まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

晴れ渡る山にざわめく山桜

2021年03月29日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は12度から22度、湿度は90%から52%、風は1mから6mの西の風が一時は強かった。明日の30日のさぬき市地方は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れる見込み。

 

 108/54/77 36.5c-98% 64.8Kg 22.6c-48%-1006hPa 数字的には問題がないが。足がしびれて歩きにくい。かといってむくんだりはしていない。神経的にピリピリとする感じ。

 

 今日は奥方がお休みなもので、前回みたいに高松市東谷にある村瀬食品の「甘納豆」を買いに行きたいと仰る。今度は「洋裁」を始めたいので、そのお土産に甘納豆を持っていくのだという。

 

 知っている人は知っているが知らない人はまるで知らない、この「村瀬食品」は、こんな小さな工場で作られているのだが、後から後から続々とお客さんが来る・・・というお店である。それも山の中の田んぼの中にぽつんとあるお店である。

 

 この一袋が300円だったり500円だったりするが、これが飛ぶように売れるらしい。奥方もマイバッグいっぱいの甘納豆を買った。

 

 私が子どもの頃、「なっとう」と言えば、この甘納豆で、ワラに入った納豆なんぞお店には並んでいなかったし、納豆を食べる習慣すらなかったものだ。

 

 だから、神戸から嫁いできた奥方が納豆を食卓に出すようになって、はじめて本物の「納豆」を食べたものだった。

 

 その後、塩江温泉近くにある「行基庵」というお店でおそばを食べようとなったのだが、ここは11時半開店だという。しばらく内場ダム周辺をドライブしてきたが、それでも11時半にははるかに遠い。それだからおそばを食べるのはあきらめた。

 

 じゃぁ・・ということで案内したのがさぬき市多和竹屋敷にある「お食事処はなみずき」。大窪寺門前にある野田屋さんが経営する「竹屋敷」というお風呂付き宿泊施設内にある食事処である。

 

 だと、「おそばがあるじゃないの」というので、「おそば定食」になったらしい。私は「ざるそば」がいいかなぁと思ったが面倒なので同じ物にした。

 

 でも、これは変・・。これはこのあたりの「おそば」らしい。「新そば」「太麺」で、お箸でつかむと切れてしまうもの。うーむ、違うなぁと思ったが食べるしかない。これで一人前が1050円。奥方は「ご飯が付いて具たくさんで、おいしくて安いわよ」と満足した様子。

 

 大窪寺経由で戻ってくる途中、我が家の旧宅付近で中高年の夫婦が草むらで何を採っている。もう背丈の伸びたワラビである。

 

 「それなら、私も欲しいわ・・」というので、今の我が家周辺を探したら、こんなにもたくさんのワラビが採れた。

 

 夫婦二人だから、そんなにたくさんはいらない。

 

 今日の掲示板はこれ。「死に支度 致せ致せと 桜かな」という小林一茶の俳句から。この時期になると思い出す一茶の句である。小林一茶の桜の句を探していると、こんな句も作っていた。 散る花やすでにおのれも下り坂/花さくや欲のうき世の片隅に/夕ざくらけふも昔になりにけり/ 死に支度致せ致せと桜かな。一茶の人生観の一端を垣間見るような句ばかりだ。この中で、特に最後の、桜が一茶に対して、「死に支度」をお前もした方が良いと 迫っているという句が気に入っている。滑稽味の中に怖さがあって面白い。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


春の雨見えぬ諸仏を濡らすまま

2021年03月05日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は、低気圧や湿った空気の影響で概ね曇り、雨の降っている所があった。気温は10.9度から14.2度、湿度は86%から90%、風は6mから1mの東北東の風が一時は強かった。明日の6日のさぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇るけれど、夜は晴れるらしい。

 

 101/57/77 36.2c-96% 62.6Kg 20.5c-44%-1023hPa 体調に変わりはない。

 

 朝から雨なので、図書館で借りてきた「長尾町史」から年表を参考にしながら「大窪寺年表」というものを作ってみようと思い立った。

 

 いろんなできごとがあるのだけれど、それがこんがらがってしまうので、できごとを整理する意味での年表作りである。

 

 凝り性ではないのだけれど、こうでもしないと、物事がこんがらがって、何が何やらわからなくなってしまうからなのだ。

 

 すると、奥方が、「蕗味噌ができたけど・・」というので味見をさせてもらったが、なかなかにいい味になっている。でも、そのあとがいけない。

 

 「ねぇねぇ~ビデオちゃん。甘納豆のお店に連れて行ってよ~」というのである。そのお店というのが、高松市香川町の東谷(ひがしたに)という、香川県指定無形民俗文化財の農村歌舞伎が江戸時代から残る山間集落で、そんな農村の美しい田んぼの風景を縫うように道を進むと、煙突のでた小さな小屋がぽつんと建っており、ほのかに甘い香りが漂っている。

 

 『村瀬食品』さんは、自家栽培の豆類や鳴門金時からつくる甘納豆の専門店で、添加剤や防腐剤を使わずに、昔ながらの製法でつくられており、昔からのファンも多く、初秋から営業がはじまると遠方から車で購入しにお客さんがやって来るという。

 

 私らの前後にも、何台か車が出たり入ったりしているが、駐車場は狭いし、お店の中も狭くて二三人でいっぱいになる。

 

 東谷から塩江街道に出て、「道の駅しおのえ」でトイレ休憩。奥方は産直市場に急行。何やら野菜を買ったらしい。

 

 その後、「あんた一人で行ってはあかんでしょ」ということで、再び、樺川ダムを案内することになった。もう、だいぶ、水がたまっている。

 

 このあたりは深い谷であったように思うが、こんなものか。流木やゴミがたまらないようにお掃除をやっている。

 

 「こんな山奥へ行っても食べるとこはないわよ」というので、ここに連れて行った。ここも知る人ぞ知るお店なのだが、初めての人は戸惑うお店。あんまりきれいなお店ではない。

 

 奥方は「かやくうどん」を注文した。いまどき、「かやくうどん」というのも珍しい。私はわかめうどんにした。どちらも400円だった。奥方はおいしいおいしいを連発。私はそんなにも感じないのだけれど。

 

 今日の走ったコース。高松市香川町東谷の村瀬食品から塩江町の道の駅、樺川ダム、阿讃亭のうどん屋から大窪寺経由で我が家に戻ってきた。我が家を10時に出て、戻ったのが13時だった。奥方は大満足で高いびきでお昼寝中。

 

