気分転換

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日常を気楽に綴っています。

9月の台湾はまだまだ暑い~

2019年09月18日 | 台湾

あれから既に10日が過ぎようとしていますが
千葉県では未だに皆さん大変な思いをされています。

どれ程大型の台風であったのか帰ってからのニュースを見て
改めて驚いています。

台湾は近いけれど成田までが遠かった今回の台湾行きでした。

息子の分の航空券代は無駄になってしまいましたが、夜中にチェックインしたホテルでは
キャンセル料なしでもう一部屋の予約3泊分を取り消しをして頂けました。

平日だったので翌日は3人で久しぶりに台北に行く予定にしていました。

私たちは何度も訪れているので主な観光地は数回行っていますが
息子は初めてという事で話の種に王道のコース。
中正記念堂、ティンタイフォンで小籠包、台北101を考えていました。

でも息子が行けなくなったので取りやめ変更です。
最近ユーチューブでよく見かける
西門町辺りが面白そうなので行ってみることにしました。

 

ホテルは今回も娘の所に近い「新竹」です。

福原愛ちゃんのご主人の実家がここ新竹ということですよ。

今まで年に1度は訪れていましたが今回は1年半ぶりとなりました。

 

日本統治時代に作られた新竹駅は重厚な建物で台湾の駅でも最も古い駅だそうです。

駅前がすっきりとしました。

残念なのは駅前にそびえていた「そごう」が無くなってしまいました。

中を解体中で違うお店になるそうです。

デパートは値段が高いので利用客は少ないのかもしれません。

 

台北まで行きは台湾鉄道、帰りは新幹線で移動してみました。

最近は自販機でも切符を買うのが慣れてきたのですが
チョット迷って結局窓口で買いました。
片言の日本語がわかる方で一安心。

特急(自強号)は全席指定です。

 

台北駅からはMRTが移動に便利。地下鉄です。

駅も電車内も飲食禁止(お水もダメ)なのでとっても奇麗です。

飲食を見つかったら罰金だそうですよ。

ここは自販機で買えます。

「日本語」という所があり日本語標示が出るので安心。

切符ではなくブルーのコインが出てきます。

台北駅からMRTで1駅、西門町に着きました。

ここは若者の街、日本で言ったら原宿、渋谷のような所らしいです。

 

暑い~!!

駅から出て目についた駅前の赤レンガの建物に入ってみました。

とにかく冷房の効いている所へ~~

この建物も日本統治時代に建てられた物で大衆劇場として賑わっていたそうです。

「紅楼劇場」

2Fは茶館劇場になっています。

奥の市場だった部分は2002年リニュアルされて横浜の赤レンガ倉庫のように使われています。

若者の手作りアクセサリーや雑貨、陶器など個性的なものが売られています。

少し涼んだので街歩きに出発します。

平日の午前中、まだそれ程賑わっていません。

日陰側をお店から漏れてくる冷気に当たりながら歩きます。

日本でもお馴染みのユニクロ、H&M、ABC-MART などetc・・・

 

歩いていると突然行列のお店がありました。

何?何?

日本でも今大流行らしいタピオカのお店です。

田舎の我家周辺ではファミレスくらいしかタピオカにはお目にかかりません。

今回、一度は本場のタピオカミルクティーを飲んでみたいと思っていました。

ネットで見た日本にも支店のある「50嵐」とか「COCO」とかあればいいなぁ~

と思っていたのでしたがここは「幸福堂」という店でした。

黒糖のタピオカミルクティーが美味しいようです。

ここでは店内でタピオカを作っています。

容器の底に黒糖で煮詰めた温かいタピオカが沈んでいるのを
かき混ぜて太いストローで吸い込みます。

カエルの卵みたいと言っていた夫、初めての感想は・・・

「タピオカの概念が変わった」って・・・

これはモチモチしていて柔らかくとっても美味しかった。

タピオカも柔らかいのやチョット硬め、大粒だったり小粒だったりと
お店によって色々と違いがあるようです。

でもここのは美味しかった~~

 

そして、その先にもう一軒賑わっているお店があります。

何かカップに入っている麺のような物をレンゲで食べているのが見えます。

腰掛けるところはないので店先で立ったまま・・・

こんなに皆が食べているのならと興味深々、小のカップを一つ買ってみました。

短く切った細めの麺を柔らかく煮込んだスープ麺の上にパクチーがのっています。

美味しいかと言われれば微妙~ですが決してまずくはありません。

暑いのにもかかわらずこの温かい麺がどんどん売れています。

ちょっとお腹を満たすには丁度いいのかもしれません。

 

