まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

迷い道 秋の日暮れの はやいこと

2016年11月30日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は気圧の谷や寒気の影響で概ね曇っており、夜遅くには雨の降る所があるらしい。気温は8.9度から12.7度、湿度は78%から70%、風は3mから4mの東北東の風が少しばかり強かった。明日の12月1日は、引き続き気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、明け方にかけて雨の降る所がある見込みらしい。

 

 やはり、歩くと身体の調子がいい。おなかの膨満感も楽になったし、気分的にもおなかが軽くなったように思う。だから、今朝も集落パトロールということで散歩に出た。

 

 山に食べ物がなくなったからか、野猿が我が物顔で歩き回っていて、道路上には排泄物があちらこちらに転がっている。

 

 そんなサル軍団を眺めながら歩いて居ると、一台の軽トラが止まった。「あんたとこに用事があるんやけど・・・」と仰る。で、一緒に乗せてもらってわが家に向かった。

 

 地区の委員さんが事務引き継ぎに来たのだという。明日からは、私がこれをやることになっているらしい。私は面倒なことはイヤだから断ったのだけれど、メンバーの中に同級生もいることだし・・ということでしぶしぶ引き受けたものだった。

 

 で、明日が県知事さんから委嘱状を受け取る日になっている。そんなこんなで、三冊ほどのファイルを受け取った。ま、当面、難しそうな事案もないらしい。

 

 担当地区は町の東南部の7自治会。戸数は77戸、163人ほど。過疎と高齢化の進む山間部である。

 

 で、今日、お葬式が2軒あったという。どんどんとさみしくなる一方だ。

 

 さみしくなると言えばこれ。レーザープリンターだが、先日に紙詰まりをおこして、にっちもさっちもいかなくなって修理に出したのだが、定着ユニット交換で28,000円の修理費だという。単なる紙詰まりなのに。だから、修理はあきらめて、amazonで、12,000円の中古の同製品を買った。これで金儲けするわけやないのだから。

 

 ということで、事務引き継ぎやデータの確認作業なんぞで一日が暮れてしまった。

 

 今日の掲示板はこれ。「どうせするなら気分よく 重い荷物も軽くなる」というもの。私自身に言い聞かせたい言葉を選んでみた。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


枯れ落ち葉 踏みしめて来る 冬遍路

2016年11月29日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、午後からは寒気の影響で曇ってきた。気温は9.1度から15.1度、湿度は86%から62%、風は3mから4mの西北西の風が少しばかり。明日の30日は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、夜遅くには雨が降る見込みらしい。

  

 恒例の火曜日の出勤はここ。なんだかんだのがあって、ここもお久しぶり・・という感じ。相変わらず、「歩き」のお遍路さんが多い。

 

 作業も大詰めになってきて、メンバーは女性陣5名と男性陣4人になった。渡邊会長は依然として古文書の解読、中島先生は分別、多田先生は写真撮影、私は展示用の分別作業・・・。

  

 多田先生は、こうして古文書の撮影。とにかく、画像データとして残さなければ、次の作業に入れない。

 

 現在、作業している寒川家の俵からは、とにかく雑多な紙くずが出てきた。その中の主要な「納め札」は整理が終わって展示中。だが、その他の多様な紙くずを整理中。これは、大正11年の「香川新報」。現在の「四国新聞」の前身である。

 

 これは高野山で回向してもらった書類である。こういうものは大切に仏壇なんぞにしまっておくものだと思うのだが、他の紙くずと一緒くた。

 

 これは大きすぎて見逃したようだが、これでも「納め札」である。こういう大きさの物ははじめて。これも展示しておきたいもの。

 

 これはこよみである。こうしたものを薬屋さんなんぞが配って歩いたものらしい。

 

 その合間に資料室から、衛門三郎のお話の載っている、この「伊予の伝説」と、

 

 「愛媛の伝説」とを借りて来てスキャニングしたけれど、この「愛媛の・・・」は小学生向きで少しも参考にはなりそうもなかった。

 

 この挿絵も・・・少しゆるいなぁ・・・。

 

 来年度の行事予定の中に、「島四国探訪」を予定するので、どこがいいか・・という会長の宿題は、塩飽本島(ほんじま)の「お大師まいり」ということになった。お大師まいり、「おせったい」もいいが、本島には見るところがたくさんあるから・・というのが理由だった。

 

 そう言われれば、しわく広島は石切り丁場ばかり。これという「見せ場」がないなぁ・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「ゴミ箱とお仏壇を見ると その家がわかる」というもの。いつもの赤松先生の文字らしい。最近のおうちではゴミ箱を家の外に置いてあるのは見なくなったが、お坊さんはおうちの中にまで入っていくし、お仏壇にもお参りするからよくわかる。まさか、今の時期に、お正月の松がそのまま・・・というおうちはないだろうが、茶色になったお花は、わが家ではしょっちゅうある。特に母がいなくなってからは、そのまんまのことが多い。案外と、紺屋の白袴、医者の不養生、坊主の不信心、医者の若死に、出家の地獄、易者身の上知らず、学者の不身持ち、駕籠かき駕籠に乗らず、鍛冶屋の竹火箸、紙漉きの手鼻、髪結いの乱れ髪、紺屋の白足袋、左官の荒壁、儒者の不身持ち、大工の掘っ立て、椀作りの欠け椀 ・・・などというのは有名なことば。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


さざんかは 勇気凜々 今を咲く

2016年11月28日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は冬型の気圧配置となっており、寒気の影響で、概ね曇っていた。気温は12度から13.9度、湿度は84%から64%、風は3mから5mの西北西の風が少しばかり。明日の29日は高気圧に覆われるため、概ね晴れる見込みらしい。

 

 すっかりと初冬という空気になってきた。11月の行事はおしまい。12月の準備を始めなければならない時期になった。

 

 今日は旧暦での「親鸞聖人忌」。親鸞聖人のご命日である11月28日をご縁に、聖人のご苦労をお偲びし、そのご恩に感謝する法要が「報恩講」。聖人のご恩に感謝する中で、聖人があきらかにされた真実のみ教えをたずね聞かせていただき、共にお念仏をよろこぶことこそが報恩講の大切な意義である。京都本山興正寺では、毎年11月21日から28日までの8日間、報恩講がお勤めされてきた。

