で概ね曇る見込みらしい。

 

 今日も「小春日和」になるらしい。気持ちのいい朝だった。

 

 飽きもせずに、毎週火曜日はここ、前山地区活性化センターに出勤する。ま、お年寄りのふれあいサロンみたいなものだ。今日行く(教育)場所がある。今日、用(教養)があることはいいことだ。

 

 今日も、飯田家の納め札の確認作業。先に藤井先生がまとめた電子データと画像ファイルとを対比しながら間違いがないか、確認しているところ。今回は場所と名前を確認している。

 

 これは、谷蔵か兵蔵か・・・みたいなことだ。「ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い」みたいなことで、あの世で、「おいおい、おれは谷蔵ではないぞ!!」と怒っているかも知れない。

 

 その間にも、今週末の2日のイベントの打合せが入ったり、そのイベントのための保険屋さんが来て契約したりと忙しい。この左の方が「中島先生」。あとで出てくるので覚えておいて欲しい。

 

 帰りに銀行屋さんに寄って通帳記載をしておく。

 

 それを会計帳簿に記帳しておく。「俺たちに明日はない。キャッシュカードにも残はない」ようなことにならないために。

 

 それと、今月に必要な支出予定(赤字)を消して支出額を黒字で修正しておく。こうすれば、あといくら残っていればいいかが一目でわかる。

 

 さて、来年の行事として、この片桐先生の指導の下、旧へんろ道沿いの石碑・石造物を探して歩くツアーを予定しているらしい・・と、打合せをしていると、一緒に作業している中島先生が、先日の「へんろ研究会」の片桐先生の資料が欲しい・・と仰る。

 

 こういう、資料を作っておいた。すぐにやらないと完全に忘れ去ってしまうからだ。

 

 ま、ボケ防止にできることからコツコツと・・・。

 

  今日の掲示板はこれ。「またひとつしくじった しくじるたびに目があいて 世の中少し広くなる」という榎本栄一さんの言葉から。仕事で失敗したことは、とり返しのつかない嫌な気分に陥るもの。しかし、そのことによって自分というものが照らされ、気づかされて、自分中心の狭い世界が破られてゆくならば、この失敗でこんなことが教えられ、学ぶことができ、却って人生の味わいが深まり、世界が広くなったと気づかされて、そこに少しだけ広がった世界が見えてくる。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


寺の庭 小春が休んで いくところ

2017年11月27日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は9.0度から14.3度、湿度は86%から64%、風は2mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の28日は、引き続き高気圧に覆われて、晴れる見込みらしい。

 

 今日は比較的穏やかな朝になった。

 

 で、朝一番に「三木マル」にやってきた。奥方に「ビールがないから買っておいてね」と言われていたこともあったし・・・。

 

 まずは、これである。プラモ用の塗料である。最近のプラモはそれなりに着色されたプラスチックでできているのだが、すっぴんで作ったことはない。それなりに塗料を塗るようにしている。

 

 で、頼まれていた缶ビールも買ったし・・・。

 

 カラープリンター用のインクも買った。最近は、インクを交換したら、すぐに同じ物を買って備蓄しておくようにしている。

 

 今日は天気がいいものだから、早速に塗装しておくことにした。

 

 鋼鉄部分はそれらしい色で塗った。若い頃にはシンナーの臭いで酔いそうにもなったけれど、最近は水性塗料だからシンナーは使わない。

 

 お昼からは、来週火曜日の大窪寺ガイドチームのミニ・セミナー用のパワポを作ってみた。私たちは観光ガイドだから、宗教の話はしないことになっている。でも、前田チーフも寒川大先達も、必ず、ミニ八十八ヶ所の石仏群の前で、賽の河原や三途の川のお話をするのである。

 

 そこで、「熊野観心十界曼荼羅」の絵解きをしてみたいと考えたのだ。

 

 大窪寺班は、それなりに「意識統一」を計っておかねばならない。

 

 「あんたたちは、自殺やいじめで、お父さんやお母さんより先に死んではいけないよ。」という意味で、この賽の河原のお話や「地蔵和讃」のお話をするのである。

 

 阿弥陀様の世界のお話も混ぜておく。

 

 これを、プロジェクターで写してみて、修正箇所を修正したり、配付資料を印刷したりと準備をしておいた。

 

  今日の掲示板はこれ。「どんなに悔いても過去は変わらない どれほど心配したところで未来もどうなるものでもない。いま、現在に最善を尽くすこと」という松下幸之助さんのことばから。それは確かにそうなのだが、現在の「最善」がどれなのか、どういう方法がベストなのか、それがわからずに迷ってばかりの私なのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


見上げれば 葉っぱの落ちた 空がある

2017年11月26日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、夕方まで雨が降っていた。気温は6.2度から15.3度、湿度は77%から54%、風は1mから3mの西南西の風が少しばかり。明日の27日は、高気圧に覆われて晴れるけれど、寒気の影響で朝まで曇る見込みらしい。

 