 今日の掲示板はこれ。「苦しいのは自分を中心にしているからだ」というもの。いつもお世話になっている赤松先生のお寺の掲示板から。平野修先生(真宗大谷派明証寺住職)の言葉である。平野先生は、1943年(昭和18年)石川県に生まれる。大谷大学大学院博士課程修了。九州大谷短期大学教授。石川県松任市(現白山市) 真宗大谷派明証寺住職。1995年9月27日示寂。著書に 『浄土の問題ー世界と聚りー』(金沢教区教化委員会)、 『鬼神からの解放ー化身土巻ー』(上・下)(難波別院)、 『浄土論註講義ー論註の基礎ー』(一・二)(六道会)、 『民衆の中の親鸞』(東本願寺)『教行信証に学ぶ』(東本願寺)など多数がある。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


春風の流れる音や梅の紅

2021年03月03日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は3.5度から10.5度、湿度は68%から56%、風は3mから1mの西北西の風が少しばかり。明日の4日のさぬき市地方は、はじめ高気圧に覆われて晴れるが、気圧の谷や湿った空気の影響で昼過ぎからは次第に雲が広がる見込みらしい。

 

 110/63/82 36.5c-97% 63.2Kg 19.8c-44%-1030hPa 体調も気分もいい。肩こりは気にならなくなった。

 

 我が家の梅である。昨年の夏に体調がよくなったからと、バサバサと剪定をしたために花が咲くのが遅くなった。先のサンシュユも同じ事。

 

 大窪寺の仕事が一段落したので、今日は86番札所の志度寺さんにやってきた。でも、ここのお寺を調べようとするのではない。

 

 小耳に挟んだのだが、ここは「志度寺植物園」になっているとのニュースだった。もっとも、早くから植物だらけのお寺ではあったのだけれど。

 

 ふむふむ。昨年よりかはすっきりとした感じにはなっている。ここもお遍路さんの姿は一人も居なくて、退屈そうなお兄ちゃんがうろついていて、「掃除ができとらんなぁ」「ここは300年も木材のお寺がよくもっているもんやな」とかと訳の分からんことを言うている。

 

 これは桜の花に似ているが、桜の枝によく似ているが、植物のことは皆目わからない。

 

 沈丁花も何種類か植わっているし、水仙は、もう、おしまい気味。

 

 ボケや紅梅も色合いがにぎやかだ。それにしても人影が見えない。

 

 本堂の屋根に乗っているのは・・、養成講座で習ったけれど、忘れてしまった。弁天様かな。

 

 地元の方のお参りもないというのは不思議なことだ。先のお兄ちゃんが、「なぁなぁ、300年も建替えもせんで、ようもっとるなぁ。建替えしたんかなぁ」としつこい。「さぁ、私、ここのお寺の者と違いますから分かりませんよ」というと、どこかに消えたけど、しつこく、お寺の中を歩き回っていた。

 

 お昼からは高松市塩江町の「椛川」という地区に行って来た。すると道路が行き止まりになっていて、目の前には大きなダムが通せんぼ・・・。「これが、うわさの「かばかわダムか・・・」。昔、樺河という郷があって、その「樺の古木」の香りがよくて、そのあたりを「香川郡」と言うたらしい。その水が流れ出たのが「香東川」だという。

 

 それでは・・というので、工事現場に向かったのだが、くねくねとしている間に過ぎてしまっていたが、あちらこちらで大規模な掘削や土留めやら伐採やらと工事ばかり・・・。

 

 これで、高松砂漠になるのを防ぐらしいが、これは大きなダムだこと。香川最大やろうね。四国一・・というと早明浦ダムにはかなわないか。それにしても道路が迷路のようになっている。

 

 今日の掲示板はこれ。「往き先がわかれば 生き方がわかる」というもの。いつもの、町内にある善楽寺さんの掲示板にあったもの。

行き先が分かれば 行き方が分かる
 往き先が分かれば 生き方が分かる (仏光寺)

 「いきさきがわかれば、いきかたがわかる」上段、下段、どちらも読み方は同じだが、使われる漢字が違うために表現されていることが少々違う。「行く」という「行」の字は、十字路をかたどった象形文字で、道の事を表現している。「行き先が分かれば、行き方が分かる」という事は、例えれば、体の調子が悪かったら、病院へ行こうと決める。病院という行き先が決まれば、いつ行こうか、どの道を行こうか、歩いて行こうか、車で行こうか等々、日々の生活の中で考えながら決断し、行動に移している。今月の言葉の通り、行き先(目的地)が分かれば、行き方(どの道路を行くか)が分かるというもの。次の往く先の「往」の字は、「むかし」「いにしえ」「いま」「むかう」「のち」「それからあと」という様々な意味がある。これは、過去・未来・現在の三世の歩みを表す言葉である。私達がどこから来て、どこにいて、どこに向かうのかという、人生の往く道を表現しているのだという。

 

じゃぁ、また、明日、会えれば、いいね。


初雪に顔赤くする風の中

2020年12月16日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は冬型の気圧配置となっているため、概ね晴れていた。気温は3.5度から6.9度、湿度は74%から62%、風は5mから9mの西の風が一時は強かったし、一時は粉雪まで舞っていた。明日の17日のさぬき市地方は、冬型の気圧配置は次第に緩んで高気圧に覆われるため、晴れる見込み。

 

 102/50/78 36.3c-99% 62.8Kg 10.8c-47%-1022hPa 体調に変化はない。

 

 今回の広島帰りの目的は第一にこれ。剪定をした小枝なんぞを片付けること。最初は西風が強いので裏庭の片隅に盛り上げる積もりだったのだが、風が止んだ時間帯を見計らって焼却処分にした。この島では雑草や小枝なんぞは燃やしているので、少しずつ小分けをしながら燃やしてしまった。

 

 途中で水道水を掛けながら慎重に燃やしてしまった。

 

 第二の目的は、タイヤがぺっちゃんこになって動けなくなった軽トラの修理。そうそう乗り回る車ではないのだが、荷物があるときなんぞにはあると便利な乗り物である。

 

 で、私のタントの予備品のエアーコンプレッサーを使ってみたが、うんともすんとも言わない。そこで、シガーライター部分をいじっていると、接触不良だったのか動き出して、無事、四本のタイヤともにパンパンに戻った。これで一安心だ。

 

 で、弟が広島一周をしてきたが、なんともないという。あれだけ重くて回せなかったハンドルも、タイヤの空気圧を補充しただけで軽く回るようになった。

 

 その後は、弟が手作りの高枝切り払いノコを使ってのケヤキの枝切りをやってくれた。

 

 それも燃やしてみたが、さすがに生木は燃えずに残ってしまった。今度は来年の連休前の草刈りに帰る予定。それまでには乾いて量も少なくなっているはず。

 

 で、4時(16:00)から夕食を食べて、18時からはカラオケタイム。最近は本当にすることがないのだ。食べるか、飲むか、歌うか、寝るかしかない。昨夜は久々に自治会長さんがやってきて、島の情勢やら、天皇陛下にお会いした時のお話なんぞを聞いたものだった。

 