 

 さて、昨夜からこつこつと、不要ファイルや不要アプリのアンインストールや削除を行ってきた。あれば便利なんだろうが、案外と使わないアプリも多い。そんなものを削除しながら、ディスクの圧縮やらデフラグやらを繰り返してきた。

 

 私のパソコンには画像ファイルが多い。それを保護するために増設ディスクに同じものを保管してあるからものすごい容量になっている。そんな中から不要と思われるものを削除していた。

 

 できることからコツコツと・・・と、いうことで、年賀状の準備もやっておく。

 

 今年、いただいたものと、私が出したもののチェックをやって・・・

 

 年賀状データの確認と修正やらをやっておく。

 

 で、隣町にある量販店に出かけて行って、

 

 インクも用意した。これから一週間ほどは香川県立図書館が資料整理のために休館するし、レーザプリンターが戻ってこないと論文とか製本とかの作業は止まったまんま。できることから、やれることから・・。

 

 昼からは、懸案となっていた、この旧道部分の草刈りをやっておいた。刈らねば、刈らねばと思いつつ・・・暑いから、体調が悪いから・・と伸ばし伸ばしになっていたのだが、今日は思い切って刈り払っておいた。

 

 戦後、しばらくまでの間、この道を大八車や借耕牛(かりこうし)が通っていたという。今は、わが家の西側を新道が走っていて、この旧道はわが家の物になっているという。

 

 全く、余分なものだけれど仕方がない。春・夏・秋と、草刈りをするばかりの土地である。

 

 今日の掲示板はこれ。「またひとつしくじった しくじるたびに目があいて 世の中少し広くなる」という榎本栄一さんの言葉から。仕事で失敗したことは、とり返しのつかない嫌な気分に陥るもの。しかし、そのことによって自分というものが照らされ、気づかされて、自分中心の狭い世界が破られてゆくならば、この失敗でこんなことが教えられ、学ぶことができ、却って人生の味わいが深まり、世界が広くなったと気づかされて、そこに少しだけ広がった世界が見えてくる。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


秋雨は 十八番の歌は 口を出ず

2016年11月27日 | 今日もなんだかなぁぁ・・・だった日。

 さぬき市地方は前線を伴った低気圧の影響で、雨が降っている。気温は11.5度から13.4度、湿度は96%から88%、風は2mから3mの北西の風が少しばかり。降水量は0mm/hから4mm/h。明日の28日は、冬型の気圧配置となるため、概ね曇りとなる模様。

 

 一日中、雨になった。雨が強くなったり弱くなったりして降り続いていた。

 

 今日は富田茶臼山古墳を勉強する会のお手伝いをするつもりだったのだが、この雨ではなぁ・・ということでお休みになった。

 

 私は古墳はあんまり興味がないのだが、つかさの会の渡邊会長が、文化財保護協会の会長もやっているようなので、お手伝いでもと考えたのだが、雨が降っては仕方がない。

 

 この古墳の全長は139m、四国最大の前方後円墳である。後円部の径は91m・高さは15.7m。前方部の幅77m、高さは11.8m。3段築成で葺石・埴輪・周濠を備えている。古墳の西側では陪塚とみられる1辺14~24mの方墳3基が確認されている。内部構造は未調査のため不明。5世紀前半頃の築造されたか。国指定史跡で、1993(平成5)年指定。

 

 近くから見ると、このような大きさである。中学校に通うとき、この横を通りながら、これが古墳だとは知らないで眺めていたのを思い出す。だから、これを見ても、すごいなぁとかとは感じたこともない。ま、まったく興味がなかったんだろう。

 

 で、古墳巡りでも「ランチ」がないと人が集まらないんだとか。で、ランチを食べてからは、この「重要文化財・旧恵利邸」を見学する予定だったとか。旧恵利家住宅は県下で最古の農家建築といわれ、装飾性の少ない簡素な寄棟造茅葺は讃岐の民家に共通したが、周囲を瓦葺の庇とせずに軒先まで茅で葺き降ろす形式が建築年代(17世紀末頃)の古さを物語っている。

 

 さて、今月の中ごろに、こんなキツネが現れてから、ノートパソコンの調子が悪い。動作が遅いというか、何か引っかかるというか・・。

 

 このランプが点灯しどおしになる。LANのランプがつきっぱなしって、どういうことなんだろうか。ま、LAN接続にはなっていて無線でパソコンはつながってはいるんだけれど。それに右のハードディスクにアクセスしっぱなし・・というのが気にかかる。何が動いているんだろうか。

 

 リカバリーはしたくないが、このままではどうしようもない。あれこれとやってみたが回復はしない。そこで不要な本の整理をやってみた。バージョンの古くなったアプリのマニュアルとかが多い。

 

  こうした本もいらないといえばいらないのだが、全部捨ててしまうとさびしくもなる。

 

 今日の掲示板はこれ。「どんなに悔いても過去は変わらない どれほど心配したところで未来もどうなるものでもない。いま、現在に最善を尽くすこと」という松下幸之助さんのことばから。それは確かにそうなのだが、現在の「最善」がどれなのか、どういう方法がベストなのか、それがわからずに迷ってばかりの私なのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


そのままに ゆだねられての 緋のもみじ

2016年11月26日 | 今日もしっかりとお勉強・・。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、気圧の谷や湿った空気の影響で午後には曇り、夜遅くには雨が降るらしい。気温は7.3度から15.3度、湿度は80%から70%、風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の27日は、気圧の谷や湿った空気の影響で、雨が降る見込みらしい。

  

 さわやかな朝になったので、少しばかり遠めの散歩に出た。皇帝ダリアはよく見聞きするのだけれど、皇帝ひまわりというのを聞いた時には、「そんな、バナナ・・・」と思ったのだが、どうやら、これがそうらしい。

 

 実は、12月1日に、とある団体の歓送迎会があるのだという。その集合場所というか、送迎バスが来る場所が「大川町役場」現さぬき市大川支所だという。奥方はお仕事で送迎はできないという。「だったら、歩けば~♪」という優しい奥様なのである。だったら、歩いてみようと思ったわけだ。昨年には、このコースで歩いている。

 

