線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

八木沢天満宮

2013年06月16日 19時44分07秒 | 歴史
上田市塩田平は歴史の古い土地柄。「信州の鎌倉」と言われているように、中世からの史跡や社寺が多い。自宅の近所には八木沢天満宮という、当地域では学問の神様としてよく知られた神社がある。それほど大きい神社でもないが、八木沢地区の山手にひっそりとたたずんでいる。

近くにあると案外と行かないものだが、日曜の午後、散歩がてらに出かけてみた。


赤い鳥居が目立つ。しかし、その奥は木々に覆われ、パワースポット的雰囲気を醸し出している。

参道を上がると、すぐ左側にこんな表示があった。

「朝日将軍木曾義仲公の古碑」とあり、丸子の依田で挙兵した義仲公はこの地方を拠点としていたようで、義仲公関連の史跡も多い。かつては甲平という場所にあったものを、この場所に移したのだそうだ。


木曽義仲を中心に今井氏、樋口氏、手塚氏といった文字が見える。手塚氏といえば、近所の手塚に居を構えた、手塚太郎金刺光盛を思い出す。

さて、拝殿まで進む。

天満宮らしく、梅鉢紋が見える。古い石段を上って、参拝する。

脇にある社務所には、木版の手刷りの「天満宮」の御姿の御札が置かれていた。

もう、入学試験には関係ない(…と思う・笑)が、何となく頭がよくなりそうなので、大事にいただいてきた。

ところで、この天満宮拝殿の手前に、古い石灯籠がある。

ここに、よく見ると家紋らしきものが掘られている。

六角形が3つ連なっている。六角形というと亀甲紋、それが3つ連なっている。ググってみると「三つ盛亀甲」に似ている?それにしても、何とも、この紋だけが浮き出て見える。

近所にあって案外知らないことが多い。地域の歴史ももっと知りたい!
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