 朝方、なんでこんなに寝苦しいのだろうか・・・と思っていたら、とっくに7時半を過ぎていた。奥方がお休みだから雨戸をきちんと締め切っていたので朝が来たのがわからなかったのだ。そら、寝てられない時間を過ぎている。

 

 奥方が休みだというのでは出掛けられない。そこで、私のホームページを更新してみた。

 

 11月の行事予定表や12月の予定表の追加などや、年間予定表の修正なんぞもやっておく。

 

 そして、早くも来年の1月の予定表も作成しておいた。予定表がないと、私の生きていく方向が決められないのだ。

 

 ついでに、おへんろつかさの会公式ホームページの、昨日の養成講座に「終了」マークを付けておく。

 

 奥方が、前の介護施設のお友達とランチをするので出かけて行った。そこで、私もお出かけをして、このスーパーにやってきた。「マルナカ三木店」というのだが、みんなは「三木マル」と呼んでいる。

 

 これからは寒くなって行事も少なくなるので、プラモで遊ぼうと、この「スーパーガンダム:FXA-05D/RX-178」を買った。

 

 組み立てると、こんな風になるらしい。でも、色彩が毒々しいし、リアルティーに欠けるように思う。

 

 このまま、組み立てるのには抵抗のあるカラーだ。

 

 しばらく使っていないから、色が出るかどうかは疑問だが、とにかく、全てのパーツを塗装することにしたが、今日は天候が良くないので、後日に塗装することにした。それに本体などには、スプレー塗装したほうが楽である。

 

 道具類も確認した。

 

 これらが、私の作った「ガンプラ」である。こんな風に作れればいいなぁと・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「一つひとつ ゆっくり 解決していこう 人生にはムダなことなんて一つもない」というもの。これは、二つの別な言葉なのかもしれない。右の「一つひとつ ゆっくり 解決していこう 」はそれなりに納得できる言葉。ものごとはそうして一つずつ、ゆっくりと解決していかねばならぬこと。左頁の「人生には無駄なことなんて一つもない」というのも別な言葉かも。でも、これはこれで、それなりの言葉になっている。誰のノートにあった言葉かはわからないが、それはそれで、いい言葉だと思った・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


もみじ葉を 写して手にする 杓の水

2017年11月25日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は高気圧に覆われていたが、気圧の谷の影響で薄雲が広がっていた。気温は7.8度から12.8度、湿度は75%から62%、風は4mから2mの西北西の風が一時は冷たかった。明日の26日は気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、夕方から夜のはじめ頃にかけて、雨の降る所がある見込みらしい。

 

 ご案内の通り、今日は観光ガイド養成講座大窪寺実地研修の日である。私は7時半に我が家を出て、ここ、大窪寺の第一駐車場に8時前に着いた。いつもは数名のOBさんが駐車場係の応援をしてくれるし、お寺の中のお手伝いをするスタッフがいるのだが、先月の予定が台風で順延となったために、大窪寺ガイド班と石井さんという理事さんだけ。

 

 今日の会場は、このお大師堂だが、ここに入れる入り口はない。

 

 今日は特別に、このお砂踏み道場を開けて頂いて、ここから階段を昇ってお大師堂に入ることになる。

 

 これがお砂踏み道場内部である。

 

 先週の19日には、へんろ道実地研修があったため、二週連続は無理なためか、21名中13名の出席だった。それに、四国民俗学会の藤井洋一先生と、堀尾育成担当理事、石井理事の三人と大窪寺ガイド班5名の計21名。担当の市職員は2名。

 

 藤井先生は、民俗資料から見た「四国遍路と村社会」という講義だった。本来ならば、次に大窪寺住職さんから、大窪寺の歴史や由緒などをお話いただく予定だったのだが、急用ができて欠講になった。

 

 だから、私たちの境内案内と模範ガイド講義が繰り上がって、10時20分からは境内へ出た。大師堂の中も冷えて冷たかったが、境内もピリピリと冷え込んでいた。

 

 で、この前田ガイドと、私のガイド班の二班に分かれて、境内を案内し、ガイドしながら、大窪寺ガイドの方法や場所を説明していく。

 

 うちの班は、私がお砂踏み場から仁王門から大師堂を経た前半を、後半のここから二天門までを寒川大先達がガイドした。さすが大先達だから、お作法や参拝の説明はプロ並みである。

 

 講義のあと、門前の八十八庵でスタッフの昼食になった。今日は土曜日ということもあってか、大勢の方が長い列をなして並んでいた。

 

 私たちは、堀尾理事が先週に予約していたという「松茸うどん」をご馳走になった。しかしのかかし、このおうどんを頂いたら、何年間も黙って言うことを聞くしかないなぁと、お互い、囁きあったものだった。タダほど高い物はないと先人も言い残しているではないか。

 

 午後からは、来週のイベント用の名札作成の依頼があった。早速に20枚の名札を作っておいた。

 

 これだって、「パソコンできる人いませんか・・」という声に、思わず上げた手が運の尽きだった。

 