 これが、その「大川支所」。歩いて50分だった。加齢のためか、横着になったのか歩くのが遅い。8時半に家を出て、ここに着いたのが9時20分。たぶん、当日も大丈夫だろう。当日はここまで歩いて来るだけでいい。10分間お休みして、我が家に戻ったのが10時半だった。

 

 もう、ホトケノザが咲いている。ホトケノザというのは「春の七草」の一種なんだ。

 

 お昼からは、お隣町にある「農村環境改善センター」に出かけた。今度はさすがにマイカーである。今日はここで講演会があるというので聴講しようと思ったわけ。

 

 私は地元のことは何も知らない。若いころは暗いうちに会社に出かけ、暗くなって帰ってきた。丸亀沖の広島にもいた。だから、こういう団体があることも知らなかったし、全く、興味もなかったのだ。ただ、「熊田正美」という名前には聞き覚えがあったし、「地神さん」には興味があったのだ。

 

 このブログの愛読者ならば、何度も「地神さん」は出てきたはず。春と秋には必ず例祭が行われてきた。だから、少しばかりは調べもし、調査もしてきた。そういうことで、会員以外だけれど「聴講」という形になった。

 

 こんな、地神信仰なんて興味あるまいと思っていたが、みるみるうちに満席になって、予備席まで作られて、お坊さん風に言えば、「満堂」状態。歴史好きな人って多いんだなぁと思った。

 

 これが、今日の講師の熊田先生。私の中学の後輩。弟・よっくんの同級生らしい。ずいぶんとおじいさんになったが、そういう私は、もっと、おじいさんなんだ。この左端のおばさま、おへんろつかさの会でもお会いする方。顔なじみが増えてきた。

 

 確かに確かに、細かな調査をされて、しっかりとした整理もできていたけれど、阿波藩の蜂須賀公の政策には全く触れられていなかったのが意外。地神信仰の五角形石塔が阿波から来たというのは調査されていたが、その根本の政策に触れられず、金光明護国の寺とかのお話になったのが意外だった。

 

 そこで紹介されたのが、うちの自治会の地神さんだった。

 

 こういう、色付きの「幟(のぼり)」を立てるのは、この集落だけらしい。少し前には黄色もあったはずだが、近年はこういう配色になった。

 

 こういう、のぼりが立てられるのは、我が集落だけだというのは真実驚いたものだった。来年の例祭には皆さんに報告しておかなければ・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「今日はよく働いたと 夕方になって考えることほど、私にとって大きな楽しみはなかった」という、大倉喜八郎さんの言葉から。大倉 喜八郎さんは、明治・大正期に貿易、建設、化学、製鉄、繊維、食品などの企業を数多く興した日本の実業家、中堅財閥である大倉財閥の設立者。渋沢栄一らと共に、鹿鳴館、帝国ホテル、帝国劇場などを設立。東京経済大学の前身である大倉商業学校の創設者でもある。従三位男爵。号は鶴彦。(Wikipediaより)

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


落ち葉舞い 今日もあたふた 日が過ぎる

2016年11月25日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は8.5度から14.4度、湿度は86%から60%、風は1mから3mの西北西の風が少しばかり。明日の26日は、高気圧に覆われて晴れるけれど、気圧の谷や湿った空気の影響で次第に雲が広がり、夜遅くには雨の降る所がある見込みらしい。

 

 今日は初冬というか晩秋というか、そんなに寒くもないし穏やかな朝になった。

 

 こんな季候の良い日ならば「大掃除をやってみるか・・」ということで大掃除に取りかかった。先日に置いたばかりのおこたもはずしてしまって・・・。

 

 何もしていないように思うのだが、最近の低い太陽光線が差し込むと、ほこりの量がすごいのだ。夏場だと気がつかないのだが、朝日が差し込むと、部屋中がほこりだらけに見えてくる。

 

 「掃除とは物の移動である」と、どなたかの名言だったけれど、とにかく、ものを移動しては掃除機をかけ、雑巾がけする。すぐにバケツの水は真っ黒になる。ほこりやゴミの移動が目的である。

 

 こういう机の横なんぞは掃除をしたことがない。みんな、放り出しての掃除になった。

 

 虫の死骸だとか鉛筆の小さい物とかが転げているのを掃除機で吸い取っては雑巾で拭いておく。

 

 10時になったから作業中断。手を洗い、歯を磨いてから、かかりつけの歯医者さんに向かった。この頃になると利尿剤が効いてくる。何度かトイレ休憩をしながら歯医者さんに入った。

 

 先週の16日に、夕食のこんにゃくを食べていて歯が折れた。左前の糸切り歯が痛みもなく、突然に折れてしまった。で、17日の日に消毒をしたり神経を取ったりしていたので、今日は差し歯にするらしい。30分ほどで歯の修理は終わった。

 

 昼食後も掃除の続きになった。10畳の洋間でも、あれこれと物を置いてあるので、それをどかして掃除をして、また、元に戻すのだから案外と時間がかかる。

 

 ということで、15時前になってお掃除完了。見た目は変わりはないのだけれど、ほこりが取れただけでも気分が良い。

 

 で、多量の紙資料と、こうした陳腐化したハードディスクやMOドライブ、旧式のスキャナーなどがゴミとして出てきた。さて、これらをどう処分するかだな・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「きれいな心になって合掌するのではない。思い煩うままに手が合わされる」というもの。本当は・・本当の宗教は・・・「きれいな心になろう」と言うのかも知れない。でも、私たちは・・きれいな心なんぞにはどうしたってなりきれない。どんなにしたって合掌すらできない・・・。そんな私たちが救われるとしたら・・・、この思い煩うままの乱れたこころ、汚れたこころ、迷い続けるこころのままに・・・手が合わされるのを待つしかないではないか。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。

 


降る落ち葉 戻らぬ過去の いとおしさ

2016年11月24日 | 今日もなんだかなぁぁ・・・だった日。

 さぬき市地方は寒気の影響で概ね曇っていた。気温は8.6度から14.6度、湿度は90%から60%、風は1mから7mの西の風が一時は強かった。明日の25日は、寒気の影響で午前中は曇るけれど、午後からは概ね晴れる見込みらしい。

 

 昨夜は木枯らしのようにピューピューと強い風が吹き荒れて、わが家もわが家の周辺も落ち葉だらけになっていた。すっかりと冬の空気になってきた。

 

