まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

倍賞千恵子「下町の太陽」

2010年01月30日 | 自然
倍賞千恵子「下町の太陽」


 今日は・・天気がいいし、奥方が泊り明けなもので、戻るとすぐにお休みになるものだから、お邪魔をしてはいけないと思って早めに我が家を出た・・。

 夕方から・・・朝の九時過ぎまで・・一睡もせずに・・利用者さんのお世話をするんだから・・疲れるし・・眠たいわね・・。だから・・ゆっくりとお休みできるようにと・・留守にするんだけれど・・。それが・・奥様は・・・「勝手に家を留守にして・・」と・・いうのだけれど。

 

 で・・、今日は・・久々に・・高松市三谷町の「情熱うどん・わらく」に行ってみた。ここも・・通るたんびにお客が少ないなぁと思いつつ・・心配しつつ・・。心配はせんでもいいのだけれど。

 ここは・・あの・・るみばあちゃんのお店・・「池上製麺所」で修行した店長さんがやってるお店だけれど、なんでか・・ここは・・一般店。だから・・流れも空気も・・・全く・・違う・・・。確かに・・・親の背中を見て育っても・・違う性格になるのは納得できるけれど・・・。あまりにも違いすぎると・・、「本当に・・親子?」って、思ってしまう。ま、どちらがいいのかはわからんけれど・・。

 

 るみばあさんちは・・一玉150円・・。それに天ぷらを載せるか、タマゴを載せるか・・くらいものだけれど・・、この「わらく」は豪勢なもんだ・・。お肉も載せぇの、わかめも載せぇの・・天ぷらも載せぇの・・。

 そういう路線にのっかって・・「肉わかめうどん」というのを注文した。肉うどんにわかめが載ってるみたいなもの。わかめうどんにお肉が乗ってるものか・・。似たようなもんだ。

 

 これで・・450円だ。少しばかり・・・お出汁が・・ぬるかったかなぁ・・。変な温度やなぁと思った・・。麺は確かにしっかりとしていたのだが・・、お出汁がぬるま湯みたいで・・・。何かの調合を間違ったのかしらん・・。それとも・・お年寄りだと思ってやさしくしてくれたのかしらん・・・。

 その後・・・県立図書館に行って・・咸臨丸関連の本を三冊ほど。三月半ば過ぎに・・「咸臨丸と塩飽」という演題で講演をしないといけない・・。その・・空気作りかな・・。雰囲気を幕末の江戸に向けないといけない。だから・・「龍馬伝」は御法度。ああいう・・別の空気に染まってしまうと・・塩飽水夫の素朴さとか実直さが濁ってしまう・・。

 

 「江戸でなにをしちゅうがやき・・」などという言葉に染まってしまうと・・「ほんだきんど、こんどはあぶなげなこうかいらしいけんのぉ・・」という・・塩飽の言葉がわからんようになるけん・・。

 

 最近・・朝ドラの「かつのしん」か・・。じゃない・・あの・・阿波弁というか・・「なになにしとう・・」という言葉が耳について・・。神戸の垂水とか明石あたりもそうかね・・、ああいう・・「なになにしとぅ・・」という言い方をする。「なになにしている」を・・「しとぅ・・」って言い方をする。高知では・・「しちゅう・・」やね。讃岐では「しとるけん」かな・・。そのあたりが・・・混乱するんだわ・・・。言語理解の崩壊。

 

 最近・・愛媛の・・なんたら兄弟の「松山弁」がお休み状態みたいだからまだいいが、ここに・・伊予弁が混じったら・・それこそ・・・どこの人間かいな・・と思うような言葉になってしまいそう。皆さんは・・そうはならんですかね・・。

 そういうときに・・、この倍賞千恵子さんの・・「下町の太陽」って歌はすがすがしくて・・きれいで・・・貧しいけれど・・清らかで・・・みたいな印象があるね・・。この歌が流行したのがいつだったか記憶にないのだけれど、昭和の三十年代じゃなかったかしらんね・・。気がついたらおしえてくださいな。

 この歌詞にある・・「よろこびもかなしみもうつすがらすまど・・」の意味がわからなくてね・・。わが家には・・・窓なんてものはなかったし、うつすがらすまど・・って、なんじゃろか・・・て。わが家には・・杉板の雨戸か障子しかなかったし・・・。

 だから・・・何か・・別の世界へのあこがれみたいなものもあったのかなぁ・・。この歌を聴くと・・・何か特別な世界へ引き込まれていくような・・・そんな感傷にひたったような気がする・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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