気分転換

テーマはありません。
日常を気楽に綴っています。

2泊目は飛騨高山

2018年12月13日 | 旅行

高山のお宿に到着した頃にはすっかり日も落ちてしまいました。

ナビで探しながら市内を通る時には20年前に行った時の記憶が
うっすらと蘇る場所もありました。

高山陣屋、古い町並みの近くでちょっと上がった丘の上でした。

部屋に案内され窓を開けてみると高山市内は既に夜景です。

夕食前にまず温泉。

平日のため大浴場も2人3人位づつが入れ替わり空いています。

そこに入ってきた若い3人の女の子たち。

日本人ではありません。中々入って来ません。

やはり慣れない大浴場、恥ずかしいのかな・・・

私があがる時腰にタオルを巻いてやっと入ってきました。カワイイ~

 

夕食です。

この日は私の誕生日。

朝、窓を開けてみると・・・

「あらっ~~!」

またまたお天気が良くありません。

下に見える高山陣屋、何となく霞んでいます。

道路は濡れていますが歩いている人は傘は差していないようです。

早目にチェックアウトし車を市営駐車場に移動しました。

下からお宿を見上げると

 

高山陣屋では朝市がひっそりと開かれていました。

川沿いの宮川朝市も最近では出店する方が減ってしまったそうです。

 

まだ観光客も少ない時間帯にゆっくりと高山陣屋を見学しました。

前回は多分平成8年の修復工事が終わったころだったと思うのですが
ここを見学していませんでした。

江戸時代のお役所『高山陣屋』

江戸から派遣された幕府直轄領の行政、財政、警察などの
政務を行った場所です。

1692年から177年間に25代の代官、郡代が江戸から派遣されました。

この建物はお役所、郡代住宅、年貢米などを保管しておく御蔵等などが在ります。

幕末には全国に60ヶ所以上あったと言われる郡代・代官所の中で
唯一当時の建物が残っている場所だそうです。

代官と聞くとあの水戸黄門に出てくる悪徳代官が思い出されてしまいますね。






時代劇で見た事がありますが、御白洲は罪人が取り調べを受けた場所なんですね。

尖った板の上に正座させられ上に重しを乗せて白状させる?痛そう~~!

3回にわたり復元修理を行い江戸時代の高山陣屋の姿がほぼ蘇っています。

田舎育ちの私も夫も展示されいる農機具や台所用品など
「これ家にあったよね~」と懐かしく見学しました。

 

少なかった観光客も時間と共に次第に増え、ここも外国人観光客の
団体さんばかりになってきました。

ドイツからの皆様、余りに体格が良くて圧倒されました。

どの方も見上げるようです。

 

この後は近くにある『古い町並』に行ってみます。

この街並はやはり江戸時代の1690年代からの
建築物の保存地域になっています。

昼近くになり大賑わい。

外国人観光客の皆さま、しっかりと下調べしてきているのですね。

ガイドブックに紹介されているのかガイドさんに教えてもらったのか
食べ歩きできる美味しそうなものや試食できるお店に行列しています。

私達はここを往復し観光案内所で教えて頂いた
飛騨牛を食べられるお店でランチして帰ります。

紹介して頂いたのは

飛騨牛と地酒のお店「味の与平」

運転があるので残念ながらお酒はダメです。

帰りは飛騨高山から松本を通って帰ります。

雪道を心配しましたが今年はまだ降っていませんでした。良かった~

安房峠も今はトンネルが出来て(安房トンネル)交通規制がなくなり
冬でも通れるようになり便利になりました。

 

帰りに上信道を走っていたら夫が
「前のあの車に並ぶからどんな人が運転してるか見て~」と・・・

チラッと見たらヘルメットを被り警察の制服を着た方が運転していました。

「やっぱりね~」って。 凄い感・・・

「なんでわかるの~?」

「何となくそうかなって。」

暫く後ろに付いて興味半分に後ろから抜かしていく車を伺っていましたが
こんな時、皆さん意外と安全運転。

直ぐに走行車線に戻ります。

意外と気付くものなんですね。

たまにはマナーが悪く煽ったりとんでもないスピードで追い抜いていく車がいますが、
平日は仕事で運転に慣れているドライバーさんが多いのかも知れません。

でもパトカーやこういった車が走っているだけで
事故防止のための抑止力になるのですね。

 

さて今年のお出かけ予定はこれで最後になりました。

健康で楽しく旅行できるのも後何年かでしょう。

もう少し身体を鍛えねば・・・運動(歩かなきゃ~)しましょ。