 さて、つかさの会の渡邊会長からのオーダーで、この田淵家遍路札の研究誌を三冊、作っておいてくれと言われていたが、なんだかんだと後からのお仕事が舞い込んでそのままになっていた。今日は、その重い腰を上げて作業に入った。

 

 作業は、こういうプリンターで両面印刷をやっていたのだが、途中でエラーが発生した。

 

 紙詰まりはよくあることだが、今日のは悪質だった。奥の方で詰まってしまって、どうにもこうにもいかなくなった。引っ張れば破れる。千枚通しで掻き出そうとしても裂けてしまう・・。やがてのことには、何かの部品が外れてしまった。こうなれば、素人さんではにっちもさっちもいかなくなった。困った、困った、こまどり姉妹。参った、参った、マイケル・ジャクソン。

 

 そこで仕方なく、量販店に持ち込んで修理をお願いすることになった。要は紙詰まりなんだ。基盤が壊れたとか、煙が出た・・というもんじゃない。簡単に治りそうな気がするんだけれど。

 

 そうなると・・・ということで、年賀状の試験印刷をしてみた。頼みの綱のプリンターが先日に壊れたので、どのプリンターが使いやすいか・・ということで。今日壊れた、CANONのD450というものは黒一色のトナー印刷機だから年賀状には使えない。で、エプソンのものはどうにも紙詰まりが激しくて使用不可。ブラザーのものか、キャノンのインクジェット機かになるが、これまた、一長一短。

 

 試験印刷はできたけれど、枚数をこなすには、どのプリンターもいまいち。この時期になって、プリンターの不調はきびしい。

 

 午後からは、うどん屋さんに行ってきた。うどん屋さんというても、うどんを食べるお店ではない。元は製麺所だったが、お土産用、進物用のおうどんを販売しているお店。

 

 ここから、お世話になった方におうどんを送ることにしている。

 

 今日は、こんなものを選んでみた。

 

 わが家も新築して10年もすれば、あちらこちらでガタがきて、次から次へと壊れていく。次は何が壊れるんだろうかね。

 

 リビングにおこたを出したし、

 

 オイル・ファン・ヒーターも出しておいた。いよいよ冬かなぁというさぬき市だった。

 

 今日の掲示板はこれ。「次の世に 願い託して 枯れ葉散る」という町内の善楽寺さんの掲示板にあった言葉である。次に生まれる若芽にいのちを託して、古い葉は散っていく。しかも散りぎわに、『裏をみせ表を見せて散る紅葉』と永遠の生命の縦承のために静かに散り、譲り受けた生命は大地に立って長い冬の寒さを忍びながら、新たな春の新芽となっていく。ただ人間のみが、散る葉の桂に戻らない嘆きを思い切れず愚痴っているのである。
 思うままにならない人生であり、予期せぬことに出合って戸惑い、うちひしがれていくこともあり、辛い道のりだけれども、たしかな人生を強く歩めたら、そしておのずから自分の生き方に信念がもてたら、と秋の日差しの中で自らの人生と重ねて見るところに郷愁の紅葉が慕われる想いに打たれるのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


もみじ葉は 自分の時間を 生きている

2016年11月23日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は寒気の影響で瀬戸内側を中心に曇りとなっており、雨の降る所があったみたい。気温は14.5度から10.4度、湿度は85%から74%、風は2mから5mの北東の風が少しばかり。明日の24日は、気圧の谷の影響で朝まで雨が降り、その後は寒気の影響で曇る見込みらしい。

 

 一日中、こんな天気。一気に冬になったみたい。そういえば二三日前に「小雪」が過ぎたようだったし。今年は秋が短かったような気がする。

 

 その北東の風で山からの枯れ葉があたり一帯を落ち葉で埋めているみたい。

 

 もみじだってすっかりと散ってしまったし、あたりは一気に冬の山に変身してしまった。

 

 お天気も悪いし、寒いし・・ということで、今日は事務所でお勉強。年末の講演会の準備でもと、パワーポイントの資料作成に入ってみた。

 

 逆打ち遍路と言えば、この人。河野右衛門三郎である。ただ、お話のバージョンがありすぎて、どのお話を取り上げればいいのかがわからない。八人の子どもが八日間で死んでしまったという話から八年間で死んだという話まであるし、白衣に手甲脚絆、菅笠に金剛杖姿が現代の遍路の原典だったという説もあるが、そういう姿は戦後、観光バスツアーになってからという説もある。

 

 その合間に年賀状の整理もやっておく。

 

 年賀状の住所録も整理して修正もやってみた。

 

 今月3日の88ウォークの大窪寺ガイドをやった時にいただいた優待温泉券があったので使い切っておきたいので奥方と温泉に行って来た。

 

 本当は休日で大勢の人がいたのだが、人の見えなくなった瞬間の絵である。こういう寒い日には温泉がいい。

 

 ここが食堂である。レストランと言ったかも知れない。お昼を少し過ぎていたから人がいなくなった瞬間を狙った。

 

 昔の「町営のお風呂」が市制施行で別会社になったけれど中身は一緒。この田舎くささがほっこりとする。

 

 おうどんだって、田舎のおばちゃんが作ったようなおうどんである。

 

 20年日記も休みなく継続されている。これを見れば一年前、二年前、三年前・・・に何をしていたのかが一目瞭然。

 

 今日の掲示板はこれ。「形見とて何か残さん 春は花 夏ほととぎす 秋はもみじ葉」という良寛さんの言葉から。「私の形見に何か残しましょう。春は桜が満開になったらそれは私です。夏にほととぎすが渡ってきて鳴いたらそれが私です。秋になってもみじが美しく色づいたらそこに私の心があります。みなさん、それらを私の形見にいたしましょう。 」というところだろうか。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


見上げれば 葉っぱの落ちた 空がある

2016年11月22日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は大陸の高気圧に覆われて概ね晴れていたが、湿った空気や寒気の影響で、夜は雲が広がる見込みらしい。気温は14.3度から19.5度、湿度は91%から72%、風は3mから4mの西北西の風が少しばかり。明日の23日は、湿った空気や寒気の影響で曇り、夜は雨の降る所があるらしい。

 

