飯田下伊那の風物詩に干し柿がある。柿を一個一個剥いて、すだれのように干す。そして、その作業をするときに歌われた「柿むき唄」がある。
以前、聞いたことがあるのでは、下伊那郡下條村親田の「柿むき唄」は、こんな歌詞だ。
○ばばさ出て見よ 向かいの山に
猿が餅をつく 木の股で
○赤いびくつけ 赤い鎌さして
遠い親田へ 菊奈つみ
○柿をむきゃこそ お前のそばで
つねは見もせず 逢いもせず
○柿になりたや 親田の柿に
天竜下りて 江戸へ行く
○お前行くなら わしをもつれて
東は上総の はてまでも
○親田よいとこ 朝日をうけて
阿智の川瀬が そよそよと
○これがこの家の むき上げ柿よ
ご縁ござれば 又来年も
歌詞だけ知ったのが、飯田市立石の「柿むき唄」。
○お坊さ山道 破れた衣
行けど戻れど 気にかかる
○柿の名所の 立石寺に
渋い顔した 仁王さま
○柿をむくには むきようがござる
方を張り上げ くるくると
○今宵なごりの むき上げ柿よ
白いうなじよ さようなら
○これが今年の むき上げ柿よ
ご縁ござれば 来年も
現在でも歌われれているのだろうか?作業唄としての民謡は、形だけしか残っていないことが多いが…。こうした飯田下伊那ならではの唄も、歌い継がれればいいな!
(これは下伊那郡高森町で撮った画像)
以前、聞いたことがあるのでは、下伊那郡下條村親田の「柿むき唄」は、こんな歌詞だ。
○ばばさ出て見よ 向かいの山に
猿が餅をつく 木の股で
○赤いびくつけ 赤い鎌さして
遠い親田へ 菊奈つみ
○柿をむきゃこそ お前のそばで
つねは見もせず 逢いもせず
○柿になりたや 親田の柿に
天竜下りて 江戸へ行く
○お前行くなら わしをもつれて
東は上総の はてまでも
○親田よいとこ 朝日をうけて
阿智の川瀬が そよそよと
○これがこの家の むき上げ柿よ
ご縁ござれば 又来年も
歌詞だけ知ったのが、飯田市立石の「柿むき唄」。
○お坊さ山道 破れた衣
行けど戻れど 気にかかる
○柿の名所の 立石寺に
渋い顔した 仁王さま
○柿をむくには むきようがござる
方を張り上げ くるくると
○今宵なごりの むき上げ柿よ
白いうなじよ さようなら
○これが今年の むき上げ柿よ
ご縁ござれば 来年も
現在でも歌われれているのだろうか?作業唄としての民謡は、形だけしか残っていないことが多いが…。こうした飯田下伊那ならではの唄も、歌い継がれればいいな!
(これは下伊那郡高森町で撮った画像)