  今日の掲示板はこれ。「生きているということは 死ぬいのちをかかえているということ」というもので、「東井義雄」先生のことばである。いつ訪れるかわからない「死ぬいのち」をかかえて生きているということは、「生」そのものが当たり前でない、ただごとではないということを知ること で、初めてうなずくことが出来る言葉である。そしてそれは、「死ぬいのち」があるからこそうなずくことが出来るのではないだろうか。あの、3月11日の東日本大震災では、一瞬にして多くの方々のいのちが失われた。そして、今でも厳しい現実に身を置かれている方々が沢山いらっしゃる。しかし、さまざまな情報が流れ、さまざまな問題が浮上してきている中で、情報だけに振り回されている私たちがいるように思う。今回の掲示板の言葉は、では、私は今何をすべきなのか、何を考えるべきなのかを問われているような気がするのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


降る落ち葉 戻らぬ過去の いとおしさ

2017年11月24日 | たまにはご法務

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、昼前からは寒気や湿った空気の影響で曇ってきた。気温は7.3度から12.3度、湿度は69%から53%、風は5mから7mの西の風が強かった。明日の25日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 今日はすがすがしい朝になった。朝の間は風もほとんどなくて気持ちのいい朝だったのだが。

 

 朝食を食べて間もなく、妙に呼吸が苦しくなり頭痛までするようになった。慌てて血圧を測ってみると、155-77-85 150-76-83 と血圧が高い。それにおなかが異様に大きい。腹水が貯まってきているのだ。急いで朝の薬を飲んだ。血圧を下げる薬や利尿剤が入っている。

 

 こういうのは4月の中旬にもあったが、数日で収まった。

 

 つまり、心不全になると水がおなかにたまってくるらしい。昨夜(今朝方か)の夢は怖かった。何のストレスがかかったのだろうか。

 

 で、何度も説明するが、おなかに水がたまると、心臓や肺を圧迫するから血圧が上がり、呼吸困難になって心拍数も上昇する。

 

 今日は、「まほろばさんにお願いします」というご指名での法務である。奥方の洋裁の先生からである。お約束だからと白衣に着替えたら、この伊達巻きのマジックベルトが合わない。これは90センチ+数センチ。いつもはこれできちんと止まっていたのに、今日はこれでは間に合わない。奥方の腰紐を探してしばっておいた。

 

 で、奥方のメモ書きが残されている。「ガソリンがないので、車を借りて行きます。燃料を入れておいてください。ついでにオイル交換もお願いします。」とのこと。なんで、こんな日に・・・・。

 

 で、もっとも近いガソリンスタンドでガソリンを入れていたら、猛烈な尿意が・・・。で、もっとも近いサッカー場のトイレに駆け込んだら、白衣ほかが着崩れてしまった。仕方がないから、我が家に戻って最初から着直してから出掛けることになった。

 

 法務はなんとか終わったが、足がむくんで正座ができないので、低いイスを借りたし、最初、休憩中、最後にと三回もトイレを借りた。

 

 その足で、前山の「前山地区活性化センター」に預けてある、駐車場の看板を預かってきた。明日、大窪寺で、観光ガイド養成講座があるので、その駐車場係を担当するからである。先月の下旬に予定されていたのだが、台風の影響で明日に順延されたのである。

 

 こういう看板を、明日、大窪寺の駐車場に設置して、受講生を誘導する。明日は冷え込みそうだな。

 

 その後、いつもお世話になっている「テクニカルオート石川」さんでオイル交換をしてもらった。お昼を過ぎると、血圧も心拍数も平常になった。今日はこのまま、平穏に過ごせるといいのだが。

 

 今日の掲示板はこれ。「次の世に 願い託して 枯れ葉散る」という町内の善楽寺さんの掲示板にあった言葉である。次に生まれる若芽にいのちを託して、古い葉は散っていく。しかも散りぎわに、『裏をみせ表を見せて散る紅葉』と永遠の生命の縦承のために静かに散り、譲り受けた生命は大地に立って長い冬の寒さを忍びながら、新たな春の新芽となっていく。ただ人間のみが、散る葉の桂に戻らない嘆きを思い切れず愚痴っているのである。思うままにならない人生であり、予期せぬことに出合って戸惑い、うちひしがれていくこともあり、辛い道のりだけれども、たしかな人生を強く歩めたら、そしておのずから自分の生き方に信念がもてたら、と秋の日差しの中で自らの人生と重ねて見るところに郷愁の紅葉が慕われる想いに打たれるのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


もみじ葉は 自分の時間を 生きている

2017年11月23日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、気圧の谷や寒気の影響で、概ね曇っていた。気温は9.9度から14.2度、湿度は90%から54%、風は2mから7mの西北西の風が強くて冷たかった。明日の24日は、気圧の谷や湿った空気の影響で、概ね曇る見込みらしい。

 

 今日は全国的に「勤労感謝の日」で国民の休日らしいが、毎日が日曜日の私にとっては全くの関係のない日だし、介護施設で働く奥方にとっても全く関係のない日である。

 