 今日は全国的に火曜日なのだが、お仕事場の都合で今日は「おへんろ交流サロン」には出勤しない。日曜日の「もみじまつり」のお荷物が片づかないらしい。ということで、またしても、香川県立図書館にやってきた。

  

 アキニレの小さな葉っぱが雪のように舞い散ってくる。

 

 衛門三郎のことを調べているのだが、どこの何という本で見たのかわからず、適当にそのあたりの本を掴んできた。さがしものはなんですか、みつけにくいものですか・・・、探すのをやめたとき、見つかることもよくある話で、躍りましょう、夢の中へ・・・。そう、探している間には見つからない。用事が終わればすぐに見つかる・・・、そんなもののような気がする。

 

 で、帰ろうとして、車のキーが見つからない。ポケット全部を探したけれど見つからない。カバンの中も探したけれど見つからない・・・。ふと、左手をみたら、車のキーを握りしめている。もうろくしたぜ、おじさんもなぁ・・・。

 

 帰るとメールが入っていて、講演会の資料が開かないので再送して欲しいとのことだった。で、「いきなりpdf」 というアプリでpdf化するのだが、うまくいかない。あれこれやってもうまくいかない。

 

 何度やってもうまくいかない。隣の端末でもハングアップしてしまって動かない。

 

 あれこれとやっていて、こんなものがあるのに気がついた。印刷で、プリンターを選ぶと、こんな、「ikinariPDF Driver」というものがある。これで、「印刷」を選べば、pdfファイルが簡単にできる。いつから、こんなものが入っているんだろう。

 

 ということで、パワーポイント・ファイルを、印刷モードで pdfファイルに変換できて、無事、メールの添付ファイルで送信できた。相手さんからもOKの返事が届いた。

 

 午後からも天気がいいので、またしても「山寺」さんに出かけてみた。すると、途中でこんなものがいた。奥方が何度も見たという「シカ」らしい。とうとう、鹿までも出てきたのか・・・。

 

 山寺さんに行くと、平日だというのに、ものすごい人・・・。明日の休日になると、もっと多くなるんだろうな。

 

 もう、本坊境内の庭園のかえでも散ってしまっていた。一気にはだかになった大イチョウの木やカエデの木が淋しそうに突っ立ているばかり。でも、「まぁ、もみじの絨毯よ~・・」などと娘さんたちは大はしゃぎ。

 

 残りわずかになった紅葉をすばやくカメラに納めて帰ろうとすると大きな悲鳴が・・・。

 

 みれば、老夫婦の乗った乗用車が道から外れて動けなくなっている。ハンドルを切り損ねたみたいだ。早速に、八十八庵(やそばあん)のお兄ちゃんたちが駆けつけて、まわりのみんなも応援して、あっという間に担ぎ上げて元に戻して一件落着・・・。ここはお寺用の道だから、一般の方は入れないところなんだけれどなぁ・・・。お寺や神社はテーマパークや公園ではないということを忘れてしまっているような気がする。

 

 今日の掲示板はこれ。「「思えば叶う」そうなりたい そうなりたいと信じる そのように努力をする そうすればそうなる」という高橋福八さんのことばから。そうなりたいと願い=願と、そのように努力する=行とが揃えば、「願行具足」ということで、ものごとは成就する。願いだけでは物事は叶わない。努力ばかり でも物事は叶わない。そうなりたいという願望と、そうしたいという行為があってこそ、物事が叶うのだと、高橋さんは言うているのである。でも、そうならない場合もあるなぁと、思った今日であった。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


秋冷えは 五百羅漢の 首に手に

2016年11月21日 | 今日もなんだかなぁぁ・・・だった日。

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、夜遅くには雨が降るらしい。気温は14.1度から18.1度、湿度は88%から76%。風は2mから5mの東北東の風が少しばかり。明日の22日は、引き続き未明までは雨となりそうで、その後も寒気や湿った空気の影響で概ね曇る見込みなのだとか。

 

 昨日は出かけていたもので、「ゆうパックご不在連絡票」というものがポストに入っていた。で、24時間自動受付というシステムに、21日の午前中と入力したもので、午前中は自宅待機ということになった。

 

 昨日のこと、広報担当ということで、写真をバシャバシャ・・・と撮っていたのだが、ふと、気がつけば、またしてもレンズフードが壊れている。

 

 この、細い部分がすぐに折れたり割れたりしてしまうのだ。だから、もう、これで三回目。仕方がないから、またしても、amazonで、650円の安いものを注文した。本当は3,000円以上もするものらしい。

 

 2-3日もすれば届くらしい。ま、年末が近いから少々遅くなっても問題はない。

 

 さて、昨日の集合写真である。これを参加された方に送るらしい。で、これを印刷しようとしたらば・・・。

 

 ということで、プリンターが壊れたらしい・・・。先日から調子が悪かったのだけれど、とうとう、壊れてしまったらしい。

 

 これは、社宅に入った時に買ったものだから、もう、14年も使っている計算になる。案外とタフで便利で良かったのだけれど仕方がない。修理を頼んでもダメだろうと思う・・・。

 

 で、キャノンのプリンターを使うと、色が暗くなる。エプソンのEP-804というプリンターを使うと紙詰まりを起こす。ブラザーのプリンターを使うと、インクが不足しているという・・。

 

 ついでに、小物入れのケースが壊れていたので、ボンドで接着しておいた。きちんと接着するまでガムテープで留めておいたけれど、末代ものになるのかも知れない。

 

 そうこうするうちに郵便屋さんがやってきた。

 

 あれあれ、千葉の電気屋さんからのお歳暮かしらん。もう、そんな季節になっているのかと呆然・・・。

 

 で、お荷物が届いたからということで量販店に行って、インクを買ってきた。写真用紙も買ってきた。どこから出費が出て来るかわからんものだ。

 

 プリンター本体はお安いのだが、この消耗品がお値段するからバカにはならない。それで、原価計算して請求してくださいと言うけれど、どうやって、写真一枚の単価を計算すればいいものやら。このインクで何枚の写真が印刷できるのかわかるものか。

 

 電気店から戻る途中に、こんな鳥を見つけた。「やまどり」と言うのだろうが、こんなにのんびりしているのは初めてだ。どうやらメス鳥がいるらしい。この左端の黒いものがそう・・・。

 

