浜田屋遼太

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食ったラーメン500杯

2018-03-19 | B級グルメ

島根県東部地方のラーメン店を、巡礼するかのように結構食べ歩いたりした。

先日は尾道まで出かけて現地のラーメンランキングトップの店なんかにも行ったりした。

その背油チャッチャの尾道ラーメン          

ラーメンが圧倒的な国民食になっていると認識もした。

ラーメンだけで一冊の本が書けるかな

なんてうぬぼれてはいないが、そこそこ食べたのは事実である。

いわゆる行列のできる店にも行った。

これまで行列に並ぶくらいなら、空いてる近隣の店で充分。

などと思っていたが、行列のできる店が必ずしも旨いワケではない、というのが事実。

基本的に豚骨醤油味のいわゆる今風のラーメン好きの、お好みのストライクゾーンを中心にしてるだけで、店による秘密のだしとか隠し味なんて言ってるが、だいたい内容は同じ。

テレビの美味いラーメン屋探訪番組などで、タレントが大げさに感動しているのは業務上の過剰演出と思ったほうがいい。

人気店のいくつかは、麺は硬めにとか軟らかめに、味はすっきりとかこってりとか、トッピングは何々などといろいろ微調整するのだが、そういうことはかえってわずらわしい。

その店の「堂々勝負味」で闘ってほしい。

流行りの店に開店前から並んでいるのはラーメンオタク風が中心で、かなり若年性メタボっぽい。

雑誌などのラーメン紹介記事を信用して並んでいるようだが、我々の出口調査ではやはりそういう情報でくる客がけっこういた。

行列ができるということで、店のオヤジも「おれもしかかすっと名人なのかな」

なんて勘違いして妙にエラそうになってしまって、客の私語を禁じたり雑誌を読むのを禁じたりしているアホな勘違い店も結構ある。

結局この道何十年、という感じでやっている地味な店が美味しいのだ。

先代から続いたこの味一筋でやっているだけ、というような店がいいのだ。

こういう処はたいてい地元の人が常連客で、黙って座っているとすぐに察しはつく。

ミシュランの星数ではないが、ちゃんと他人も観察してるワケね。

いろんな情報に惑わされぬ、確固たる体制で挑みたい。

でもそれがなかなかできない、アホなオッサンであります

コメント (2)
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