 で、今朝は6時起きの7時から朝食。火の後片付けやら確認を済ませ、室内の掃除やら片付けをして、8時半発のフェリーボート・しわく丸に乗って島を出た。丸亀港には9:10分着。弟んちに9時半に着いてお別れ。我が家には11時に着いた。

 

 で、島で残ったラーメンやら野菜やらを入れての野菜ラーメンで昼食。やれやれである。

 

 お昼からは銀行屋さんで、年金の振り込みを確認して、大半を引き出しておく。電子サギやら不正引き落としを防止するためにわずかしか銀行口座には置かない。

 

 その後、某所で引き落とした現金を別会計に入れて隠しておく。その後、郵便局で年賀状を投函しておいた。これで当面のお仕事は片付いたみたいなもの。

 

 今日の掲示板はこれ。 日本スポーツ用品工業会の民秋史也会長は10年前に72才で亡くなられたそうだが、カラオケとバラ作りを初めとした園芸を楽しんでいたようだった。また、60歳を過ぎてからピアノに懲り、広島ので教鞭をとっていたとのこと。氏は、時を惜しむように趣味に邁進する。理由は、”仕事は人の器をつくり、趣味は人の風格をつくる。両方やらなきゃ”だそうだ。私も来年は73歳。趣味はいくつもあるのだが風格は全くついてこない。酒ばかり飲んでいては、人間駄目になるなぁと思う今日このごろ。

 

じゃぁ、また、明日、会えると、いいね。


師走とはいのちをぽとぽと落とすこと

2020年12月11日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は、気圧の谷や寒気の影響で曇っていた。ときおり高気圧に覆われて晴れた時間帯もあった。気温は8.0度から16.0度、湿度は76%から56%、風は1mから3mの西の風が少しばかり。明日の12日のさぬき市地方は、気圧の谷や寒気の影響で午前中は曇り、午後は高気圧に覆われて晴れる見込み。

 

 118/64/79 36.3c-98% 63.2Kg 19.8c-49%-1020hPa いよいよと冬が来たのかなぁと思うような朝になった。

 

 今日は奥方がお休みで、早くからお歳暮用のカキを買うのだと7時過ぎから出掛けて行ったので、私は昨日の続きで、「あなたの知らない大窪寺編」の続きを書いていた。

  

 「なぜ、大窪寺に”原爆の火”があるの?」「なぜ、大窪寺の本尊は秘仏なの?」「大窪寺の”北辰妙見信仰”とはどういうもの?」「なぜ、大窪寺のトイレには「神様」ではなくて、「仏様」がいるの?」などなどなど。

 

 などという、ありきたりの観光ガイドではなくて、ガイドブックやウエブサイトにはない情報をまとめている。

 

 9時過ぎに奥方が買い物から戻って来て、「これからお歳暮を配達に行くからお願いね」と言いつつ、野菜畑から大根や蕪、白菜なんぞを抜き始めた。

 

 今年はサルやイノシシの侵入もなくて、野菜はよくできたらしい。私は全くのノータッチ。たまには水やりくらいは手伝ったけれど。

 

 それにメインの殻付き生ガキやら、

 

 生牡蠣やらとどっさりと二軒分。それらを積み込んで丸亀市へ向かって走る。

 

 途中の綾歌郡綾川町羽床(はゆか)にある「本格手打ちうどん はゆか」で朝昼兼用のおうどんにした。ここもセルフうどんのお店である。ちょうど11時だったので、最初は私ら二人だけだったのに、すぐさまにお店はいっぱいになった。

 

 私は「わかめうどんの温いんの小」にちくわ天(340+90)、奥方はかけうどん小の温いんにちくわ天(240+90)だった。

 

 ふと見ると、おとなりさんはしっぽくうどんを食べている。しまった、しまった、島崎藤村。もう、そんな時期なんだなぁと気がついても、もう遅い。

 

 で、丸亀市の弟んちと、宇多津町の叔父さんちに牡蠣や野菜を届けてとんぼ返り。ラジオでは善通寺さんのご本尊の「お身ぬぐい」のニュースを聞いた。いよいよと年末が近くなったなぁと感じたことだった。

 

 帰りに、さぬき市民児協大川の事務所に寄って、先日の「歳末たすけあい募金」の配分金の受領書を届けてきた。できることからコツコツと、忘れる前にきっちりと。

 

 今日の掲示板はこれ。「熊はもう眠りました 栗鼠(りす)もうつらうつら 土も樹木も大きな休息に入りました ふっと思い出したように 声のない 子守唄 それは粉雪 ぼたん雪 師も走るなどと言って 人間だけが息つくひまなく動きまわり 忙しさとひきかえに 大切なものを ぽとぽとと落としてゆきます」という茨木のり子さんの「十二月のうた」という詩からである。いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。私も大切なものを、ぽとぽとと落としているのだろうか。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


緋の紅葉地蔵の肩に弥陀の手に

2020年11月16日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は11.0度から21.1度、湿度は94%から70%、風は1mから2mの西北西の風が少しばかり。明日の17日のさぬき市地方は、高気圧に覆われて晴れるが、気圧の谷や湿った空気の影響で夜は曇る見込み。

 

 116/70/79 36.3c-98% 61.8Kg 18.4c-56%-1024hPa 体調に変化はないが、やたらと身体がだるい。21時に寝て6時に起きたら9時間も寝ている計算になるが、それでもまだまだ眠たい。寝過ぎなんじゃないだろうか。

 

 朝方は来年の年賀状の準備をやっていた。奥方用1、親戚用。

 

 奥方用2、お友達用。

 

 私の親戚用。自分の写真はほとんどないものだから、どうしようかと思案中。

 

 今日も何もやりたくないものだから、ドライブに出た。

 

 もう、この頃になるとカメラマンの数も減ってきたし、今日は月曜日だからか紅葉見物の人も少なくなった。

 

 大窪寺の大イチョウもほぼ散ってしまったような感じがするが、境内の反対側はまだまだ黄色い葉っぱがたくさん見えている。この向背のない二体の石仏はお地蔵さんだろうか。持っていたはずの錫杖は見えない。

 

 こちらの二体は錫杖を持っていたのか剣を持っていたのだろうか。時期的に落ちた銀杏の葉っぱを差し込んであった。毎年毎年、考えることが同じなんだろうか、今年もやはりイチョウの葉っぱを持たせている。

 

 ここは東かがわ市にある「三寶(さんぼう)寺」さん。ここの秋も毎年毎年、変わらない。左手前にあるロープを引っ張ると、頭上にある梵鐘が鳴る。

 

 山門兼鐘楼門を入ると、こういう景色。ここは浄土真宗本願寺派のお寺さんである。ここの左手には古い菩提樹の木がある。ここには県天然記念物(昭和42年指定)の菩提樹があって、高さは11m、太さは2mあまり。