 その後は年賀状の準備。奥方と私の年賀状は違うので枚数の計算上、奥方のもの、私の親戚用、友人用、お坊さん用、お世話になった方用・・・などと分類して整理した。

 

 で、住所用データーの確認。母の友人のデータは削除、亡くなった親類・知人などの削除・・・。追加するような人はいないから、年賀状の枚数も減っていく一方・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「他人の嘘を怒りながら 自分は平気で嘘をつく」というもの。これも誰の言葉かわからないが、相田みつをさんも、「ウソをいわない 人のかげ口をいわない 人にこびない みんな私に できぬことばかり」と言うている。「私は絶対にうそをつきません」という人こそ、大嘘つきだという笑い話があるように、悪意でないのに、平然とうそをつきっぱなしである。「あんた、ガンやてなぁ・・あと、三ヶ月らしいでぇ・・」などとは言えないから、「元気そうじゃない。きっとよくなるわよねぇ・・」なんていうのもウソなんだが、仕方がないうそではないか。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


大輪の 菊にも飽きて 寺を出る

2016年11月20日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で、概ね曇っていた。気温は16.3度から21.6度、湿度は93%から76%。風は1mから4mの西の風が少しばかり。明日の21日は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇り、夜遅くには雨が降る見込みらしい。

 

 ご案内の通り、今日はおへんろつかさの会主催の「ルンルン♪なりきり「歩き」秋遍路」の日。スタッフはさぬき市役所に7:30集合。ここに車を置いて、ここから長尾寺まではバスやスタッフの車で移動する。で、長尾寺からここまで戻って来るという段取りである。

 

 今日の参加者は7名。みなさん、忙しいようで、参加の予定が取り消されたり、新たな方が入ったりと二転三転して・・・。で、当会の会員から先達になった長尾さんが長尾寺の案内やお作法、参拝の指導をする。

 

 で、長尾寺で読経の練習から。この前二人の女性は経本も持たずに立派に読経をしている。

 

 長尾寺を9時に出て、旧へんろ道を逆打ちで86番志度寺さんに向かって歩く。途中では、渡邊会長が石碑や遍路墓、歴史的な遺跡などを説明している。

 

 その後、87番長尾寺の奥の院にあたる「玉泉寺」に立ち寄る。ここで一休みしながら、このお寺のことを勉強する。

 

 ガイドするのが柿木副会長。「ここは、おだいっさんのやすん場と言われてるんです・・」みたいなお話だった。

 

 次のポイントは「当願暮当(とうがん・ぼとう)大明神」。当願と暮当という兄弟のお話である。

 

 それを、今度は「木村みゆき副会長」がお話をする。私の親戚でも兄弟でもない。

 

 皆さんが志度寺を目指して歩いている間に、私は密かにお昼を食べておく。ゲストさんはランチを予約してあるのだが、有名なお店なのでスタッフは席が取れなかったのだという。だから、スタッフのお昼は自己解決ということになった。

 

 ライトの加減で黄色いけれど、普通の「温玉ぶっかけ小の冷や」で310円だった。久々のおうどんはおいしかった。お出汁まで全部飲んでしまった。

 

 志度寺さんでは攻守交代して、草野先達(予定)のガイドとリードでお勤めをした。

 

 その後、ゲストさんと渡邊会長はこの「かね荘」でのランチになった。スタッフはお弁当やうどん屋さんでのお昼になった。

 

 その後、一行は志度寺の奥の院、地蔵寺にお伺いした。ここには「悪魚退治の伝説」と「廻国六十六仏群像」を拝観した。この仏像群は全国唯一のものらしい。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生は第一志望ばかり歩けるものでない。そして必ずしも、第一志望の道を歩くことだけが、自分にとって最良と言えないことだってあるのだ。」という渡辺和子さんの言葉から。第一志望を歩けなかった私である。これまでの私の道がベストなのかどうかはわからない。あれこれとさまよいながら、それでもやりたいことをやってきたような気もしないでもない。体が動くのであれば、これからもなお、あれこれと手探りながら、試行錯誤しながら年齢を重ねた方が返っていいことなのだと考えてもいる。だから、日々勉強だと思っている。色々な人に出逢い、いろいろな風景に出逢い、その時々を見ていきたいと考えている。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


秋雨に 今日の予定が 流される

2016年11月19日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は低気圧や前線の影響で曇り、昼過ぎまで雨の降る所があった。気温は15.9度から21.5度、湿度は84%から76%、風は2mから5mの西の風が少しばかり。明日の20日は、気圧の谷や湿った空気の影響で、概ね曇る見込みらしい。

 

 今日はさぬき市前山地区での88クリーン・ウォークの日であったが、雨のために誰も集まっていない。まぁ、こんな雨の日には出かけたい人なんてそんなに多くはいないだろう。

 

 本来ならば、こういう姿で三々五々集まってきているはず。それが、今日は誰もいない。

 

 で、こうして火箸とゴミ袋を持って空き缶やゴミを拾って歩く。

 

 私たちのグループは、この前山ダム一周コースを歩いてゴミ拾いをしてきた。

 

 で、こんなにゴミが集まる筈だった・・・。

 

 約束の7時半を過ぎても、8時を過ぎても誰も来ない・・・。

 

 仕方がないから、明日の「歩き」秋遍路のコースを下見してきた。87番長尾寺さんから86番札所の志度寺さんや、地蔵寺さんをガイドするのだが、私は輸送班と写真広報班でのサポートである。もちろん、車での応援である。

 

 帰ってきてからは、さぬき市の広報を、自治会の会員さん宅に配布をしておく。これも自治会長のお役目である。

 

 こういう山あいの飛び飛びになっているおうちを歩いて回って来た。いつもは車で10分ほどで回ってしまうのだが、少しばかりおなかをへこまさないといけないので、しんどいけれど歩いてみた。この集落は10軒。1時間ほどで戻って来た。

 

 ナンテンの雨粒がきれいだなぁと思ったが、きれいには写らなかった。

 

 昼からは、渡邊会長からの宿題の、「来春の島四国探訪」の時間配分、旅程表の作成をやっていた。

 

 先日、暦を買ったもので、旧暦三月四日、旧暦三月二十一日を探して、旅程表を作ってみた。

 

