線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

石川ツァー(1)

2006年10月07日 23時56分29秒 | 日々雑感
10月8日(体育の日の前日)に、リンクはらせていただいている石川県羽咋市の太田の祭りへ行ってみよう!決め、石川ツァーを強行する。

【1日目】
朝、8:45に松本を出る。曇っているが、時折太陽も見え隠れ。新潟へ出てから、北陸自動車道へ出たくて、北上する。しかし段々曇ってくる。大町あたりでパラパラ、白馬村に至ってはザーザー降りになってしまった。
糸魚川市根知谷入り口が、松本からちょうど100㎞。近くのドライブインで昼飯食べて、糸魚川インターから高速へ。

先々週、黒部市は沓掛獅子舞を見に行ったばかり。今日は黒部も通り越し、小杉インターまで行く。ちなみに富山インターでちょうど190㎞だった。

さて小杉から懐かしい旧新湊市=射水市をかすめて、高岡市へ。そして、氷見にたどり着く。氷見は魚と獅子舞。港近くの道の駅で買い物する。銘酒「曙」もゲット。
また氷見は100ヶ所以上の獅子舞があるとか。そして昨年度できた「ひみ獅子舞ミュージアム」にも寄ってみた。ホントに獅子舞が盛んな土地だ。
氷見の海岸線を進むと、コレまた懐かしい岩井戸温泉ホテルマイアミを見つける。ココは新卒の年に、職員旅行に来た。ここに日帰り施設の「潮ノ香亭」があるので500円で入浴!

さて、七尾へ向かう。七尾といえば「七尾まだら」。わたくしも好きな民謡の1つ。地元へ行けば、音源が手にいるかな?と街中のスーパーのレコード店に行ったら、カセットテープで「七尾まだら」発見!歌手は中村晴悦。見た瞬間に買う。

さて今晩は和倉温泉へ~!…と言っても、この観光シーズンに和倉温泉には行ってもな…と、和倉のビジネスホテルに泊まる。しかし雨・雨・雨…。
今晩もどこかで獅子舞があるかも…と思ったが、疲労と天候から、飲みに行くことに(笑)。

「能登の味」という看板に、吸い込まれたわたくし。普段口に入らない「くちこ」「このわた」といったナマコの珍味などを出す店だ。酒は…おお!あった「宗玄」!能登の酒といえばコレだ!
そして海辺に来たからやっぱり寿司屋へ!ここでは七尾湾名物の「アカニシガイ」という珍しい貝を食べさせてくれた。ご機嫌の和倉の夜だ。
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のし

2006年10月06日 23時27分30秒 | 日々雑感
今日、買い物に行って酒を買った。自分で飲むのではなく、お祭りに出かけるのに奉納する御神酒だ。
こういうときは当然「のし」をつける。レジで精算するとき、バイトのおねーちゃんに「のしお願いします!」と言った。
すると「お会計は別でいいですか?」という返答。何言ってんだ?と思いながら会話していると、「領収書」のことを言っていたようだ。「のし」が「りょうしゅうしょ」ということ?おかしいな…と思い、「御祝いとか書いてはるのですよ!」と言っても、「紙を包むんですか?」とか、どうもかみ合わない。
「のし」と言ってもピンとこないのか…しみじみ思った。

ところで「のし」は「熨斗」と書く。辞書的な意味は、

…方形の色紙を細長く六角形にひだをつけて折りたたみ、中に熨斗鮑(のしあわび)の細片を包んだもの。祝儀などの進物に添える。熨斗鮑の代わりに昆布(こんぶ)や紙を用いたりする。近年はふつう熨斗紙が用いられる。

ということだ。

ちなみに「熨斗鮑」という落語も有名だ。女房に言われ、尾頭付きを買いに行った甚兵衛は、尾頭付きは高過ぎて手が出ないので、魚屋が負けてくれた鮑を買って来る。 大家のせがれの婚礼が有るので、それを祝いに持って行くように言われて大家のところへ行くが、大家は「磯の鮑の片思いと言って婚礼には縁起が悪い」と受け取らない。
 仕方無しに帰る途中に出会った友達がこれを聞いて、熨斗の根本を教え「もう一度行って来い」とけしかけるという噺だ。

「のし」が分からない若者に「のしつけちゃうぞ!」って思った。
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またまた夜の買い物

2006年10月02日 23時59分31秒 | 日々雑感
なかなか日中に買い物のできないわたくし…。今日は急に寒くなり、家でくつろぐ時の?ジャージがないことに気付き、急遽ジャ○コへ行った。職場を10:00p.m.過ぎに出たので、着いたら10:20p.m.ころだ。

こんな時間に買い物する人いるかな?と思ったが、案の定ほとんどいない。特に紳士服売り場などはほとんど人影がない。レジの人や棚の整理をする人の方が多い。
ついでに夕食のおかずを買おう!と食品売り場に行くと、ここはさすがに少し人がいた。

そんなこんなで、人気の少ない夜の○ャスコの買い物…ひとがわいわいいるよりも買いやすかったことはある。まあ、11:00p.m.まで開店しているので、便利だ。
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県境

2006年10月01日 00時29分51秒 | 日々雑感
先週は富山の獅子舞を見に行った。長野からは国道147号線を北上して、新潟県糸魚川市に出る。そして富山県へは、行きには高速で向かったが、帰りには国道8号線をつかった。今回2ヶ所の「県境」を越えた。

この帰り道を運転しながら「県境」について考えた。富山県朝日町で温泉に入って、国道8号線を進んだのだが、この温泉の場所は文字通り「越中境」だ。この富山と新潟の境は、新潟らしいような富山らしいような…。新潟に向かうと、何となく「新潟」らしくなっていく。富山にいると「ます寿司」ののぼりや「たら汁」の看板が目につくのだが、新潟に近付くと「ヒスイ」や「地酒」の文字に気が取られる。これがさらに長野に向かうとスキー場だの温泉だの…という印象だ。

しかし、考えてみると、逆に長野から新潟へ向かえば「新潟」らしくなり、新潟から富山へ向かえば「富山」らしくなるのだろう。んん…県境あたりは一体どこなんだ!?なんて思ったりして…。


ここは新潟・富山県境の親不知子不知だ。昔から難所として知られる「天険断崖」を見渡してみた。この場所は、昔だけでなく今でも難所だと思う。
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