気分転換

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日常を気楽に綴っています。

ATAMI ジャカランダフェスティバル

2017年06月25日 | 

友人3人で熱海のジャカランダを見に行ってきました。

2月頃から何となく話に出ていた熱海行きです。

新幹線で行けば速いのですが・・・

上野東京ラインが出来てから最寄りの駅から熱海まで
乗り換え無しで行けるようになりました。

その代わり30駅3時間半かかります。

でもいいんです。

急ぐ旅ではありません~~

長いのでせめてもとグリーン車でゆったりと・・・

 

到着後はまず早目のお昼ご飯。

朝が早かったのでお腹がすきました。

さて、行動開始~~

海岸目指して歩きます。

ジャカランダはこんな花です。(ノウゼンカズラ科)


淡い紫が何とも言えない美しさです。

お宮の松の辺りにはジャカランダ遊歩道があります。

一番最初に植えられた大きな木は既に終わっていました。

先週の水曜日の大雨が降った日にみんな落ちてしまったのだそうです。

数日遅かったのですね。

まだ植えられたばかりの若い木は頑張って残っていてくれました。

葉っぱはねむの木やアカシアに似ています。

こちらは(親水公園前あたり)建物があったので風の影響が少なかったのかもしれません。

 

ここはジャカランダだけではありませんよ。

遊歩道やスカイデッキも花盛りで観光客を楽しませてくれます。



梅雨の晴れ間、紫外線を気にしなければ、ベンチに座りのんびりと
海を眺めていたいところです。

流石にのんびりとしている方はいませんね~

でもウオーキングをされている方は見かけました。

こんな景色を見ながらのウオーキングいいなぁ~~

名残惜しいですが暑いので次へ向かいます。

 

友人お勧めの「起雲閣」です。

歩いて15分位で行けるとの事でした。

途中で誰かのスマホが「ピンポン~」

「ラインじゃない?」

皆自分のスマホを見てみる・・・

「あらっ!麻央ちゃん亡くなっちゃったわよ~」

「えぇっ~~!ホント~~!」

 

起雲閣

最初は別荘として建築(大正8年)されてから99年、何度も主が変わり
現在は4度目の主として熱海市が管理しています。

大正・昭和の浪漫溢れる建築様式を堪能できる名邸と
緑豊かな庭園が見学できます。

終戦後は一時リフォームされ旅館として営業されていた時もありました。

そんな時、名立たる文豪の方々がここで執筆活動をされていたようです。

多分、夏は涼しい赤城や軽井沢。

冬は暖かい熱海で執筆されていたのでしょうね。


NHKの朝ドラ「花子とアン」では九州の石炭王、嘉納伝助の屋敷として
使われた所だそうです。

そういわれてみれば・・・

見ごたえありました。

 

さてまだ帰る予定時間まで2時間あります。

休憩したここの喫茶室の方が「だったら来宮神社はいかがですか?」

という事で・・・


ここは2000年超の大楠があります。

とにかく大きい。 パワーを頂けそうです。

国指定の天然記念物になっており平成4年の環境庁の調査では
本州1位の巨樹と確認されております。

「健康で穏やかに過ごせますように・・・
麻央ちゃん痛みから解放されてゆっくり休んでね・・・」

帰りに御朱印も頂いてきました。

 

余談ではありますがここ熱海は私の両親が約60年前新婚旅行に
訪れたと聞いております。

父は70歳で亡くなりました。

母は現在グループホームにお世話になっていますが、先日
「○○子さんの昔の写真があったら何枚か見せて欲しい」との事で
実家からアルバムを持ってきていました。

その中にあった写真、多分これが熱海だと思われます。

初々しいです〜

父23歳、母20歳。

 

帰りも直通電車のグリーン車でゆったりと3時間半。

ぺちゃくちゃとおしゃべりしたい所ですが

おば様たちのおしゃべりはうるさいのでなるべく慎むようにしています。

ヒートアップすると周りが見えなくなってご迷惑がかかりますから。

「人のふり見てわが身を直せ」です。

たまに小声で喋ったり後はスマホのヤフーニュースを読んだりしていました。

その内みんな涙目に・・・

麻央ちゃんのニュースにしんみりとした空気です。

娘、34歳。上の孫5歳女の子。我家とおなじなんです。

周りを見回すと前の方でも同じようなニュースを何人か見ていました。

「ご冥福をお祈り申し上げます」