 

 今は枝が折れるとかで立ち入り禁止になっている。

 

 香川県下では最大の菩提樹とされているそうな。

 

 こちらはいつもお世話になっている真宗興正派の正行寺さん。赤松先生のお寺さんである。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生に失敗がないと人生を失敗する」というもの。いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。「モタさん」の愛称で知られる精神科医の斎藤茂太氏の言葉である。90歳で亡くなった彼は随筆家でもあったことから、晩年は作家活動に多くの時間を費やしていたという。「“失敗”と書いて“経験”と読む」誰かがそう言っていたことを思い出した。マザーテレサはこう言った。「神様は私たちに成功してほしいなんて思っていません。ただ、挑戦することだけを望んでいるだけです。」成功と失敗は、勝ち負けとは違う。成功も失敗も、チャレンジという意味ではどちらも同じ。失敗も成功も単なる言葉の違いと運の違いにすぎない。経験したから失敗も成功もあるのだ。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


何色と問えば炎の山の寺

2020年03月20日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は10度から16.1度、湿度は56%から50%、風は9Mから2mの西に風が一時は強かった。香川県では、21日まで空気の乾燥した状態が続くため、火の取り扱いに、21日朝は霜に対する農作物の管理に注意するよう呼びかけている。明日の21日のさぬき市は、引き続き、高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 96/46/78 36.5c-98% 62.8Kg やや血圧が低めだけれど、めまいも立ちくらみもなく通常の感覚で問題はない。

 

 いつもと変わらない朝に、いつもと変わらない朝食。このいつもと変わりないことがうれしい。今日、あることに感謝だ。

 

 午前中は、いつものように二階の後片付けやら整理整頓やら。片付けも最終段階にさしかかって、今度は古い机の引き出しの整理整頓。昔は事務屋さんだったこともあって、引き出しも事務用品やら工事用部品やら裁縫道具やらとどこから手をつけていいものやら。

 

 古い乾電池がぞろぞろと出てきたが、使える物やら使えないものやら。開封されていないものは大丈夫なような気もするが、開封して試験をしたらもう、保管はきかないし、まるきり捨ててしまうのもしのびない。

 

 でも、けっこう、不要品が多く投げ込まれていて、引き出しの半分以上はゴミになった。テープ類や糊、接着剤なんかは固まってしまって使用不能なものが多かった。

  

 お昼からはここに行ってきた。「山王医」とは読まずに逆から読む。「医王山(いおうざん)」というのが大窪寺の山号で、以下、「遍照光院大窪寺」と呼んでいる。宗派は真言宗、本尊は薬師如来、開基は行基菩薩、創建は養老元年(717)、真言は「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」という。

 

 で、本来は3月21日の春分の日だが、今年は閏年で今日、3月20日がお彼岸の中日ということになる。だから、柴灯大護摩(さいとう-おおごま)供養)も今日になった。

 

 開式に当たっての導師挨拶。大窪寺住職さんである。

 

 この中には、お遍路さんの納めた「お杖」などが入っていて、ここでお炊き上げされる。今日は風が強くて煙の量も半端なかった。

 

 柴燈護摩供(さいとうごまく)とは、野外で行う大規模な護摩法要のことである。柴燈大護摩供(さいとうおおごまく)と呼ぶ場合もある。伝統的な柴燈護摩は真言宗を開いた空海の孫弟子に当たる聖宝理源大師が初めて行ったといわれており、醍醐寺をはじめとする真言宗の当山派修験道の法流を継承する寺院で行われる事が多い。すなわち、日本特有の仏教行事である。 伝統真言宗系当山派の寺院が行う「柴燈護摩」は、本来山中修行にて行者だけで修するものであるため規模や護摩木の数の多寡を問うことはない。

 

 最初に、大窪寺の紹介をしたが、ご本尊である薬師如来の真言は、「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」と紹介したが、今日は、「おん ころなころな せんだり まとうぎそわか」とお唱えした。祈願をしてはいかんのだが、新型コロナ悪病退散、病気平癒の新型お真言(?)である。

 

 帰り道、県営大川ダムに寄ってみたが、ここの桜はまだ、こんな状態。来週あたりには開花するだろうか。ま、桜が開花しようかしまいが、わたしにとっては関係のないお話。我が家のお花見(3月28日)も中止になったし。

 

 今日の掲示板はこれ。「良いも悪いも 因果の種は まけば芽を出すいつの日か」というもの。お釈迦様は「因果の法」を説かれた。「因果」とは、「原因」と「結果」である。『善いも悪いも因果の種は播(ま)けば芽を出すいつの日か』という川柳であるが、良い種をまけば良い実がなり、悪い種をまけば悪い実が必ずなるということである。つまり、すべての現象には必ず「因」という種があり、必ず「果」という「結果」が現れるということなのである。今の時勢、善人がしいたげられ、悪人がのさばっている事の多い世の中。何が「善因善果」「悪因悪果」だと文句を言いたくなることが多々あるけれど、お釈迦様は、そんな凡人の姿はとっくにお見通し。「善を施すに、その報いを求めてはならない」と厳しく戒められておられよう。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


晴れた日は ひまわり団地に 憧れる

2019年07月12日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は23.5度から29.3度、湿度は88%から71%、風は1mから5mの西の風が少しばかり。明日の13日の香川県は、前線や湿った空気の影響で曇り、夜は雨が降る見込みらしい。

 

 113/58/63 36.4c-95% 62.6Kg 1005hPa,25c,80% どうということはないがおなかが張る。昨夜はトイレに行く回数が少なかったからかも知れない。

 

 今日は奥方がお休みなもので、またしても奥方の運転手。まず、銀行に行って預金を引き出して、その後、市役所で期日前投票。それから、さぬき市志度のコトデン志度駅前にあるお魚屋さんからお中元の発送のお願いをする。

 

 さぬき市志度から木田郡三木町を経由して高松市南部の東植田から西植田を経て香南町へ。道の駅「香南楽湯」でトイレ休憩。その後、綾川町経由で丸亀市綾歌町へと進む。そこで、弟んちへ野菜をおろして、代わりにお花を頂いた。

 

 そこから弟のたっくんの案内で、丸亀市飯野町にある、「おか泉」丸亀工場直営店である「セルフうどんおかだ」でのお昼。

 

 私は「ぶっかけうどん小の冷や」をお願いした。280円だった。さすが、「おか泉」の麺である。コシがしっかりとしていてエッジが立っている。麺そのものがおいしい。お出汁もしっかりとしていて、さすが!と思わせる麺だった。

 

 弟を家まで送り届けてから、私は満濃池に向かった。奥方は「そのあたりで桃を買って帰りたい・・」というが、せっかく、丸亀市まで来ているのだからと、トイレを探しながら、ほたる見公園までやってきた。ここでもトイレ休憩。30分に一回はトイレタイムなのだ。