 朝の間は、空き瓶の回収日だったし、洗濯物がたまっていたので洗濯して干しておいたりしてから、十年日記というものを整理していた。これを見ると昨年の今日は何をしていたかがわかる仕組みである。

 

 こちらは、毎日の血圧や心拍数、体重などを記録した物である。

 

 それから、私の行事予定表も更新しておいた。こちらの更新はずいぶんとさぼるようになってきた。10年も続けていれば飽きも出る。これに「おへんろつかさ公式ホームページ」の更新と私のブログの更新も毎日だからね。

 

 今日はこんなものを見つけてきた。私の車に貼り付ける「マグネット・シート」である。先に作ったものは室内用でやや磁力が弱い。走行中に外れて落ちる可能性があるので、この強力なものにした。

 

 こうしたシートを作って、ガイドの伴走用に使う物。これだと、乱暴に走ってもずり落ちることはない。

 

 お昼前からは晴れてきた。集落内パトロールを1時間ほど歩いて来たが、だんだんと冬戯れて殺風景になっていくばかり。

 

 今年に頂いたものは整理し終えたが、昨年に頂いたものも整理してみた。すると、喪中欠礼の人のものが出てきたりする。

 

 そういう人のデータなんぞも確認しておく。ややもすれば、喪中で年賀状がなかったりすると、そこでおつきあいが切れてしまうことが多い。

 

 で、新しいデータを確認用として再チェックしておく。

 

 で、こうして我が家で待っている日には宅配便やゆうパックは届かない。ふっと、家を空けた瞬間を狙ってやってくるみたいなものだ。

 

  今日の掲示板はこれ。「形見とて何か残さん 春は花 夏ほととぎす 秋はもみじ葉」という良寛さんの言葉から。「私の形見に何か残しましょう。春は桜が満開になったらそれは私です。夏にほととぎすが渡ってきて鳴いたらそれが私です。秋になってもみじが美しく色づいたらそこに私の心があります。みなさん、それらを私の形見にいたしましょう。 」というところだろうか。実はこの歌は、道元の以下の歌を想定して詠んだものとされている。「春は花 夏ほとときす 秋は月 冬雪さへて冷しかりけり」また、晩年の次のような歌も残されている。「良寬が 辞世を何と 人問はば 死にたくないと いうたとしてくれ」。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


降るイチョウ 荷物下ろした 背の軽さ

2017年11月22日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は、低気圧や前線の影響で曇っており、昼過ぎから雨が降ってきた。気温は6.3度から13.0度、湿度は84%から92%、風は1mから3mの北西の風が少しばかり。明日の23日は、低気圧や前線の影響で明け方まで雨の降る所がある見込みとか。その後は冬型の気圧配置になるため、概ね晴れるらしい。

 

 慌ただしくなる前に荷物を送っておこうと、ここにやってきた。ここはうどん屋さんだが、ここでおうどんは食べられない。製麺所なのだが、ここではおうどんは食べさせてくれない。あくまで販売のみ。

 

 こういう感じのお店で、贈答用のおうどんを販売している。

 

 お出かけしたらトイレに走るのが辛い。で、近くにあった「三木マル」さんに飛び込んでトイレを借りた。で、店内ウォーキングをしてみた。ガンプラとか筆記具とかを見ながら歩いてみた。

 

 すると、今日は11月22日だから、「いい夫婦の日」なのだとか。ま、うちの場合、いい夫婦かどうかはわからんが、お花が好きな人だからとお花を買った。321円だった。

 

 その後、来年の年賀状の作成と試験印刷をしてみた。室内の写真が多いので、正月早々暗い年賀状になりそうだ。

 

 お昼から、おなかごなしに山道を走ってみた。ここは、香川県と徳島県の「境目」というバス停。ここに大きなイチョウがある。

 

 もう、だいぶ、葉っぱが散っている。

 

 私たちは「境目のいちょうはん」とか呼んでいた。ま、いろんな伝説や伝承のある「いちょうはん」である。

 

 いよいよ冬がやってきそうな気配である。

 

 家に帰ると「再配達連絡票」が・・・。pcから「ゆうびん再配達」の手続きをしたら、すぐさま電話が・・・。「配達の人が出払っています。お急ぎならば局までおいでてください」というので、郵便局まで行って来た。

 

 郵政改革で、遠くの郵便局まで行って来た。うちからだと、大川・富田・石田と数えて四つ目だ。

 

 親戚の叔父さんからだった。何のお世話もしとらんのに律儀なことだ。

 

 今日の帰りに見たものは・・・・。

 

  今日の掲示板はこれ。「他人の嘘を怒りながら 自分は平気で嘘をつく」というもの。これも誰の言葉かわからないが、相田みつをさんも、「ウソをいわない 人のかげ口をいわない 人にこびない みんな私に できぬことばかり」と言うている。「私は絶対にうそをつきません」という人こそ、大嘘つきだという笑い話があるように、悪意でないのに、平然とうそをつきっぱなしである。「あんた、ガンやてなぁ・・あと、三ヶ月らしいでぇ・・」などとは言えないから、「元気そうじゃない。きっとよくなるわよねぇ・・」なんていうのもウソなんだが、仕方がないうそではないか。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


