湯西川温泉を後に向かったのは南会津の「大内宿」です。
標高700メートルの会津高原はまだ桜が咲いています。
蕾の所もありました。山には雪も残っています。
新緑にもなっていなくてまだ高原は冬でした。外の気温は11℃。
でも景色はとっても綺麗です。自然がすばらしい~
途中で休憩したJAの直売所、県外の車がたくさん止まっていました。
おやつに買った新じゃがのパックには「がんばろう福島」のシールが・・・
皆さん私たちと同じ気持ちで福島に来たのかな~と・・・
着いた 「大内宿」 はたくさんの人で賑わっていました。
よかった~~~
「あれっ」 覗いたお店に見たことある人が座っていました。
テレビで何度か見たことあります。 福島で民宿をされている方です。
先日もたぶんテレビタックルで「家は内陸で被害もないのに風評でお客さんが全然来なく
なってしまった。皆とても困っている。」というような事を訴えていたんです。
これを見て福島に行きたいと思ったのでした。
ここの方だったのですね。
テレビと同じ明るくて気さくなおば様でした。
ここもゴールデンウイーク前は閑散としていて観光客もこなかったそうです。
やっと賑わって本当によかったと食事をしたお店の方が言っていました。
いつも出かけると私の買い物をいらいらしながら待っている夫ですが、今回は
率先して自分も買っていました。
買い物をすることも支援に繋がるという事なので・・・
途中見つけた酒蔵「男山酒造」では日本酒2本
天然酵母のやまぶどうパン
その他おみやげやおやつ
その他、ダイエット唐辛子、喜多方ラーメン、ブロックベーコンetc
帰りは高速を使う事にしました。1000円の日でした。
東北自動車道の白河インターに向かったのですが落石により通行止め、行けませんでした。
なので須賀川インターから乗ることにしました。
ここまで地震の被害に遭遇することもなく普通に旅してきましたが、ここからはやっぱり
大変大きな地震だったのかをまざまざと感じました。
須賀川に近づくと瓦の屋根のお宅は古い新しい大きい小さいまったく関係なく屋根の
棟(むね)部分が皆崩れていました。
一番高い所なので足場がなければ危なくてブルーシートもかけられないようです。
どのお宅もそのままになっています。
新築の家もその部分だけ崩れているので瓦の積み方が地震には強くないのだと感じました。
もしもの時我家も危ない~~!!
これだけ瓦が落ちるのですから絶対に慌てて外に飛び出したらダメです。
頭、直撃されますね。
東北自動車道も復旧工事は出来ていましたが、ひびや崩れた所も見かけ、まだゆがんでいる
場所もありました。修復の後を見るとここでもすごい地震だったのかがよくわかりました。
連休の真ん中の2日は平日だったのでそれほどの渋滞もなく帰れました。
災害救援の自衛隊の車がたくさん走っています。
ボランティアの帰りのようなバスもみかけました。
ここまで来ると災害地に近い実感が湧きました。
原発が安心するまで海外からの旅行客は少なくて観光地は大変だと思います。
その間、国内旅行するのもいいかも知れません。
まだまだ行った事ない素晴らしい場所がたくさんありますから・・・
福島もとってもいい所でした。会津の方は全然大丈夫なので応援したいです。