 

 もう、時期が遅いかなぁと思ったのだが、帆の山地区のひまわり団地はまだまだ健在だった。中山ひまわり団地は花が終わってうなだれているばかりだったのだが。

 

 「ねぇねぇ、どうしてひまわりは同じ方向を向いて咲くの?」という奥方の言葉に耳を疑った。そんなことは小学生でも質問しないだろ。

 

 若い頃には茎の上部が太陽の方向を向いて回る。これは日光をたくさん浴びて大きく成長するためである。ところが花が開花しようとすると、ひまわりは夜のうちには咲かず、日中の開花が多くなる。太陽のある東側を向いている状態で開花して、成長ホルモンが止まり、固定されてしまうのである。そうなると常に東側を向いていることになるため、多くのひまわりが同じ方向を向いているように見えるのである。そんなことを70歳のおばあさんが知らなかったなんて・・・。

 

 今日は平日だったが、多くのカメラマンが並んで写真撮影に夢中だった。

 

 そこから一直線に進むと満濃池に着く。今年は思ったよりも水が少ないなぁと思ったが、毎年、このようなものだったんだろうか。

 

 空海さんが護摩供養したという護摩壇も歩いて渡れるようになっていた。

 

 今日の概略の走行図である。久々に「走ったなぁ」と思える距離である。

 

 今日の掲示板はこれ。「運によって生き方が変わるのではない 生き方によって運が変わるのです」というもの。荒了寛さんの言葉であるが、川の流れには素直に従ったほうが、抵抗もなく、速く進むことができる。それが「運を大切にする」ということである。運を大切するということは生き方を考えるということでもある。流れのままに生きることも大切なことではあるが、その流れをうまく使って生き抜くこともまた運を切り替えて行くことにもなるのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


つつじ冷え 着てゆく服が 見つからぬ

2019年04月28日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は気圧の谷の影響で概ね曇っていた。気温は7度から16.2度、湿度は76%から42%、風は1mから2mの東北東の風が少しばかり。明日の29日は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、夕方から雨が降る見込みなのだとか。

 

 132/88/59 36.3c-97% 61.6Kg 1022hPa,14c,62% 体調に変化はない。

 

 高松市飯田町にある岩田神社には、通称「孔雀藤」と呼ばれるフジがある。このフジは棚仕立てにされており、5月には最大2mにもなる紫色の花房を多数つけ、周囲の雰囲気をなごやかにさせている。

 

 この神社の「藤まつり2019」は、4月20日から30日まで。神社の前に170平方mにわたって広がっているもの。根元の太さは3mもある。花期は4月末から5月初旬で、花は1mから2mにも垂れ下がり、「孔雀藤」と呼ばれている。

 

 期間中には出店も出て、地元の方たちが地元の柑橘類やジュース、お茶なんぞも販売していた。

 

 これが、その「孔雀藤」だが、1mまでもは伸びていなかった。

 

 このあたりは1mくらいは伸びているのだろうか。毎年、短くなってくる印象が強い。

 

 こどもの奉納した絵馬を眺めていたが、男の子はサッカー選手、女の子はケーキ屋さんというのが相変わらず多い。幼稚園生くらいのこどもであろうか。

 

 その足(車)で、今度は高松市南部の藤尾神社に寄ってみた。ここも藤の名所になっている。

 

 高松市西植田町にある「藤尾神社」の藤である。あたり一帯はアラカシ、ツブラジイ、クスノキなど貴重な植物が群生している自然豊かな場所。藤の名所としても知られ、立派な藤棚がたくさんある。藤は5月上旬ごろに見頃を迎え、多くの花見客が鑑賞に訪れる。散策に疲れたら藤棚の下にあるベンチでひと休み。展望台からは瀬戸内海が一望できる。

 

 このあたりでも、この連休中に田植えを終えたいと、あちらこちらでトラクターや田植え機が公道上を走り回っている。連休中だからか若い女性の姿が目についた。

 

 男性は苗を運んだり、水の管理をやっているのだろうか。勤め人は、休みの間に農作業を片付けておきたいものだ。

 

 今日も若葉冷え、つつじ冷えだろうか、肌寒く、車のエアコンを暖房にして走っていた。

 

 今日の掲示板はこれ。「どんなにつらい悲しみにも それにふさわしい幸せがきっとある」という、荒了寛さんの言葉かららしい。この後に、「いまが幸せと思わないと一生幸せになれない」と言う言葉が続く・・・。 こうして一日を大切に生き、揺るぎない座標軸を持てるようになれば、きっと満足できる人生と実感できるようになるのだろうか。しかしのかかし、それを毎日続けるには、強い精神力が必要なのではないだろうか。そんな力は無い私。まずは、その第一歩と考え、きょう一日をしっかりと生きていくことから始めていきたいと思ったことだった。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


遠出して 森をうぐいす 独り占め

2019年03月15日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていたが、気圧の谷や寒気の影響で次第に雲が広がり、夜は雨となるらしい。夕方からは雷を伴う所がある見込みとか。気温は2.5度から13.2度、湿度は80%から40%、風は1mから3mの西の風が少しばかり。明日の16日は、気圧の谷や寒気の影響で明け方まで雨となり、雷を伴う所があるらしい。次第に冬型の気圧配置となり寒気の影響で概ね曇る見込みなのだとか。

 

 140/83/59 36.3c-97% 61.6Kg 1020hPa,6c,52% 体調は安定している。夜もよく眠れるし痛みもない。体重の増減が気になるばかり。

 

 今日は天気もいいし・・・ということで、この香川県営大川ダム一周散歩をやってみようとやってきた。ここの桜のつぼみはまだまだ堅い。

 

 この109段だか101段だかの階段をのぼる。落ち葉が積み重なっていて歩きにくく滑りやすい。ま、手すりがあるから安心だ。

 

 昇った先に、こんなものがいた。ネコかと思ったが、身体が長い・・・。

 

 「トマコか・・・」と思ったが、後で調べたら、「イタチ」だとわかった。「トマコ」は隣の「阿波弁」でイタチのことを言うようだった。私らは子供の頃から「トマコ」と呼び慣らしていた。これがニワトリを襲って食べられたし、ウサギも食い殺された。

 

 これが、その、イタチである。確かに鼻と目が黒い・・・。

 

 その先の管理道は落ち葉と土砂と竹が倒れたり折れたりとすさまじい。これは大丈夫だろうか、イノシシに襲われないだろうかと内心ビクついた。

 

 しかし、数メートル歩くと、こんなふうにきれいに手入れされている。それも最近のことらしい。落ち葉さえ落ちていないのだから・・・。

 

 渡り鳥だろうか、ゆったりと羽を休めていたし・・・、

 

