線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

八戸の旅!櫛引八幡宮

2018年08月25日 18時13分02秒 | 日々雑感
せっかく八戸に来たので、櫛引八幡宮は外せないな…と思い、八食センターから神社参拝へ。

櫛引八幡宮は南部家初代光行公の草創と伝えられる古い神社で、南部総鎮守とされている由緒ある神社だ。

朱塗りの鳥居が印象的。


広々とした拝殿。




拝殿内に入ると、八幡馬がお迎えしてくれる。


裏手には国指定重要文化財の本殿がある。

南部という北の地にあって、荘厳で立派な社殿は感動的である。

拝殿右手には神明社がある。これも国指定重要文化財。


近くに「重軽神」という石がある。これは願をかけ、参拝した後、石を持ち上げて軽々と持ち上がると願が叶い、重く感じると願が叶わないのだそうだ。自分も試しにやってみた。

おおっ!軽い!

これはいいぞ!何の願をかけたかは…ヒミツだ。

さて、拝殿裏の本殿脇には三本杉という3つに幹が分かれた杉があった。


拝殿左側にもいくつか末社がある。これは春日社。

これも国指定重要文化財。小規模ではあるが正規の春日造の形式なのだそうだ。

境内には結構な巨木があった。

まず、夫婦杉。2本に分れている。


拝殿右手前のスギ。これもかなり太い。


神社入り口の大ケヤキも見逃せない。


さて、国宝館も見逃せない。


国宝として「赤糸威鎧(あかいとおどしよろい)」と「白糸威褄取鎧(しろいとおどしつまどりよろい)」がよく知られている。

しかし…自分の興味として舞楽面が面白かった。東北地方は古い舞楽面が結構ある。芸能としては山形などに伝承があるが、ここ青森の地でもかつては舞楽が行われたのかな?

さて、ここ櫛引八幡宮は「八幡馬」の発祥の地なのだそうだ。国宝館脇には《八幡馬の唄》の碑もあった。


大急ぎでまわった櫛引八幡宮。パワースポット的な雰囲気もあり、とても清々しい参拝ができた。

 
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