秋晴れて 地蔵の首に 手のひらに

2017年11月21日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は6.1度から12.0度、湿度は72%から62%、風は1mから3mの北西の風が少しばかり。明日の22日は、低気圧や前線の影響で曇り、昼過ぎから雨が降る見込みらしい。

 

 小春日和の朝になった。前山ダムを渡ってくる風も温かい。

 

 今日は火曜日ということで、前山地区活性化センターへの出勤日。今のところ、取り立ててのご用もないのだが、いろんな情報交換の場でもあるのでやってきた。

 

 今のメインの作業は、飯田家の俵札から出てきた「納め札」の読み取り作業。来春に「飯田家俵札調査研究報告書」を発行するので、最終的な確認作業である。私の「田淵家俵札調査研究報告書」は印刷に回されているとは聞いたが、まだ、発行したとは聞いていない。

 

 このようにして、大きなディスプレーに画像を表示して、複数の目で確認していく。左がデーター担当の中島先生、ディスプレーの後ろで画像を操作しながら読み上げていくのが渡邊会長。

 

 他人さんが書いた文字は読めないものが多い。右は「城下住人」だが、真ん中は二世安楽の筈だが「楽」には見えない。左の名前になると難しい。最後は「女」だと思うのだが・・・。こんなことを繰り返している。

 

 今日も外国のお遍路さんが何人か休憩されていた。

 

 お昼からは運動不足解消のために草刈りをやってみた。新しい草刈り機は一発でエンジンがかかって気持ちがいい。

 

 でも、やはり体調がおかしいようで、2mほど刈り飛ばすと一呼吸休まないと苦しくなる。今年の春先はそうでもなかったように思うのだが。食べる量も食べるものも変わらないし、飲むものも飲む量も一定なのに、だんだんと動きが悪くなっていく。

 

 だから、40分で済んだところが1時間20分もかかってしまった。休んでばかりいるような計算になる。

 

 隣町の電器店に向かう途中で、こんなものを見つけた。「山鳥」だと思う。キジだと顔が赤いのだが。

 

 今週末に「ガイド養成講座:大窪寺現地研修」があるので、ガイド用の資料を印刷するのに、プリンターのインクが少なくなったのだ。

 

 「プリンター インク無ければ タダの箱」今日も、そんなこんなで暮れてしまった。

 

  今日の掲示板はこれ。「今日もまた 人の死したること聞くも 驚きもせで 生きておる我」というもの。いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。だんだんと喪中欠礼のはがきが届くようになってきた。そんなハガキが届いても、「あ・・・」と思う程度でさほど驚きもしなくなってくる。「今日もまた、人の死したること聞くも、驚きもせで 生きておる我」。最近、芸能人や歌手やら俳優さんあたりが相次いで無くなっているが・・・さほど驚きもしないし、涙なんぞも出てこない。ましてや、この私が死ぬなんてことは考えてもみない現実・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


イチョウ散る 外国遍路の 手にスマホ

2017年11月20日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、気圧の谷や寒気の影響で曇り、昼過ぎにかけて雨が降ったり止んだりを繰り返していた。夕方からは高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。気温は6.6度から10.9度どまり、湿度は77%から60%、風は4mから6mの西の風が冷たかった。明日の21日は、高気圧に覆われて晴れるらしい。

 

 今日は天候が安定しないのでお出かけはやめにした。庭木の剪定もやらねばならないのだが、今日は寒そうなので、これまたヤメにした。

 

 で、昨日のへんろ道研修のことなどのHPの更新をしておいた。

 

 今日から11月も下旬に入る。それにしても寒くなったものだ。

 

 昨日も、この旗を使ったのだが、これを見ていてハタ(旗)と思った。これを伴走車に取り付けできないものかと・・・。

 

 こういうものがあった。これで、伴走車に貼り付けできたら目立つようにはならないか。

 

 旗の図柄を、そのまま、マグネットペーパーに印刷して貼り付けてみた。白い車には白ばかりで目立たない。イベントが終わればはがせばいい。

 

 前や左右のドアにも張ってみたが、目立ちはしないが、質素でいいかも。12月の中学生をガイドする学校ボランティアから使ってみようと思う。「伴走車」の字を入れてもいいように思う。残念ながら、私の車には旗竿のようなものは取り付けようがない。昔のようなバンパーがなくなったからだ。

  

 今夜も遅くなるから先に食べておいてね・・・と言われていたので、今夜は寒いからおでんにすることにした。

 

 あらかた、鍋で煮ておいてから、夕食は土鍋で食べるつもり。

 

 お昼からは、少しばかり担当地区内パトロールをやってきたが、全く人影にも車にも出会わない。ま、寒いせいもあるのだろうけれど。

 

