気分転換

祖父母と孫の日常を
気楽に綴っていきます。

高窓の里と栗の渋皮煮

2022年10月04日 | 料理

昔はもっと沢山あった養蚕住宅の高窓の家も
段々新しい家に建て替えられて少なくなってしまいました。

まだ数軒残っているこの辺りは「高窓の里」と呼ばれています。

そんな田舎の風景や家の作りが懐かしく
「おばあちゃんの家に来たみたい」とか
「家も昔はこんな家だったんですよ」と懐かしんで
来てくださるお客様がいて昔話に花が咲きます。

明治の終わりから大正の初め頃に建てられた家々です。

聞くところに因ると長い高窓の家は明治時代に建てられた物、
分かれている高窓の家は大正時代の物らしいです。

お隣の田んぼの刈り取りも終わりました。

この辺りでも今は刈り取った稲はライスセンターに
運ばれて乾燥から玄米にするまでお任せが増えているので
この様に個人で干して脱穀する家は少なくなりました。

 

 

今シーズンやっと手掛けた「栗の渋皮煮」です。

もう剥くのが大変で手が痛くなりました。

多分今年はこれ1回で終わりです。

段々と根気仕事が出来なくなって?いやになってきました。

栗仕様の物が高いのは分かりますね。

こんなに手間がかかるのですから・・・

傷がついて剥くのに失敗したのは栗ご飯用に冷凍しました。

ちょっとでも渋皮に傷が入ると煮崩れてしまうので慎重に。

熱湯に漬けてから剥きましたがそれでも皮は硬く大変な作業です。

皮を剥くハサミみたいな「くりくり坊主」も買ってみましたが
深く歯が入ってしまい上手くいかないので全部剥く時用になりました。

お味は?

最近お砂糖をてんさい糖にしているので
上白糖の買い置きがありませんでした。
甘みが足りなく感じます。

でもまあこれで良しとしました。