線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

富山県民謡民舞大会~氷見市②

2010年11月28日 22時34分44秒 | 民謡
さて後半は3:30p.m.から。

南砺市から越中城端麦屋節保存会による「麦屋節」と「古代神」だ。
「城端麦屋節」は、大正末期に、本場・五箇山の平村から伝授されたものという。あの笠踊りはカッコイイね!

続いて、八尾の「越中おわら節」。

これもいいね。男踊りの黒い上下の踊りと、オレンジっぽい着物に黒帯の女踊りが、それぞれ独特な雰囲気をもって踊られる。男子のキビキビとした感じ、女子の優美な感じは、それぞれいい雰囲気だ。

さて、射水市は「加茂神社稚児舞」。これもなつかしい。学生時代に2度出かけたことがある。「カットンド」と呼ばれるこの舞は、稚児による舞楽である。舞楽とはいえ、楽器は篠笛と鋲留め太鼓で、リズムが「カッ!ドン!」と聞えこえるから、昔の人々もうまいことを言っていたんだなと思った!やはり、肩車で入場。


続いて、越中五箇山麦屋節保存会による「麦屋節」「早麦屋」「古代神」「文句入り麦屋節」「長麦屋」が演じられる。
例の、黒紋付きに袴、手には笠をもつ。なかなかキビキビとしていて、いい。

特に、最後の「長麦屋」は謡曲風。

出だしがソロで、あとは笠踊りの方々も正座のまま、大合唱である。

続く
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