 昨年の今頃は「現状把握」ということで、どこにどんな人が住んでいるのか、どの人が「要支援者」なのかと調べて歩いたが、あれから早くも一年が過ぎたのか・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「咲いた花より 咲かせた日 雨(水)土を思う」というもので、昨日の研修で見かけたことば。志度寺の塔頭の一つ自性院の掲示板から。どこのどなたの言葉かは不詳。似たようなことばはあちこちにある。「相田みつを」という詩人が、「花を支える枝、枝を支える幹、幹を支える根、根はみえねんだなあ」という詩をのこしている。このことばは、根っこよりもまだ先の、雨水や土のおかげだというし、ずっと頭のお日様のおかげだともいうている。まさに「生かされている」「お育ていただいている」というおあじわいだろうか。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


秋へんろ サバイバルみたいと 藪の中

2017年11月19日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、冬型の気圧配置となるため、概ね晴れていた。気温は8.4度から12.2度、湿度は80%から60%、風は4mから8mの西風が強くて冷たかった。明日の20日は、気圧の谷や寒気の影響で曇り、昼前から夕方にかけて雨の降る所がある見込みらしい。

 

 今日は「観光ガイド養成講座」の五回目の講義で、「へんろ道を歩きながらの現地研修」ということで、そのサポート役のために、8時過ぎにさぬき市役所に着いた。ここは海岸沿いにあるために、瀬戸内海を渡ってくる風が冷たい冷たい・・・。

 

 一行はバスに乗って志度寺さんへ。受講生のうちの今日の参加者は13名、市役所職員2名、つかさの会から4人。伴走車は市役所1名と私。まずは志度寺さんのお庭にある「真念」さんの道標のお勉強。講師は「香川へんろ研究会」の渡邊達雄先生。

 

 志度寺から「当願堂」まではバスで移動。「当願・暮当」の伝説やら、石碑などの説明を受ける。ここから「広瀬橋」まではまたもバスで移動。

 

 さぬき市造田宮西の広瀬橋から長尾寺までは、徒歩で旧へんろ道を歩きながら道標などを調べて歩く。ここでは「へんろ墓」について説明を受けている。おかねを持っていたおへんろさんは、こうしたお墓を建ててもらえたが、時代の趨勢で、墓地の隅っこに追いやられてしまっている。

 

 市役所を9時過ぎに出発して、長尾寺を出たのが11時前だった。ここではトイレ休憩ののち、チャーターしたバスで「一心庵」に向かう。

 

 さぬき市長尾西にある「一心庵」では小豆島のお接待講の石碑などを学ぶ。ま、歴史がわかるのは石碑くらいなもの。木や板では朽ちてしまう。

 

 一心庵から、この「高地蔵」までも歩き。ここは、旧長尾西村・長尾名村・前山村の村境に建てられ、高地蔵・大師堂・石仏・磨崖仏などがある地点である。このあたりは水害の起きやすいところであった。高地蔵は阿波に多く、阿波の人が多和を越えて讃岐にたくさん訪れていたので、水害に強い地蔵の作り方を伝えたのではないだろうか。

 

 ちょうど12時過ぎに、前山地区活性化センターに到着。ここでお弁当が用意されていた。ご飯は苦手だなぁと思ったが、出されたものはいただいてしまった。

 

 お昼からは「多和地区」に入った。ここは34丁石付近で、昔の旧へんろ道に入って、竹藪の中を藪こぎして歩く。私は、こうしたところで、道路を渡るときに車に注意して安全にみんなが渡れるように合図したりするし、竹藪に先回りをして倒れた竹や倒木を片付けたりする。

 

 竹藪から出てきた一行は、バスで「竹屋敷」まで移動して、こうした旧へんろ道を歩いたり、道標や丁石を確認していく。ここから大窪寺までは完全に歩き。私は車で伴走。

 

 16丁石付近の旧へんろ道を歩く。落ち葉やこけ道だから「雲の上を歩いているよう・・」などとうかうか気分。街の人はこんなところを歩く機会がないというもの。

 

 こうした石碑などにも「阿波」とかの文字が刻まれている。ここにもへんろ墓が集められている。

 

 そして、大窪寺を過ぎて、大窪寺墓地まで歩いておしまい。ここには、大窪寺周辺にあったへんろ墓を集めている。15時前に、この研修は終わって、みなさんはバスに乗って帰って行った。私はここでお別れして自宅に向かって直行した。

 

 今日の掲示板はこれ。「過去や未来に生きることより 二度と帰らぬ今を生きたい」という松山千春松さんの「今を生きたい」という歌詞の一節である。

 なみだがほおをひとつこぼれて
 どうしてこんなにかなしいんだろう
 つぶやくたびに心がすこし
 やさしくなれるとおもえるといい

   こんなじだいと そらをあおげば
   しろくうかんだ くもはながれる

 過去や未来に 生きることより
 二度と帰らぬ 今を生きたい

 というもの。(作詞作曲:松山千春) そうだね・・・というしかないか。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