 本島は3月31日、塩飽広島は4月17日ということで組んでみた。瀬戸内海海域で、島四国のお大師参りをやっているのは小豆島・豊島・瀬居島・塩飽本島・塩飽広島・粟島・伊吹島くらいになってしまった。小豆島は昨年に歩いてきた。瀬居島は陸続きになったので除外。豊島・伊吹島はさぬき市からは近くて遠い。粟島も少し遠いかなぁと。

 

 今日の掲示板はこれ。「過去や未来に生きることより 二度と帰らぬ今を生きたい」という松山千春松さんの「今を生きたい」という歌詞の一節である。

 なみだがほおをひとつこぼれて
 どうしてこんなにかなしいんだろう
 つぶやくたびに心がすこし
 やさしくなれるとおもえるといい

   こんなじだいと そらをあおげば
   しろくうかんだ くもはながれる

 過去や未来に 生きることより
 二度と帰らぬ 今を生きたい

 というもの。(作詞作曲:松山千春) そうだね・・・というしかないか。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


イチョウ散る 外国遍路の 手にスマホ

2016年11月18日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていたが、気圧の谷や湿った空気の影響で夕方から雲が広がり、夜には雨の降る所があるらしい。気温は9.9度から18.4度、湿度は92%から68%、風は2mから3mの東の風が少しばかり。明日の19日は、低気圧や前線の影響で雨や雷雨となる見込みらしい。

 

 さぬき市多和にある元多和小学校跡地にあるイチョウの木を見た。もう、すっかりと葉っぱを落としていたし、ハラハラと黄色い葉っぱが舞い落ちている。

 

 あたりはすっかりと黄色い絨毯になっている。この木の下に小さなオリが置いてあって、小さなイノシシが三頭いた。カメラを向けると驚いて走り回った。

 

 その後、いつもの山寺に寄ってみた。ここのイチョウもすっかりと散ってしまった。このおじさんは写真屋さんだが、お遍路さんの記念写真を撮る場所を、きれいに掃き清めていた。

 

 イチョウの木の下には舞い落ちた葉っぱがこんなにも溜まっている。

 

 本坊境内のほうのモミジはまだまだ真っ赤だった。相変わらず、大きなカメラを何台も提げて三脚を構える人が多い。

 

 朝夕が冷え込むようになって、紅葉真っ盛りの大窪寺である。

 

 院代さんのお勧めの「穴場」にやってきた。しかし、気がつかなかったけれど電線がしっかりと映り込んでいる。これがなければなぁ・・。

 

 そういう「穴場」を知ってのことか、おじさんが一人スケッチをしていた。最近はこうした三脚を使うのが流行っているらしい。

 

 さて、amazon.comを使うのが多くなった昨今だが、わが家のインターフォンはリビングにつながるようになっている。これだと、二階の事務所までには聞こえない。だから、連絡票とか再配達通知書とかが多くなってきている。それだし、来月からは大切なお役目が始まることになっている。だから、もう、何人もの方がおいでになっても、聞こえないから帰ってしまっているらしい。

 

 そこで、母の介護のために使っていた、ワイヤレス・チャイムを使おうとしたら、これが鳴らなくなってしまっている。電池を新しいものと交換しても鳴ってはくれない。

 

 そこで、またまた出費である。新しいワイヤレス・チャイムを買ってきた。この受信機は固定にせず、私のいる場所に持ち運べるようにした。

 

 ところが、これはドア開閉式感知用だった。ドアを開けると音楽が鳴る仕組みになっている。これでは、鍵が掛かっていると役には立たない。仕方がないから、またホームセンターに走って、増設用の押しボタンを買ってきた。でも、簡単に受信機に接続できて、工事不要というのはありがたい。ドアセンサーは音楽が流れるようにして、玄関の押しボタンは、普通のピンポーンと鳴るようにした。30通りの音が出るらしい。

 

 このインターホンもカラー画像が見られたのだが、10年もすれば、その画像も見えなくなって、普通のチャイムになってしまっている。だから「故障中」の張り紙でもしておくか。

 

 今日の掲示板はこれ。「交差点で信号が黄色にかわった ブレーキを踏みながらチクショーと舌打ちした。あさましや 畜生は車の中にいた」というもの。いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。最近の人たちは、黄色でも赤になっても平気で交差点を走り抜けるようになった。おじいさんはもとより、若い娘さんでもおばちゃんでも、平気で走り抜ける。スマホ見ながら交差点に入るのだから、まさに狂気の沙汰だ。一方、青になっても、スマホや化粧に夢中な運転手もまた恐ろしい。まさしくまさしく、畜生は車の中に陣取っている。 

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


秋の日は あっという間に 暮れ過ぎる

2016年11月17日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は8.7度から17.9度、湿度は93%から70%、風は1mから2mの西北西の風が少しばかり。明日の18日は、引き続き高気圧に覆われて晴れるけれど、気圧の谷や湿った空気の影響で夕方から曇りとなり、夜遅くには雨の降る所がある見込みらしい。

 

 なんだか、昨日からパソコンがおかしい。シャットダウンしても更新プログラムが走り続けるし、朝になって立ち上げると、こんなものが現れる。全く、うっとおしいことだ。

 

 朝ドラが終わるとすぐに香川県立図書館へ向かった。お昼前には戻って来て歯医者さんに行かないといけない。高松までの往復は1時間、1時間の2時間は要る。

 

 ここで借りていた遍路道に関する本の五冊を返却して、今度は「娘遍路」に関する資料がないかと、「観音寺市(かんおんじし)」の市史や写真集など五冊を借りてきた。その帰りに、奥方に頼まれていた食材のお買い物。ケアマネさんも朝早くから夜遅くまで大変だ。

 

 で、約束の10時45分前に、東かがわ市にある、この歯科医院に入った。一昨日の夕食の時に折れた左の犬歯の修理をお願いしてあった。ここは、奥方が結婚して初めて勤めた歯医者さん。だから、もう、45年ものおつきあいになる。

 

 すると、待合室には豪華なお花が三つ四つも・・・。聞けば、秋の叙勲で勲章を戴いたのだとか・・・。

 

 なるほど、学校医ねぇ。虫歯検診か。奥方が勤める前からやっていたんだろうから、50年以上なんだろうな。で、「瑞双」とは何だろうとググッてみたらば、「瑞宝双光章」という勲章らしい。

