実家の古民家カフェが年明け早々に弟の腰痛で営業開始が遅れています。
ここで無理は禁物ともう数日定休にする事にしました。
なのでまだお正月休みが続いています。
美味しいリンゴが食べたくてネットで近いリンゴ園を探しました。
長野の方までは雪が心配なので雪のない所を探します。
ありました~
評判の良い口コミが書かれています。
家から25キロくらい意外と近い・・・ドライブがてらに丁度良いです。
場所は群馬県甘楽町小幡。
歴史ある小幡郷にリンゴの産地があるとは知りませんでした。
「田村果樹園」さんのリンゴは口コミ通りとても美味しかったです。
木からは全部収穫済みで保存してあるものを3月まで販売しているそうです。
もう一度行こうと話しています。
甘楽町は日本名水百選「雄川堰」や国指定名勝「楽山園」などの
織田宗家ゆかりの歴史ある町です。
子供が小さい時には群馬サファリパークに行く途中に何度か通りましたが
ゆっくり散策したことはありませんでした。
忘れるくらい前に歴史博物館には行ったことがあったような・・・?
そしてこの地は我家にとってもゆかりがあるらしいのです。
夫のひいお爺さん(曾祖父)の奥さん(曾祖母)がここ小幡から嫁いできたという事は
亡くなった義父母から聞いていました。
リンゴ園からの帰り道直ぐ近くに「楽山園」の案内板が目に入ったので
寄ってみる事にしました。
今年はキムタクさんが映画で織田信長をするので織田家が注目されるかも知れません。
本能寺の変で信長と嫡男の信忠が父と共に自害し亡くなった後、次男の信雄(のぶかつ)が
奈良に3万石小幡に2万石計5万石を与えられこの小幡に移り住んだという事です。
小幡は1615年に織田氏の所領になり以来152年に渡り治められていました。
次男の信雄の系統だけが大名家として存続した織田信長の直系血族なのだそうです。
ネットで色々見ていたら信長の正室は斎藤道三の娘の濃姫でしたが
子供は出来ず側室が11人で男子11男、女児5女~?女まで・・・
凄いですね~
因みにスケートの織田信成さんは7男の子孫かもしれないとか?
初代信雄から7代目信富までの織田宗家の墓が崇福寺の旧境内にあり
昨年墓石を守る御霊屋や公園が整備されたそうですので次は行ってみたいです。
散策コースもあるようなので春の桜の頃に行けたらいいですが。
入場料300円で江戸時代初期に織田氏にに寄って造られた
小幡藩邸の庭園「楽山園」に中門より入ってみます。
中門は武士らの公式な出入り口でした。
今の時期見学の人は余りいません。
私たちともう一組。
入ると右に石垣、奥には藩邸の使用人たちが暮らした拾九間長屋があり
展示スペース、楽山園の紹介や出土品の展示があり
スクリーンで城下町小幡の映像が流れています。
前にはからぼりと土塁が整備されています。
そうそう・・・整備と言えばここ「楽山園」は平成に12年間かけて整備されたようです。
中のスクリーンの映像をじっくり見ましたが
やはり桜の時期の小幡郷を散策してみたくなりました。
織田信長と言えば・・・この絵がお馴染みですが
一番本物に近いのはこちらだそうです。
今は藩邸跡しかありませんが展示室にジオラマがありました。
ジオラマを想像しながら跡地を見るのも興味深かったです。
展示室をでて庭園に向かいますが長くなりますので明日に続きます。