本を読む けだるさ超えて 秋の雨

2017年11月18日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、夕方まで雨が降っていた。気温は10.0度から13.8度、湿度は72%から74%、風は1mから5mの北西の風が少しばかり強かった。明日の19日は、冬型の気圧配置となるため、概ね曇る見込みらしい。

 

 今日は一日中、雨だった。昨日草刈りをしたので、今日は休養日の予定だったが、奥方の置き手紙にはご用がいっぱい・・・。

 

 二階の物置からファンヒーターをリビングに下ろしておいて下さい。

 

 灯油を二缶、買ってきて、ファンヒーターに給油しておいて下さい。

 

 二人のビールがないので買っておいて下さい。夕食は遅くなるので、先に残り物で食べておいて下さい。あと、なんたらこうたら・・・。

 

 お昼からはまたしてもここにやってきた。今日は出勤日ではない。

 

 「来年の「へんろ道ガイド」のためになるから、この研究会に出て下さい」という、会長からの連絡があったためである。ま、雰囲気だけでもと、午後の部に参加してみた。

 

 午後からは、いつもの、「片桐 孝浩」先生である。講題は「大窪寺道」で、今日は長尾寺さんから、この前山ダム周辺までの遺跡や石造物についての調査報告だった。

 

 この先生は、何十年もの時間をかけて、香川県下の石造物やへんろ道を調査してきている。だから、「おへんろつかさ養成講座」でも、毎年、志度寺から大窪寺までの丁石や石造物についても講義している。

 

 今回は長尾寺さんから、ダムに沈む前の前山地区までの遺跡や石造物についてのお話だった。特に「花折庵」という建物があったことや、道標が変な位置に移設されていることに驚いた。

 

 私たちは「香川へんろ研究会」には参加していないのだが、明日、「おへんろつかさ養成講座」の「へんろ道現地研修」があって、志度寺から大窪寺までのへんろ道を歩きながら(一部バス輸送)研修をする予定なので、その事前学習でもあった。

 

 だから、今日の参加者20名ほどの内に、つかさの会員さんが8名も参加して勉強していた。

 

 こうした緻密な資料を頂けただけでも参考になることばかりだった。

 

  今日の掲示板はこれ。「この一年 悔いなしと散る 落ち葉かな」というもの。花には花の役割があり、葉っぱには葉っぱの役目がある。冬が近くなると、広葉樹などは広い葉っぱでは水分を発散させるので木が弱るために葉っぱを切り落と す。また、光合成能力の落ちてきた葉っぱでも植物は弱る。そこで葉っぱを捨ててしまう。紅葉はその前段階で変色するものらしい・・・。紅葉も落葉もお仕事 を終えた葉っぱを切り離すことでおきる自然現象。これを悲しいと見るか、寂しいと見るかは人間様のこころのありようだけ・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


もみじ燃え 今日もあたふた 日が暮れる

2017年11月17日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は、高気圧に覆われてはじめ晴れていたが、気圧の谷や湿った空気の影響で昼過ぎから曇ってきた。気温は今期最低の5.5度から13.6度、湿度は78%から56%、風は1mから2mの西の風が少しばかり。明日の18日は、四国の南海上を東北東に進む低気圧の影響で、昼前まで雨が降る見込みらしい。

 

 いきなり、ぐんと冷え込んできた感じ。寒くはないが肌寒いという空気感。

 

 さて、少し前に、とある学会で研究発表して奨励賞を頂いたのが、2015年6月のことだった。そのことは先にブログに書いた。

 

 で、県民税ということで、先日に5,900円を支払った。

 

 すると、今度は、収入があったんなら、国民健康保険の税額もアップやで・・という通知が来た。なんともはや・・・。今月はお葬式もあったし、草刈り機が壊れて新品にしたし、僧侶賦課金も支払ったし・・・。さっぱりやなぁ。

 

 泣く子と地頭には勝てまへん。お支払いしてきたがな。

 

 俺たちに明日はない。キャッシュカードに残はない。年金支給日まで一ヶ月もある。すぐ捨てよう 夢と希望とインスタ受けと。

 

 気分直しに紅葉を眺めにきた。ずいぶんと山寺さんは冷え込んでいる。思わずトイレに駆け込んだ。

 

 お遍路さんはぽつぽつのお参りだが、大きなカメラを提げた若者が多く目についた。若いカップルがスマホをかざす姿もあちこちで目についた。

 

 すっかりと真っ赤になったもみである。

 

 まるで山が燃えているような色合いである。

 

 午後からは、重い腰をあげて、家の東側の草刈りをやってみた。今度の草刈り機はずっしりと重いような気がして、2mほど進んで一呼吸、2mほど進んでは一呼吸・・・というような調子だ。

 

 オレンジの部分が我が家、緑の線が昔の村道、赤い線がさぬき市道。その村道部分の太い赤い区間が我が家のものだというのである。誰も草刈りをしないので、我が家が刈っている。

 

 もう、手足が痛くて痛くて・・。明日は雨らしいので休養日。

 

