線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

新潟民謡

2010年08月02日 22時18分29秒 | 民謡
新潟の民謡は、日本でもよく知られているものが多い。
有名なところでは《佐渡おけさ》《相川音頭》《新潟おけさ》《新潟甚句》《岩室甚句》《長岡甚句》…。

各地に伝わる「甚句」が多い。「越後甚句」がもととはいわれるが、まあどれが母胎かはよく分からない。越後甚九郎が唄ったとかいうような話もあるようだが、《○○甚句》が多い。

久しぶりに、三味線で弾き歌いしてみた。いつもながら、自分の歌声は心地悪いのだが(笑)…ふっと気付いたのは、《新潟甚句》と《相川甚句》の三味線の手は、ほとんど同じだった…ということに今更ながら気がついた。弾きながら、ふと「どっちのメロディ?」と悩んだりして…。

また「おけさ」は、越後が発祥だといわれているが、《○○おけさ》というのも多い。
自分が好きなのは、前にも書いたが《寺泊おけさ》とか《出雲崎おけさ》だ。《柏崎おけさ》も港町らしくていい。あまりいい音源が手元にないのだが、《地蔵堂おけさ》なんてのも楽しい(コレはちゃんと歌えないが・笑)

そして《新保広大寺》。全国の「口説節」になった源流といわれている。コレが案外、地元の節がよく分からないものだ。それにしても魅力的な唄が多い。

もっと分からないのが《松坂》だ。
まだまだ知りたい唄がたくさんの新潟!
コメント
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