感染症(インフルエンザ)で寝込んでしまった。
5日間外出禁止令だが、とても外出する元気もなくただひたすら寝たきりのヒトになってしまった。
感染ルートも不明、予防接種しとけば良かったが後の祭り。
ツレアイからすれば、インフルエンザで自宅療養するより肺炎にでもなって長期入院した方が世話を焼く手間も省けるし、なんてったって保険金が貰えて嬉しい。
などと和歌山毒カレー事件の林真須美容疑者のような、保険金大好きオバさんなので困っている。
ひたすら寝たきりになると、昼も夜もだんだんわからなくなってくるし、うつらうつら寝なので熟睡できない。
やっと体力も回復してきたので久しぶりにPCの前に座ってブログの更新。
めっちゃ暇なので大相撲春場所見ていた。
昨今の大相撲は、日馬富士や大砂嵐の引退勧告や貴乃花親方反乱問題で相撲協会は泥沼化してる。
昔から八百長疑惑、リンチ事件、朝青龍問題などダーティーなイメージが染みついているが、そういう世間の関心ごとをちゃんと説明なり解説したほうがいいと思う。
髷を切ってスーツを着た相撲協会の幹部たちというのは、どういうわけかみんな悪相に見える。
何か事件があっても追いつめられるまで知らんぷり。
というところがイメージとしてふてぶてしく相当に怪しい。
マスコミのとらえかたがそうだからなのか、時代劇でいえば権力を持った策某の悪党、というイメージになって気の毒なくらいだ。
それはまあともかくとして相撲中継だ。
桟敷には座る場所が決まっているリピーターがけっこう多いようで、テレビに映る場所をかなり綿密に研究しているようだ。
ときおり和服を着た粋筋の奇麗なお姉さんをみかけたり、正面なかほどのところに金ぴかシルクハットをかぶった老人がいて、日の丸のセンスをひろげてアッパレアッパレなんかやっている。
日の丸センスやハチマキはオリンピックのときに見ると、なんだか恥ずかしくて邪魔な存在だが、相撲だったら笑えるから許す。
解説者がいろいろ代わるが、北の富士が抜群にいい。
歯切れがいいし、かなりバシバシと厳しいことを言うし、本音をいたるところで感じるから見ていても気持ちがいいのだ。
このひとがメーンの解説をして、向こう正面の解説に舞の海がいる時が最高の組み合わせで、しまいまで目や耳が離せない。
それに比べてNHKのアナウンサーは、どの人も同じことばかり繰り返しているのはどういうことなんだ。
とくに終盤になって誰と誰が優勝圏内なんて言うときなど、わかりきったことを何十回も言っている。
プロの割には表現の幅が少ない。
わからなくなると解説者に「なげる」質問があふれて、やっぱり同じようなことばかり聞くので、解説者がうんざりしているのが伝わってくる。
取り組みによっては懸賞が20も30もついて、旗を持つ呼び出しが足りずに2、3回回ったりすることがある。
あの懸賞は1本6万円らしいが、例えば40本ついたら「おお、この一戦は勝ったほうが240万円です」
「どっちかが240万円ひとつかみです、このうち何割かが部屋に入り、本人手取りは200万円ぐらいらしいですね」
「これ何につかうんでしょうね、まさか貯金はないでしょうねぇ、北の富士さん、現役の頃はどうだったんですか」
ぐらいのことは聞いてもいいんじゃないかな。
ふと気が付くとお雛さんが飾ってあった
暑さ寒さも彼岸まで、そんな季節になってました。