 山ツツジの若葉も萌え出ている。

 

 水源に近いところまで歩いてきた。間もなく、県道2号津田川島線に出会うところ。

 

 今日の歩数はここまでで9,150歩、6.4Km。時間は1時間半。よく、ここまで回復したものだ。昨年の秋には10mも歩けなかったのに。

 

 でも、体重は少しも変わらない。少し歩いたくらいでは変わらないのか。

 

 今日の掲示板はこれ。「生きるうえで「悩み」はつきものです。 まったく悩みのない人生などあり得ません。生きるということは、すなわち悩みと共に歩くことなのです。という枡野俊明さんのことばから。枡野俊明(ますの しゅんみょう/1953年2月28日-/男性)さんは、神奈川県横浜市出身の曹洞宗の僧侶で作庭家。神奈川県にある建功寺の住職を務める人物であり、禅の 思想と日本の伝統文化に根ざした「禅の庭」の創作活動で国内外から高い評価を獲得。日本造園設計の代表を務めるほか、多摩美術大学環境デザイン学科教授や ブリティッシュコロンビア大学特別教授も兼任している。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


ほっとして 春の息吹を 知った朝

2019年03月11日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は、高気圧に覆われていたが、気圧の谷や湿った空気の影響で夕方から曇るらしい。気温は11度から14.6度、湿度は92%から58%、風は1mから8mの西の風が強かった。明日の12日は、気圧の谷や寒気の影響で概ね曇り、明け方は雨が降る見込みらしい。

 

 114/76/58 36.4c-96% 61.8Kg 1001hPa,18c,68% 体調は安定しているが、体重が少しずつだが増えている。増えているがトイレに行けばそんなに問題になるほどでもない。

 

 今日は奥方の定休日。朝から免許の更新に行ってきた。で、戻ると、「ねぇねぇ~。ここへ行きたいの・・」と新聞記事を持ってきた。孫のはやて君と、弟のたっくんを誘って、丸亀の「旬彩料理高や」というお店に行きたいと言い出したのだ。

 

 そんな遠くまで行かなくてもそこいらのうどん屋でいいじゃないのかと言っても、イノシシ年のおばさんは言い出したら聞かない。「孫が大学進学が決まったのだし、いいじゃないの」と、猪突猛進。屋島の娘んちまで40分。ここで、10時過ぎ。

 

 そこから高松市を経由して額坂峠に向かう。 坂出市府中町額と丸亀市飯山町東坂元との間にある県道18号・善通寺府中線の峠である。

 

 その途中から飯山町を経て、丸亀市綾歌町富士見坂団地に入る。そこで弟の「たっくん」を載せて、ナビゲーター役で案内してもらう。ここで、11時前。

 

 丸亀市柞原町というと、もう、善通寺市の手前ではないか。思えば遠くへ来たもんだ・・・。

 

 お店はこんなもの。11時20分ごろに到着。昨年の10月下旬に開店したとかだから、車も数台、四家族ほどがいたが、私たち四人はすぐにテーブル席に通された。行列するのかと思ったが、意外と簡単だった。

 

 カウンター席と、

 

 小上がり席があって、三席ほどの掘りごたつ形式の席と、奥にテーブル席が二席、奥に数名用の団体席があった。

 

 これは奥方の選んだもの。名前は忘れた。上の真ん中のお刺身の下にごはんが入っていて、その左がおそばである。「二種なんたら・・」というていたような。

 

 ダイエット中の私は週替わりランチで800円。お刺身も天ぷらもミニサイズ。弟は、料理長おすすめランチで、孫はお肉たっぷりの定食をたいらげた。

 

 今日は、あちらこちらで、「半旗」「弔旗」を見かけた。

 

 14時46分には我が家で「黙祷」した。

 

 今日の掲示板はこれ。「死ぬる命を生きているんじゃない。み仏に生まれる命を今生きている」というもの。いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。感動法話 『死ぬる命を生きているんじゃない』 釋順章さんの法話の中で紹介されている言葉から・・・。

https://www.youtube.com/watch?v=x4k3TEMAsbI

 

じゃぁ、また、明日、会えると、いいね。


秋暮れて 落ち葉ばかりを 拾うとき

2018年11月21日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は気圧の谷の接近により概ね曇っていた。気温は今季初の7.4度から15.2度、湿度は86%から59%、風は1mから2mの北東の風が少しばかり。明日の22日は、低気圧や前線の影響で昼前にかけて雨が降り、昼過ぎからは寒気の影響で概ね曇る見込みなのだとか。

 

 127/68-78 36.3-97% 68.1Kg 1022hPa 18°C 64% 膨満感なし 左足膝痛みあり 左手肘裏やや打撲痛。

 

 樹齢600年と言われる徳島県と香川県の県境に位置する大イチョウで、通称、「境目のイチョウはん」と呼ばれる。伝承では、戦国時代大阪の夏の陣を戦った侍が、徳川方の豊臣残党狩りを逃れてこの地に隠れ住んだが見つかり、この大銀杏の下で切腹して果てたと、ここの掲示板には書かれている。

 

 地上3m程で9本の枝に分かれて気根が幾つかに垂れ下り、ビロードシダが付着生息している。分岐付近に気根(乳)を垂らしていることから、乳神(ちちがみ)さんとしても古くから信仰をあつめてきたという。お乳の出ないご婦人は、わざわざここまで出向いてきて、この「イチョウはん」にお願いしたとかと聞いた。今ではそのようなご婦人は見かけない。

 

 幹囲は約7.82m、高さは約25mもあり、この大イチョウを北に越えると香川県へ入るため、徳島県との県境の目印となっている。昭和34年に県の天然記念物に指定されている。

 

 おりしもの東風で、ハラハラと扇形の葉っぱが舞い散っていた。

 

 偶然、見かけた「山鳥」のオス。カメラを向けたらすぐさま逃げられてしまった。

 

 食欲不振というか、体重増加というかで、無性に「ところてん」が欲しくなって探したが、時期的なこともあってかなかなかに見つからなかった。三軒目のスーパーでかろうじて見つけた「ところてん」。

 

 ところてん(心太または心天)は、テングサやオゴノリなどの紅藻類をゆでて溶かし、生成された寒天質を冷まして固めた食品。それを「天突き」とよばれる専用の器具を使って押し出しながら細い糸状(麺状)に切った形態が一般的である。全体の98~99%が水分で、残りの成分のほとんどは多糖類(アガロース)で、独特の口当たりがある。腸内で消化されないため栄養価はほとんどないが、食物繊維として整腸効果がある。中国地方以西では二杯酢あるいは三杯酢をかけた物に唐辛子を添えて食べる。

 

