先日に、島の周囲にはびこっている・・パンパスグラスのような、オギのような、竹のような植物は何というものか・・・ということを書いたが・・・。
鐡五郎さんから・・「ダンチク」だと教えてくれた。はじめて聞いた名前だった・・。
最初に・・このさぬき広島にやってきたころには、かわいい植物やなぁと思っていたが、16年もたてば・・・それが・・恐怖にも思えてきた・・・。伐っても切っても・・・払っても、折っても・・猛威をふるって・・どんどんと大きくなってくる。
まだ・・我が家の敷地内までには侵入してきていないが、それも時間の問題かもしれない。この・・我が家の前に広がっているものも、ブロック塀の中だけで勢力を広げて繁殖しているが、それがどうなのかもわからないし、我が家の背後にも幾つかの株が見える・・。
このダンチクは・・関東地方以西の本州~南西諸島から台湾・中国・インドから地中海沿岸にまで分布する大型の多年草の植物で・・・高さ4mほどにもなるらしい。
瀬戸内の暖地の海岸域に生育して、乾燥にもよく耐え、風にも強いようで、海岸の風衝地に群生していることがあるらしい。竹のような地下茎があって所々から地上茎を出す。茎は竹のように中空であり、丈夫で竹と同様に農業や漁業用の資材として利用された。
1年目の茎に付く葉は長くて60cmほどになり大きいが、2年目の茎は枝分かれし、1年目のものに比べて小さな葉が密生する。秋に天高く、大きな花穂が形成されるらしい。
ダンチクは「葮竹」と書かれ、イネ科の植物で、学名を「Arundo donax」とか「Giants read」といい、別名を「ヨシタケ」(蘆竹)というらしい。このダンチク(よしたけ)の「ダン」の語源については葭(カ)で、ヨシの意の音の読み違いではないかという。
で、「葭」の音は、「カ」で、訓は、「あし」「よし」で、「葮」の音は、「タン」「ダン」で、訓は、むくげという木の名であるという。「葭」と「葮」をこの様に並べて見た場合、一瞬どっちがどっちなのかその判断に戸惑うことだし、特に字の上手でない人が書いた場合は尚更区別ができなかったんじゃないか・・。 そこで、ある書物に「葭竹(ヨシタケ)」と書いてあったとしても、それを誰かが読み違えて「葮」と読み、「葮竹(ダンチク)」としてしまったものかもしれない・・・。
島のおじさんが「よしがや」というていたのは、そういうことで考えてみるとあながち間違いではないが、「よしたけ」と「よしがや」では・・大きな違いになるのかも知れない。しかしのかかし・・最近の「暖竹」というのは・・どうかなぁという気にはなった。
英名の「Giants read」ジャイアント・リードは、一般にアシの仲間をリードと呼び、クラリネットやサキソフォンなどの吹き口につける舌(リード)はアシからつくられるらしいが、このダンチクも利用されてきたらしい。また、ステッキや釣りざおをつくるのに利用されることもあるのだとか。
じゃぁ、また。
鐡五郎さんから・・「ダンチク」だと教えてくれた。はじめて聞いた名前だった・・。
最初に・・このさぬき広島にやってきたころには、かわいい植物やなぁと思っていたが、16年もたてば・・・それが・・恐怖にも思えてきた・・・。伐っても切っても・・・払っても、折っても・・猛威をふるって・・どんどんと大きくなってくる。
まだ・・我が家の敷地内までには侵入してきていないが、それも時間の問題かもしれない。この・・我が家の前に広がっているものも、ブロック塀の中だけで勢力を広げて繁殖しているが、それがどうなのかもわからないし、我が家の背後にも幾つかの株が見える・・。
このダンチクは・・関東地方以西の本州~南西諸島から台湾・中国・インドから地中海沿岸にまで分布する大型の多年草の植物で・・・高さ4mほどにもなるらしい。
瀬戸内の暖地の海岸域に生育して、乾燥にもよく耐え、風にも強いようで、海岸の風衝地に群生していることがあるらしい。竹のような地下茎があって所々から地上茎を出す。茎は竹のように中空であり、丈夫で竹と同様に農業や漁業用の資材として利用された。
1年目の茎に付く葉は長くて60cmほどになり大きいが、2年目の茎は枝分かれし、1年目のものに比べて小さな葉が密生する。秋に天高く、大きな花穂が形成されるらしい。
ダンチクは「葮竹」と書かれ、イネ科の植物で、学名を「Arundo donax」とか「Giants read」といい、別名を「ヨシタケ」(蘆竹)というらしい。このダンチク(よしたけ)の「ダン」の語源については葭(カ)で、ヨシの意の音の読み違いではないかという。
で、「葭」の音は、「カ」で、訓は、「あし」「よし」で、「葮」の音は、「タン」「ダン」で、訓は、むくげという木の名であるという。「葭」と「葮」をこの様に並べて見た場合、一瞬どっちがどっちなのかその判断に戸惑うことだし、特に字の上手でない人が書いた場合は尚更区別ができなかったんじゃないか・・。 そこで、ある書物に「葭竹(ヨシタケ)」と書いてあったとしても、それを誰かが読み違えて「葮」と読み、「葮竹(ダンチク)」としてしまったものかもしれない・・・。
島のおじさんが「よしがや」というていたのは、そういうことで考えてみるとあながち間違いではないが、「よしたけ」と「よしがや」では・・大きな違いになるのかも知れない。しかしのかかし・・最近の「暖竹」というのは・・どうかなぁという気にはなった。
英名の「Giants read」ジャイアント・リードは、一般にアシの仲間をリードと呼び、クラリネットやサキソフォンなどの吹き口につける舌(リード)はアシからつくられるらしいが、このダンチクも利用されてきたらしい。また、ステッキや釣りざおをつくるのに利用されることもあるのだとか。
じゃぁ、また。