 

 こんなものらしい。で、私の歯だが、根っ子が残っているので、ドリルで穴を開けて、神経を取って消毒して治療して、来週に差し歯を入れるらしい。

 

 で、なんだかんだとお薬を戴いてきた。試供品を集めたものらしい。

 

 その後、郵便局で、ゆうちょ銀行の通帳記載をやって、奥方の定期貯金の通帳記載もやってから、予約をしておいた年賀状を買った。母もいなくなったし、親戚の数もめっきりと減って、今年は「インクジェット用紙100枚」にした。

 

 予約をすると、チューリップの種をプレゼントしてくれるというので予約をしておいたので、こんなにおまけをサービスしてくれた。同様にJAさんや・・・

 

 銀行さんでも通帳記載をしておいた。

 

 月末や15日あたりで通帳を確認しておいてから、こうした電子帳簿を更新しておく。自治会用と、私用と奥方用の三つの帳簿を管理している。 

 

 その後、本屋さんに行ってきて、「こよみ」を買ってきた。未だに島の行事は「旧暦」で行われるものがある。塩飽ほんじまや塩飽広島の「おだいしまいり」は旧暦である。だから、来年の活動予定の「島四国・おだいしまいり」の計画をするにはこれが必要になる。

 

 この「旧暦」欄を参考にして作業することがあるので、こういう「こよみ」は欠かせない。また、私のHPの「行事予定表」にも、これが欠かせない。

 

 今日の掲示板はこれ。「卵は割らないと目玉焼きはできない」というもの。元の言葉は、「卵を割らなければ、オムレツは作れない。」という、ドイツの軍人、へルマン・ゲーリングの残した言葉。この言葉は、映画、『オール・ザ・キングスメン』の中にも引用されていて、「何事も行動を起こさなければ前には進めない」という意味でもあれば、「自分の殻を割ることで しか得られない何かがある」という意味にもとれる。勇気を起こさせてくれる名言である。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


緋のもみじ 日だまり自慢の 不動尊

2016年11月16日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて、晴れていた。気温は10.7度から15.8度、湿度は78%から67%、風は1mから6mの西北西の風が少しばかり。明日の17日は引き続き高気圧に覆われて、晴れる見込みらしい。

 

 一昨日がスーパームーンだということだったが、あいにくと曇っていて見られなかったし、昨夜も曇っていて諦めていたのだが、寝ようとして22時過ぎに雲間から月が見えたので撮ってみた。一眼レフに望遠レンズ、手持ちで数十枚ほど撮った中の一枚である。

 

 その3時間ほど前、夕食で野菜の煮物を食べていたが、その中のニンジンの煮物を食べた瞬間に、左前の犬歯が折れて転がった。昨年だかにはおにぎりを食べて前歯が折れた。お年だから仕方がない。

 

 で、今朝のこと、トイレに行って便座に座ったら、鼻水が流れたような感触がした。慌ててトイレットペーパーで鼻を押さえたら鼻血だった。そのまま、ペーパーを鼻に当てたまま、マスクで隠して出かけることになった。

 

 さぬき市長尾にある長尾中学校に向かう途中、例の「尿意」が催してきた。利尿剤が効き始めてきた頃だった。そこで、コンビニや公園の公衆トイレに駆け込むのだった。

 

 中学校に着いたのは午前9時前だった。出前授業は9時半だったから、校長室で自己紹介なんぞをやっていたが、その間にもトイレに立つのだから困ったものだ。なにせ、初めての学校だから迷路みたいなもの。トイレを出たら、元の校長室がわからない。

 

 授業前にもトイレを済ませておく。

 

 今日のメインのお話は、この、前田チーフガイドが勤める。ただ、私たちはお先達さんではないので、宗教的なお話やお寺のことには触れない方針。この地域の風習や伝統、歴史的なお話などがおもなおはなしになる。そんな、仏教的なことや宗教的なことは、お坊さんである私がフォローするという訳である。

 

 この教室の上に掲げられていることば、「教室はまちがうところだ」という言葉が目に焼き付いた。

 教室はまちがうところだ
               まきた しんじ

  教室はまちがうところだ
  みんなどしどし手を上げて
  まちがった意見を 言おうじゃないか
  まちがった答えを 言おうじゃないか

  まちがうことを おそれちゃいけない
  まちがったものを ワラっちゃいけない
  まちがった意見を まちがった答えを
  ああじゃあないか こうじゃあないかと
  みんなで出しあい 言い合うなかで
  ほんとのものを 見つけていくのだ
  そうしてみんなで 伸びていくのだ

      以下略

 

 副会長の柿木さんは、地蔵菩薩の紙芝居を見せて、両親や家族を思いやるこころをしみじみと語ってくれた。ときたま、「なぜ、お寺のお堂の前でお経を読むのですか」などという質問が出れば、私がお話をする。でも、前歯がないので言葉は控えめ、鼻血が流れたら困るのでティッシュペーパーを握りしめながら、ひたすらトイレに行きたいのを我慢していた。授業が終われば、一目散にトイレに急行する。困ったおじさんである。

 

 暮れに講演会のお話があって、依頼状が来たので、pdsファイルを操作していたら、突然におかしなものが動き出した。

 

 これが遅々として動かない。12時半前から動き出して、1時間経っても動かない、2時間経っても少ししか動かない・・・。実に困った更新作業だ。昼間に2時間も3時間も止められたらたまらない。

 

 そんなこんなで、今日の予定はすっかりとストップ。明日は明日の風がふくだろうか。

 

 今日の掲示板はこれ。「黒い土に根を張り どぶ水を吸って、なぜ、きれいに咲けるのだろう。私は大勢の愛の中にいて、なぜみにくいことばかり考えているのだろう。」という星野富弘さんの言葉から。先日、ハスとスイレンの違いは何ですか?と尋ねられたが、蓮も睡蓮もともに泥の中で育ち、泥水を吸って育つが、少しも汚れることなく染まることなく花びらを開く。だのに、私たちはきれいな洋服に身を包み、清浄でおいしい食べ物を食べて、きれいであたたかなお布団にくるまれて寝るのに、苦しみに染まり、悪心に汚れ、悩みやそねみにまみれて育つ。こころという感情のなせる業である。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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