まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

暖かき 冬至の風呂に ビール抜く

2009年12月22日 | 自然
 今日は冬至らしい・・。二十四節季の一つで、旧暦十一月子(ね)の月の中気、新暦の十二月二十二~三日頃のことになる。太陽の黄経が270度に達し、冬至線の上に直射するときのこととある。

 この日、北半球では太陽の高さが一年中で最も低くなる。そのため昼が一年中で一番短く、夜が長くなる。この日を境に、一陽来復、日脚は徐々にのびていくらしい。

 この日は冬至かぼちゃを食べて金運を祈り、冬至風呂(柚子湯)に入って無病息災を祈る行事を各家庭で行ったらしいが、最近はそういうことも少なくなった。

 

 朝は厳しい冷たさで霜が真っ白になるように輝いていた。朝の間は風がないのでゴミを燃やしたり、散歩をしていても苦しくはなかった・・・。ポチも元気いっぱいに走りまわっていた。

 さて・・今年も残り少なくなったもので、とりあえずは年賀状の印刷だ。原稿はすでにできている。入力も終わっている。あとは印刷だけとなっている。

 今年は母の妹が亡くなったもので母は年賀欠礼。それにけいこばぁのお父さんが亡くなったもので年賀欠礼・・・。ということで・・・私だけの年賀状。それだし、会社を辞めた・・・ということで・・同僚とか先輩とか・・・取引先とか関連会社とかのデータを削除したために・・・わずかに・・・40枚程度になった。

 

 ともあれ・・、年賀状の作成・印刷は終わった。あとは投函するだけだ。ま、これで一安心。

 その後は・・・百々手神事の「捨て矢」の準備。厄除祈願や家内安全祈願などをする人は景品かお包みを持ってくる。そのお返しに祈祷札やこの捨て矢という竹に色紙の矢をお渡しする。これを一年間・・玄関に刺して飾っておくのが島の風習。

 その捨て矢の矢羽根の印刷をしておく。矢羽根には「奉射百々手神事:射ちたてまつるももて神事」「悪魔降伏悪鬼退散:あくまこうふく・あっきたいさん」と書く。裏には・・・「平成二十二年一月二日」「誰の誰平・・・」と書く。これが矢羽根になる・・。

 

 これを・・・「立ち人」と呼ばれる弓を打つ人が・・・20本ずつ作って持参する・・。立ち人が10人いると・・・200本の捨て矢になるが、里の人々はそんなに多くはないので・・・その年で調整される。

 さて・・今日のお昼は・・・さぬき市津田の「手打ちうどん 羽立:はりう」に行ってみた。

 

 津田川沿いの・・・ぽつんとある小さなおうどん屋さん。一般店なんだけれど、案外と常連さんが居着いていて・・まぁまぁ・・やってるみたいなお店。

 で・・お店に入ってみると・・・「冬期限定しっぽくうどん」みたいな案内があって、すぐさまに・・「しっぽく小」を注文した・・。

 

 麺はいくぶんか太くしっかりとしている。硬いという重たさでもない。お出汁は薄いようだけれど野菜の出汁が甘いのかな・・・。お野菜の堅さはまずまず・・。里芋がでかいので・・・これは何なんだろうか・・と考えるほどだった。

 今日は・・・日中は暖かいもので・・・汗を流しながらお店を出た・・。これで450円だった。やはり・・一般店はそんなものか・・・。

 

 隣町にあった大型スーパーが閉店し、今月18日から新しいお店としてリニューアルしている。同じイオン系のお店らしい。借地権の問題で・・・名前が変わっているが、レジのお姉さん方はそっくりそのまま・・・。

 そこで少しばかりお買い物をして・・・午後からは・・窓ガラス掃除・・・。新築して・・・もう・・・三年も四年にもなるのに・・・窓ガラスなんぞ拭いたことがない・・。けいこばぁに言われてしぶしぶ・・・お掃除したんだけれど・・ぞうきんタオルが真っ黒になった・・・。自分のお部屋だけなんだけれどね・・。それでも・・今日は汗が噴き出すような温かさだった・・・。

 

 そんなことで・・・アリの歩みのようにのろまだけれど、少しずつ・・お正月の準備が進んでいる・・・。明日には竹を切ってきて・・捨て矢の完成・・・牛島研修の資料印刷・・・。おうちのまわりの片付けほか・・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

 



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