今日は・・六月の三十日・・。早くも一年の半分が終わろうとしている・・・。
雨と月とお日様がいっしょに旅に出たそうな・・・。宿屋に泊まってその次の朝、雨が目を覚ますと、月もお日様もいない・・・。そこで、宿屋の者に、「月とお日様はどうしたのか?」と、たずねると・・・、「お月様もお日様も、暗いうちにお立ちになりました」と、教えてくれた・・・。
すると・・・雨はポツリと・・・「月日がたつのは早いものだ・・・」そこで、宿の者が・・「雨さんはいつ立たれますか?」というので、「夕方でいい・・・」というと・・・「あ、雨さんは・・夕立ですか・・・」
お後がよろしいようで・・・
月日の流れは速いものだなぁと思うばかり・・・。明日からは・・今年の折り返し・・・ってことで、早くも七月がやってくる。気分的にはなんともないのだけれど、暦的には・・・あわただしい毎日が過ぎていくなぁと思うばかりであるかなぁ・・・。それで、困ったり、ストレスを感じたりはしていないと思うのだけれど・・。
さて・・・、今日は県立病院の予約診察の日・・。予約診察たって、28日ごとのお薬の処方を頂きに行くってことで、どこが痛い、ここがおかしい・・という訳でもなく、深い診察をするわけでもない・・。だから・・・それでどうだったの?・・・みたいな結果は何もない。
「おかわりないですか・・?じゃぁ、いつも通りのお薬を出しておきますね。念のために胸を音を聞かせてください・・。はい、OKです・・」みたいなことで診察が終わる・・・。
で。28日分のお薬の処方箋をプリントアウトしてもらって、それをFAXで町内の薬局に送って、会計をして帰るってだけのこと・・。お薬を飲んでいれば・・まずは大丈夫・・・みたいなことかいね。そんなもので、私の命が支えられているのかと思うと・・少しばかり・・複雑な気分にはなるが、それはそれで、どうしようもない・・・。
で・・、今日は丸亀の・・お坊さん仲間の「真之丞」さんがやってきた・・。これは・・今日のトピックス! で、病院帰りに合流して・・・今日のお昼はここになった・・。
東かがわ市伊座の「権平(ごんぺい)うどん」(今日はリンクを張っていないのに注目)。西讃の人でも知ってるだろうと思われる・・このお店で待ち合わせ・・。香川県東部には自慢できるようなお店が・・・ないことはないのだけれど。ここだけは自慢できると思ったのだけれど・・。
この・・有名な看板があれば・・迷わずに会えるかなぁと思ったもので・・。ま、真之丞さんは・・二回目だとかで・・私を待っていてくれた・・。なにせ、病院は・・なんだかんだと手間ばかりでねぇ~。
私は・・・「ぶっかけうどんの冷たいの・・」を注文したと思うのだけれど、これは失敗だった・・。麺はぬるい・・っていうか、生ぬるい感じの妙な感触だったし、お出汁はまるでなっていない・・。あれれ・・・と思った。 お出汁がまるでおいしくないのだ。味が薄いっていうか・・。これで・・380円だった・・。私は・・・違うものを注文したのかなぁと思った・・・。
そういう日もあるのかね~・・、有名店でも・・・。
午後からは・・我が家で・・真之丞さんと・・さぬき広島霊場の札所確定作業をやっていた・・。来年が・・さぬき広島のお大師参り100周年記念ということで、ささやかながらイベントをやりたい・・ということで、二人で地道に研究会をやってるのだけれど。
とりあえずは・・二人が調べた「島四国88カ所」のデーターの突き合わせ作業・・・。「あれは違うと思う・・。」「私はこういう説を採りたい・・・」などと・・島にある88カ所を特定していく作業・・・。
これを整理して・・島の連合自治会長さんにプレゼンテーションして、不明な札所探索に協力依頼をしてもらおうと思っている。つまり・・鍵のかかっている札所を開けてもらって、石仏を調査したり、札所を特定したりする作業・・・。私ら個人ではどうにもならないことを、自治会側にお願いしようと考えた訳だ・・。
わずか・・周囲・・20Kmほどの小さな島だが、そこには・・ひたむきに生きた島の民衆の熱意がこもっている・・。それを少しでも発掘して残していきたい・・・という二人なのだ・・。
狭い島の・・わずか・・88カ所の石仏・・・。それが今は・・いくつかが草に埋もれ、旧道の雑木の中に埋もれようとしている・・。
それを・・来年の・・「島四国100周年記念」という節目を通して、島の人々の思いに結びつけていけたらなぁと考えている・・。
今日は・・、そんなこんなの・・難しいお話で終わったけれど、「さぬきの人はうどんばかりで生きているのではない」ということを知ってもらいたかったし・・。
まほろば工房は・・・ちっとはましなこともやってるんだぞ・・ということもお知らせしておきたいと思ったもので・・・。
じゃぁ、また、明日も元気で会えるといいね・・・。