「帚木」は「ははきぎ」と読む。下伊那郡阿智村は園原伏屋にある。遠くから見れると、ほうきを立てたように見えるのだが、近寄ると見えなくなるという伝説の木。
『新古今和歌集』に選ばれた
園原や伏屋に生ふる帚木の ありとは見えて逢はぬ君かな
という坂上是則の歌で知られる。また『源氏物語』の中の「箒木」も有名。
ははき木の心を知らで園原の 道にあやなくまどひぬるかな
などの歌とともに知られる。
これは本物を見ておかねば!ということで、先日下伊那をふらついたときに、立ち寄ってみた。場所は、古代の道、東山道の神坂峠の麓、神坂神社のすぐ近くだ。
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また、伝説として、園原の炭焼吉次の妻・客女姫が、母恋しさに西の空を眺めていると、母の手招く姿が見えた。そこで思わず「お母さま」と声をあげて近寄る。すると、木が風に揺れているのであった。それから「母木木」といわれるようになったというのだそうだ。
これだけ、古典文学知られた箒木は、何の木か?というとヒノキだそうだ。しかし、昭和33年9月の台風によって倒れてしまったのだそうだ。
画像はこれ!
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何とも言えない感じ。古典文学によく知られた名木も、ちょっと淋しい感じ。しかし、逆に今の今までよく残っていてくれた…とも思う。しかし、こんな山中にあるヒノキが古代からよく知られていたとは感慨深いなとも思った。
『新古今和歌集』に選ばれた
園原や伏屋に生ふる帚木の ありとは見えて逢はぬ君かな
という坂上是則の歌で知られる。また『源氏物語』の中の「箒木」も有名。
ははき木の心を知らで園原の 道にあやなくまどひぬるかな
などの歌とともに知られる。
これは本物を見ておかねば!ということで、先日下伊那をふらついたときに、立ち寄ってみた。場所は、古代の道、東山道の神坂峠の麓、神坂神社のすぐ近くだ。
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また、伝説として、園原の炭焼吉次の妻・客女姫が、母恋しさに西の空を眺めていると、母の手招く姿が見えた。そこで思わず「お母さま」と声をあげて近寄る。すると、木が風に揺れているのであった。それから「母木木」といわれるようになったというのだそうだ。
これだけ、古典文学知られた箒木は、何の木か?というとヒノキだそうだ。しかし、昭和33年9月の台風によって倒れてしまったのだそうだ。
画像はこれ!
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何とも言えない感じ。古典文学によく知られた名木も、ちょっと淋しい感じ。しかし、逆に今の今までよく残っていてくれた…とも思う。しかし、こんな山中にあるヒノキが古代からよく知られていたとは感慨深いなとも思った。
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