ここから散策しながらもう一駅先の「龍山寺」に行こうとしましたが
暑すぎて断念しました。

10年位前に1度行っているので様子は覚えています。

気候の良い時なら歩くのには丁度いいのですが今回は暑すぎました。

夕方娘たちと待ち合わせしているのですがまだ時間があります。

特に行くところも思いつかないので台北駅に戻って
お土産を買ったり涼しい駅構内を散策することにしました。

地下鉄の出口を間違えて反対側に出てしまいました。

駅前のホテルは2度ほど泊まったことがあるので久しぶりに
駅を道路の向かい側から眺めてみます。

ここも以前より整備されてすっきりしていました。

行き始めた15年前に比べると街がどんどん整備され奇麗になっていきます。

駅といっても広い構内は見所満載で楽しいですよ。

地下、1F、2Fとお店も沢山あります。

何度も行っていますがまだ見つくせません。

1Fの構内は吹き抜けになっていて天井から光が差し込む造りになっています。

 

外出するときにはパスポートなど貴重品はホテルの金庫に
預けているので外に持ち歩きません。

ここでお土産を買おうとした夫、「パスポートありますか?」

コピーは持っているのですが本物はありません。

パスポートがあったら免税で買えるそうなのです。

なので今回は通常価格での買い物となりました。

歩き疲れ2Fのフードコートで少し休憩。

大好きな人間ウォッチング開始~

いつものように勝手な想像を張り巡らします。

さすがに平日なので若者はいません。シニアばかり。

 

またまたタピオカ、さっきと味比べです。

ちょっと飽きてきました・・・そう沢山食べるものではありませんね。

 

再び駅構内をぶらぶらし娘たちとの待ち合わせ場所に向かいます。

いつも電車の乗り換えで通過してしまいますが地下にもお店が
沢山あり充分散策を楽しめます。

地下と言えば台北駅から次の中山駅まで一駅区間は地下道があり
ずっとお店が続いています。

暑い夏は表を歩かずに地下道を行くのがいいですね。

 

帰りは新幹線で25分で新竹駅です。

自由席で280元(約1000円位)

新竹駅と言っても朝出発した駅ではありません。

台湾鉄道の新竹駅と高速鉄道(新幹線)の新竹駅は離れていて
その間は在来線で結ばれています。

新幹線が開通してから乗換駅として六家駅が隣接してできました。

新幹線が開通したばかりの頃は何にもなくてまだ寂しい場所でしたが
ここ数年でニョキニョキと高層ビルが立ち並びすっかり様変わりしてしまいました。

六家駅から二駅先で待ち合わせしています。

学校から帰った孫、仕事を早上がりしてくれた娘婿(夜中の迎えで寝不足が心配・・・)

合流してチョット早めの夕食に向かいました。

 

このお店は娘の職場の元同僚がやはり台湾の方と結婚し、ご主人が
福岡で5年くらい修行した後に今年の春頃オープンさせました。

修行中に福岡で1度会っているので今回会うのは2度目です。

台湾で天ぷらといったら日本のさつま揚げのような物。

このような日式の天ぷら店は珍しいようです。

定食のセットになっていてご飯はお替りできます。
そしてお口直しのさっぱり系の副菜が数種類置かれていて
これは自由に食べられるような仕組みです。

揚げたての熱々が順番に運ばれてくるのは昔職場の上司に
連れて行ってもらった高級天ぷら店のようでした。

写真は撮れなかったのですが正に日本式でエビ、ナス、カボチャ、レンコン、
魚、鶏肉、ピーマン、などが順番に出てきました。

値段は種類によって280元から320元の設定です。

都市部では外食文化の台湾ですが夜市や街のごはん屋さんなどで
毎晩食べる夕食は安くて美味しいものが沢山あります。

なので日本円で1000円前後の天ぷら定食は
家族での夕食としたらちょっと高級になると思います。

それでも珍しいのか次々にお客さんが来ていました。

帰る頃にはお待ちの方も・・・

折角始めたお店が繁盛するといいなと思い、生後3か月の娘を
前抱っこしながら手伝っている娘の友人にエールを送りたいです。

 

翌日、孫は学校をお休みして私たちに付き合ってくれます。

娘婿も会社をお休み・・・色々お世話になります。

なので本日は早めに解散~~

 

と言っても夫はちょっと飲みたい。

帰り道ホテル近くのお気に入りの居酒屋で
1杯?2杯?台湾ビールを飲んでから戻りました~~