 香川県坂出市「八十場(やそば)」はJR高松駅から普通列車で25分ほど。地名は「八十八」や「弥蘇場」などとも表記され、駅前にある看板に記された地図を頼りに5分ほど歩けば、ところてん茶屋に到着する。冬の間はお休みのため、春になると、待ちかねたようにたくさんの人がやってくる。ここは、江戸時代からところてんだけを作りつづけている「清水屋(きよみずや)」というお店。

 

 実は、このお店には強力なパワースポット、はるか昔から湧き続ける伝説の霊泉があるとされている。約1900年前。南海で暴れていた悪魚を退治に向かった日本武尊(※讃留霊皇子との説も)と80人の勇者が悪魚の毒に苦しんだ時、童子が勇者達にこの泉の水を飲ませると、たちまち蘇生したため、「八十蘇場の清水(やそばのしみず)」と呼ばれるようになったといい伝えられている。また、平安時代末期、讃岐国に配流となっていた崇徳上皇が崩御した際、京からの使者が到着するまでの20数日間、この泉の水を遺体にかけ続けたところ全く腐敗しなかったとか言い伝えられている。

 

 この前、遍路道研修の時、イノシシ網に足をすくわれて転倒したが、その時にカメラのレンズフードが割れてしまったので、急遽、amazonさんにお願いしてあったら、早速にフードが届いた。

 

 全く、ドジになったものだとつくづくあきれるばかり。

 

 今日の掲示板はこれ。「歩き続けていれば、思いもよらぬときに蹴つまずくものだ。歩かずにじっと座ったままで蹴つまずいた人を見たことがない。」というチャールズ・ケタリング」さんの言葉から。チャールズ・フランクリン・ケタリングCharles Franklin Kettering は、アメリカ合衆国オハイオ州、ラウドンビル生まれの、農民、教員、メカニック、エンジニア、科学者、発明家、社会哲学家である。先日、私もイノシシ網に足をすくわれてつまずいたが、歩いて居れば、生きていれば、思いもよらぬときに蹴つまずくものだ。蹴つまずいたら起き上がればいいだけのこと。蹴つまずくのを恐れてじっと座ったままでは生きていけない。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


堂々と 悩んで生き抜く 彼岸花

2018年09月09日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は、前線や湿った空気の影響で雨となり、激しく降る所があったらしい。気温は23.6度から26.5度、降雨量は0mm/hから10mm/h、湿度は92%から78%、風は1mから3mの西の風が少しばかり。明日の10日は、前線や湿った空気の影響で昼前まで雨が降り、雷を伴う所がある見込みで、昼過ぎからは湿った空気の影響で概ね曇るらしい。

 

 今日は朝から終日雨。気圧は1005hPa、気温は20度、湿度は78%が朝のデータ。体重は65.6Kg。おなかの張りはない。

 

 山の神神社のしめ飾りは準備できていたのだが、境内のお掃除などは来週の16日に順延することになった。雨に濡れてまでやるようなことでもない。

 

 で、今日は「おへんろつかさ養成講座」の志度寺現地研修の日だったが、まだ体調がよくないので今回もパスすることにした。私のご用はとくにない。駐車場係くらいなものだ。

 

 そこで、朝の間は事務作業ということで、10月の行事予定表なんぞを作成していた。来月まで生きていけるかどうかは定かではないが、一応、生きていく上での目標みたいなものだ。

 

 こちらは11月分のスケジュール表である。法務や講演会は、体調不良・・・ということで、当分の間はお休みさせていただいている。その診断書もいただいている。

 

 で、今日は高松市での「ひょうげ祭り」の日である。奥方が何年も前から一度、見学したいと希望休をとってまでの拝観である。ひょうげ祭りというのは、江戸時代に水不足解消のため、新池を築造した矢延平六の徳を偲び、水の恵みに感謝し、豊作を祝うお祭り。祭りでは、色鮮やかなメーキャップをした人々が新池までの約2キロの道のりをひょうげ(おどけ)ながら練り歩き、 最後は神輿ごと新池に飛び込んでクライマックスを迎えるもの。

 

 消防車に前後をガードされて、お祭りの一行は、浅野地区集落研修センターから新池まで奇抜な化粧や衣装を身に纏った人々が約2時間ひょうげ(おどけ)ながら練り歩くもの。

 

 高松城を水攻めにするために池を作ったとのい讒言(ざんげん)で、阿波に追放になった矢延平六をしのぶため、また、農民一揆と間違われないため、肥料の袋の衣装や、野菜の刀、野菜の帽子などで、おどけながら武士をバカにし、殿様を阿呆もの扱いする道化者の行列で皮肉たっぷりの行列を組む。

 

 このころは小雨状態で行列もスムーズに進行している。この独特のメークが面白い。

 

 馬も平六さんも雨具姿ではさえない表情。

 

 最後はおみこしだが、これらもお手製の神輿で。最後はかき手もろともに池の中に飛び込むとクライマックスになる。

 

 昨年のおまつりはこんなもの。やはり、まつりは晴天が一番だ。

 

 そして、これがクライマックスの場面。今年は降雨のため、私たちは途中でリタイアして帰宅した。

 

 今日の掲示板はこれ。「念仏は悩みをなくすのではなく 堂々と悩んでいける道である」という曽我量深先生の言葉からである。妙好人といわれた庄松さんはまさしく安心して悩むことができる道を見出された。「(悩みを)持ったまま」「邪険という角を持ったまま」、安心して堂々と悩 んでいける道しか、私たちがすくわれる道がないと仰せになったのは法然上人さん。そこには、いのちを我が物にして苦しんでいたことから解放された法然さん の喜びがある。思いどおりにならない状況のなかに、実は光輝く世界があるもの。法然さんは、「真宗の教えは立派な人になっていく教えではない。人間は愚か であるがゆえに、はかりしれないいのちからの呼びかけを常に聞いていかなくてはならないのだ」と言われている。この呼びかけを忘れて、自分の思いにとらわ れてしまうのが凡夫とよばれる私たちのあり方なのであろう。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


夏空に 出会ってみたい 人がいる

2018年08月09日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は湿った空気の影響で曇っていた。気温は25.5度から32.5度、湿度は88%から76%、風は1mから4mの西の風が少しばかり。明日の10日は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇り、昼前から夜のはじめ頃は雨の降る所がある見込みらしい。

 

 昨日とは打って変わって蒸し暑い朝になった。湿度が高いからか、妙に身体が重たいし、おなかも重たい。

 

 今日は香川県の西の方にある「豊稔池ダム」に向かってみた。本当は昨日が、「ゆる抜き」だったのだが、昨日は会議があったので、今日にずらしてみた。「ゆる抜き」というのは池やダムを放流・放水することである。昔は「ゆる」という「木栓」を調整して放水したものだった。今では「ゲート」や「バルブ」で放水する。

 

 昔のゲートやバルブである。

 