  今日の掲示板はこれ。「自分のこころが一番しまつに困る 承知せぬのは自分の心である」という曽我量深先生の言葉からである。本当にあわれみ、かなしみ、はぐくむということは計画しても出来るものではない。自分の心が一番始末に困る。承知せぬのは自分の心である。故に「おもうがごとくたすけとぐること、きわめてありがたし。」思うが如くなるということは世の中は一つもない。世の中は一から十まで思わざる如くに動くのだそうである。(曽我量深『歎異抄聴記』より)

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


秋晴れは 雲まで高く 見えるもの

2017年11月16日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は9.6度から13.7度、湿度は67%から54%、風は2mから6mの西風が強かった。明日の17日は、高気圧に覆われて晴れるけれど、午後は前線や湿った空気の影響で曇り、夜遅くには雨が降る見込みらしい。

 

 今日は天気がいいものだから、五色台の紅葉でも見てこようかと出掛けたのだが、風が強いし、冷えるからか、今日はトイレが近い・・・。とても、五色台までもは我慢できない・・。

 

 仕方がないので、マルナカ屋島西町店のトイレを借りた。「それならば、来月頭のイベント、ルンルン♪源平の古戦場の下見をしておくか・・・」ということになった。

 

 屋島の西側を北上して、今度は東側を南下してきて、この「菊王丸の墓」を見学した。

 

 その近くにあった、マルナカ八栗店でもトイレを三回も借りた。今日は冷えるからか、20分おきくらいにトイレに走った。

 

 これは「総門碑」と言われるもので、八栗停留所北一丁に有り、安徳天皇行在所としてこの門を建てて源氏軍の攻撃に備へたものだが、東軍の占領する所となって、明治36年旧跡保存のために建碑されたものである。

 

 ここは、義経の身代わりとなって佐藤継信が射落とされた場所で「射落畑(いおちばた)」と呼ばれている所。個人管理なので、みだりに立ち入らぬこと・・・という張り紙がしてある。

 

 ここが負傷者が運び込まれたという「州崎寺」である。ここを目前にして、またもマルナカ八栗店まで行き、トイレを済ませてここにやってきた。面倒なことだ。ルンルンでは、ここで何を勉強するんだろう。

 

 この「真念」さんのお墓のことは何も記載がないけれど、ここに来たら、これだろうと思う。この真念さんは、江戸時代の高野聖で、四国霊場を20回以上回って、四国遍路の父とも言われる。お遍路のガイドブックの「四國邊路道指南」「四國偏礼功徳記」など庶民に遍路を紹介する書物を記した。

 

 祈り岩の北西数10歩の川中にある巨石で、潮が引くと頭を出す。石標に「こま立石」とある。那須与一がこの石上に馬を止めて、扇の的を射たといわれている。与一宗高は、下野国の住人で資隆の第11子、射術をよくするので、源義経は衆中から選出して扇の的を射させた。宗高は命を承り、見事扇の的を射て、味方だけでなく敵方平氏からも喝采をうけ、その名を後世に残した。ここを見た後、またもやマルナカ八栗店のトイレを借りた。

 

 その後、六万寺にも寄ってみた。西暦730年、聖武天皇の命令により建造された。源平合戦の際は、行在所と言われる安徳天皇の住まいになっていたというお寺である。ここにも立ち寄って拝観させていただく予定である。

 

 それからはテクテクと歩いて来て、この「道の駅むれ」でランチの予定。私はいつものように、マイカーで伴走するだけ。

 

 その後、またも遍路路を歩いて、86番札所の志度寺さんまで歩く。ここの境内の東端にあるのが、この「覚阿上人霊塔碑」である。 寿永四年(1185)二月十九日、屋島の戦いで平家の強豪能登守教経の強弓に狙われた、九郎義経の身代わりとなって、源氏の四天王の一人佐藤嗣信が忠死した。嗣信の戦死を悲しんだ、九郎義経に召されて引導を渡したのが、当時の志度寺の住職覚阿上人である。引導を渡したお礼として、九郎義経から一の谷、ひよどり越えの合戦にも参加した名馬「大夫黒」と太刀一振が贈られ、その寄進状が志度寺に残されている。

 

  今日の掲示板はこれ。「欠点は直さなくて良い。見方を変えれば個性になる。持ち味になる。味わいになるから。」と云うもの。私たちは自分の「欠点」を嫌い、そのままでは人に嫌われてしまう、と思って、何とかそれを直そうとしたり、隠そうとしたりしてしまうもの。しかし、そういう態度は私たちを完璧主義に仕立て、むしろ、人との間に壁を作ったり、遠ざけたりしてしまうようになってしまう。実は「欠点」そのものが問題ではなく、「欠点をどう扱っているのか?」がとっても大切なことで、つまり、隠すのではなく、オープンに、直すのではなく、受け入れることが大切なことなのである。オープンになれなるほど、その欠点は嫌われることなく、あなたのひとつの個性として受け入れられ、愛されるようになっていくものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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