 今年は下流の池に水が充分に溜まっているために、放流は控えめ。ここのダムについて語れば永くなるので、今日はここまで。

 

 今年の放流はこの程度。でも、涼しくていい気持ちだった。

 

 その後、観音寺市内のお寺さんにお参りしたが、ここの後住さんの名前を「ど忘れ」してしまって、訪問できず。携帯電話まで忘れてきてしまっている。「認知」が進んでいるのだろうか。

 

 途中でおうどんを食べて、お昼からは、私が入院していた、「香川大学医学部附属病院」へ寄ってきた。私の前任者が「心筋梗塞」で緊急入院したのだと、昨日の定例会で聞いたからだ。

 

 病院名もどこに入院したかも聞かぬままで、「ここしかあるまい・・・」ということで、香川医大附属病院に入ったが、工事中で、間仕切りばかりが多くて、まるで浦島太郎状態。目指すのは「南病棟三階」の心臓血管センターだった。ここのスタッフステーションで、聞いてみたら、「376号ですが、わかりますか」というので、「ええ、私が入院していた部屋ですから」と答えた。私が30日間、入院していたのが、376号室。

 

 まさしく、この部屋だった。で、このチューリップの画面にタッチすると、入院患者の氏名が表示される。これまた、私の寝ていたベッドだった。

 

 そ、全く、この部屋の、このベッドだった。私の前任者も手術が成功し、肝臓だの内臓だのと、いろんなところをチェックされて、近く、退院できるということだった。

 

 で、私の担当看護師だった、「ビーバーみずほ」がいるか、訪ねてみたら、昨夜が夜勤だったもので、午前中で帰った・・・とのこと。これまた空振りだった。

 

 まるで、梅雨に戻ったような蒸し暑さに耐えきれず、早々に病院を後にしたことだった。

 

 その頃の数値である。

 

 数値は全く正常になったのだが、体重は似たり寄ったりで、相変わらず、呼吸苦や足のむくみ、しびれなどは改善されていない。心臓そのものは正常になったのだけれど、胸水もなくなったのだけれど、そのほかに何かが障っているらしい。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生 初の今日であり 今である」という、町内の善楽寺さんの掲示板にあった言葉から。よく見かける言葉だけれど、どこの誰の言葉かわからなかった。私たちは、当たり前のように生きているのだけれど、「今」という一瞬は「今」でしかないし、「今日」という時間はまるきり人生で初めての「今日」であって、もう、二度と今日という日はやって来ない。その今日という日の積み重ねが、この私の「人生」となる。それだから、今日、出来ることは今日にやっておきたいものだし、今日、見ておきたいものは、ぜひとも今日に見ておきたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


漫然と 晴れ間見ている あまがえる

2018年06月04日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は17.8度から26.6度、湿度は88%から59%、風は1mから3mの東の風が少しばかり。明日の5日は、梅雨前線の影響で曇り、夕方から次第に雨が降る見込みらしい。

 

 毎週、月曜と金曜日が奥方の公休日。だから、今朝も5時から起きて家庭菜園の見回り。すると、唐突に、「どこかに連れて行ってよ~」という。珍しいこともあるもんだ。「80日も病人をみてきたし、洗濯物も届けたし・・・」そう言われるとぐうの音も出ない・・・。

 

 「郵便局に寄ってお金を出して、お兄ちゃんの施設に行って・・・道の駅で野菜を買って・・・」。ついでに奥方の車にガソリンも入れて・・・。なんだ、体のいいお買い物の運転手じゃないか。

 

 途中にある道の駅「香南楽湯」でトイレ休憩。そこにある朝市で野菜を買って・・・。「違う道の駅にも寄ってよ~。違う野菜があるかも・・」注文の多いお客さんだ。

 

 道の駅「滝宮」で私はトイレ休憩。奥方は産直市場でお買い物。

 

 私が「塩分控えめ」というか、「塩分抜き」の食事のため、お肉や魚は調理が難しい・・・というか味付けが難しい。野菜だと酢の物とかドレッシングとかでどうにでもなる。

 

 で、今日のメインはここ。坂出市にある「川津浄水場跡」に作られている「花菖蒲園」である。私は毎年、ここに来ているのだが、奥方はまるきり最初。ここまで来る途中、「あ、おうどん!」「あ、うどん屋さん・・」と10時過ぎからうるさいこと。おうどんは塩分の集合体だから食べてはいけない食べ物だと言われているのに・・。

 

 これが坂出市水道局の「川津浄水場」跡。今は「浄水場」としては使われていないらしい。その、四つの浄水池に、92種13,000株、約4万本の花菖蒲が植え付けられているのだと。今日は平日だというのに多くの車が押し寄せていて、近くの池の周辺にも路上駐車がいっぱい・・・。

 

 特に中高年の女性が多い。男性も中高年が大きなカメラをぶらさげての撮影会。ま、私もその中の一人。おじさんが花の写真を撮るというのも、大きなカメラがないと絵にならない。

 

 奥方を連れて行った・・・という証拠写真。また,かわつ花菖蒲園では毎年,早生(わせ)・晩生(おくて)など,開花時期の違う品種を混生させていることにより、開放期間中,咲き具合が移り変わっていく様子を楽しむことができるが、今はまだ、始まったばかりの序盤というところ。

 

 このあたりは早いものらしくて今が盛り・・・というところ。奥方はすっかりとご満悦の様子。

 

 花菖蒲を見たと思えば、すぐに「おうどん、おうどん・・」と、今日は禁断のおうどん昼食。

 

 私は「ぶっかけうどんの小の冷や」と天ぷらをお願いした。支払いはスポンサーの奥方さま。かつおぶしが大サービスだった。白いのは大根おろし。お出汁は飲んではいけないとされているのだが、あまりのおいしさにすべて飲んでしまった。今日は塩分超過間違いない。

 

 今日の私の予定はこれだけ。70歳記念の「肺炎球菌ワクチン接種」という大切なお注射。しばらく肺炎を患っていないから、そろそろ要注意。今度かかれば命が危ないと言われているし・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。町内の善楽寺さんにあったもの。「その人の都合でよい雨 わるい雨」というもの。昔、「泣きばばあ」という話があった。そのおばあさんには、二人の子供がいた。一方は、傘の職人になった。もう一方は、帽子の職人になった。そのおばあさんは、晴れると、「ああ、傘職人の息子の商売が悪い、、、」と嘆き、雨が降ると、「ああ、帽子職人の息子の商売がだめに、、、」と、嘆くのだった。真逆に考えれば、人生は楽しいのに。しかも、悪い環境からは、改良や改善が生まれるのに。物事には、良い悪いどちらもない。起こったことに、「良し悪し」や「幸不幸」といった感情をつけるのは、いつもその人自身なのだ。という話だった。人生、「笑いばばあ」、「笑いじじい」でいきたいものだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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